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オールドジャーマン

貸し出していたオールドジャーマンが戻ってきました。実は古い楽器を探しているお客様がいらっしゃるというディーラーさんにお貸ししていたのですが、結局お客様が見に来られなかったそうです。
実はこの業界は楽器の貸し借りが頻繁に行われていて、それは大陸を越えて行われることもしょっちゅう。それは、楽器のオーナーがこんな楽器持ってるんだけどそういうの探してる人いない?と持ちかけることもあるし、こういう楽器探している人がいるからあったら貸してと頼むこともある。そしてオーナーから買えば必ずしも安いわけでなく、結局同じ値段だったりする。楽器は高いものだから自分のところの在庫ですべてまかなっているところは大手といわれるところでもまれで、正直そんなお店があるのかどうかもなぞなくらいだったりする。いわゆるオールドイタリアンを大量に扱っている海外の有名点なんて特に!まあそれも当然か。ストラド10台持ってるなんてわけないもんね。つまりこの業界は信用第一で貸し借りで成り立ってるってコト。

そこで一般の音楽家の方に。多くの楽器屋さんは、電話などでこんな楽器がありますかと聞かれて在庫がある場合ならすぐお見せするしなければ探してみますということになる。そして見つかるとこんな楽器が入ったんですけどとご連絡してアポを入れてお見せしてという運びになる。問題はアポをすっぽかした時。勿論、もう他で買ってしまったって場合もあるし、なんとなく行く気がなくなってしまったって言う場合もあると思うんだけどできれば事前に、もし無理なら後にでも一言あると嬉しかったりする。そしてそれは楽器を探している人にとってもプラスになる。やっぱり小さな世界だからこういう楽器を探している人がいろんなお店に行っているっていう情報が入ってきたりする。そしてアポに現れない人はきっといい加減な人だからそんな人のために探してあげるのは時間の無駄だよといううわさまで流れちゃったりする。そうするとなかなか難しくなる。そしてそういうことを何年も繰り返した挙句、あの人には売りたくないんですよね、みたいな楽器屋まで現れちゃったりすることまである。たかがアポされどアポなわけ。だからいい楽器にめぐり合うためには信用できる楽器屋にめぐり合うことが第一だけれど信用されるお客になることも意外と大事かもしれないということです。

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今日は久しぶりに修理のお話です。
写真はビオラの横板、ネックの付け根部分。ここはハイポディティオンの時やオケで自分が弾いてないとき手を置いてたりして、ニスが剥げ易いところ。写真はニスと汗が混ざってべとべとしたよくわからない汚れになってしまっているところととりあえず汚れを取り除いたところ。実はあせってすごく侵食能力があってほっとくと横板がべこべこになっちゃうこともある。恐るべし。この写真くらいだたちょっときれいにしてまたニスを塗ればそれで良いけどあまりにひどいときは横板半分新しくしないといけないこともあったり。だから油断は禁物。特にこれからの季節汗っかきの人じゃなくても汗をかく季節だからもしニスがはげてたら今のうちに修理しておいたほうが無難。あまりひどくならないうちなら一週間もかからず直せるからやっておこう。

終わった!

ぼろバイオリンで紹介した楽器のオーバーホールがようやく終わりました。長かった・・・自分で買った楽器となるとなかなか期日までに仕上げないといけないとか言うことがないから終わらないんだよね。ともかく一応終わりました。なかなか音も良かった。一安心。半年もかけてオーバーホールして最悪の音とかだったらかなしすぎるし・・・この楽器はイギリスの小さなオークションで買ったんだけどたぶん何十年も弾かれていなかったみたい。200年近く前に作られた楽器だから一応古い楽器の音はするけど組み立てたばかりだし、少し弾きこまないといけなさそう。でもいいポテンシャルもってます。

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今日は今やってるお仕事見せちゃいます。ちょっとヘビーに穴あき。これは虫食いがあってそれを誰かが修理したのをもう一回やり直してるところです。
一番初めが修理前の。黒い線が見えてると思います。それは修理的にはかなりNG.一般の人に修理したことがわかるような修理はかなりだめなものなので。なのでやり直し。
古い入れ替えてあった木を全部取り外して新しく替えるんだけど。依然使われていたテクニックとは別のスルーパッチと言う手法を今回は使うことにしました。これは表面の穴の部分にオリジナルの内側の木を使うためちょっとみただけではその部分が穴があったとは見えなくなる画期的な手法なんです。最後の写真が一応穴を閉じ終わったところ。まだもう少し補正が必要なんだけどすでにショッキングな穴あきではなくなってます。どちらにしろ内側を見るとまだまだショッキング映像なんだけどね。

なんだかんだいって

お久しぶりです。年明け早々呪われたバイオリンとか書いたせいかいまいち仕事がのってません。なんというか、失敗とかするわけじゃないんだけど気分が乗らないと言うか。かの呪われてるのも終わってないし。本当は今日納品するつもりだったのに。一箇所うっかり修理し忘れてた・・・ごめんなさい。でも数日前オーナーと話したときには別に急いでいる風でもなくどうやら大丈夫そうです。この気分の乗らなさは多分終わりそうで終わらない楽器を大量に抱えているせいかな。ダーリンに頼まれてた楽器も本当は
一ヶ月前に仕上がっていたはずなのに結局ここもあそこもといった具合にどんどん修理箇所が増えて行ってまだだし。
あーあ、なんかシャキッとやる気になっちゃうような仕事来ないかな。とかいってきても困るんだけどね。何しろ引き出しの中にはばらばらになった10台近くの楽器が眠ってるんだから。早くそっちを終わらせないと。
明日からは心を入れ替えて頑張ろう。


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