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海外駐在よもやま話 香港編
(東南アジア珍味体験記)
8年余りも営業として東南アジアを動き回っていると好むと好まざるに係わらず、日本や欧米では体験できないような食べ物に遭遇するものです。
私自身は、好き嫌いも殆どなく、食べ物に対する挑戦意欲も旺盛で所謂ゲテモノ好きの方です。
それでもたまには挑戦意欲が薄れるような際物も出てくる時はあります。
結果的に挑戦しなかったものは殆どありませんでしたが。
以下私が体験した珍味と思われる料理を紹介します。
(料理の名称不明)(#は私の好物)
ヘビの各種料理。
タヌキの煮込みなべ。(#)
アヒルの舌のから揚げ。
鶏の○○玉。
カエルの足のから揚げ。(#)
鶏の足先。(#)
上記などは中華料理のスタンダードで何でもありません。以下から段々怪しくなってきます。
*カエルの姿炒め。
小ぶりのカエルの頭をちょん切って皮を剥ぎ、炒めたもの。頭のないカエルの原型を留めたまま、大皿に盛り上がって出てくる。
*ヘビの絞り血。
まあ、スッポンの血と思えば、何とか---。
*ヤモリのスープ。
原形がなかったので知らずに飲めば美味しい。
*コウモリのスープ
鍋だったかもしれない。ネズミが生理的に大嫌いな私は同類のこれだけは、口に入らなかった。
*アリのから揚げ。
キャビアかと思い、喜んで取分けたが、アリだった。
*カマキリの姿揚げ。
あの戦闘態勢のまま、揚げられたようで---。
*サソリのから揚げ。
究極の珍味との事。そのままの姿。毒は?
以上何でも食材にするという大きい意味で中華料理の一種だと思うが、これはというのは、雲南料理と台湾料理に分類されたと記憶します。
私個人としては、香港飲茶の定番の鶏の足先、特に醤油色の物が大好きでパクっと口に放り込んで骨だけを5つ6つ出しながら、うまそうに食べると大抵の香港人、台湾人は、ニコニコと同胞を見るように喜んでくれます。
大抵の日本人はこれには箸をつけません。
タヌキの煮込み鍋はモツ鍋よりもコクがあって美味しいし、食用ガエルの腿肉に至っては、うまみがあり絶品と呼んでもいいくらいです。
また、ヘビのスープは説明の必要はないでしょう。
しかし、その他の珍味は、一応コウモリを除いては、薦められるだけ頂きましたが、珍味とされる所以は分かりませんでした。
小ぶりのカエルの姿炒めは、上海地域のカスタマーを訪問し、昼食時に、社員食堂のVIPルームで接待料理の昼食として何故かよく出てきました。
そのカエルの種類は明らかに巷によくいるアレでソレが頭無し、皮剥ぎ状態で炒められ、山盛りでメインディッシュとして出てきます。
相手は大事なカスタマーであり、最低2−3つは美味しそうに食べねばならず、流石の私も食べた気がしませんでした。
(07年12月9日掲載分を再編集した記事です。)
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