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(海外営業活動事始め)
そんな準備期間を1−2ヶ月経て、今度は本当にカスタマー相手の修行を始めるのが新米営業マンの成長プロセスだ。
・ローラー作戦開始
カスタマー相手といっても、受注が動いている現行カスタマーは、まだ担当できるまでにはいかないので、新規のポテンシャルカスタマーを、自分で探すことから始めなければならない。
市場開拓の時代であり、それまで駐在していた先輩がそうしたように、私もそこから、営業活動を開始した。
(営業のエッセンス ダメで元々。チャンスが残っている限り、前向きに強気で進め。)の項で触れたが所謂、ローラー作戦(業界雑誌や関連専門誌等から、潜在カスタマーを抽出し、片っ端から電話でコンタクトする。)の活動の中で、営業の基本から修行していった。
慣れない(また、私の場合不得意な)英語でコンタクトするので、いわゆる門前払い(早々に電話を切られる)が殆どで精神的にも苦しい訓練(仕事とは言えない)だが、何度も繰り返し工夫していく内、本当にその商品を探している購買や技術の担当者まで辿り着くコツが身に付いていった。
それと逆に慣れない会話力だから出来た面もあると思う。相手が会社とはいえ、飛び込みの電話であり、切られる時は相当きつい言葉が飛び交っていたようだ。
しかし、その時はスラングがよくわからなかったこともあり、あまり気にならなかった。それでも受話器は1−2度壊した事はあったが。
確かこの当時コンタクトしたポテンシャルカスタマーは、1200-1300件と記憶している。このローラー作戦で何とか訪問させてくれた相手先は2−3%もあっただろうか。
(続)
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