|
40回目
14年 阪急vsイーグルス 10回戦10月14日 (土) 甲子園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 0 0 0 1 2 0 4 8 阪急 石田光彦 高橋敏
3 0 0 0 0 0 0 0 0 3 イーグルス 望月潤一 亀田忠
勝利投手 高橋敏 16勝6敗
敗戦投手 望月潤一 4勝24敗
39回目の登板は、対阪急10回戦。
先回の15失点のゲームは、精神的にもかなり厳しい試合であったと推察されるが、この試合も初回、また、ショートのエラーの後、2塁打を打たれ1点を取られるなどで、先回の二の舞かと心配したが、この1点止まりで、切り抜けた。
その裏、イーグルスは、四球と太田のヒットなどで3点をとり、久々の勝ちパターンで先行し、勝利を期待したが、望月は、6回と7回に四球を出した後、タイムリーを打ちまくられ、3点取られて4−3と逆転を許す。
8回からは、亀田にマウンドを譲った。
その亀田も最終回に捕まり、四球と4本のタイムリーなどで追加点(4点)を奪われた。
望月は、これでついに13連敗となった。
41回目
14年 イーグルスvsジャイアンツ 12回戦10月20日 (金) 西宮
1 2 3 4 5 6 7 8 9
0 0 0 2 0 0 0 3 3 8 イーグルス 望月潤一
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ジャイアンツ 川上哲治
勝利投手 望月潤一 5勝24敗
敗戦投手 川上哲治 6勝4敗
二塁打 (イ)山田、望月 (ジ)中島
三塁打 (イ)伏見
40回目の登板は、先回屈辱的な15失点敗戦をしたジャイアンツ12回戦。
相手の先発は、川上哲治、左腕同士の対決だった。
3回まで、川上、望月の両投手はともに無失点に抑え、迎えた4回表、イーグルスは、一死後伏見の右翼線3塁打の後、山田、岩垣、太田が3連続四球を選び押し出しで1点、菅の犠牲フライで1点と、2点を先制。
その後、2−0で迎えた8回表、イーグルスは先頭杉田屋四球の後、望月がタイムリー2塁打を放ち、3−0とし、その後も満塁からの押し出し四球等で2点を追加、5−0とする。
また、9回も一巡してまた、杉田屋が四球を選び、望月がライト前ヒット、その後タイムリーや犠牲フライでイーグルスは3点を追加し8−0とした。
川上の制球難絡みとは言え、待望の先制点と勝利に十分な大量点を貰った望月は、先回の15失点、そして今までの暗闇の13連敗の鬱憤を一気に晴らすように、優勝目前の最強打線を誇るジャイアンツを久々の完封でねじ伏せた。
これで、ようやく親父が、13連敗という悪夢から、解放された。
そして、この試合が親父の最後の完封試合であった。
実況中継は、当時の読売新聞の記事を抜粋しながら、以下解説している。
『 望月潤一はジャイアンツの最終回の攻撃を三者凡退に退けて3安打5四球3三振の完封で連敗街道から脱して5勝目をあげる。打っても5打数2安打1得点1打点の活躍であった。
翌日の読売新聞の鈴木惣太郎の論評は「巨人軍が如何に望月を苦手とするとはいえ・・(中略)・・望月に完封され3安打の散発に甘んじ8-0の大敗を蒙ったのは惨めであった。」と書いている。
ジャイアンツの3安打は三番千葉茂、四番中島治康、五番川上哲治の各1本であった。ジャイアンツがここまで独走している要因はこのクリーンアップトリオに続くアチラノ・リベラ(アデラーノ・リベラ)と平山菊二の活躍に負うところが多い訳であるが本日は両名とも3打数無安打であった。』
|