土居先生の事を思い出したらロンドンでのじじいの事も思い出したので書いてみようと思います。 じじいなんて失礼だろうと思われるかもしれませんが、愛情を込めて『じじい』と呼んでおります。これホントに。 何で土居先生の事を思い出してじじいの事を思い出したかというと、じじいに会った第一印象が 「土居先生に似てる!!!」 だったからです。 別に顔かたちは似ていないしむしろ土居先生と比べるとじじいは「怖い頑固な外人のおじいさん」と言うイメージではあるのですが、レッスンでの喋り方、踊っている時の体の動き、厳しさと優しさのバランスが土居先生に似ていたんです。 じじいは明石の通っていた学校でジャズとタップを教えていて本当の名前はBillです。 以前にもじじいのことはちょっと書きました。 じじいのクラスは人気クラスでかなりの人数が受講していたのですが、基本的に 「出来ない子は前に来るな。」 と言うタイプでした。 グループごとに躍らせる時も毎回出来ている子から番号の若いグループに入った。 この辺は引っ込み思案な子を前に出していく土居先生とは対照的なところでした。 クラスが始まった途端に振りがつき始めて、時間内に覚えられない子はグループに入れてもらえません。 これは覚えの悪い明石には結構難関だったんです。本当に入れてもらえず 「覚えられなければ教える事なし」 と言われたことも・・・ でも別に意地悪じゃないんです。 じじいには学校のレベルに対するプライドがあって生徒達は他の学校の生徒とはレベルが違うんだと言う気持ちがあったようです。 向こうでは「プロフェッショナルトレーニングスクール」なので、卒業後はプロになることが目的。先生もプロにする事が目的。 厳しかったけど優しいところもあって、明石はタップダンスは1年生時怪我の為半年くらいドクターストップがかかっていてレッスンが受けられなかったんですが、一度じじいのタップのクラスを受ける事があった時にじじいのその子とを話したんです。 「タダでさえここに来てはじめて初めて苦手。レッスンを受けられなかったので今振付けたステップをやったことがない」 と正直に言いました。 「出来る子が前に出る」 を通していたじじいから、一番前に来て実際に先生の足元を見て振付を覚えなさいと言ってもらえ、やった事のないステップはゆっくり教えてくれました。 この学校のタップのクラスは私は当然一度もやったことがなかったので初心者のクラスにいましたが、そのクラスには既に7年も習っているとか、全くはじめてと言う人が本当に少なかったんです。 2年生になるとJAZZを最終的に選考する人だけがタップを必修で徐行するのですが、いきなり上級クラスです。 私は当初ジャズ専攻希望でこの学校を受けた為、その事もじじいに話しました。 じじいの優しさのおかげで、レッスンで振付ける一曲を踊りきれた時クラスから 「トモミが最後まで踊りきった!」 と拍手が起こった時は嬉しかったです。 しかしとんでもないスローペースだった為じじいは踊っている間中リズムが危うくなりかけると指揮を取るようにぴくぴく動いていて踊り終わった後のじじいの一言は 「ボクは君の指揮者じゃない・・・」 でした。 でも、そんな優しいところが大好きで心の中で「ロンドンの土居先生」と呼んでいました。 じじいは今どうしているのかなぁ? 元気で生徒達に檄を飛ばしていてくれるといいなぁと思います。 因みにじじいが出来ない子を後ろに下がらせるのは、人気の先生だっただけに受講生が多すぎ、クラス増設しても多すぎ、後ろの方の子は前の子を見て振付を覚えなければいけない状況になることも多かった為、早く覚えられて上手い子から前に来ることで後ろの子達が間違えて覚えてしまうのを防止する為だったんです。 ↓応援よろしくお願いします!!!![]() にほんブログ村(文字をクリック) |
ロンドン留学記
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以前このロンドン留学期でちょっと向こうの教育システムに触れたので、向こうで印象に残った日本との教育システムの違いなど書いてみたいと思います。 『専門の勉強が多いのと平均的な教育はどっちが良いんだろう?』 明石が通っていた学校では、歌のレッスン以外に【Music Theory】と言うクラスが毎週ありました。 いわゆる日本の音楽の授業のようなものです。 実はダンス学校としてはこの教科はみんなの苦手科目。 なぜなら、ダンスや演劇、勿論音楽も芸術系の科目を向こうでは日本で言うところの中学生から正規の授業として受ける事が出来ます。 ただ、選択です。 と言う事は・・・ 選択しなけりゃ音楽の授業を受けることなく社会人になる人が存在するのです。 ダンサーもその内に入ります。 音楽に全く触れないわけはありませんが楽譜の読み方や渡された楽譜を初見で歌うなんて事はやるはずありません。 音楽には触れていてもその理論は習わないわけです。選択しないでいれば・・・ 日本では私の頃は実は触りだけとはいえ全てあったんです。 今の教科書を知らないのでなんとも言えませんが、音楽は皆小学校で年代によっては違いますがハーモニカ、ピアニカ、リコーダーなどやりますよね?と言う事は楽譜の読み方を習っているんです。 中学校になれば体育の授業で女の子はダンスがちょっとありましたし国語の教科書には必ず戯曲が入っていたはずです。 先生が取り上げるかどうかは別にして、戯曲、戦争関係のものは国語の教科書に必ず一つ入れなければいけなかったはずなので実際には”かする”くらいはしているわけです。 イギリスは中学校で選択できるようになった時から専門科目としてやるそうで日本の「何となくあった?」ではなく選んだ以上は専門的にやります。 それだけにその道を志す人には最高ですが、学校で同じクラスだった子に言われました。 「日本は皆子供の頃音楽の授業があって楽譜の読み方を習った事があるなんてうらやましい!!!何時必要になるかなんて分からないのだからイギリスもそうするべき!!!」 だと。 私からしてみれば子どもの時から正規の科目として心置きなくダンスが出来た彼女がとても羨ましいと思うのですが、そう考えると日本の教育は広く浅く、イギリスは深いが狭いという事を感じました。 学校と言うものが目的を持っていくもの前提で作られているイギリスと手形のようになっている日本の違いなのでしょうか。。。 色々と考えてもなかなかどの教育システムが最良なのかの答えは難しいものです。 自分の目標に向かって突き進める人にはイギリス流が良いでしょうし、やりたいことを見つけるのに時間の掛かる人には日本流が良いような気がします。 絶対に無理でしょうが、この二つが共存出来れば最高でしょうね。 それには目標に向かって突き進む人がその向かう道によっては低学歴となることをカバーする何かがなければダメなんでしょうが。 中学時代に工業高校進学は勉強の出来ない子と言う風潮が私の頃は顕著にありましたが、同級生の友達で工業高校に行っていた子が 「俺はやりたい事があるからそのために学校を選んだ。誰にも文句は言わせね〜」 とキッパリ言い張っていて凄いなぁと思いましたが(頭はハッキリ言って良い人です。)、それが普通に受け入れられる社会にならないとやっぱり教育の現場は良くなりませんよね。 皆さんならばイギリスと日本、どのタイプの教育システムが好みですか? |
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さてさて、本日三十路となった明石ですが、成人したのはロンドンにいた時でした。 そんなわけでロンドンでの成人の日の話でも・・・ 『大きな鍵を貰います』 イギリスではカードやレターセットを売っている所に『大きな鍵』に年齢の入れられたものが売っています。 イギリスに行った事のある方ならきっと見たことがあると思います。 大きいと言っても色々とサイズがありまして、年齢は【18】と【21】が一般的です。 これは私も聞いた話なので、どの程度本当なのかわからないのですが・・・ イギリスではこの二つの年齢を成人としてみているようです。 『自分の鍵を持って一人前』 と言う事らしいんです。 因みにイギリスの義務教育は15歳まで。専門学校は大体16歳から入学出来、大学は18からです。 イギリスでは何と映画等々15歳まで子ども料金で16歳から大人料金、しかも16からタバコが吸えます(お酒は18から)。 じゃぁ何で18と21?と思われるかも知れませんが、私の推測では専門学校は3年生が多いと思いますが実質的な教育は2年間と言って良い場合が多いせいもあるかと思います。 ダンス学校も16から入学出来ますが3年目はオーディションテクニックと作品の公演期間になります。 要するに18でその道のon the job trainingと言いますか、ある程度一人前扱いになるのではないかと・・・ 大学進学の場合は、実は日本とは違い、義務教育終了だけでは向こうは大学への入学資格がありません。 日本で教育を受けていてイギリスの大学へ留学を希望する場合、特殊な場合を除いて短大卒もしくは4年制の大学で2年生まで終了している事が条件となります。 何故なら向こうの学生は義務教育が終わってから2年間大学へ進学する為のお勉強をしているからなんです。(この2年間を1年間で済ませる強引なコースがありそれを受ける条件で入学が許可される事もあります。) 希望する大学の学科が要求する科目でAレベル(Oレベル)と言われるものを取得しないといけないんです。そして、向こうの大学は医学など特殊な学部を除いて基本的に3年です。つまり21で世に出ることになるわけです。 そんな理由から【18】と【21】が成人だと言われて鍵を貰うのではないかと思っています。 余談ですが、専門学校でも演劇学校は18歳からの入学になります。 その理由は【人は18までに演技をするのに必要な基本的な人間の感情を全て経験すると言われている】からだそうです。 これは学校の演技の先生に聞いた話ですが、先生によっては18では早すぎる21から位からが適当ではないかと考えている人もいるようです。 『明石の21歳』 それはロンドンで迎えました。 20歳の誕生日は、これもロンドンでした。 クリスマスホリデーが1月の1週目までだったため、当時1月15日だった成人式には既に学校が始まっており日本には帰れませんでした。 そんなこんなで21歳の誕生日、なんと!!!リーズ大学に留学していたお友達の富士子ちゃんが『鍵』をプレゼントしてくれました。 そう、明石はロンドンで成人したのです。 とっても嬉しくて、その鍵は未だに部屋に飾ってあります!!! |
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ロンドンで過ごした最後のクリスマス。 過ごした場所は【お化け屋敷】でした。 。。。なんて失礼ですね、友人宅でした。 ver3とは別の友人宅です。 なぜその子の部屋に集まったのか・・・それは、 『クリスマスとお正月にお化けが出るから怖いから』 でした。 だったらその子がその部屋で過ごさなきゃ良いって話でもあるんですが、その子が住んでいた地域はロンドンでも有名な心霊スポット【自殺橋】がすぐ側にありました。 そりゃ普段だって怖いよ。。。 因みにその子の部屋に行く途中どうしてもその自殺橋のすぐ側を通るのですが、何か黒い塊が橋の上からバサっと落ちていくのを見ました。 下には大きな道路が通っていてその橋からの飛び降りが多いそうですが、何にも落ちてなかったです・・・ さすがに有名な心霊スポットです・・・怖かったです(。>_<。) そのフラットに登場する幽霊は悪さはしないそうなんですが、そう言われたって怖いよ。。。 さて、そこに友達数人で食べるものを持ち寄ってビデオで映画を観ながらのんびりクリスマス。 部屋にいたら皆いるし怖くないんですが、その幽霊は部屋ではなく部屋を出た廊下や階段、バスルームに出ると言う・・・ 怖いよ!!!!! 余談ですが、ロンドンにいた時は日本のお化けの話は全く怖くなかったのですが現地の幽霊話は以上に怖く感じました。逆に日本で向こうの幽霊のことを考えてもちっとも怖くないのですが・・・ 結局幽霊と対面する事はありませんでしたが、ドキドキの夜を過ごしました。 噂によると出没する幽霊は女性だそうです。階段に座っていたり、共同のバスルームでバスタブに使っていると一段高くなったところにあるイスに腰掛けてジ〜っとこっちを見ていたりするんだそうです。 想像するだけで何だか怖い・・・ 因みにその友人と同じフラットにバイクで世界横断をしている男性が一次的に住んでいまして、その人は部屋の台所で変な音がしたりすると言っていました。 皆に言われていましたが、それは『ネズミ』です・・・ 最後のクリスマスがまさか幽霊の話しとは・・・と言う感じです。 さてさて、日本は本日大盛り上がりですが、忘れないで下さい。 クリスマスは明日ですよ〜(* ̄∇ ̄*) |
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本日はクリスマスイブ♪ と言うわけで、ロンドンでのクリスマス体験第3弾です。 これはロンドンでの2回目のクリスマスの時でしたが(因みに10代最後のクリスマス)、私はこの1年であんなに衝撃を受けた25日のロンドンを忘れていました・・・ 25日の昼、友達の家に遊びに行く約束をしてしまったのです!!! 明石が当時住んでいたのはVictoria LineのHibury&Islingtonが最寄駅、友人宅はPiccadery LineのRussell Square。と言っても土地勘が無いと解りませんよね。普通歩いていくような距離じゃありません・・・ 電車なんて動いてませんから!!!バスも動いてませんから!!! やってしまいました。 いくらそんなに広くないロンドン市内とは言え徒歩かよ。。。 ええ、歩きましたとも、友人宅でランチするべく歩きましたとも!!! って言うか、よく迷わずに行き着けたものだとわれながら関心。 道の名前と家の番号で確実に目的地に辿り着けるロンドンの街万歳!!! 友人宅では、友人の大家さんが本場イギリスのクリスマス家庭料理をご馳走してくださいました。 2年連続、手作りのクリスマス料理堪能です。 クリスマスプディングにブランデーたらして火をつけて・・・見た目もお腹も満足で 『イギリスの料理はまずい』 なんていう人は本当に美味しいもの食べてないか作った人が悪かっただけね。と言う事を確信して、また歩いて家に帰りました。 実は友人も、私が着いてから 「そう言えば今日って交通機関動いてないじゃん!!!よく歩いてこられたね。」 ですって・・・ ここまで書いていて、以前、ロンドンで過ごしたクリスマスは2回と書きましたが3回だった事に気がつきました。 冬休みに一度帰国した事があったので2回のような気がしていましたが、しっかり3回やってるじゃん・・・ 3回目の楽しい体験は、必ず本日中に(*^m^*) |




