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本当に修理完了

昨日、先週修理したストラドのオーナーさんに会ってきました。合格でした。よかったー!
その上、「上達したねー。本当は心配してたんだけど。本当に良くやった。」といってくださいました。オーナーさんはディーラーでそのときもイタリアンオールドを買いにお客様が見えてたからちょっとしか話せなかったんだけど。でもその一言からその方がいかに私を育てて下さろうとしているかが判って嬉しかった。
何の世界でもそうだと思うけれど一度基本をマスターしてしまうとその後の成長はゆっくりになる。初めみたいに毎月毎月上達するなんてことはなくて、苦労して新しいテクニックを仕入れて、マスタークラスに参加して、実験に実験を重ねてでも最新技術を手に入れた分だけしか良くならなかったりして。実はこの2年くらい行き止まりを感じてた。私は技術の天才でも飛びぬけた感性の持ち主でもなくて。唯一、今まで上司に認められたのはちょっとした手先の器用さと集中力だけ。勤めてる間はそれだけで十分だったけれどフリーになってなんとなくずっと不安を感じていた。でも今回‘完璧でなければならない仕事‘
に及第点をもらえたことは大きいと思う。確かに、小さな仕事ではあった。それでも完璧に限りなく近づける仕事ができた。今回何を学んだか。判らない。実際はいつもと同じ段取りで同じようにやっただけだから。それでも一段上の仕事ができた。これはこの一年少しは上達したと思っていいのかもしれない。これぞストラド効果?

金曜日はブログの日?

またもや一週間あっという間にすぎちゃった。前回更新したのもその前も金曜日だったんだね。別に土日仕事しませんとかじゃないから金曜日でも特に意味はないんだけど。
実はこの一週間ストラディバリの修理してたの。そうあのストラディバリ。実は更新しなかったのの一つの理由がこれだったりして。だってストラディバリなんてみんなに言いふらしたいじゃない?でも家にある間は防犯上言いふらすのはちょっとね。で、待ってたの。終わって納品するの。今日してきました。オーナーさんは留守だったから直接はお渡しできなかったんだけど。だからちょっとどきどき。お気に召してもらえたら良いんだけど。今回したのは小さな5センチくらいの割れ。以前の修理できちんと閉じてなくて隙間にニスやらごみやら入って黒くなってたからお掃除して付け直したの。たいした修理じゃなかったんだけど・・・何しろストラドだから。
でもわざわざこの修理を依頼してくださったのは本当に嬉しい。依頼するときも私の履歴書に箔がつくようにっておっしゃってくださって。アメリカの大御所に修理させようかと思ったけど私にもいい経験になるからと任せてくださった。本当に感謝してる。その上今回させていただいた楽器は本当にいいストラドだった。なかなかこういう楽器を私のような若くて無名な人に任せるのは勇気がいることだと思う。それだけ私のことを買ってくださっていると思うともっともっと頑張りたいと思う。

この一週間他の仕事は手付かずだった。なんとなく気が散っちゃってほとんどろくなことはできなかった。また明日からせっせとしないと。

おひさしぶりです

いつの間にか前回書いたときから1週間もすぎてるー!時がたつのが早いと思う今日この頃・・・なんでこんなにあっという間にすぎてっちゃうのかな。
このところ書いてないけど毎日修理修理です。実は10月に買ってきた楽器の修理始めたら意外とすんなり進んで嬉しかったり。でもこのところ急に乾燥してきてもう最悪。意外かもしれないけど楽器にとっての最悪の敵は乾燥。割れるは反りかえるはもう本当に手に負えなくなっちゃうから。昨日なんか本当に信じられないくらい乾燥してて一箇所割れをくっつけている間に閉じていた割れが2箇所も開いてきてるの見つけたり。これじゃいつまでたっても終わらないよ〜!今日はせっせと加湿してたくらい。
古い楽器をお持ちの型はダンピット入れてください。湿度が40を割ったら要注意です。乾燥してた方が良く鳴るというのは湿度の高い夏のお話。乾燥しすぎるとはがれ、割れなど楽器屋に行かないとどうしようもない事態になっちゃうからね。

ストラディバリ

最近いい天気で気持ちいい! でもちょっと風邪気味みたい。日中仕事してるときはいいんだけど夕方から気分悪くなる。やだなー。

さて、全然話題は変るけど、今年はストラドが豊富な年だったんです。ご存知でした? まず5月のクリスティーズのオークション。レコードが更新されて結構ニュースになったから聞いた人も多いと思うけど。4億超で落札。落札者は匿名。そして先月ボストンのスキナーでも1台。こちらは難ありだったんだけどやっぱり2億近くで落札。そして今週はガーディナーホルゲイトにも1台出展された。こちらは落札者なし。これはかなり問題。多分今年はレコードが出たからリザーブを上げてきたんだろうけどそれが命取りになった形。まあガーディナーホルゲイトには大きすぎる楽器だったということもあるだろうけど。ちなみにリザーブは出品者がオークションハウスと内密に取り決める最低落札価格。最低落札価格を予想最低落札価格と同じに設定しているところが多い。

今年の興味深かったことは実はストラドだけじゃない。勿論レコードが出たことは大きなニュースだし多くのストラド保持者には素晴らしいことに違いない。ニューヨークのクリスティーズは間違いなく楽器オークションのもっとも重要なところの一つだからともかくとて、オークションハウスは今壮絶な生き残り合戦にある。ボストンのスキナーはこの5年で売り上げを何倍にも伸ばしていて今回にいたってはストラドまで売った。オークションハウスで楽器を売られるには誰かが持ち込む必要があるわけだけど、その誰かはニューヨークのクリスティーズではなくスキナーを選んだ。これはいかにスキナーが勢力を拡大しているかという大きな証拠だ。そしてロンドン、クレモナと遠征展示を行ったタリシオ。独特のやり方で間違いなく主力ハウスの1つだ。そしてロンドン。今回大きなミスをいくつもしたボナムス。重要な楽器をことごとく売り損ねている。そしてクリスティーズなき後確実にロンドンのトップを維持しているサザビーズ。あまり大きな売りはなかったものの確実に大事な楽器は売った。そしてクリスティーズとボナムスのもとメンバーで立ち上げたブロムトン。こちらはカタログからしてよろしくなかったけど、その上オークションの開催時間をガーディナーホルゲイトと同じ時間にするというとんでもないミスをした。売り上げの方はチェックもしていないけれど売り物のなさを考えるといただけなかったに違いない。来年にはクリスティーズが新たにエキスパートを向かえて返り咲く。どうなることやら・・・

弦楽器フェア

昨日までの3連休、科学技術館で弦楽器フェアでした。いった人もいるかな?私は昨日ちょこっとだけ行ってきました。とにかく大盛況で入ったとたん人に酔い1時間くらいですぐ帰ってきちゃった・・・何しにいったんだって感じ。でも、疲れちゃったんだもん・・
弦楽器フェアは基本的にアマチュアプレーヤーにいろんな楽器を弾いていただいて楽器ってこんなに違うんだーとか、いろいろあるんだー、へえー、みたいに思っていただくためにある。と思う。あとはお店同士の親交にため?勝手な想像だから、もし趣旨が違ってたらごめんなさい。どちらにしろ日本のバイオリン業界はアマチュアプレーヤーに支えられているから多くの人にいろいろ試していただいて感心を持っていただくのはとっても大切。いまどき趣味でやってて数百万クラスの楽器持っている人も多いしね。
とりあえず昨日はある製作家から雑誌の記者に間違われてきました。これは結構?な感じ。何で?それで同業者ですって素直に言ったらあっそうってくるりと反対側を向かれてしまった・・・確かにお客さんでも宣伝してくれる雑誌記者でもなくてもそんなにあからさまにしなくてもいいのに。
本当はこういう機会に仕事の宣伝とかするべきなんだろうけど、なんとなくおじ様方がいっぱいのところって恐い。昨日もオールド楽器展示してるのとか見て、もしもっとちゃんとした修理がしてあったら違うのになあとか思ったところも何軒かあって。でもなんだかなあ、みたいな。よその店の楽器にいちもんつけに来たのかとか思われたくないし、とか思ったり。自分でもなんでこんなうじうじした性格なのかと思う。
とりあえず今月は10月買った楽器の修理終わらせたいし。ちなみにこの間書いたぼろバイオリンは今はばらばらバイオリンになってます。


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