修復

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旦那に押しつけられたチェロと、ほぼオーバーホールが終わったオールドの分数。写真だといまいちですが、この分数小さいです。10分の1。とっても素晴らしい分数です。もう子供のころのモーツァルトにでも弾いてもらいたいくらい。こちらは、年末まであれば日本に持っていく予定。
 
 
問題はこのチェロ。以前どなたがとんでもない修理を施してくださっていました。おかげで苦労させられてます。まず、この巨大なニスのリタッチが待ってます。なぜか、この部分のニスは緑でした。あまりにも衝撃的で、はがしました。修理屋を目指す皆さん、赤い楽器に緑のニスは塗ってはいけません。
そして、その真ん中にあるのは、ボンドで張り付けようと試みられた割れ。ボンドで張られるとはがすのが大変なんです。膠は水に溶けるのでやり直しが効くんですが、このように水にもアセトンにも溶けない接着剤を使われちゃうととっても大変なんです。この割れに至っては、割れの隙間にボンドを詰めてみました、という感じで、割れがくっついてさえいなかった!今は、カリカリとナイフで昔の接着剤をはがしています。多分今週はそれで終わるような・・・・・・
 

修理リスト

そろそろ時差ボケも解消されました。こちらに戻ったら、海でのんびり、なんて言っていたんですが、まだ行っていません。なぜか、私が帰ってきてからはさわやか過ぎるか雨です。私、雨女なんですよね。だいたい、行く先々で記録的な冷夏で雨とか、多いです・・・・
 
そんなこんなで時間が過ぎ、こちらでもそろそろ仕事に復活しないといけないなあ、なんて思っています。
 
今日は、この数カ月で仕上げないといけない在庫のリストを作ってみました。そしたら、なんと、仕上げなければいけないのは、分数バイオリンとチェロ。うーん、なぜ、普通にバイオリンとかビオラとかなくて、分数とチェロになるかな。このチェロは、先月イギリスで仕入れたものです。私の中では、このチェロの修理は旦那がやることになっていたんですが、旦那の中では私がやることになっていました・・・・やりたくない修理は、他の修理と交換したり、家事と交換したりして、旦那に押しつけるのに成功するんですが、今回はなんだか丸めこまれました・・・・・と書くと、なんだか極悪妻のようですね。でも、だいたい交換してもらうのは、力仕事だけです。旦那も私が、のんびりのこぎりとか使っているのを見るといらいらするようですしね。でも、今回は、俺には無理、宣言されちゃうとなかなか、交換条件で押し付けるのは難しそうです。しょうがないから、頑張ってやります。
 
 

なぜ?

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久々に、お仕事の話しです。
この夏に仕入れてようやく最近になってオーバーホールに手をつけられるようになったこの楽器。なんだかいわくありげなのを発見。このバイオリンは、オールドジャーマン。すべてがいかにもオールドです、ジャーマンです、と主張しているような楽器です。ではなぜいわくありげかというと?

発見しちゃったんですよ。F字坑の形を変えた後!写真を見ていただくとfの周りにギザギザが見えると思うんですけど、それは新しい木を継ぎ足しているんですね。なぜそんなことをするかって?変形のためです。こうやって周りに新しい木を足してfを切りなおすんですね。これは結構高度な技で、やり方を知っている職人さんは限られた工房に勤めた経験のある限られた人だけ。第一こんな面倒なことふつうはオールドジャーマンなんかではやりません。やるとしたら何か別の楽器にしようとした時だけ!

その上このバイオリンコーナーの形も変えてあるんです。一体、誰が何のためにこんな手の込んだことをしようとしたのか・・・・いえいえぱっと見きれいな楽器ですよ。趣あるし、いかにも古そうだし。でもね、倫理上の問題は脇に置いておいてもやっぱりラバがいきなりサラブレットになるわけないようにどう頑張ってもオールドイタリアンにするのは無理だと思うですよね・・・・うーん、謎だ・・・・

お仕事だいすき!

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久々に修理の仕事をしています。やっぱり、自分の机で仕事をするのはいいものです。なんか、お仕事だけど幸せ・・・・

もう、イヤ!!

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実は、数年前に仕入れて修復を始めたけれどイヤになってしまってほうってあった楽器があります。それが上の写真。裏板がぐにゃぐにゃです。
 なぜ、数年もほうっておいたのに今になって引っ張り出してきたかというと、とあるオークションにこれとそっくりな楽器が出ていたから。つい最近まで帳簿上は存在しているけど完全に忘れ去られたバイオリンナンバーワンだったこの楽器を思い出したんです。探し出してみてみるとオークションに出ていた楽器に瓜二つ。イタリアンはイタリアンだけどわけがわからない楽器は売れないし、とやる気ゼロだったんですがなんとなく直してみようか、という気になりました。どちらにしろ忘れていた楽器だから急ぐわけでもないし今年は少しずつ直してみようかと思います。

 それにしてもこの状態・・・石膏型すら取れません。取れなきゃ隆起も直せないし、隆起が直せなければ右と左をくっつけることもできません。あんまり好きではないですが表板の石膏型で代用します。はじめたばっかりだけど、もういやになりかけてます。


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