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嵐の後のルーサー邸。
またしても失恋したロイスが落ち込んで誰かのデザートをやけ食いしている。
クロエのところへマーサがやってきて、クラークのあの態度はまるでレッド・クリプトナイトに犯されているかのようだと話しかける。クロエはロイスも同時に救いようなく献身的になっているのは偶然ではないと言う。原因はロイスが口紅に含まれていた性欲促進剤に中り、そしてクラークに激しくキスしたことで、さらに口紅に含まれていたレッド・クリプトナイトが彼の組織にまで入り込んでしまったのだろうと言う。ロイスはどうせ彼は私には十分じゃなかったと一人で愚痴り、別のデザートの皿を掴んだ。
マーサはクロエにロイスのことを頼み、レックスよりも先にクラークを見つけなくては、と言って走っていった。入れ替わりにやってきたジミーに手に入った?と尋ねるクロエ。
ジミーは手にしていたスプレーを彼女に手渡し、それをロイスの皮膚に吹きかければ、たちどころに元に戻るだろうと言う。その横に居るロイスがデザートを食べながらまた愚痴っている。
それを不憫な目で見るジミーが「彼女が女の子みたいな振りをしているなんてとても変だよ。」
スプレーをかまえてクロエがロイスに近寄る。それ何よ?とロイス。
これは執心の魔法を解くものよ。そろそろ元に戻る時間ね、と答えるクロエ。
むっとしたロイスはクロエの手にあるスプレーを弾き飛ばし、私の感情をからかうのは止めて!と言って彼女を両手で突き飛ばした。
スプレーは長いテーブルを転がり、テーブルの端から床へ落ちる寸前にジミーがスライディングして受け止めた。床に倒れたクロエの前にロイスが立ちはだかり、「クラークが自分のものにならないからって、それが八つ当たりする理由にはならないわ!」急いで背後に回ったジミーがロイスにスプレーを吹きかける。振り向いた彼女の顔に霧のスプレーがかかった。
ロイスは急に辺りをきょろきょろと見回す。クロエは急いで立ち上がってジミーの隣へ行くと、ロイスが「どうか私がコスチュームパーティに行っていたって言ってくれる?」どうやらまったく覚えていないようだ。ジミーとクロエは顔を見合し微笑んだ。

ケント家バーン。
あなたは私の友達の前で恥をかかせたわ!と文句を言うラナの腕をまだ掴んだままクラークが、どうせパーティにいた連中なんて誰も知らない奴らだろうと言って二人は屋根裏への階段を上がっていく。
ようやく彼から開放されたラナは何が望みなの?!と怒鳴ると、僕はいつでも望んでいたことさ、君を幸せにすることだよ!と怒鳴り返す。ラナはそれは素敵だけど、私が近寄ろうとする度あなたはいつも逃げ出していたじゃないと文句を言う。
彼はラナに近寄り、自分を抑えるのは止めて、レックスに満足していないのに結婚なんて出来ないと言う。だが彼女はもう決心したことだと上目使いで答え、彼から離れる。
僕を今でも愛していてもか?と彼女の背に向けて言い放つクラーク。
彼女は振り返り、なぜそうだと確信できるの?と言うと、なぜなら僕はまだ君を愛しているからさと言って彼女に無理矢理キスをする。彼女は泣きそうになりながら拒もうとするが、やがてそれを受け入れていった。そしてクラークが「レックスと結婚しないでくれ。僕と結婚するんだ。」ラナの表情が怒りに変わり、彼を押し飛ばした。彼女は泣きながら「私はあなたにいつでもそのチャンスをあげて来たのに、今頃になってその決断をしたっていうの??あなたは私を愛してなんていない、私が他の人を愛するということが我慢出来ないだけよ」と言い放つ。彼は黙って聞いている。
そこへ階下にレックスがやってきてラナを呼ぶ。彼女は階段の縁まで駆け寄り、レックスの名を呼んで階段を降りて彼の元へ駆け、二人は抱き合った。階段の縁からクラークがラナに僕といたいと言えよ、とそそのかす。彼女はレックスに耳を貸さないで、彼は何かおかしいわ、と言う。
2分前に君がキスした時は嫌そうじゃなかったけどな、とクラークが嫌味を言う。
少し考えていたレックスが前に進み出て、一体どうなって欲しいと思っているんだ?!と叫ぶ。もちろんお前が恐れていることだよとクラークが淡々と答える。これは競争じゃないのよ!とラナも叫ぶ。
「レックスは僕のものを何でも欲しがり、ラナはその中でもトップリストだった。レックスはただトロフィーが欲しいんだ。それもラナにはただの敢闘賞だけどね」と言いながら階段を降りてくるクラーク。
そして彼女に「僕を愛していないと言ってみろ」と言うが、彼女は何も言えない。
彼女に近づき同じ質問をするクラークに、レックスが彼女に近寄るな!と銃を突きつけた。
こんなことしたくないだろう、お前は勝てないとクラークが余裕で言い、お前はゲームのルールすら知らない!と言ってレックスの銃を簡単に跳ね除けて、彼をバーンの仕切り戸を押し破って壁に押し付け、首を絞め始めた。ラナが駆け寄ってクラークを引き剥がそうとする。
苦しむレックスに、お前のことを知っていたら、あの橋で助けたりはしなかったよとクラークが言い放つ。あなたは彼を殺そうとしているのよ!と叫ぶラナに振り返って睨み付けるクラーク。
レックスはその隙に傍に置いてあった工具箱からノミを掴み、それでクラークのわき腹を突き刺した。
クラークが倒れた横にはマーサが立っている。クラークは苦しみ始めた。
ラナはレックスを支えながらもクラークを心配している。
マーサは後ろ手に何か隠しながらラナに、後は私が面倒を見るから出て行くよう頼んだ。ラナは床に落ちている先がくしゃくしゃに曲がったノミを見つけたものの、レックスと共に立ち去っていった。
クラークは喘ぎながらマーサを見上げる。
彼女は手にしていたクリプトナイトが入っている小箱の蓋を閉め、大汗をかいている息子の頬を撫でながら大丈夫か尋ねた。

翌朝のケント家バーン。
屋根裏の窓際に立つクラークとマーサ。
いつものシャツ姿に戻った彼は腕を組みながら、もし母さんが来てくれなかったらレックスに何かあったかもしれないと言い、どうして直し方を知っていたのか尋ねる。
彼女は前に彼が影響を受けたときに、隕石で彼を弱めることだけが唯一の方法だとわかったと答える。
クラークは自分のしでかしたことが信じられない。
彼女は信じられるわ、と言うとそれは母さんが僕に対して怒っているからだと言って背を向ける。
クラークは何年もの間自分の感情を封じ込めてきた。彼はいつもみんなのために良いものを選択し、彼自身の希望を選ぶことはなかったと彼女が言う。
だが彼は、彼がルーサー邸で母やクロエに対して言ったことにショックを感じている。
彼の言ったことは紛れも無く本音であり、毎回レッドクリプトナイトに影響を受けると、彼自身が変わることなく、ただ抑制が解かれただけだった。
あなたは自分の感情にもっと素直でいるべきなのかもしれないわねとマーサはアドバイスした。
クラークは不快な表情で、それって僕はロイスにキスをしたいし、クロエを傍に置いておきながらラナを愛するってこと?と尋ねるとマーサは首を横に振ってそれは自分で解決していけると答える。
そして彼はラナにキスした時、彼女が何かを感じたようだった。このままラナをレックスと結婚させることは出来ないと訴える。
彼女はこれはきっと聞くのは辛いかもしれないけど、あなたはラナを放っておくのが一番いいのではと言った。クラークはそれを辛そうに黙って聞き入れた。
そこへ普通の服に戻ったロイスが階段を上がってくる。気を利かせたマーサが下へ降りていった。
互いが挨拶するが、不自然な沈黙が流れる。
ロイスはクロエから彼女がワイルドだったのは聞いたが、まだいくつか彼らについて詳細が不明なことがあると言う。コレよ、と言って上着を少しずらして例のタトゥーを見せる。
クラークは腕を組み、僕には見当もつかないと答える。
彼女は明らかに何かあったと思い、カウチに座って、タトゥーのインクが1週間ほどで消えることに感謝した。そしてお互い何も覚えていないことが一番で、彼女自身、二人がカップルだというイメージが沸かないと言う。クラークは黙って首をかしげている。
ロイスは心配そうな顔になり、二人の間に何かあったのか遠慮がちに尋ねると、彼女の反応を楽しんでいるクラークはいいや、と答え、何も無かったと覚えているよと言った。もちろんそうよね、と彼女が返した。この一件はあなたの人生のハイライトよ、とあざ笑って立ち去ろうとする彼女にあるものを見つけたんだと言って引き止め、引き出しから彼女のミックスCDを取り出して手渡した。「君が作ってくれたんだと思う。」彼女はそれを真剣な目で見つめ、ホワイトスネイクね、と言って裏に返し、曲目を見た彼女が「私本気であなたに惚れていたようだわ」と言った。

デイリープラネット。
エレベーターで降りてきたジミーに駆け寄るクロエはまたしても「JCHLO」チームの勝利よ!と言って彼に感謝し、ロイスは再び失恋の悲しみに戻ったことを伝える。ジミーは彼女の肩に腕を回し、手伝いが出来てよかったと言う。クロエはクラークも元通りに戻ったと喜んでいる。
ジミーは彼の名を聞いて喜びが失せ、クロエは真実から逃げようとしていると言う。クラークはパーティを台無しにし、ラナの妊娠をばらしたうえ誘拐までしたことを言及する。
クロエは今頃クラークは誰よりもそのことで自分を責めているだろうから、彼をバッシングするのはやめましょうと言う。だがジミーはクラークのやったことに納得がいかない。
「あなたは私より彼のことを知らないのよ。」と彼女が言うと、彼は少し悲しげに君は毎日そう思わせてるよと言い、もし僕が彼と同じようなことをしたら君は二度と口をきいちゃくれないだろ?と声を荒げる。
じゃあ私が嘘をついているというの?と強く返すと、彼は泣きそうになって、もし選べと言われたら君はクラークを選ぶんだろうねと言う。
しばらく黙っていたクロエは「もちろん違うわ。あなたが私の彼氏なのよ。」と答え、もし信じてくれないのなら、なんて言ったらいいのかわからないわと言い添えた。
ジミーはうなづきながら目から涙がこぼれ落ちた。無理して笑顔を見せ、僕らはしばらく会わない方がいいかもしれない、と言って何も返事の出来ないクロエの元から歩き去っていった。
クロエは泣きそうになりながらも、涙がこぼれることはなかった。

夜のルーサー邸。
ベッドルームでラナの検診が終わったところだった。
医者は順調で何も心配は要らないと言って部屋を出て行こうとすると、奥から入ってきたレックスが礼を言い、昨夜のことがあったから念のために診てもらったと言うと、医者は意味ありげにうなづいて部屋を出て行った。彼女はレックスに昨晩起きたこと、クラークについて詫びる。
クラークとのキスについて、背を向けたまま嫌味を言うレックス。
彼女はクラークの頭に銃を向けたことに文句を言い返す。
レックスは笑い、クラークがこれをゲームと呼んだのは可笑しいと言う。
ラナは彼の言うことを無視し、本気で彼を撃つつもりだったのか尋ねる。その必要があれば、と彼が答える。「それは私を守るため?それとも彼を傷つけるため?」
レックスはクラークがしでかしたことを考えれば、彼を追い詰める権利はあると答える。「だが、彼を責める事は出来ない。もし君が彼の元へ行くのなら、彼を殺すかもしれない。」
そう言って彼は目を閉じ、彼の額を彼女の額に軽く触れた。

ベッドルームを出てきたレックス。廊下にはあの医者が立って待っていた。
本当のところ彼女の状態は?と尋ねるレックス。
医者はこれは典型的な妊娠ではないが、今のところ予定通りであると伝えた。

ベッドルームで一人になったラナは部屋を横切って化粧鏡の前に座る。
そして一番上の引き出しにしまっていた赤い布に包まっていたものを取り出した。それはあのノミだった。

次週につづく

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