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【中編】のつづき

ダンカンの病室。
機械が映し出している脳波(?)を見ながらロイスは私は医者じゃないけどと前置きし、植物状態なのにこんなに波長に揺らぎがあるのはおかしいと言う。クラークはやはり今受けている治療法が効力を起こしているんだと言って、カルテをみると「12−B」と呼ばれる実験名を見つける。これは隕石を使った治療だと気づく。
2日前から投与を受けていることを見つけ、それはちょうど殺害が始まった日時と一致する、とロイスが言う。「殺人犯を見つけたわ!」
だが彼自身は今だに植物状態で椅子に座ったままだ。ロイスはこの激しい波長信号の部分は彼が幽体離脱をしているのを表しているのでは?と突飛な推測をする。インクィジター紙でそんな記事を読んだことがあるらしい。
「これ以外に説明できる?」と聞かれて、いいや、とクラーク。
そして20分前にも投与を受けていることがわかった。機械が警戒音を鳴らし、再び波長が激しくなってきていた。彼女が機械に注意を向けている間に彼は猛スピードで病室を飛び出した。

オリヴァーのオフィス。
今度は隠し部屋に置いてあったあの金属製のケースが開き、中の矢1本が浮き上がり再びオリヴァーに狙いをつけている。
勢いよく飛んで来た矢は、猛スピードで現れたクラークの胸に当たって弾け、電磁シールドが張られた。

ダンカンの病室。
ダンカンは激しく痙攣を起こし、彼の周りの機械が唸るように音を上げるが、やがて彼はだらりと崩れ、心拍停止を示す音だけがむなしく流れた。ロイスは悲しげにその様子を見守った。

白いカバーを被されたダンカンの遺体が運び出される中、クラークが廊下に立っていたロイスの所へ戻ってきた。いつも問題がある時に姿を消すと文句を言うロイスに、彼はレックスとオリヴァーに警告するために電話を探しに行っていたと言い訳する。オリヴァーを心配する彼女に、何かが起きていたようだが、急に止まったらしいと曖昧に話す。
彼女もダンカンが何かの原因で突然ヒューズを飛ばしたことを話す。
まだ記事を書くつもりなのか尋ねるクラーク。
面白味のある話だが、植物状態の患者による幽体離脱で復讐をするなんて話は後味が悪いし、彼女の書きたい内容ではないらしい。
それはオリヴァーが関わっていなければ同じ考えなのか、立ち去ろうとする彼女に尋ねる。
彼女は、誰だって間違いを起こすことがある。そしてオリヴァーからは何も隠すことなく話して欲しいと思っていると答える。
時には愛する人を守るために秘密を隠すこともあるよ、と彼が言う。
ロイスは首を横に振りながら「そんなの・・・まったく馬鹿げてるわ。」と言って歩き去った。
意味を理解出来ない彼女を見送るクラークがふっと笑った。

ルーサー邸書斎。
ダンカンの血に染まったバッジを両手で握りながら、レックスはラナに告白している。
彼は学生時代あまり友達に好かれてはいなかった。それは彼のルックスと、弟ジュリアンについての噂が理由だった。でもダンカンはそれを気にしなかったただ一人の友人だった。「そして僕は彼を裏切った。」
ラナはそれはまだ彼が子供だったし、今はそれを重んじる大人になったと慰めた。
感謝する意味で彼女の膝の上に手を置くレックス。
そこへ右手を紐で吊っている姿のオリヴァーがやってきた。
男同士の会話を察して席を外すラナ。彼女に挨拶してレックスに運の言い奴だ、と言う。
あの出来事について、レックスは助けてもらったことで感謝を述べる。
オリヴァーは君だって僕と同じ事をしただろう?と言うと、しばらく黙り、僕はただ礼を述べるだけだ。それしか言うことはない、と言い、そろそろ仕事に戻った方がいいんじゃないかと促す。
オリヴァーは「ダンカンに起こったこと、君達二人に対して取ったことは僕にとって誇りには思えないことで、後悔している。」と言うと、レックスは前に進み出て、「僕は君のような友達が必要だと思ったことを後悔している。」と冷たく返した。黙って軽くうなずいたオリヴァーはそのまま出て行った。

ルーサーコープ本社ライオネルのオフィス。
ライオネルがデスクでダンカンの波長データを見ていると、レックスがドアの所に立っていた。「なぜ僕に嘘をついた?」
真実を知っていたらお前はどうしていたと思う?毎日彼を訪ねたか?私はお前に前向きになってもらうようチャンスを与えたのだと答えるライオネル。
レックスはこれは僕の為にやったのではなく、彼をモルモットとして利用しただけだと言う。処置のうちの一つがとても強力な力で脳の一部を動かしたことを知っている。
それが本当だとして、それに何の違いがあるというのか?と言う。ダンカンに起きたことはお前に責任があり、それに変わりはないと返した。
「あなたが言ったように、僕が出来るのは前向きでいることだ。僕はダンカンの最後の処置に関するデータが見たい。明日一番に僕のデスクにそれを置いておいてくれ。」そういうとさっさと部屋を出て行った。
彼の態度を微笑むライオネル。

ケント家バーン。クラークが干草の束をまとめていた。
階段に座っているオリヴァーがダンカンの幽体離脱について話している。
恐らくオリヴァーが作り出した電磁波を出す矢によって、彼の電気を帯びた顕現した霊を焼ききったのだろうと推測するクラークに同意する。
クラークは間違いを起こし、その結果に耐えるのは簡単ではない、と言う。
オリヴァーは立ち上がって彼に近づき、僕達が今出来ることは、将来正しい選択をすることを望むことだ、と互いを励ます。うなづくクラーク。
そこへクロエがやってくる。クラークがオリヴァーを紹介すると、ちょっと興奮気味の彼女はロイスがいつも彼のことを話すから、もう彼を知っているように感じるわ、と言う。
オリヴァーはこれからその彼女に会いに行く所だ、と言う。
『暗黒の木曜日』についての記事を楽しみにしている。あの衛星画像が役立てられれば、と付け加え、立ち去った。
彼の紳士な態度にもっと心が躍るクロエは「ワオ」としか言えない。
見かねたクラークは彼女の来た本題に入ろうとする。
クロエはいくつかのクレーターを見つけたと言って拡大写真を見せる。
彼はそれはインドのものか尋ねると、それは小さい穴なんだけど、別のものをオーストラリアでも見つけたの、と言ってもう1枚の写真を見せる。
クレーターに誰かが写っている。
不鮮明だったけど・・・と彼女が言うが、クラークが凝視して見てみる。
「何があるの?」
「・・・ラヤだ。」

次週につづく


***

現在今年の放送分はあと1エピソード残すのみとなり、しばらく再放送期間になっています。
なるべく週1ペースで残りのエピソード(あと3話分)を更新する予定でいます。

すでに来年放送予定の2つのエピソードについて、内容がネタバレされていますが、これについては今年最後のエピソード翻訳の時に。

次のエピソードはラヤが再登場します。クラークの考え方を変えることになる重要なエピソードの一つです。

『武士の一分』

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海坂藩の下級武士である三村新之丞は気立ての良い妻、加世とつつましく暮らし、早めの隠居後には子供達に剣術を教えようと思っていた。藩主の毒味係を勤めていたが、貝の毒にあたって失明。加世は夫を助けるために口添えを得ようと番頭の島田藤弥に頼むが体を要求されてしまう。妻の不貞を知った新之丞は腹を立てて離縁を言い渡し、復讐を誓う。島田は藩内きっての剣の使い手。この無謀といえる果し合いに勝てるのか?そして失われた夫婦の絆を取り戻せるのだろうか?

出演は木村拓哉、檀れい、桃井かおり、坂東三津五郎、笹野高史、小林念侍、緒形拳。

藤沢周平時代劇作品三部作完結編。「盲目剣谺返し」(文春文庫刊『隠し剣秋風抄』)の映画化。
わかりやすく淡々と描かれていて、飽きずに観られるのだが、時代劇を見慣れている人には恐らく先の話の行方が読めてしまうのではないかと思う。
桃井かおりはすっかり時代劇慣れしている。彼女の役柄は面白かった。
ただ主役は脇の名優達に救われた、とだけ言っておきます。

監督は山田洋次。公開は12月1日から。

評価:★★★☆

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