海外駐在よもやま話

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14年に渡る海外駐在時代のよもやま話を思い出すままに綴ってみたいと思います。
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・アメリカの日本食とホームパーティー

アメリカで日本食というのは、ヘルシーで高級料理というイメージが、一般的に定着している。

何故そうなったかは不明だが、勿論レストランによって差はあるが、ニュージャージーの日本レストランだと感覚的に日本の3−4倍程度の値段が付いていたように思う。

ただし一人前の量はアメリカサイズで、味も一部の高級日本食店を除いては、大味な店が多かった。  

それでも日本人が集まれば、胸やけ解消としょうゆ味を求めて待ってましたとばかりに日本食レストランにいく駐在員が殆どだった。

アメリカでも後半に駐在していた西部地域のLAは、日本の有名専門店が進出しており、返って日本の僻地よりも、本格的な美味しい日本食にありつけることが多く、日本食に関して不自由は感じなかった。

しかし、東部地域は日本食レストランの数も比較的少なく、貴重な存在だった。

駐在員の多くは、いくらハンバーガーが好きになったとかいっても、それが、続いたりするとやはり日本食が恋しくなるのだが、日本食レストランは高価なので頻繁にはいけないのが、独身者や単身の駐在員のつらいところで、小まめな人は別だが、そうでない人は、日常的に日本食飢餓状態にあった。

東部地域は特にそうだったようで、それを補うように駐在員の奥さん達が日本料理の腕を振ってホームパーティーをよく開いてくれた。

単身赴任者や独身者を招いての事が多かったが、勿論彼らにとっては渡りに舟、非常に有難いお誘いで、お呼びがかかるのを楽しみにしていた。

私も家族が来る前の8ヶ月ほどは単身赴任だったが、どうしてもファーストフードで済まさざるを得ない状況多く、お誘いがかかると二つ返事でOKしていた。

また、奥さん連中も、本当に楽しみにしているのを実感しているので、本腰を入れて料理に取り組み、同じものはあまり出せないとかで、新しいメニューを積極的覚えたりで、駐在期間で料理の腕前はかなり上達したようだ。

ただし、これは東部のニュージャージーに住んでいた時の話で、日本食に溢れているLAは、前述したように外食で欲求は満たされるので、ホームパーティーの付加価値とその必要性は余り感じなかった。

・ホットドッグ

・ホットドッグ

ハンバーガーに次いでよくお世話になったのが、ホットドッグ。オリジナルはドイツから伝えられたらしいが、スポーツ観戦、ゴルフコース中の売店、遊園地や観光地の屋台ではこのたべものは、欠かせない。

そう言えば私もメジャーリーグ、フットボール、バスケット等のスポーツ観戦やゴルフ中の栄養補給は必ずホットドッグを頬張っていた。というか簡単な売店の食べ物はホットドッグと、フレンチフライくらいしかなかったように記憶している。

何を垂らすかが唯一の味の選択肢だが、ケチャップとマスタード(あまり辛くない)を垂らすのが一般的で日本人の多くはそうしたようだが、私は、そのまま頬張った。シンプルな塩味が空腹を満たす実感が素朴で好きだった。

ハンバーガーと違い温めたホットドッグ用のパンにソーセージを挟むだけのファーストフードであり、素材だけの問題で小さな売店でも出せるので、ハンバーガーのようなチェーン店が当時はなかったし今でもホットドッグに特化したチェーン店は余りないのではと思う。(違ったらお許しを)

もっとも、駐在して1−2年経った頃、住んでいたニュージャージーに[カラハン]という名のホットドッグのチェーン店が出来たことがあった。

食には直接関係はないが、そのオープンしたばかりのカラハンに初めて昼食を食べに行った駐在経験1年半の私と駐在3か月の後輩の二人連れが遭遇した失敗談がある。

それが、[カラハンストーリー]としていつの間にか駐在員仲間の中でこぼれ話として広まってしまった。

この話はまた、じっくり思い出しながら書いてみたいと思っている。

[海外駐在よもやま話・食について]

・ハンバーガー
今では日本もマクドナルドを筆頭にハンバーガーショップが至る所にあるが、私が駐在し始めた1980年台は、日本の都市部で出始めた頃で、アメリカに行って最初に印象にある食は、やはりこのハンバーガーだ。

特に、駐在当初、いやと言うほどお世話になった。今でもそうだと思うが当時北東部に普及していたのは、マクドナルド、バーガーキング、ウェンディーズ。

当初3週間ほど泊まっていた会社近くの安モーテル周辺にはこれら代表格のハンバーガーショップ3社が軒を連ねていた。

歩いて行ける範囲で食にありつけそうなのはこれら3軒のハンバーガー屋さんだけで、車を運転して自分で行動できるようになるまでは、会社の先輩はサポートしてくれはしたが多忙な身だ。 従い、休日等はこのモーテルと3軒のハンバーガー屋さんへ順番に往復して過ごすことが何度かあった。

気がついたら殆どハンバーガーづけの毎日となってしまい、流石に3日ほど経った頃から、見ているだけで胸やけがしてきたが、とにかく、腹が減ったら何かを食べねばならず、自家用車で自由に動けるようになるまでの辛抱と眼を瞑ってハンバーガーのお世話になった。

そして晴れて現地運転免許も取得し、自分の車も買って自由に動けるようになった頃(2−3週間後)、恐らく見るのも嫌になるだろうと思っていたハンバーガーは食べこんで身体に馴染んできたのか、3日食べないと寂しくなるような好ましい食べ物に変わってきたのは不思議だった。

ちなみに私のお気に入りは、ウェンディーズのダブルチーズバーガーとチリソース。

前者はハンバーグ肉がたっぷりとあり、ジューシーだったのと、後者は昔「ローハイド」という西部劇で豆のスープをよく主役のカウボーイが「また、豆のスープかよ。」と言いながら、食べるシーンがよく出てきて子供心にその豆のスープに憧れていた。

あれはきっとこんなスープだっただろうと想像しながら食べていたらいつの間にか好きになった。

(続)

・アメ車と日本車の差2

1台目のアメ車に痛めつけられた私は、それ以降2台新車を買ったが2台とも勿論日本車だった。

自分で購入したプライベートカーを会社の営業車としても使っていたから1年で3−4万マイル〔5−6万キロ〕は走るので、その当時のアメ車と日本車の性能品質は話にならないくらい差があることを、身を持って体験した。

後の日本車2台は、6万から10万キロ走って調子が悪くなったことは、記憶の限りでは皆無で、1台は1万4千ドルで買って10万キロ走り、1万ドルちょっとで、もう1台は7千ドルで買って6万キロ走って5千8百ドルで売却できた。

中古車になっても、日本車人気は別格であった。

当時のアメ車で苦労したのは、先輩や後輩も同じで、後輩の車などは、高速道路を走行中、ちょっとハンドルを切った拍子に急にハンドルが固まったかと思うと何とエンジンが止まってしまう状態が4−5回起きてまさに死にそうになったことが毎度。

先輩は、何度修理に出しても治らず、最後にエンジンそのものを3千5百ドルを出して交換した。

繰り返しになるが私は、殆ど新車の内から故障続出なのだが、保障範囲ではないとかで殆ど自腹で修理費用を持たざるを得ず総額5千ドルにも及んだ。

その後、アメ車も大分よくなったと聞くが、1台目で大変な目に合った後遺症は酷く、今でもアメ車と聞いただけで拒否反応が出るのは仕方あるまい。



(続)

アメ車と日本車の差 1

・アメ車と日本車の差 1
 

車にまつわる話と言うと自家用車選びも後々の駐在生活に影響してくる決断の1つだ。免許取得後、アメリカ車(以降アメ車) にするか日本車にするか。単純だが、後々家計に響く大きな選択肢だった。

私までの歴代駐在員は折角アメリカに住むのだからと、最初はアメ車を購入することが成り行きとなっていた。

従って私をアテンドしてくれた先輩は、当然の如くアメ車のデーラーのみ、2−3社見に行って、その中から気に入ったものを即決に近い決め方で購入した。

その当時は折りしも第二次オイルショックの直後であり、燃費の悪いアメ車が、日本車に追い上げられていた時期で、アメ車も相当無理をして場当たり的な方法で車体を軽くしたりして燃費を下げようと試みていた年でもあった。

そんな時期であり、その年に製造したアメ車はその後リコール問題が多発するなど、最悪の出来だった。

この年代のアメ車の購入を選択したばかりに、相当苦労し、家計に響く損をしたのは、私だけではないはずだ。

とにかく、一万ドルでアメ車を購入後、半年経たないうちに調子が悪くなり、何故か保障の対象外の原因が多く自腹を切った修理費が3年で5千ドルに上った。さらに売却時には、千ドル余りとタダ同然の価格でしか引き取ってくれなかった。

同じ時期に日本車のコンパクトカーを購入した別部門の駐在員は、8千ドルで購入し、故障知らず(当たり前だが)で3年乗って中古で売ったところ、日本車の人気と新車の輸入価格の高騰により、8千5百ドルと買ったときよりも高く売れた。

まさに嘘のような本当の話であり、私のアメ車に纏わる損失との差額は、実に1万5千ドル(当時で約3百万円)。

(続)

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