A Japanese In Boston(第三幕完結編)

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ハーバードでの勉強

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ハーバード大学大学院での勉強や学生生活について書き綴ります。留学に関心をお持ちの方は是非参考にして下さい。
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〜21日〜

 この日は朝一で中国語の授業があるにも関わらず、30分以上も寝過ごした。目覚ましをかけていたにも関わらず、である。このようなことは滅多にない。週末ほとんど休まなかったので、疲れがたまっているのだと思った。昼食をFさんと一緒に。Fさんとお会いするのは久しぶりだったが、相変わらず刺激的な話を聞くことができたとともに、いろいろとアドバイスをもらうことができた。ありがとうございます。

 週末に買出しに行かなかったので、この日に食料の買出しに行った。帰宅後、力尽きて爆睡。疲れているのは明らかだったので、思い切ってこの日はオフにして、小説を読んでのんびり過ごした。


〜22日〜

 まだ教授から修士論文について回答が来ないので、手持ち無沙汰で落ち着かない。仕方が無いので、修士論文に少し関係する本を読むとともに、来週月曜のプレゼンの準備を少し進めた。この日で特筆すべきは、かなり久しぶりにジムに行ったことだ。2ヶ月前にスキーで怪我をして以来運動を控えてきたのだが、傷がほぼ完治したこともあり、そして最近お腹周りが気になってきたこともあり、思い立ってジムに行ったのだ。ジムに行くのはなかなか億劫なのだが、運動後の爽快感はやっぱり素晴らしい。夕食はOさんと常熟で。中国の日本に対する脅威認識についていろいろとお話させていただいた。

 帰宅後、プレゼンの資料を作っていたら、ジョンストン教授からメールが。全体としてはvery goodで impressiveだと褒められたのだが、その一方で少なくない数の質問がついた。しかもその中のいくつかは痛い所を的確についたもの。これからの作業量を思って頭が痛くなったが、夜も少し遅かったこともあり、取り敢えず寝た

〜23日〜

 朝結構早く目が覚めた。ベッドの中で頭が勝手に修士論文のことを考えている。教授からのコメントは非常に鋭く、おかげで論文を一部修正するとともに、加筆する羽目になりそう。やれやれである。さらに教授からはある博士論文の利用を強く勧められた。この論文は何故かMITの学生でないと有料だったのでMITのアメリカ人に依頼して、何とか入手。何と500ページ近くもある

 さすがに焦るが、それでも昼食は台湾人の友人といつもどおりLanguage Exchangeをし、夕方にはアメリカ人の友人とお茶した。また、同じプログラムのアメリカ人の友人とも駄弁ったのだが、彼は他の授業のペーパーにも忙殺されており、かなり悲惨な状況のようだ。修士論文を書くというのがこんなに大変だとは思わなかった。

 というわけで、おととい、昨日と束の間の休息を楽しんだが、今日から再びスクランブル登板だ。毎晩図書館に通うことになりそう・・・。
〜13日〜

 この日は携帯メールの着信音で起床。中国から一時帰国中のアメリカ人の友人からで、今晩食事でもどうかという話だった。夕方まで必死にリーディングをこなし、何とか友人とのディナーに参加できた。この友人とは昨年一年間同じ中国語の授業を履修し、しかも夏はともに北京で過ごした仲である。当時のクラスメートや先生も集まり、楽しいディナーとなった。久しぶりにJohn Harvardを使った。ちなみに待ち合わせ場所はハーバード・スクエアだったのだが、あろうことか、その時間帯にちょうどスクエアでチベット人による抗議運動が行われていた。面白いことに、中国人の先生達はこれらの抗議運動に目を向けもせず、不自然にも広場の端の方に立っていた。しかもアメリカ人の学生が抗議運動を指して、「先生、あれどう思う?」と聞いていた。先生達の反応は、「あれ本当にチベット人かね?」といった、本質からかけ離れたものだった。帰宅後、中国語の宿題を片付けた。

〜14日〜

 いつも通り、図書館で勉強。日本の防衛政策を専攻している女の子からいろいろと質問を受けた。彼女は6月から1年強日本で研究するらしい。いろいろとサポートしてあげたいものである。その他、アメリカ人と台湾人の友人と会ったので、駄弁る。

 午後はサミュエルズ教授の授業。この授業を通して分かったのが、極めて当たり前のことなのだが、日本の将来に対する日米両国の見方があまりにも違うということだ。例えば、以前このブログでも取り上げたミアシャイマーは東アジアの将来として2つのシナリオ(中国が覇権国になるシナリオと、日本が覇権国になるシナリオ)があるとしているのだが、アメリカ人は前者のシナリオのみに着目している。教授やクラスメイトも後者のシナリオの存在についてほとんど気にかけていなかった。また、30年後、米軍が日本から撤退したというシナリオで、中国が某国を攻撃した場合、日本はどうするかと聞かれたので、私が自論を述べたところ、教授に滅茶苦茶驚かれるは、クラスメイトの1人からは失笑されるはで、私自身も驚かされた。アメリカには日本がグローバルな軍事大国になることを歓迎する人が少なくないが、いざ日本がアメリカとは別に動き出そうとするとアメリカは黙ってはいないだろう。日本は半永久的にアメリカのジュニア・パートナーに過ぎないという意識がまだまだアメリカ人の間には根強い。

〜15日〜

 朝一で中国語の試験があった。多少準備していったので、そこそこできた。その後図書館にこもって勉強。サミュエルズ教授の授業に提出するペーパーに着手。

 その後、ライティング・チューターに会った。彼女からは何故か修士論文を激賞されてしまった。彼女はこれまで読んで来た修士論文の中で一番の出来で、しかも9割の博士論文よりも私の修士論文の方が優れているとまで言ってくれた。おいおい、本気かよと思ったが、彼女は、私の論文が余りにも面白いので、今朝妹と電話している時についつい私の論文の話をしてしまったとかいう話をしだし、しまいには私の論文は出版されるべきだと言い出した。彼女は政治学の素養はあるが、必ずしも国際政治学の専門家ではないので、彼女の話を鵜呑みにすることはできないが、勉強のことでここまで褒められたのは初めてである。というか、アメリカに来て人から褒められたのは打楽器や料理といった本業以外のことばかりだったので、ちょっぴり嬉しい。

イメージ 1

〜10日〜

 いつものように朝一の中国語の授業の後図書館に行ったら、ここ数ヶ月会っていなかった台湾人の友人と再会。博士課程の彼は来月のGeneral Examのために寝る間を惜しんで勉強に励んでいるとのことだった。彼は私の中国語に驚いていた。昨年夏にアメリカに戻ってきてから中国語があまり上達していないように私は感じていたのだが、着々と進化しているのだそうだ。

 彼が鬼のような面相でメールを書いていたのでどうしたのかと聞いたら、ハーバード大学に人種差別された、と言うではないか。詳しく話を聞いてみると、上述の試験のために彼は毎晩朝方まで図書館にて身を粉にして勉強に励んでいる。そしたら2,3ヶ月前から大学の警察にしばしば声をかけられるようになった。警察はしきりに彼に大学のIDの提示を求めてきた。彼は何だろうと不思議に思っていたところ、この日ハーバード大学の幹部からメールを受け取って、その訳を知った。大学側は彼が毎日徹夜に近い状態で図書館で勉強しているので、彼がアパートを有しておらず、図書館で生活しているのではないかと思ったらしいのだ。彼によれば、このような思い込みは無礼であるし、そして人種差別に当たる。何故なら、勿論図書館には明け方まで多くの学生が勉強しているのだが、大学の警察は彼ら白人学生には何も声をかけず、台湾人である彼だけに声をかけるのだという。

 カフェで2人で話していたら、他の台湾人の友人も偶然通りかかり、3人で話した。裁判所に訴えればきっと勝つよ、あるいはメディアに告発してみたらどうか、さらには私は中国人ではなくて台湾人であると主張したらどうか(アメリカ人の反中感情も想像以上のものがある)、とアドバイスしてみた。取り敢えず、彼はその大学幹部にメールの返事を出し、相手の出方を待つということだった。

 友人と別れた後は、ひたすら図書館で修士論文。午後、とりあえずのものをジョンストン教授に送信。作業にひと段落がついたのでちょっとした解放感を味わう。夕方、ばったりとアメリカ人の親友に会ったので、カフェで駄弁った。夜は大学のサークルの後輩とその韓国人の友人、そして私の韓国の友人達とで夕食。
 
〜11日〜

 朝の中国語の個人セッションで件の台湾の友人の話をした。リベラルということで有名なハーバード大学ですらこれなのだから、ましてアメリカ社会から人種差別を撤廃することは不可能なのではないか、と尚且〜况〜乎の構文を使って話した。私は今まであまり意識していなかったが、この中国人の先生も猛烈に勉強する白人を褒め称える一方で、猛烈に勉強するアジア人を変人扱いする傾向がアメリカの大学にあることを以前から感じていたそうだ。

 昼食はアメリカ人の親友と台湾料理のMulanで。例によってウェイトレスにオススメを聞いてから注文。ほうれんそうとエビとナッツを練ったもの(?)が出てきて驚かされたが、素晴らしい味で、二人で好吃!と連呼しながら食べた。ちなみに彼のガールフレンドの中国人は、中国の某有名メディアに勤務しており、何とこともあろうか、オリンピックの聖火リレーを担当しているのである。彼らの間ではこれまでずっと政治的な話題はタブーだったのだが、さすがに最近は聖火リレーについても話が及ぶようになった。彼女は大学卒でメディア勤務となり、そして花形であるオリンピック報道に携わっているということで、紛れも無く中国の若きエリートである。ところが、こと政治の話になると大衆レベルの中国人と同じでただひたすら西側のメディアを偏向報道だと斬って捨て、中国のチベット政策に全く疑問を持っていないのだという。これについてはハーバードやMITにいる中国人もそうである。どうしてエリートの大多数までも共産党のメディア統制から逃れることができないのだろうか、と2人でいろいろと議論した。

 
〜12日〜

 今日は午前中は自室で勉強。昼食は自室でジャージャー麺を食べた。写真にあるのがまさにそれで、韓国系アメリカ人の友人に勧められて購入したもの。なかなか美味。午後は久しぶりに近所のQuad図書館に行き勉強。おととい一時的に解放感を味わったのだが、まだ授業は続くので、その準備がまだまだ大変。この週末で本を一冊読破する必要があるので、大変だ。今晩も修士論文に取り組む。

スクランブル登板

 朝から晩まで論文を書き続ける日々が続いています。まるでスクランブル登板です。マニアックな話で恐縮ですが、スクランブル登板と聞いて私がただちに思いつくのが、1997年のシーズン後半の西武の西口投手です。彼は当時西武のライバルだったオリックスを倒すためにまさに連日登板し、イチローやニールを見事に討ち取ったものでした。その西口ですが、昨年通算150勝を達成し、次は200勝を目指すと公言しているのですが、今シーズンはいきなり2連続KOで始まりました。シーズン序盤の西口は毎年こんな感じなので、あまり心配はしていません。何とか今年も10勝近くして欲しいものです。話が見事にずれましたが、以下、最近の日記です。

〜7日〜

 この日は中国語と日本の安全保障の授業。後者では日本における敵基地攻撃をめぐる議論を扱ったが、授業後に日本の敵基地攻撃能力について他の誰よりも知っていると思われるN将軍から直々にお話を伺うことができ、大変勉強になった。何といっても説明がリアルだった。春休み直後に提出したエッセイがイマイチな成績で返ってきた。修士論文に全力を投入し、このエッセイは完全に手抜きだったので、仕方が無いところ。

〜8日〜

 私はいつも手提げバッグを持って登校しているのだが、この日はバッグに加えて、ファイルや本を大量に積んだリュックサックを背負って登校。まるで山篭りである。朝一の中国語の授業の後、そのまま図書館に引きこもり、夕方までひたすら修士論文を書いた。帰宅後も論文。おかげでかなり進んだ。

〜9日〜

 今日も授業の後、ただちに図書館に引きこもり、修士論文。昼食は台湾人の友人とLanguage Exchangeをしながら。その後図書館で勉強していたら、アメリカ人の盟友が「天皇陛下万歳!」と日本語で声をかけてきたので、駄弁った。彼は靖国神社に参拝した際、記帳したかったらしいのだが、神社側に拒否されたらしい。終戦記念日には靖国神社に、天皇誕生日には皇居に行けばエキサイティングな体験ができるよ、と教えてあげた。というか、彼はこの夏から東京に住むので、可能であれば一緒に行きたいものである。他にも何人か日本に滞在する予定の外国人の友人がいるので、彼らを動員するのも面白いかもしれない。日本の政治や歴史を勉強している彼らにとって、日本の現代のナショナリズムを生で感じることができる貴重な機会だろうから。

忙しい今日この頃

〜3日〜
 この日は日中は大学で本を読み、帰宅後はサミュエルズ教授の授業に提出するペーパーを書き、その後は修士論文へ。何ともタフな日が続く。
 
〜4日〜
 今学期も後半に入ったため、中国語の授業の個人セッションが一新された。これまでは教師との1対1の会話だったのだが、今週からは1対2(学生)のセッションを選択してその分長い時間セッションを受けることができることになった。しかしながら、私は従来どおりの1対1のセッションを選択。私は5年次の授業に出席しているものの、中国語の学習期間は実質1年半のみである。これまで耳にしてきた、あるいは口にしてきた中国語の量が絶対的に不足しているので、リスニングや発音はまだまだだし、クラスメイトのほとんど全てが中国人なので、1対2になると到底太刀打ちできず、それなら先生とマンツーマンで地道に発音を矯正していった方がいいと考えたのである。

 昼食は台湾人の友人とLanguage Exchangeをしながら。今日は韓国の外交官の友人も交えて3人で中国語で会話した。チベットや、台湾政治、北朝鮮情勢などについて話し合った。面白かったのが、台湾人の韓国への感情。韓国は政治的に中国にベッタリな上に、スポーツなどでも実力が伯仲していて激しく争っているため、台湾では反韓感情が結構強いらしい。その後、修士論文の校正をお願いしているアメリカ人の女の子から添削された論文の一部分を受け取った。今回もまた丁寧に添削されてあり、感激。

〜5日〜
 この日は車を持っていないアメリカ人の友人を車で買い物に連れて行ってあげた。昼食は韓国料理屋で一緒にとった。彼は中国政治専門なので、中国について語り込んだ。彼によると、中国は世界の中でも特別な国であり、外国人が中国のことを研究するのは不可能であると考えている中国人がまだまだ多いらしく、中には彼に対して敵意あるいは反感むき出しで接してくる中国人もいるらしい。帰宅後はずっと自室で修士論文。

〜6日〜
 今日は昼食をタイ料理レストランでとったほかは、ずっと自室に引きこもり、ひたすら修士論文を書いた。何とか今週中には目星をつけたいと考えているが・・・。ところで、オリンピックの聖火リレーが結構すごいことになっている。CNNなどではロンドンでプロテスト達が聖火を消火しようとしたが警官によって取り押さえられたシーンが流されている。ところが、たった今、北京駐在の某国外交官から入ってきた情報によれば、聖火リレーが世界中で妨害されていることが中国では全く報道されていないらしい。何ともはや・・・。

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