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8回目 以下がスコアと内容。
14年 イーグルス対阪急 4回戦 5月28日(日) 後楽園
123456789 10
000000000 0 0 イーグルス 望月潤一
000000000 1x 1 阪急 高橋敏
勝利投手 高橋敏 8勝1敗
敗戦投手 望月潤一 2勝5敗
この実況の解説者は、この試合について≪高橋敏、望月潤一という力がありながら、歴史に埋もれている両投手の歴史に残る隠れた名勝負≫としている。
両投手とも速球でバタバタ三振を取るタイプではないは、時折ランナーは出すが散発安打であり、要所は抑える落ち着いたピッチングで9回が終わるまで0対0のまま、延長戦となる。
そして迎えた延長10回先攻のイーグルスは、三者凡退に終わった。
それに対して10回裏、望月は課題である無用な四球を二者連続で出してしまい、最後はセンター前にタイムリーを打たれサヨナラ負けとなってしまった。
両投手とも完投したが、高橋6被安打無四球1三振に対し、望月7被安打6四球0三振と結局、四球の差が勝敗を分ける事となった。
*それとささやかな疑問として、この時代は先攻と後攻をどのように決めて いたのだろうと思う。(後楽園はイーグルスのホーム球場だが、先攻となっているため。)
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親父の職業野球公式試合概要
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6回目
14年 イーグルスvsタイガース 4回戦 5月17日(水) 甲子園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 0 2 0 0 0 0 0 1 0 3 イーグルス 亀田忠 望月潤一 2 0 2 0 0 2 0 0 X 6 タイガース 御園生崇男 勝利投手 御園生崇男8勝1敗 敗戦投手 亀田忠 5勝6敗 対タイガース4回戦の先発は亀田、タイガースはエース御園生。 タイガースは、1回と3回に4球、安打、走塁を絡めてカク2点づつを取り先行。 4−2となった3回途中から、望月がリリーフ。
5回まで、無得点に抑えたが、6回四球と望月自身の大悪投も絡んで2点追加され
6−2とされた。
イーグルスも、この試合は、2回と8回に反撃のチャンスがあり、3点はとったが、及ばず
6−3で、御園生に完投負け。
望月の勝敗はつかず。
7回目
以下がスコア。
14年 イーグルス 対 南海 4回戦 5月21日(土)甲子園
123456789
イーグルス 051100040 11 望月潤一
南海 000000002 2 劉瀬章 天川清三郎 宮口美吉
勝利投手 望月潤一 2勝4敗
敗戦投手 劉瀬章 2勝3敗
この試合の見出しが凄い。
《望月潤一、無安打、無得点記録を逃す。》
序盤の味方の大量得点に気を良くしたのか望月は、8回までノーヒットピッチング。
落差のあるドロップに当時の読売新聞は《イーグルス投手、望月の繰り出す切れの良いカーブは、物凄い威力を持って南海に手も足も出さしめず・・・。》と親父のドロップを絶賛してくれている。
結局、9回には、2安打を打たれ2点を献上、気を入れなおして後続を断ち、11対2で、完投勝利を挙げた。
完投の投球内容は、2安打5四球6三振で2勝目。
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5回目の登板。
以下スコア。
14年 ジャイアンツ対イーグルス 4回戦 1939年 5月 11日 (木)
123456789 ジャイアンツ 200012001 6 中尾輝三 スタルヒン イーグルス 011020000 4 望月潤一 亀田忠 投手
勝利投手 スタルヒン 10勝4敗
敗戦投手 望月潤一 1勝4敗 5月7日の名古屋戦の2安打完封勝利から、中3日経った5月11日、強豪ジャイアンツ4回戦に先発。
ジャイアンツのメンバーは、肩痛の白石が欠場したが、①水原茂サード②千葉茂セカンド③中島治康ライト④川上哲治ファースト⑤アデラーノ・リベラセンター⑥平山菊二レフト⑦井上康弘ショート⑧吉原正喜キャッチャー⑨中尾輝三ピッチャーとそうそうたる顔ぶれ。
望月1回は、1四球、1安打と2つのエラーで2失点、5回は、キャッチャーの打撃妨害と二塁打で1失点、6回は、1四球1安打2つのエラーで2失点し逆転されたところで亀田に交代。
6回1死までで、5失点したが、いずれもエラーがらみで自責点はゼロだった。
こうしてみると望月が投げる時は、野手のエラーが多いように思うが、これは単なる偶然ではなく、投球リズムの問題ではないかと想像してしまう。
特にイーグルスの他のローテの投手陣は、亀田も中河も素晴らしいテンポで投げるタイプであり、特に亀田は、投球間隔が短いので有名。
一般的にはテンポ良く投げるピッチャーは野手にとっては非常に守りやすい。
その逆に、無駄な四球の多い投手や投球間隔がバラバラな投手が投げた時はどうしても野手もリズムが崩れ、集中力が途切れがちで、エラーの出やすいモードになってしまう。
一方、イーグルスの攻撃陣であるが、2回、杉田屋、望月、辻の3安打で1点、3回は四球、太田、杉田屋の2安打で1点、5回に山田四球、挟殺プレーミス、杉田屋四球、伏見安打1点、望月四球1点(押し出し)と粘り強く攻撃し計4点を奪取。
攻撃陣は4点をもぎ取り及第点以上であり、勝利のチャンスは十分あったが、望月投手は自責ゼロとはいえ、それを守り切れなかった。
無用な四球と投球リズム、今後の課題が顕著になったゲームだったのでは。
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4回目の登板。
以下スコア。
14年 イーグルス対名古屋 4回戦 1939年 5月 7日 (日)後楽園
123456789
イーグルス 100000002 3 望月潤一投手 名古屋 000000000 0 大沢清
勝利投手 望月潤一 1勝3敗
敗戦投手 大沢清 0勝1敗
望月潤一、2安打完封。
名古屋とのダブルヘッダーの2試合目、先回のジャイアンツ戦で、惜敗した望月だが、今シーズン4度目の先発で、2安打、完封で今期初勝利を掴む。
前半の2回3回は、四球とヒット等でランナーを出しながら、要所を押さえるというピッチングだったが、尻上がりに調子が出て、終わってみれば、2安打、2四球の完封劇となった。
攻撃面では、1回と9回に短打と四球にエラーが絡んで今回は3点を奪取。
しかし、ハリスらのスラッガーが抜けた打線は、どう見ても得点力が弱く、今後が心配される。
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1939年シーズン、親父の出場試合2・3
*2回目の登板。
14年 タイガース対イーグルス 1回戦 1939年3月 29日 (日)
123456789 タイガース 002000200 4 御園生崇男投手 イーグルス 010001010 3 望月潤一、亀田忠投手
勝利投手 御園生崇男 3勝1敗
敗戦投手 望月潤一 0勝2敗
2回裏にイーグルスは、タイムリーヒットが出て、先制するが、直後の3回に本塁打で2点、7回には、連続四球とタイムリーを打たれて2点と、四球癖も出て今一歩不安定で亀田のリリーフを仰ぎ、2敗目を喫した。
また、さすが職業野球、阪神打線は、前に安打完封された要因となった望月の決め球ドロップを、狙い打ちしてきた。
こうなると、配球の妙が大事だが、こうしてみると大黒柱だったハリスの抜けた攻守の穴は大き過ぎる。
阪神の投手はエース御園生で、安定したピッチングで完投。
逆にイーグルス打線が、3点奪取出来たことは、上出来だった。
*3回目の登板
14年 イーグルス対ジャイアンツ 3回戦 1939年5月 5日 (金) 後楽園
12345678910 イーグルス 0010001000 2 望月潤一 ジャイアンツ 0010000101x 3 中尾輝三 スタルヒン
勝利投手 スタルヒン 8勝3敗
敗戦投手 望月潤一 0勝3敗
先回の登板から1ヶ月以上も間が空いたので、ピッチングの不調が、原因と思っていたが、病気療養のためだったとの情報で、この話は一言も親父から聞いていなかったので、ちょっと驚きです。
その病気も、1ヶ月で完全に癒えたようで、強豪 ジャイアンツを相手に好投し完投した。
悔しい試合で、結局負け投手にはなったが。
この試合、病気から回復した望月と怪我から回復した中尾という左腕同士の久しぶりの登板で始まった。
望月は、1回、白石への四球、水原に2塁打を打たれ、いきなり無死2,3塁とピンチになったが、千葉、中島、リベラの3人をピーゴロと連続三振に切り抜けた。
この様子を筆者が読売新聞の記事を抜粋し、掲載してくれている。
「望月の好投は、・・・。中島、リベラと続けさまに懸河のドロップを以って三振にしりぞけた。」
その後、両軍3回の表裏にともに1点をとり、1‐1のまま終盤に入り、7回表にイーグルスが1点を取り、なおも攻撃が続いているところで、ジャイアンツは、エース、スタルヒンをリリーフに送り、後続をピシャリと抑えた。
2−1で逃げ切りを図りたいイーグルスだったが8回に2つの内野ゴロエラーが重なり、1点を取られ同点に追いつかれた。
そして延長10回にはいり、一人で投げ続け、疲れの見えてきた望月が満塁で千葉にサヨナラヒットを打たれて試合終了。
ところで、この試合より、ジャイアンツでフィリピンからスカウトしたリベラが、5番センターで初出場している。
リベラについては、この(親父と野球)に2008年1月5日に投稿した《戦地で交友のあった外国人選手―リベラ》に親父との関わりについて掲載している。
リベラの初出場試合に親父が先発するとは、やはり、リベラとは親しくなる縁が自然の成り行きであるようだ。
ともあれ、この試合は、オヤジにとっては強豪ジャイアンツに2‐1の接戦で勝てるチャンスのあった非常に残念な試合だった。
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