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1938年秋リーグ親父の出場試合8
 
親父の出場試合8回目は、後楽園での集中開催日程の11日、相手はイーグルスと同じ年に創設された
セネターズ。
 
イーグルスの中河が指の故障で投手として出場できないようであり、この後楽園開催の終盤は望月がローテーションに入ったようだ。
 
望月にとっては、活躍してローテの一角に完全に入り込むチャンスが廻ってきており、好投してアピールしたいところ。
 
スコアは以下となった。

13
年秋 イーグルス 対 セネターズ   193811月 11日(金) 後楽園

           123456789
イーグルス    101000201 5  投手 望月潤一

セネターズ    020200040 8  投手  伊藤次郎 浅岡三郎
 
勝利投手  浅岡三郎  7勝4敗
敗戦投手  望月潤一  24
 
両チーム8回を迎えるまでは12点ずつ取り合う接戦で4--4の同点と言う、面白いゲームだったが、8回の両チームの攻防が勝敗を分けた
 
8回イーグルスは相手の失策で出たランナーをきっかけに二死23塁としたが、攻めきれず無得点だったが、セネターズは四球とヒットで一死13塁で、ピッチャーの浅岡にタイムリー2塁打、続く青木に2ランホームランを打たれ、この回4点を奪取、勝敗を決定づけた。
 
望月は勝負どころで四球を出してしまう欠点がまた出てしまった。
 
どうも四球絡みで破綻する傾向が多いようである。
 
どこかの監督なら、鉄拳が飛んできそうだが。
 
バッテイングの方は、3回にタイムリー2塁打を打つ等好調で自分の援護をしている。
 
上記のようにどうもピリッとしない登板だったが、実況中継の筆者は当時の読売新聞の記事も織り交ぜ、以下のように内容を掘り下げ解説頂いている。
 
8回の攻防が勝敗を分けた訳であるが、イーグルスは歩かされる場面で亀田忠を代打に起用したため亀田を望月のリリーフに送る機会を失った。望月潤一の前半の4失点はエラーによるもので自責点はゼロ、しかし8回に力尽きた。翌日の読売新聞は「望月はよく投げていたが8回漸く球勢衰え打たれたのは気の毒であり、若し八回表に亀田を代打に出さず待機していたならばこのピンチを収拾していたかも分らなかった。」と伝えている。》

この解説によると最初の4点はエラーによる失点とのことで、望月の自責は8回4点。
 
エラーが多いのはチーム全体の問題であり、選手の起用方についても、采配のミスがあったことを、掘り下げて調べ、解説して頂いていることは非常に有難く思う。
 

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