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過去2回のWBCの主役だったイチローが、3度目になる今回の大会は辞退するとの意向を示した。
WBCの正に顔ともいえるイチローの不参加は、非常に残念だが、かえってそれで良かったと思う。
まず、イチローは過去2回の参加で完全燃焼し、自分を出し切ったと思われること。
イチロー自体現在所属チームが、はっきり決まっていないと言う不安定な状態であること。
それと、開催が3月のシーズン直前ということで参加選手の体調管理、調子の維持等が難しい事がだんだん分かってきたこと。
WBCを企画主催するMLBはWBCがサッカーのワールドカップに匹敵すると位置づけで運営しておらず、MLBビジネスの世界市場への拡大のためのツールとしてWBCを考えている。
MLBにとってのワールドカップは、MLBのプレーオフである。
MLBは、どうもWBCを若手有望選手発掘の機会としてみているようだ。
WBCのアメリカ選手人選を見ても各球団は中心選手をWBCには決して参加させようとしない。
すでに3回目となるWBCであり、2回の大会でMLBの意図から考えれば、日本のWBCへの選手人選は、今後、MLB入りも狙えそうな若手有望選手を主体に人選すべきだと思っていたが、先日のキューバ戦を見て、図らずも結果的にそのようになっていたので、思わず頷いてしまった。
これらの状況を考えた場合、1回目、2回目とWBCに十分貢献したイチロー選手はWBCを卒業し、WBCで活躍すれば未来が開けるモチベーションが持てる若い力に出番を譲るのもいいことだ。
そうした流れから、日本の3連覇は、非常に厳しい事になってきたが、活躍すれば将来の夢が膨らむ若い力のモチベーションをくすぐりながら、うまくマネージすることが山本新監督に求められる。
監督力を存分に発揮して、3連覇を目指して欲しい。
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