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ミッチェル著(大久保康雄、竹内道之助訳)『風と共に去りぬ(四)』(新潮文庫、1977年) 金だけのためにスカーレットはケネディと再婚する。スカーレットの行動のプラグマティズムに驚かされたが、彼女の行動を全く理解できないという人間、特に女性はいないのではないか。恋愛と現実の葛藤の間で揺れ動く人間の弱さを巧みに描ききったからこそ、本書は今なお読み継がれているのだと思う。 ちなみに私にとって最も興味深かったのが、本書を読むことでクー・クラックス・クラン(KKK)が誕生した背景が良く分かったことである。本書に登場する主要な男性が全てKKKのメンバーに加入したことから分かるように、少なくとも当時はKKKは極端な差別主義者の集まりでは無かったわけであり、北部の南部に対する抑圧や、解放黒人による南部女性への暴行などへの義憤に駆られた南部の貴族男性の集まりだったのである。本書は、人種社会アメリカを紐解く一冊としても優れている。
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いつも面白楽しく拝見させて頂いております。
今回初コメです。
これからのご活躍も楽しみに、もちろん拝読させていただきますよっ!頑張ってくださいね。
2008/6/5(木) 午前 11:13 [ はるか ]
>はるかさん
いつも拙文をお読みいただいて、どうもありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いします。
2008/6/9(月) 午後 0:14 [ tom*_*t_g*as ]
ブログ拝見させて、頂きました
よろしければ、私のブログも
見てください よろしく
2008/6/9(月) 午後 4:40 [ セイチャン ]
細かい内容を全く忘れている、ということがわかりました。
2008/6/10(火) 午前 2:34
>Bessaさん
とにかく長い作品ですもんね。昔のアメリカ社会の有様を垣間見ることができるので、好きな本となりました。
2008/6/11(水) 午前 11:55 [ tom*_*t_g*as ]