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前回の記事を「お盆に見た夢」とタイトルをつけているにも関わらず、夢の話が全然出てこないと
とある筋から厳しいツッコミを頂きました。
そうそう、先祖供養の話は実は前振りのつもりで書いたのですが、書いてるうちにいつの間にか
本題にすり替わっていました。
書こうとしていたのは、8月15日の未明に見た夢のこと。
それこそ本当に「お盆に見た夢」です。(関西では。)
夢の中でワタクシは夜道をテクテクと歩いておりました。
そこは学校のような、大きな白っぽい建物に囲まれたアスファルトの道で、暗いし一人だしで
夢の中のワタクシはちょっと怖いなと思いながら、自分がどこに行くともわからないまま
テクテクと歩いておりました。
しばらく歩くと、広場のようなところに出ました。ちょうど大きな会社の本社ビルの玄関前の
ような、タイルが敷いてあるだだっぴろいところです。
そこに一人の男性が椅子に座っていました。
よく見るとその男性は、一年半ほど前に亡くなった掛かりつけ病院の先生でした。
ワタクシは驚いてそばに駆け寄って、「先生、亡くなったのにどうしてここにいるのですか?」と
問うと、先生はいつものシラッとした感じで「亡くなってなんかいませんよ。でも時間がないんです。」
と言います。それでワタクシは、ああ先生はやり残した仕事を終わらせようとしてここにいるんだと
気が付くのです。なぜそう思ったのかはわかりません、夢なので脈絡がない。
ワタクシは先生を抱きしめて、「お陰さまで次男坊はとても元気です。家のものも、今はみんな
とりあえず元気でやってます。これもみんな先生のおかげです。本当にありがとう。」と
お礼を言いました。
先生はうんうん、と頷いておられましたが、おもむろにお弁当の包みを取り出して、中を開けて
ワシワシと食べ始めるのです。ワタクシはその様子を見ていました。相変わらず食べるのが好きなんだ
と思いました。お弁当のおかずにはエビフライが入っていました。
と、そこで目が覚めたのです。外はボチボチ夜が明けて陽が差してくる頃でした。
夢に出てきた先生は、その前年に亡くなった耳鼻科の先生とともに、我が家のホームドクターとでも
いうべき存在の方でした。とてもとてもお世話になったのです。特に病気持ちだった次男坊のことでは
ことのほかお世話になりました。
息災に生活をさせてもらって医院へ行く機会が少なくなり、忙しさに紛れて顔を見に行くことも
間遠くなって、「先生元気かな。最近あまり行ってないけど、どうしてるかな」と半年ぶりくらいに
顔を見に訪ねて行ったときには医院はシャッターが降りていて、もう亡くなっていました。
ガンに罹って、あっという間に亡くなったそうです。とてもショックでした。
あんなにたくさんお世話になって、気にかけて頂いていて、そのお礼を言う間もなく会えない人と
なってしまったのです。若い先生でしたから、まさかそんなに早く死んでしまうなんて思って
いなかったのです。いつまでも元気で、私たちのお医者さんをしてくださるんだって、勝手に
思い込んでいたんです。
そんな後悔の気持ちがあの夢を見させたのでしょうね。亡くなった人の帰ってくるお盆という
ちょうどいい時期に。先生はこの世界に残したことを片付けに帰ってこられて、ついでにちょっと
夢の中まで会いに来てくれたのかもしれません。
夢の中のことではありますが、伝えたかった気持ちを伝えることができて良かったとそう思いました。
それにしても、なんでエビフライなんでしょうね?
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