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去年9月頃、私の母校が、秋の大会で久しぶりに県予選を勝ち進んでいるのを同窓の友達から聞いて、久しぶりに予選の準決勝を見に行った。
流石にベスト4となると相手が私立の野球名門校ばかりであり、この壁は厚かった。
準決勝はH高校と対戦。
6回までは互角に戦っていたが、それからは、地力の差が出て小刻みに点を取られて完敗。
次の日も3位決定戦のI高校とも、善戦はしたが結果的には完敗し、改めて野球名門校との壁が感じられ、それがそのまま、甲子園への壁の厚さかなと思った。
ところがである。
どうやらこのチームは、強運があるようだ。
3位までが出場権のある地方ブロックの大会で県の1位から3位までの3チームが1回戦で敗退してしまったのだ。
選抜の甲子園切符は地方ブロック大会での1回戦突破が選考の1つの大事な要件となっているが県の上位3チームはこの要件を逃してしまった。
また、母校は17年前に起こった大地震の被災地であり、プレーしている選手たちは丁度その当時生まれた子供達であり、去年の東日本大地震の時に、同じ大地震の被災地として積極的にボランティア活動をしていたのだ。
さらには、昨今、甲子園出場を目指し野球留学で有望選手を集める野球校が当たり前の時代に、この地域だけの選手でチーム作りをしている点が、全国で3校が選ばれる21世紀枠の要件に適合した。
これら様々な要件がタイミングよく重なった結果、この度の選考委員会で同県一 校、甲子園への出場切符を手にしたのだった。
前述のようにこのチームの試合を二試合(ともに負け試合だが)観たが、思うに投手力、守備力が安定しており、攻撃面でも勝負強い打者が多いようだ。
それに、チーム全体が明るく試合を伸び伸びと楽しんでいる様子で調子の波に乗ってくれば、実力+αの力を発揮してくれるような予感がする。
いずれにしても、今年1番の朗報だった。
春の野球シーズン到来が楽しみである。
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