楽器の選び方

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買ってしまった

ようやく時差ボケも直りました。

 さて、年末から弓の選び方を書いていますが、すでに買ってしまった方のために今日は書きたいと思います。

 買ったけど、なんとなく不安、なんとなく満足していない、という方も結構いらっしゃるかと思います。私もよく相談を受けます。
  
 そして、気がついたのが、なんとなくの理由の多くは結局 好きではない、ということ。
 
 満足していらっしゃらない方で、本当に変な楽器や弓を買ってしまっていた方って、じつは、とっても少ないです。

 では、なんで好きでないのか。 
 
 やっぱり一番多いのは、好みと違うものを買ってしまった。
 これは、割と誰にでもあり得ます。皆さん、買いなれた靴や服でも意外と失敗していますよね。これが買いなれない楽器だとやっぱり、あり得るんです。この、好みと違うのを買ってしまった、というの、一週間以内とかだと同じ楽器屋さんだと交換してもらえる可能性もあります。それが1年後とかになったら、もう無理ですが・・・・
 好みでない理由の多くは、本当はイタリアンがよかったのに、とか、古いのがよかったのに、とか、が多いです。 
 普段から、ブランドは大事とおもっていらっしゃる方、コンサバな方は、割合楽器ならイタリアンを買ったほうが、安心できるようです。
 逆に、ヴィトンのバックなんて絶対持ちたくない!という方はどちらかというと、古い楽器などのほうを好まれるようです。イタリアンを買っても、結局名前ばかりで、となりやすかったりします。実際、何人も、なかなかいい新作イタリアンを持ってらっしゃるのに、全然好きではない!という方を存じています。

 その次に意外と多いのが、安い楽器だから。
 これは、不当に高い楽器を買ってしまったというのではなく、後から、もっと高い楽器を買っておけばよかった、というもの。・
 こちらは、とくにレイトスターターに多いです。レイトスターターの方は、自分のお金で買ってらっしゃる方がほとんどなので、もっと使えたのに!となりやすいようです。
 初心者が、予算を決めずにお店に行って、いきなり百万円以上の楽器をお奨めされることは、稀だと思います。本当の初心者だと、お店にある一番安いものから50万位のものが多いのではないでしょうか。この時、もし、もっと高いものも興味があるのなら、見せてもらってください。高いものもやすいのも全く同じに見えるかもしれないし、全然違って見えるかもしれません。同じに見えるなら一番安いものをとりあえず買っておいて、いつか買い換える、というのもいいアイディアだと思います。いつか上手になって違いがわかるようになって高い楽器を買うんだ!というのも練習の張りあいになる気がします。逆に、いろいろ弾いたら、安いのでは絶対いや、というなら買える範囲で一番いいものを買えばいいでしょう。

 さて、すでに買ってしまって、満足していらっしゃらない方。まず、自分はとりあえず、値段に見合う楽器は買ったはずだ、というのを思い出してください。そして、意外と悪くないのかも、と思える日が来てほしいと思います。
 もし、本当に嫌いなら買い換えというのもありだと思います。買ったお店で、買ったものより高い楽器を買うと下取りしてくれるところも多いです。その際は、本当に納得してから買ってくださいね!

 ちなみに私が使っているのは、100年前くらいのイギリスのバイオリンと、作者不明のやりは100年前くらいの弓です。私は、割と天邪鬼で気に入っているのは、パフォーマンスがそこそこというのとブランド物じゃないところ、です。

今日はかなり苦心して確定申告の提出書類をそろえました。

 実は今は日本にいる間最後の楽器探しを何件か頼まれてしています。前から気になっていたんですが最近ちょっと思うことがあったのでお話します。
 
 ずばり、予算!

 予算は結構どうしようもないですよね。家庭の事情もあるし、貯金全部はたいてかっていいのかとか、ローン組んじゃっても大丈夫なのか、とか。人によってまちまちなのは当然だと思います。大学生とかだったらこれで夏休みバイト全額なんです、とかもあるだろうし。
 ただ、予算に合ったバイオリンをどうかうか、は誰にも共通する問題だと思います。例えば予算30万だけど絶対イタリアの新それも有名作家、とか無理なのは誰にでもわかりますよね。どの価格帯にもあります。1億でストラドあるかもしれないけどかなりいわくつきとか。予算の多い少ないの問題じゃありません。
 じゃあ、限られた予算でどうやって折り合いをつけて気に入れる楽器を見つけるか。今回はオールドイタリアンじゃなければだめなどのこだわりがある場合をお話します。
 
 例えばご予算1千万円。確かに私が子供のころにはオールドイタリアン1千500万も出せばかなりの物が買えました。今1千万が相場といえるバイオリンは思いっきりモダン。モダンだったら中くらいのがかなり選べます。
 でももしオールドが欲しかったらどうするか。ちょっと難しいですよね。
1. まず、正攻法でイタリアンはあきらめてフレンチとか、周辺諸国のものにする。
2. オールドイタリアンは確かだけれど、製作者不明のものにする。
3. 裏板に魂柱われがあったり楽器の一部がオリジナルでないある一応名前は聞いたことのあるオールドイタリアンをかう。
4. こればお買い得ですよ、といって売ってくれる人から買う。

この中で一番のリスクが少ないのは1番かと思います。数は少ないですがコンディションに問題ないものを相場で買うのである意味ローリスクローリターン。将来手放すときも楽器そのものはしっかりしているのでイタリアンほど簡単ではないでしょうがどうにかなるでしょう。
2番目は、ある意味ハイリスクハイリターン。こういった楽器は製作者がわからないため値段は抑えられていますがパフォーマンス的には優れていることもままあります。ただこういった楽器は実際はどうしようもない楽器だったということもありますし、かなり楽器選びの場数を踏んでいて見れば価値がわかるくらいじゃないと結局お買い得だったということは少ないかもしれません。
3つめは理解して納得していればよいかと思います。
4つ目は相手次第。時々30年前に買った楽器をその値段で買い取って欲しいという方もいらっしゃいますからそういった方とダイレクトにやり取りできれば可能でしょうし、そういった楽器を委託販売する楽器屋もオーナーの意向で安く出すこともあります。ただ高額な楽器はディーラー同士の取引価格も小売と大きな差がなかったりします。それにもかかわらず安く提供できる場合というのは限られているということを覚えておいていただければと思います。プロと言われる人が相場から外れた値段設定をするのにはわけがあります。残念ながら中には盗品や贋作が含まれていてもかまわないと思っている人もいます。その中には3千万の楽器を1千万で手に入れたいといっているんだから相手だって納得済み、という理論の方も結構います。東京中の楽器屋で無理って言われたのにここでは大丈夫って言われたと喜んでも意外と喜べない事実のこともありますから気をつけてください。

さてさて、本題の予算の決め方。一番いいのは欲しい楽器の相場を用意できることですがそれができない場合はもう一度なぜ、どんな楽器が欲しいのかというところに戻って柔軟に考えてみていただければと思います。
 

 今日はカテゴリー的にちょっと地味な新作イタリアンよりちょっと高級な楽器をご紹介します。

 新作イタリアンは高いので350万くらいでそれ以上のものは店主の特別な思い入れの楽器とか楽器そのものの相場に合わせてというよりはその楽器だからという理由で値段がつけられています。ですから新作イタリアンで350万以上はかなり高いです。
 というわけでちょっと高級な楽器たちを350万くらいからとしてどんなのがあるんでしょうか。いかにもモダンイタリアンっていう感じの1920年代の楽器は多くは600万円くらいから始まるのでイタリアンというカテゴリーで見ると穴が開いている感じです。でも戦後も70年代までで製作者がすでになくなっているのはモダンに含まれてしまっています。ここでは紛らわしいので勝手に新モダンとしちゃいましょう。この新モダンだと400万から500万くらいで結構いろいろあります。そして長い目で見るとかなりお買い得な楽器たちだったりもします。そのくらいの値段だと900年初頭のモダンイタリアンの有名でない作家か三流として有名な作家の物なんかもあります。この価格帯になると一気に他のヨーロッパ圏の楽器が少なくなるのも特徴です。あるとイタリア移民の国アルゼンチンのモダン、一級品のオールドジャーマン、有名なオールドフレンチ、パリのモダンフレンチ、イギリスの有名作家のオールドといったところでしょうか。でもそういったものはイタリアンに比べて本当に少数です。数としてはイタリアン以外全部とモダンイタリアンで同じくらいといったところかと思います。特に日本ではそのくらいのきちんとしたイタリアン以外というのは見つけるのが困難だったりします。

 イタリアの国以外オールドで興味があると値段的にはやはり新作イタリアンと同じくらいになり多くのアマチュアプレーヤーには価格的にも人気がある範囲です。

 それでは何で新モダンがお買い得かというお話。今までの歴史ではイタリアンは物価上昇率よりも値上がり率が大きいというのがまず一点目。そして値上がりを始めるのは作者がなくなって楽器がそこそこ使い込まれた後というのが2点目。なので新モダンの楽器はまだ使い込まれたというには早く次のブームで大きく値上がりする可能性が高いということ。そして400万ちょっとで70年代のものなら一流の作家のものもが手に入るのでコレクターまでいかないアマチュアプレーヤーにも興味がある範囲であるためです。
 これは今30代40代の方が年を取ったときまで資産としてもっていられるという点でお買い得といえると思います。そして将来手放す可能性がある方にはお勧めなものたちです。
 肝心の楽器としての性能はというと、勿論楽器にも寄りますが、新作は好きではないという方にも大丈夫の楽器も多いです。やはりなんだかんだいって30年40年たっているので音がこなれてきています。ただいわゆるオールドのオールドの音までは勿論行きません。ですがやはりイタリアンの音というのはします。

 なんだかモダンイタリアンのための回し者みたいになってしまったのでちょっと言い訳権ご説明。
 同じ価格帯のオールド楽器だともう少し安いオールド楽器より断然音がいいということがあまりないということ。楽器屋さんの裁量で値段がついているので相場がはっきりしていないため単に高く買ってしまったということが大いにありえること。将来大きくトレンドが変わらない限りイタリアンほど手放しやすくはないということ、などです。ですが200万から300万前後だとイタリアン以外の古くていい楽器も多いです。なので最終的には100万前後の差をどう考えるかというところだと思います。
 余談ですが上手なアマチュアではイタリアン以外の古くていい楽器を買われる方が多くて、音大を目指す方ではモダンイタリアンを選ばれる方が多いです。この300万と400万の差って600万と700万の差よりずっと大きいかもしれません。

楽器選び2

先ほどの続きです。

3.どこで買うべきか?

   とっても難しいです。オールドイタリアンとかになると扱っている店となるとかなり限られてきますが安い楽器はやっていないところのほうが珍しいくらいなのでどこでもありということになります。また高額な楽器の品揃えを売りにしているお店でも実は売りにしているものの半分は偽物で50万くらいの楽器はお買い得なものをそろえていたり、特にそのくらいの楽器が多いですよといっていなくても実は豊富な在庫を持っていて引き比べやすかったり。なのでなかなか難しいところです。ただいえるのが職人がいようがいまいがきちんとしたセットアップをしている店から買うのが重要です。高額な楽器なら駒が曲がっていたり魂柱が短かったりしたら後で文句を言ってやり直してもらえますがこのくらいの楽器だとしょうがないと言われて終わりのこともあるし、技術的にまともなセットアップをできないお店でも多く扱っていたりするからです。どうしても楽器が気に入ってでもいいかげんなセットアップだった場合、信用できる職人にやり直してもらう覚悟が必要な場合もあります。ただネックの長さを短くしたり細すぎるものを太くするには新しくネックを作り直す必要があるのでネック関係に問題あるものは絶対避けるべきです。どうしても安い楽器を多く扱っているお店は職人のレベルも低いことが多いですから注意することが必要です。
 また同じ楽器屋で同じ値段帯のものを見せてもらっても一台はお買い得だけどもう一台は割高ということもありますから、楽器屋だけではないですね。
 地方と東京でどちらが高いかというのはわたしにはわかりませんん。

 
4、どんな楽器は止めた方がいいか

 もし将来手放す可能性があるなら
  サイズの極端に大きい(この場合36cm以上)もの。また小さいもの(35cm以下)
  修理の後が見えるもの。例えば黒い筋(割れの後)があるもの。ニスの引っかき傷などはリタッチで  ごまかせるので気にしなくてよい
  ネックの長さ、太さなどが標準でないもの(細めだと始めは引きやすい気がすることもありますがよ  くありません) 
  新しい量産品

上記に上げたような楽器は売るのが困難になる可能性が高いので手放す可能性があるならまず避けて通ることです。

   
 たとえ手放さなくても止めるべきもの
  なんとなく好きではない。(結局これが一番大きな問題)
  フォルテで弾くとうるさい感じがする(板が薄すぎる可能性あり)、
  ハイポジの音がファースト歩ディションの音と大きく違う(表板や裏板の構造的欠陥の可能性あ    り。)



5.予算の決め方
  
 考え方にも寄るし、人生設計によってもかわるので一概には言えませんが、基本的に投資に回せる金額はバイオリンに回しても大丈夫でしょう。
 大雑把委に金融機関やファイナンシャルプランナーの言うことをまとめてしまうと、投資にまわせるのは半年分の生活費とこの先5年のイベント(住宅購入資金、子供の教育費など)のためのお金を除いた額ということになります。またバイオリンは何十年後かには買った価格で売ることが可能な可能性が高いですから今買って使って将来売って老後の生活資金にするということも可能です。ただバイオリンも売値と買値の差は大きいです(とくに安い楽器では)。すぐに現金化するには楽器が今の倍以上の価値になっていないと買ったときの値段で売るのは難しくなります。
 またお金のことなんか心配する必要がない方にはバイオリンで相続税を払ったという話は聴かないということもポイントになるかもしれません。
 
 一つは上記のようにいくら使えるからと決める方法、もう一つは欲しい楽器がいくらだからいくらと決める方法があります。例えば新作イタリアンが欲しいから200万とか。

 これまでこういった楽器はいくらとか書いてもいるのでそちらを参考にしていただいてもよいかと思います。

 もしそれでも予算が決められない場合にはとにかくいろんな楽器を見てそれぞれの将来性を見極めれば結果的に絞られてくるのではないかと思います。


6.先生を通すか、自分で買うか
  特に安い楽器を買おうとしている場合は先生に選んでもらうのが無難だと思います。(たぶん自分で選ぶのは無理)

最後に楽器は出会いです。いいと思ったら買うつもりでないとまず何も見つからないと思っていたほうがいいです。

楽器選び

 今日は比較的安めの楽器探しについてのご質問をいくつかいただいているのでそちらにお答えしようと思います。

1.値段について(100万前後までで)新しい量産品をぬかして
   
 この価格帯はとてもばらつきが大きいです。なかなか難しい価格帯かも・・・なぜそうなってしまうかというと、モダンイタリーなどのようにこのメーカーならいくらという相場があるようなメーラーがすくない。あるとしたらフランス900年代の量産品だけ。ということはそのほかは個々のお店の裁量に任される。となるとお店次第。あと仕入ルートなどにもよります。この価格帯はどうしても利益も小さいしそういうのを海外で安く大量に卸しているお店と懇意にしていないならば大体は国内のブローカーなどから買う場合が多いようです。わたしは買うとしたらたまたまなにかのついででいいのがあったからというスタンスです。

2.どんなものがあるか

   上記に上げたようにフランスのJTLやMarc Laberのような量産品。こちらはスズキのようにグレードがあるので値段の幅もかなりあります。そんなに安くもないです。70万位からのが多いかな。特徴はきれいな造り、コンディションの良いものも多く、かなり音量があること。問題点はおとが?なものもおおいことと大き目のものが多いこと。海外のオークションでは必ずあるこのメーカーですが36cm以下を探すとぜんぜんなかったり・・・・(普通の楽器は35.5ぐらい)

   ドイツや東欧の900年代の量産品、半量産品。フランスが思いっきり産業革命後的に工場だったのに対し、こちらでは家内制手工業的なものも多い。例えばうちのおじいちゃんは毎日一個渦巻き作ってお母さんは横板まげて、みたいな。そういったのは作りはかなり荒め。東欧のものはきれい系がおおい。東欧の戦前の量産品はそこそこ音もいいし、値段もお安め。ただドイツも東欧もやっぱり大き目が多いのが難点。ドイツの場合はその上ネックも5mmくらい今の楽器より長かったりするから要注意。

 50万以下だとこういったかつての量産品の困ったチャンが多いのも事実。たとえばとりあえず割れはくっついているしセットアップもできているけどなんかなあみたいなのとか、スプレーニスで蛍光塗料でも入っているかのような色だったり。後は大きすぎたり。この価格帯を多く扱っているお店はどうしても駒やペグといったものの造りがいい加減で楽器のポテンシャルの半分も出せてないことも多いのも問題点。

  あと今多いのが中国製で仕上げは日本やイタリアでしているもの。悪くないものも多い。とりあえず健康だし、サイズ的には今の標準にできているし,見た目にもこだわっている。こういったのは30万くらいからあってお店によっては100万以上とっているところもある。100万はちょっと高い気がしますが・・・・



続きはまた午後にでも書きます。

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