ふとあの時を思い出して

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全3ページ

[1] [2] [3]

[ 前のページ ]

    こんな所を誰かが上り下りしている 面白そうだから登る事にした
   一般遊歩道より 山の中が好きなのかそれとも冒険心があるのか!!

    私もこの方が好きだ 色々な野鳥がいる 鳥好きな人にはたまらないだろう
   昨日の記事のコメントに感謝しつつ 山の中を歩いていた

    改めてよく合格をしたなと・・・・・勉強法を思い出していた

    散歩前の歩数計
   http://www.geocities.jp/tomikazumaru/090309001.jpg

    元々勉強嫌いであった 毎日机の前に座ることは到底考えられない
   その上酒好き 晩酌は欠かしたことがない どうすればいいのか考え続けた


    私としては一番楽な結論を出した これなら毎日晩酌ができる


    正月休みが9日間位あったと思う その日中だけすべて試験対策にあてる
   講習で勉強した部分を念頭に 問題集の答えすべて正解に書き直す
   問題集の正解の答えは必ずしも正解でないので 特に気をつけた


    これはかなりきつかった 挫折しようにも挫折ができない状態になっている
   小学校に上がっている娘達が 私の前に座って一緒に勉強しているからだ

    親の背中を見て育つってこのことかな そう思えば立つに立てない
   学校に行っているとき この半分でも勉強をやっていれば 違う人生歩いていた
   ともあれ すべて書き直しが終わった あとはこれをテープに吹き込む作業がある


    長いテープだと飽きがくるかなと思い 片側45分のテープにした
   それに自分の声で吹き込んでいった 二本に調整した 3時間分である

    そのころ片道 約1時間の車通勤 朝晩の通勤時欠かすことなく聞いた
   そして5月の連休 同じ作業をした そして試験 数cmのちがいもわかった

    アッこれ違うこれ正しい 構造問題には参った 計算ができないから
   これだけは晩酌しながらテレビ代わりに絵を見て丸暗記
   試験会場の大学名は忘れたが 池袋駅前の歩道を渡るころ100%学科試験合格の確信が持てた

    あとは実技の実施試験だ 

    散歩後の歩数計 12.335−1.389=10.946歩
   http://www.geocities.jp/tomikazumaru/090309073.jpg

    学科4教科合格通知届く 実技試験に向けて学科試験と同じように勉強を進めた
   経験が乏しい頭で考えるから うまくはいかない 結果不合格 来年実技試験のみ

    どう工事を進めるか 材料・工程・施工・法規・構造・安全それらが組み合わさった場合
   とか 各方面から考えて 諸先輩に邪魔にならないよう教えを乞うた

    確か記憶では70%?占める実施試験 なん通りも書きいつも肝心な相談にのってくれる
   先輩(年下)にファックスで送り感想を求めた ダメの連発 そのころは一心不乱になっていた

    ついに「これイッコウさんが本当に書いたの?」「書きました!」
   「おめでとう 間違いなく合格する!!!」本当に私は恵まれた人たちに囲まれている 感謝
    昭和39年 東京オリンピックの年 大手ゼネコンに現場運転手として採用された
   現場から現場へ 19歳の私は楽しくて 有頂天に過ごす日々が続いた 年月も流れた

    私を可愛がってくれた上司も次々と栄転していった
   そんな上司を疎ましく思っていた人が私の上司になった 当然矛先は私に向いた

    私は人に媚びること 寄らば大樹的なことは大っ嫌い 損な性格である
   はっきりと言われた「君はこの現場に必要ない!いきたいところがあればそこへ!」

    私もはっきりと「ありません!」土木の現場から誰一人知らない建築の現場へ転出
   中学出の私は建築の勉強をしていないので 右を見ても左を見ても何も分からない

    ただ現場の中をウロウロマゴマゴしているだけ 職人のストレスの捌け口になった
   「監督!ここどう収めるんだ!この図面のここの説明をしてくれ!」矢継ぎ早である

    彼らはプロである 知らないわけがないがこれが浮世の習いと開き直った
   これらのことが のちに彼らと知恵を出し合えばお互い利益を得ることが分かった

    相変わらず転勤転勤である ある日所長に呼ばれた 転勤のこと位察しがつく
   「支店長から是非と・・白羽の矢が・・」続いて「君には後ろ盾がいないから・・」

    会社を辞めたくても家も新築しローンも抱えている そして幼い娘が三人いる
   このままではいけない 頼りになる父親にならなければと強く思った

    殆どの工事係が一流大学出で総合職 私は担当職役職もなければ待遇も半分
   役職も待遇も仕方ない だがどこかで彼らと並びたい 三人娘の顔を思い出しながら思った

    一級建築施工管理技士を大学出でも 取っていない人が意外と多いことに気がついた
   これだ!これにしよう!大学出てなかなか取れないのに 中学出の俺が?とは思わなかった

    勉強を始めた 講習にも行かせて貰った まずは二級そして突破
   特に正月休み5月の連休すべて返上して勉強した

    一級試験に挑戦 不合格 俺には無理だ 現場に帰り「この試験諦めた〜」
   その時設備社員の○さんが「この試験は落とすための試験 だったら落とされないようにすれば」

    この言葉に発奮 三度目にして合格 45歳だった


    合格の通知に現場で「お陰さまで合格しました!〜」事務所内の空気が一変した
   「○○は意外と頭がいいんだな」とか色々な雑音が背中に聞こえた

    分からないところがあれば親切に教えてくれた 講習には気持ちよく送ってくれた
   そんな人達だったのに だがピーンと来た彼らはこの試験を諦めた人たちだった

    つまり配慮が足りなかった だまっていて所長だけに話すべきだった
   凄いなと今まで以上に近づいてくれる人もあれば離れていく人もいた

    この資格で現場代理人としてやるようになった
   仕事もきつくなったが その分 職人達と知恵を出し合うそんな間柄になった

    一番嬉しかったのは 次女が専門学校の建築科にすすんでいたとき
   ある日大声を上げながら「お父さん〜お父さん〜」と玄関に飛び込んできた

    「今日はお父さんを心底、尊敬した!」と興奮している 聞けば
   学校で一級建築施工管理技士の試験の内容を聞いて こんな難しい試験を合格した
   中学出のお父さんが合格した 友達に話したら「エッ中学出で!凄〜い」って手を取り合って
   喜んだと晴れ晴れしい次女の笑顔に 私の苦労も辛かったことも一瞬にして消えた 
   

全3ページ

[1] [2] [3]

[ 前のページ ]


.
イッコウ
イッコウ
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
友だち(9)
  • さばたけ
  • くみ☆たん
  • nyain
  • ニューヨーク
  • yukaina-meher
  • 栄ちゃん
友だち一覧

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事