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イチロー選手のシーズンは終了。
10年連続200安打の大偉業と久々のプレーオフ進出を目標に今シーズンは、チームの雰囲気も上々、イチローも例年になく、4月から打撃も順調にスタート。
チームも4月一杯は上々の成績だったが、5月の初っ端から、8連敗を喫してしまい、チーム全体が自信を失ってしまった。
イチローも例年5月はエンジン全開となり、40本は打つはずだが、37本止まり、それでも何とか踏ん張っていた。
その後、チームはグリフィーが突然引退して故郷に帰ってしまうなどゴタゴタもあり、チームも次の試合に尾を引く1−2点差の僅差での敗戦が多くなり、前半で勝っていても終盤で逆転される試合が続く。
そしてシーズンの行方が分かってくる7月は、連敗続きで21敗を重ねてしまい実質的に今シーズンは終わったも同然の状況に。
6月までに100安打を達成しチームの雲行きが怪しくなってくるのを孤軍で踏ん張っていたイチローも流石に7月の21敗は応えたようで.246 29本の7月月間としては最低の成績に終わった。
そのペースダウンにより、200安打到達は黄信号に替ったが、流石イチローここから気を取り直して8,9月と3割以上のペースに戻し、少しの余裕を持って214本を打ってシーズンが終了。
今年の結果、経過を見ても良く分かるように200安打という目標は、1回でも不振が続くとその達成がかなり難しくなってしまう。
今年のイチローは、例年スローペースの4月がことのほか好調だった事で、前半戦で貯金が出来ていたことが幸いした。
また、今年イチローは162試合全試合先発出場しており、これはMLBでイチローただ一人。
また200安打を超えたのは、他にはヤンキーズのカノー(200本)一人。
162試合あるMLBでも、200安打に到達する選手は、多い時でも3−4名がいいところで、難易度はかなり高い。
それを、長きに渡り低迷を続けるチームで10年も継続して達成すると言う事がどんなに難しいか。
図らずもイチローが、「それが、どんなに難しいことかは、自分が一番良く知っている」と今回の達成時にコメントしていたが、まさにその難しさは本人にしかわからないだろう。
天才的運動能力+天才的努力が作り上げた偉業である。
しかも、まだまだその続編がある。
ともあれ、イチローの2010年は、紆余曲折はあったが個人の目標である10年連続200安打は、完璧に達成するも、チームは低迷が続き、最後には100敗を喫してしまった。
来年こそは、チームも優勝争いをしている中で200安打の達成となって欲しいものだ。
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