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30回目
14年 イーグルスvs阪急 9回戦 9月6日 (水) 甲子園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 1 0 0 3 0 0 0 4 イーグルス 亀田忠 望月潤一
0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 阪急 高橋敏 石田光彦
勝利投手 亀田忠 10勝17敗
敗戦投手 高橋敏 13勝6敗
セーブ 望月潤一 2
1939年は1シーズン制になったが、シーズンが3季に分かれていたようでこの日、
9月6日は第3期(秋季)のスタートとのこと。
7月に10日前後だったかの空白期間があったのを不思議に思っていたがこれで理解できた。
それと、夏季は、期間が短い割には試合数が多かったようで、選手特に投手には過酷な期間だったと思う。
それが理由なのか定かではないが夏季の後半から、1試合に2−3人投手を使うことが多くなったように思う。
得点力が弱く連敗続きのイーグルスは過酷な夏季の終盤最後の2試合でやっと連勝した後、秋季の開幕戦の相手は阪急。
イーグルスは、亀田、阪急は高橋の両エースが登板。
亀田は、7回を3安打5四球3三振で要所は締め、1点に抑えたが高橋は6回を4安打1四球1三振だが、要所でタイムリーを打たれ失点4で7回まで4−1とイーグルスがリード。
8回からイーグルスは望月がリリーフ登板し2回を1安打無失点に抑え、イーグルスが3連勝。
望月には、(実況中継規定により)セーブがついた。(2セーブ目)
31回目
14年 イーグルスvsセネタース 9回戦 9月7日 (木) 甲子園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 1 0 0 0 1 0 2 イーグルス 望月潤一 亀田忠
0 0 0 0 0 2 1 0 X 3 セネタース 伊藤次郎 浅岡三郎 野口二郎
勝利投手 野口二郎 24勝13敗
敗戦投手 望月潤一 4勝18敗
好調のセネターズは、伊藤次郎、夏秋の季を跨いでやっと3連勝とどん底から這い上がり始めたイーグルスは、望月が先発。
イーグルスが4回高須の2塁打と菅のタイムリーで1点を先制。
セネターズは5回まで望月に3安打散発の無四球で、無得点に抑えられていたが、6回、先頭苅田に、4球を出し、タイムリーを連打され2点を献上逆転されたところで亀田のリリーフを仰いだ。
その後、セネターズは7回にエラーとタイムリーで1点を入れ、イーグルスは9回に1点を返すが、3−2 でセネターズが辛勝した。
望月はまずまずの投球を見せたが、18敗目を喫した。
32回目の前に参考情報
14年 イーグルスvs名古屋 9回戦 9月12日 (火) 甲子園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 イーグルス
1 0 3 0 0 0 2 X 7 名古屋
勝利投手繁里栄 10勝14敗
敗戦投手 亀田忠 11勝18敗
上記の負け試合の解説で当時の世情の中で職業野球選手の置かれた状況を以下説明しています。
『イーグルスの敗因の一つに1回裏のファースト菅利雄のエラーがあります。春季、夏季シリーズに全試合出場した中河美芳は秋季シリーズに入って姿が見えません。ケガであればこれだけの人気選手ですから何か報道があってもおかしくはないと思われますが読売新聞にはケガを報じた記事は見られません。とすると憲兵隊に尋問されている可能性があります。であれば読売新聞が報道できるはずはありません。当時の選手の多くは兵役延長のため大学に籍を置いていましたが、中河はこれで憲兵に兵役逃れとして目を付けられていたと言われています。「タコ足中河」として人気があったため目立ってしまったようです。察知した球団或は聯盟が中河の出場をストップさせていたのかもしれません。』
親父も同じような立場で大学に籍を置いていましたので、似たような状況だったのかもしれません。
親父は次の年(1940年初めに応召され、生存率の低い最前線の南方に行き、運よく生き延びて帰ってきました。
中河選手は、2−3年後に応召され、ルソン島沖で戦死されました。
32回目
14年 イーグルスvsジャイアンツ 9回戦 9月13日 (水) 甲子園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 3 0 0 0 3 イーグルス 望月潤一 亀田忠 清家忠太郎
0 3 0 1 4 0 1 0 X 9 ジャイアンツ 中尾輝三
勝利投手 中尾輝三 8勝4敗
敗戦投手 亀田忠 11勝19敗
このジャイアンツ戦は、望月とジャイアンツのルーキー中尾の先発で始まる。
しかし、2回裏に望月はリベラ、平山、吉原のバントヒットで満塁とされ、中尾に押し出しの四球、白石にタイムリーを打たれ、3点を取られ降板3回から亀田がリリーフ。
亀田も四球か三振かという粗削りなピッチングで5点を取られ,清家にマウンドを譲る。」
一方ジャイアンツのルーキー中尾は、3安打7四球7三振とで、失点3、自責点0で
イーグルス相手に4勝しシーズン8勝目をあげた。
この試合の敗戦は、亀田に付いているが、本来は望月が敗戦投手ではないか。
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