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昨夜(2日、午後9:00−)、前々から楽しみにしていた(プロフェッショナル、イチロースペシャル)を見た。内容は前もって予想し、期待していたもので、やはりと納得。
その中でイチローは自分自身の素質を確か「自分の身体はイメージしたことをそのまま表現できる神経の行き届き方をしているので---。」と表現。
また、「本当は、ホームランを打とうと思えば、実は打てるんです」と言うインタビューの後、フリーバッティングで、ライトスタンドに百発百中の勢いで同じ弾道でほぼ同じ地点にホームランを打ち込むシーンは、強烈に頭に残っている。
俗に言う運動神経の塊のような身体能力を持ち合わせていることを「イメージしたことをそのまま表現できる」と言いホームランバッターでないイチローが、フリーで思えば打てると断言したホームランを満点に近い確率でスタンドの同一地点に放り込む。
何と言う底知れぬ運動神経を持ち合わせているのだろう。予想通りとは言え改めて驚かされる。
また、イチローの凄さはその図抜けた土台の上に良いと思われることを欠かさずコツコツと積み上げることが出来る努力の天才であり、それをストイックなまでに探求していく求道者としての集中力をも、併せ持っていることだ。
前から聞いてはいたが、試合後に欠かさず行うと言う室内のウエイトトレーニング。
イチロー個人が部屋を貸し切って設置しているというトレーニングマシーンの数々。
早めに球場に来て行うまったく同じプログラムの入念な柔軟体操と走りこみ。
これらにより与えられた天分にさらに磨きをかける姿。
集中力を一定に高めていくための試合中の所作。
その一つ一つに目標追求への明確な理由があると言う。
また、少しでも遠征の疲れを取るために常に遠征先に持参している枕とマッサージ器。
それだけやって成し遂げた成績に対して、一瞬たりとも満足せず、さらに進化しようともがいている姿。
今年、首位打者を狙いに行って3割5部以上の成績を残しながら、惜しくも取れなかったが、可能性の残っていた最後の打席を終えた後、センターの守備中に見せたイチローの悔し涙。
これら1シーン、1シーンにこれからのイチローの恐るべき可能性を見た。
孤高の天才打者は何処まで進化し、これからどんな記録を世界に残していくのだろう。
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