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さて、すっかりご無沙汰している弓の選び方ですが、今回は弓そのものの性格について書いてみたいと思います。
弓を買うときには、なんだかんだぺカットモデルだのトルトモデルだの言われて買って、ふむふむ、なんて思った方もいらっしゃるかと思います。まあ、あまりモデルそのものは気にすることはないかと思いますが・・・・デルジェスモデルのバイオリンがデルジェスの音がするわけでもなければ、トルトモデルの弓がトルトのような弓なわけではありませんから・・・・・
弓の性格ですが、ざっくりと3っつに分けちゃいます。とても乱暴な分け方ですので、いろいろなキャラクターがあるんだ、というぐらいに読んでください。
まず、強い弓。日本は特に強い弓信仰が強いかもしれません。ずっと書いている100万円以下での代表といえば、ギヨームさんに、ニューンベルガーといったところでしょうか。日本でのギヨーム人気は、彼の弓の強さ、というところで間違いないと思います。ニューンベルガーは、数もありますし、種類も多いですが、基本的に剛弓の分類で間違いないです。良いものになると強さだけでなく粘りも出てくるのがやはりドイツでもっとも有名な弓製作一家なだけあるところです。元気な音が出しやすいですが、扱いにくいと感じる方もまた、多いようです。
強い弓大好き好きには見向きもされないけれど、意外とオールドイタリアンを弾いていらっしゃる方にもファンが多いのは、とにかくよくしなる弓。弾力のある弓です。こちらは、バザン、フレッチナーといったところです。弓は強くなくてはという方だとへなへなと感じる方も多いですが、弾性に富んでいるので、細かいニュアンスを出したりしやすいと感じる方も多いです。わたしも、こちらのタイプが好みです。
そして、その中間。安価な弓だとこの中間、というのが圧倒的に多いです。強いわけでもないし、弾力に富んでいるわけでもない。でも、意外とこの中間というのがくせのなさ、弾きやすさにつながっていることも多いです。代表はヒルかな。ヒルはあまりも多いので、ものによっては強かったりしなやかだったりしますが。
そして、カテゴリー外、へなへな。これは、だめですよ。ねじ一周回したらまっすぐになっちゃうようなのです。これは、やめておきましょう。
どちらにしろ、自分がへなへな、と感じる弓はダメです。それから、かちこちすぎて、棒っきれと感じるのもあってません。なんとなくしっくりくる、というのが一番です。
これで、一応弓の選び方は終わります。またもう少し高級なものそのほか、リクエストがありましたら、お答えしますので、よろしくお願いします。
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