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今日は比較的安めの楽器探しについてのご質問をいくつかいただいているのでそちらにお答えしようと思います。
1.値段について(100万前後までで)新しい量産品をぬかして
この価格帯はとてもばらつきが大きいです。なかなか難しい価格帯かも・・・なぜそうなってしまうかというと、モダンイタリーなどのようにこのメーカーならいくらという相場があるようなメーラーがすくない。あるとしたらフランス900年代の量産品だけ。ということはそのほかは個々のお店の裁量に任される。となるとお店次第。あと仕入ルートなどにもよります。この価格帯はどうしても利益も小さいしそういうのを海外で安く大量に卸しているお店と懇意にしていないならば大体は国内のブローカーなどから買う場合が多いようです。わたしは買うとしたらたまたまなにかのついででいいのがあったからというスタンスです。
2.どんなものがあるか
上記に上げたようにフランスのJTLやMarc Laberのような量産品。こちらはスズキのようにグレードがあるので値段の幅もかなりあります。そんなに安くもないです。70万位からのが多いかな。特徴はきれいな造り、コンディションの良いものも多く、かなり音量があること。問題点はおとが?なものもおおいことと大き目のものが多いこと。海外のオークションでは必ずあるこのメーカーですが36cm以下を探すとぜんぜんなかったり・・・・(普通の楽器は35.5ぐらい)
ドイツや東欧の900年代の量産品、半量産品。フランスが思いっきり産業革命後的に工場だったのに対し、こちらでは家内制手工業的なものも多い。例えばうちのおじいちゃんは毎日一個渦巻き作ってお母さんは横板まげて、みたいな。そういったのは作りはかなり荒め。東欧のものはきれい系がおおい。東欧の戦前の量産品はそこそこ音もいいし、値段もお安め。ただドイツも東欧もやっぱり大き目が多いのが難点。ドイツの場合はその上ネックも5mmくらい今の楽器より長かったりするから要注意。
50万以下だとこういったかつての量産品の困ったチャンが多いのも事実。たとえばとりあえず割れはくっついているしセットアップもできているけどなんかなあみたいなのとか、スプレーニスで蛍光塗料でも入っているかのような色だったり。後は大きすぎたり。この価格帯を多く扱っているお店はどうしても駒やペグといったものの造りがいい加減で楽器のポテンシャルの半分も出せてないことも多いのも問題点。
あと今多いのが中国製で仕上げは日本やイタリアでしているもの。悪くないものも多い。とりあえず健康だし、サイズ的には今の標準にできているし,見た目にもこだわっている。こういったのは30万くらいからあってお店によっては100万以上とっているところもある。100万はちょっと高い気がしますが・・・・
続きはまた午後にでも書きます。
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