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・<ラストゲーム、最後の早慶戦>鑑賞
ブログの背景にも提供されている<ラストゲーム、最後の早慶戦>を観てきました。
戦時中の野球事情はどうだったか。
戦争と徴兵と言う重苦しい時代の波が、昭和18年、ついに現役の早慶野球部員にまで及んで行ったとき、彼らとその指導者たちは、どのように対応したか。
戦前、私の親父も昭和14年、22歳の今から伸び盛りのプロ野球選手の時、兵役に召集され、将来を棒に振った経緯もあり、学生野球は戦時下でどのように扱われていったかに注視しながら観ていた。
折しも、戦局が大本営発表とは裏腹に悪化の一途を辿り始め、ついに学生も例外なく徴兵されることに決まり、徴兵前の準備で身辺が慌ただしくなってきた頃の史実。
あの戦時下にあってすでに取り止めとなっていた対抗戦を体制に逆らって強行することの苦難と徴兵された後、明日をも知れぬ身になる部員たちへの最後の贐にどうしてもやらせてあげたい指導者たちの思い。
ともかく、時代を象徴するあの神宮外苑での雨の学徒出陣式の5日前に早慶戦を敢行したのだから、関係者の気骨には敬服するばかりだ。
内容については割愛させて頂くが、ゲームのあと、早稲田の応援団が「若き血」、慶応が「都の西北」を粛々と歌い、エールを交換するシーンは圧巻だった。
配役では、名前は知らないが、野球部員やその兄弟等、揃って長身美形の若手男優が多く出演しており野球シーンもそれぞれ様になっていたので、きっと野球部出身の俳優を集めたのだと勝手に納得。
また、慶応出身の石坂浩二が塾長役を名演し、あの緋牡丹お竜の富司純子が出番は少なめだったが、出兵して戦死していく二人の息子の母親役で際立った演技を見せていた。
「母べえ」の時もそう感じたが、あの特殊な戦時下の時代背景を伝えるには時間が短過ぎ、少し違和感が残るがまずまず期待通りの映画だった。
早慶出身者が観たら、きっともっと感動するに違いない。
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こんばんは!
こういう戦争映画は色々と考えさせられますね。
2008/9/23(火) 午前 0:59