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お気に入りドラマの感想や解説などを載せています。ヤング・スーパーマンはシーズン6まで掲載。更新は中断しています。
トレイラーパーク・ボーイズはシーズン7放送中。
注意!:これらは全てネタバレです。日本未放映のシーズンのエピソード掲載のため、内容を知りたくない人にはお勧めできません。
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【前編】のつづき

ルーサー邸。
婚約披露パーティの準備が進められているところへラナが戻ってきた。
廊下でいきなりレックスに抱きしめられる。「驚かせることがあるんだ。」
ディナーまではギフトは無しって決めたじゃないというラナに、これはその時のためのものじゃないんだと言う。
あるベッドルームの扉を開くラナ。
そこには水色の子供向けの柄の壁紙に、ベビーベッドが置いてあり、その周りには人形などがたくさん置かれている。
レックスは中に進み出て、ベビーベッドに置かれている2つのブランケットを取り上げてどちらの色にしたらいいのか迷っているんだと言う。一つが水色のステゴザウラスの絵柄で、もう一つは黄色のアヒルだ。
ラナは可愛いわ、でも少し早すぎるのではないかと言う。レックスも同意するものの、医者も順調だと言うからと言う。
ラナは少し心配顔でドアを締めにいく。パーティの準備で多くの人が歩き回っているのに、彼女の妊娠はクラークとクロエ以外誰も知らないのだから、と言い訳する。
もし皆が知っていたら?とレックスが言い、今晩のパーティでこのことを公表したらどうかと話す。
それはどうかしら、とラナがレックスの気持ちを傷つけないように、今夜は私達の婚約披露だから、と言うとレックスは暗い表情になってまるで彼女は赤ちゃんがいないかのように否定しているみたいだと言う。
ラナは「一体どのくらいの人が、どうして私が結婚するのか考えていると思う?」と尋ねる。彼女は彼女が結婚するのは赤ちゃんが出来たから、と言う風に思われたくなく、それは彼女が彼を愛しているからだと思われたいのだと言う。彼女の懇願するような眼差しに負けて同意する意味で微笑むレックス。

満月の夜。ロイスとクラークはデイリープラネット社の屋上へやってきた。
ロイスは「素敵だけど、ここで何をするの?」と尋ねると、クラークはずーっと先にあるオリヴァーのアパートメントのある時計塔を示し、端の上に立ち上がる。ロイスは彼が落ちるのを心配して降りるよう言うと、彼が振り返り、君も一緒に上がるといいと言ってひょいと彼女を持ち上げた。下を見てぞっとするロイスにオリヴァーがこうするか見てみたいよ、と言って彼女を抱きかかえたまま空高くジャンプした。
そしてオリヴァーのアパートメントのバルコニーへ着陸する。
間抜けな農家の息子について何か言ったかい?と言って興奮する彼女を笑わせた。
ガラス戸を開けて二人は中へ入る。
彼女はジャンプの他にどんなことが出来るのかを知るのが待ちきれないと言う。
彼は他に早く走れるとも明かす。
彼女はオリヴァーの時計形の隠し戸の前に寄り、今のあなたはとてもワルだわと言う。
前にここにいたときのクラークはとてもいい友達だったのにと彼女がいうと、確かに良くはなかったなと言う彼を引き寄せてキスをしながら赤いジャケットを脱がす。
二人がそれぞれの服を脱がしては放り投げた。
念のためにちゃんと僕の名前のスペルがあっているか確かめなきゃな、と言って彼女のブラウスを押し広げる。そして彼女を抱きかかえ、くるくると回って彼女を長椅子の上に降ろした。彼女の残りのブラウスを広げて彼女の上に乗りかかった。
ところがラナ・ラングの文字があるカードを彼女のジャケットのポケットから突き出ているのを見つけたクラークは立ち上がってそのカードを取り上げた。
それはラナとレックスの婚約披露パーティの招待状だった。
クラークの表情を見て怒っているのがわかるロイスも立ち上がる。
彼は自分が招待されたなかったことに驚かないと言う。
彼女はオリヴァーが去る前に参加する返事をしていたが、今夜はもっといいプランを得たと言いながら彼に近寄る。
怒る彼はパーティへの乱入を考え付いた。

デイリープラネット。
クロエがインターネットで「スターズ・アース・エッセンス」というサイトを見ていたところへジミーがやってきた。
彼にバラの礼を言うクロエ。彼も彼女から貰った蝶ネクタイを首元に当てて、「ありがとう・・・でもコレ?」と言って微笑むと、彼女はわからないけど、あなたにはそれって気がしたのと答える。
彼は気に入ったけど、似合うようになるまではしまって置くかもと言う。
またはルーサー邸のブラックリストから彼の名が消えるまでかもと言い添え、2分前にはスモールヴィルに向かうために出かけるんじゃなかったのか尋ねる。
彼女はロイスの問題を片付けるためにその準備で遅れていると言い訳すると、君は僕が天性の愛のキューピットだとは認めたくないんだろう?とジミー。
ロイスは強制的に何かによってクラークを好きになっていると彼女が説明する。
再びパソコンに向かうクロエに、それって嫉妬のようじゃないか?とジミーが言う。えっとした表情になる彼女が「ロイスに?」
ジミーはクロエとクラークの間に割り込む者みんなにさ、と言い、いつでも彼と一緒に過ごすために口実を作っているのはなんでだよと尋ねる。
ジミー!?と迷惑そうな表情をして彼女が振り返り、あなたはいつもそのことで疑ってかかっていると文句を言う。
「それって余計なお世話ってこと?」「そうよ。」
気が引けるようにジミーは、もし嫉妬していないなら、どうして親友の婚約披露パーティに遅れていくようなことをするのか尋ねる。
クラークだってもう子供じゃないんだから、ロイスのことくらい彼がなんとかするだろう?
クロエはジミーの言うとおりだ、と言って彼に頼むことにし、一時間でこのオイル・エッセンスレディの下へ行ってきてと言う。
彼女は飛び出す前にジミーにキスをして礼を言い、それこそ私の彼氏よ!と言って出て行った。ジミーは笑顔で見送るが・・・。

スターズ・アース・エッセンスの店。
ジミーがやってくる。
店内はオイルの入った小瓶があちこちに並べられている。
ジミーが手にとって見ているところへあのロイスに口紅を勧めた女性が奥から出てきた。「なにか刺激になるものをお探しで?」
いいや、僕にはミューズがすでにいるから、と言って別の瓶を取り上げ、これらを使うと幸せになれたりかなんかするのかい?と尋ねる。
なれるかもではなくて、なれるのよと女性が答える。
随分簡単に聞こえるけど、失恋してもすぐに次の恋愛が出来ちゃうってことなのかとジミー。
何世紀もの間ハーブオイル使う文化があったが、今の私達はそれから遠ざかってしまったと彼女が説明する。
オーガニックはいいけど化学肥料は駄目みたいなものかい?と理解し、ジミーは昨晩彼女が彼のガールフレンドのいとこに媚薬を服用させたか尋ねると、彼女は覚えがあるようだ。媚薬の解毒剤なるものがあるのか聞くと、彼女は後ろの棚から蛍光緑の液体スプレーを取り上げ、これは性欲促進剤を打ち消すものだと説明し、「普段六感が働くのだけど、ロイスとクラークの運命は彼らが思うよりももう少し深く絡みつくように感じるんだけど。」スプレーを受け取ってうなづくジミー。

ルーサー邸。
婚約披露パーティディナーが行われている。
天井には白いカーテンが飾られ、長いテーブルにフォーマルなスタイルの招待客達が座り、豪華な料理が振舞われていた。
すでにデザートが配られ、レックスが皆の注目を集め、挨拶をする。
そしてグラスを掲げて彼の美しい婚約者ラナに乾杯をしようとしていた。
そこへバーンと派手に扉を開けて黒尽くめで皮ジャケットを着たロイスとクラークが新郎新婦のように腕を組んで登場した。「どうやらディナーは逃したようだな。」
クラーク!何しに来た、とレックスが尋ねる。
僕がこれを逃すわけないだろう!と答える。
そして彼の注意はマーサに向けられ、僕の母は僕の味方になるどころか敵のためにグラスを掲げようとしていると嫌味を言い始める。
マーサは彼は彼自身を見失っていると言うが、「でもいいよ、あなたはいずれにしろこの頃はケントよりもルーサー寄りだからな。」と言って近づく。
父さんが死んでまだ1年だというのに、と言ってテーブルに手を着き、彼女がラナとどちらが先に「ルーサー」の名がつくか競争していることに誰が文句を言えようと憎らしげに言う。
ラナはクラークは明らかにレックスの反応を試しているといい、何もしないよう頼む。レックスは彼女の言うとおりにした。
クラークはレックスに一瞥くれてから、今度はクロエに向かい、この場で祝っている君をみつけても驚かない。ラナがライバルではなくなるわけだからと言い、彼女の耳元で僕にその気が無いとは言えないけどなと囁いた。
「そして君だ。」と隣に座るラナに向かう。
失恋した反動からどうして僕の最も嫌いな奴を選んだりするんだ?もう気が済んだだろう?と言う。
レックスが君は十分ダメージを与えた、そろそろ帰ってくれと言うと、クラークは「まだ終わってない!!」と怒鳴る。客達が驚く。
そして彼はレックスのワイングラスを取り上げ、まだ贈り物を渡してなかったな、と言って赤ちゃん用のガラガラを彼に放り投げた。「ベイビー・ルーサーに。」とレックスにグラスを掲げる。客達がざわめく。
「ラナが結婚する本当の理由に。」と言ってラナにグラスを掲げた。ラナが彼を睨み付けている。
頭にきたレックスがクラークに飛びかかろうとするが、あっさり投げ出され、シャンパングラス・ファウンテンにぶつかって倒れた。
ラナがレックス!と叫んで駆け寄り、クラークに「なんて事を!!」と声を荒げるが、クラークに腕を捕まれ、誰もレックスから彼女を助けようとしないなら、僕がすると言ってドアの方へ引っ張っていこうとする。
しかしそれまで黙っていたロイスが彼らの前に立ちふさがり、「それはどうかしら、ラナは過去よ。私はあなたの未来なの。」と言う。
「これが現在なんだよ。」と彼が言い、彼女を通り越して、ラナの腕を引っ張って連れ出していった。

【後編】につづく

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シーズン6 第13話 Crimson(深紅色の、紅潮したの意味)


タロン、夜。
バレンタイン・デイのパーティが開かれていた。店内はパーティ向けにデコレーションされていて、キューピットが飾ってある。多くのカップルが踊ったりして楽しんでいた。
そこへクロエとクラークがやってくる。
これは一体どういうことだ?とクラークが尋ねる。彼はただいつものようにコーヒーを飲みに連れて来られたつもりでいたのだった。
ラナのことで落ち込んでいる彼はこういった場に行く気分ではなかったようで、クロエに文句を言う。彼女は知らなかったのよと言って謝る。
帰ろうとする彼にクロエが、このままずっとバーンに隠れてるつもりじゃないでしょ?と言って引き止め、中へ引っ張っていった。
以前ならこういったイベントには興味がなかったのでは?と彼女に言うクラークに、クラークとラナの恋物語は見飽きたから、他の人のが見たくなったと言い訳し、近いうちに彼の痛んだ心が癒される日が来ると約束する。次に出会う相手はひょっとしたらすぐそこにいるかもよ、と彼女が言う。
するとそこへジミーに連れられたロイスがやってくる。彼女も失恋したてでこういった場に連れてこられたので不満を言う。とにかくいてくれよ、と彼が言い、クロエを見つけると、いきなり彼女とキスをした。クラークが顔を背ける。
積極的な彼に微笑むと、その背後にロイスまでいるのに驚く。
ラヴ・フェストにようこそ、と無関心に言うクラーク。
彼女はジミーを呼び寄せ、どうなっているのか説明を促す。家に篭っているクラークだけを外へ連れ出すつもりでいたのだ。
ジミーはロイスも一人ぼっちでいたので見ていられなかったと言い訳し、ロイスとクラークの二人をくっつけさせようという彼のアイディアを口にする。
きっとお似合いだという彼の意見にクロエは驚き、それはニトログリセリンと過酸化水素を合わせる様なものだと言って納得いかないが、とりあえず二人はその場を離れていった。
クラークとロイスは顔を合わさずただ突っ立っている。
クラークがちらりと彼女を見、彼女も横目で彼を見て、私達はめられたのかしらと顔を見ずに言う。そんな感じだとクラークも相手を見ずに答える。
私達って、・・・熱いファッジとオヒョウみたいなものじゃないと彼女がいうと、僕がオヒョウか?とクラーク。当然、とロイス。
キューピットだの愛だのにウンザリした彼は勝手にしろよと言って去っていった。
そこへ「少し愛が下降ぎみかしら?」と背後から声をかけられる。
彼女が振り返ると、商品を陳列しているカウンターにいる不思議な笑みを浮かべる女性がいた。
ロイスは最近の失恋以来、キューピットが何かしようとしても何にも感じることが出来ないと言って去ろうとすると、あなたには幸福感万能薬かロマンス治療が必要だとその女性が言い、小箱を取り出し、これを試してみろと言う。
ジャスミンと媚薬オイルを混ぜたもので、赤い隕石から鮮やかな色を得たのよと言われて小箱を開けてみるロイス。中には口紅が入っていた。
これを塗ると誰かと恋に落ちるというの?と懐疑的なロイスが尋ねる。
最初に目にした男性とね、と女性が言う。
つけてみることにしたロイスは鏡を見ながら口紅を塗る。するとまだ背後にうろついていたクラークが鏡に映った。
目を見開いた彼女は振り返り、タロンを後にする彼を見つめ、微笑んだ。

翌日のケント家。
マーサはレックスとラナの婚約披露パーティに参加の返事を電話で済ませたところへクラークがやってきた。
昨晩のパーティはどうだったのか尋ねるマーサ。(彼女は知っていた?)
なんとか乗り切ったよと答えると、マーサが何か言いたそうな顔になる。
もし恋愛のアドバイスなら昨晩その割り当てを得たよと言って礼をいうと、誰かが玄関のドアをノックする。
マーサがドアを開けると、ロングブーツに黒の超ミニスカート、グリーンの胸の大きく開いたブラウスにジャケットというセクシーな姿のロイスがコンパクトを持ちながら口紅をつけている。目を丸くして驚くマーサ。
ロイスが少し照れながらクラークはいる?と尋ねる。
しばらくショックを受けていたマーサは軽く笑って彼女を中へ通す。
冷蔵庫から取り出したオレンジジュースを注ぎながら、クラークはロイスを見ずに「昨晩のジミーの策略については残念だったけど、オリヴァーのことがあったから・・・」と言いながら彼女を見ると、彼の動きが止まる。
オリヴァーはもう昔のことよ、と彼女が言う。クラークとマーサが不思議そうに目を合わせると、ロイスがクラークと二人きりにしてもらってもいいかとマーサに尋ねる。彼女は目をパチクリしながら2階へ行っているわと言ってその場を離れた。
ロイスはやっと二人きりになれた、と言って彼にセクシーな歩き方で近寄り、彼の手からオレンジジュースのジャグを取り上げ、手を取り「こんなに大きくて強そうとは思わなかったわ」と言う。
何か企んでいるのではと思うクラークはどうしたんだよと苦笑いで尋ねる。
彼女は言葉で表すのは苦手だからと言って、自分でミックスしたCDを取り出して彼に手渡す。
ジャケットには"クラークへ"と書かれていて、蛇がハート型のギターに絡み付いているイラストつきだった。
「皆はホワイトスネイクがパワフルなバラードを歌うとは思わないけど、彼らは歌ってるの。」
僕にミックスCDを作ってくれたんだ、と微笑むと、そうよと言って彼女は猫なで声で「もし他の人に話したら殺すけど、私大きくて強い腕に抱かれてスローダンスするのがなによりも好きなの。スモールヴィル、あなたのような。」
そう言って無理矢理彼の腕を彼女の腰に回して二人は抱き合う形になる。
そして彼の首に両手を回し、キスしそうに彼女が迫ってくるのを感じたクラークはこのCDかけたらどうかな?と尋ねる。
にっこりと笑っていいわと答え、CDを受け取って背を向けると、クラークはその隙に猛スピードで逃げ去った。

タロン2階。
クロエが出かけようとしてドアを開けると、調度ラナがそこに立っていた。
一瞬驚くクロエだが、彼女を中へ通す。前回のことがあって互いがギクシャクしている。
ラナは最後に会った時、不満があって歩き去ってしまった。しかしクロエまで失うほどもう余裕はない。レックスと付き合い始めてから周りの人達を皆失ってしまったと言う。
クロエはそれは本当に皆失ったのかそれとも屋敷に閉じこもっているからではと尋ねる。ラナは別に捕らわれているわけじゃないと答えると、クロエはレックスが如何にして彼女を匿っておきたいかわかるわよ、と言う。
ラナがここへ来たのはクロエに花嫁の介添え人を頼みたかったからだ。過去のことを水に流してもらえることを望んでいると言う。
少し考えてクロエは同意する。そしてラナが嬉しそうに私と一緒に立ってもらえるかしら?と尋ねると、笑顔になったクロエがもちろんよ!と言って二人は抱き合った。
そしてクロエはクラークの件についてはもういいのね、と言うと、ラナは例えクラークが何かを隠しているのだとしても、彼は最も信用している人に打ち明けた。私もその一人になりたかったけど、あなたから彼の秘密を聞き出そうとは思わない。隠しているのかどうかを知りたいと言う。
クロエは何も答えず困った表情になった。

デイリープラネット。
クロエが出社してきて、彼女のデスクの上に赤いバラの花束とカードが添えてあるのを見て微笑む。カードには『僕にとって最初の"最高な"バレンタイン・デイをありがとう。愛をこめて、ジミー。XOXO(キスマーク)』とある。
振り返ると「この祭日はまだ終わらないのか?」と言ってクラークが立っている。彼女は昨晩のことを謝る。
20分前に会う約束だったはずなのにどうしていたんだと聞かれ、ラナと会っていたとは言えずに渋滞にひっかかったと嘘をついた。
そしてマーシャン・マンハンターについて検索しているけど何も出てこなかったと言うと、別の"マンハンター"が心配なんだとクラークが言う。「ロイスさ。」
ロイスが斧を持ってメトロポリス中の男を追い掛け回しているっていうの?とジョークを言うと、クラークは真顔になり、追い掛け回しているのは一人だけだと言い、「ロイスが僕に気がある・・みたいなんだよ。」
信じられない彼女に後のポケットからロイスのCDケースをさっと見せるクラーク。やるわね〜とからかうクロエはケース裏の曲目を見る。
ロイスはきっと媚薬の飲みすぎかなんかで普通じゃないと言う彼に大笑いするクロエ。可笑しくないよー!と言って、彼女がまた襲い掛かってくる前に何とかしないと!と彼が言うと、もう遅いわよ、とクロエ。
ロイスが階段下に立っている。
そこにいたのね。あちこち探したんだから、と言ってつかつかとやってくる。
コレ見て、と言ってロイスがブラウスを横に引っ張って左胸の上に、矢の刺さったハートと『ロイス&クラーク』『永遠に』と文字の入れたタトゥーを見せる。彼女はクラークにも同じものを入れるよう勧める。
クロエを振り返るクラーク。
びっくりしたクロエはあなたの言った通りのようだから、ちょっと調べてみるわと言ってそそくさと逃げ出した。
後を追おうとするクラークだが、ロイスが先回りし、彼の耳から胸元まで指でなぞる。その場で話が出来ないクラークは彼女を大部屋から連れ出そうとする。しかしロイスは彼を無理矢理公衆電話の中へ引っ張り込んだ。
あなたのその控え目なところがまた魅力的なのよと彼女が言う。
彼は真剣な顔で昨晩彼が帰ってから何があったんだと尋ねる。
家に帰ったわ、一人で、と寂しく答える。そして私はこうしたかったのよといって彼にキスをした。
レッド・クリプトナイトの口紅が彼に触れた途端、クラークの目が赤く光り、荒い表情になると、自分から彼女に激しくキスをした。

二人は誰もいない部屋へやってきた。彼女が埃くさい新聞社の部屋なんてロマンティックではない、と言うと、クラークはデスクの上のものを払いさらった。
ロイスはたった一度のキスだけでクラークの態度が変貌するなんてちょっと突然過ぎない?と尋ねる。クラークがデスクによっかかる彼女にキスをしようとすると、彼女がそれを拒み、「これって本気なの?」と尋ねる。
これ以上のものはないと答え、彼女に再びキスをする。
彼女は彼を引き止めて、私、前にあなたとキスしたことがあるわと言い出す。路地裏で・・・あなたグリーンアローね!と秘密を見つけた嬉しさで悪戯に微笑む。
あれはグリーンアローの振りをしただけで、君にオリヴァーだと気づかせないようにするためだったと彼があっさりと答える。
彼女はなぜ恋愛の出来ない相手を好きになったのかとショックを受ける。
彼女は窓ガラスの前に立つと、クラークが後から彼女を抱きしめる。
やっと普通の男性を見つけられて嬉しいと彼女が言うと、普通だって?とクラークが返し、オリヴァーですら同類じゃないんだぜと言って彼女から離れる。
別にマッチョでなくてもいいのよ、お間抜けな農家の息子だって好きなんだからと言い訳するように言うロイス。
僕がコスチュームやマントを着なかったり、新聞に目立つように顔がでてるわけでもないからな、とむっとするクラーク。
それが何よ、あなたがトラクターを運転している姿は魅力的よ!と彼女の発言に驚く彼の首元を撫でる。
「ロイス、今こそ本当のクラーク・ケントをお目にかける時さ。」と言われて微笑むロイス。

【中編】につづく

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【中編】のつづき

治療室に連れて行かれるクラーク。そこにはラナが待っていた。
一人ぼっちにさせたくなかったので、ドクターの許しを得て来たのだという。
もう少しで二人一緒になれると喜ぶラナは、まだ疑うクラークに彼の言う世界は存在しない。そして彼女が彼の最大の敵と結婚しようとしていて、彼が宇宙からきた異星人だという悲劇が真実という世界に生きたいのかと尋ねる。
クラークはもう何を信じたらいいのかわからない。しかし彼も彼女が思う以上に彼女と共にありたいと言う。
ならばもう考えるのをやめて治療を受けて一緒になりましょう。あなたはヒーローであるという重荷を長い間背負ってきた。いまこそそれを捨てて、普通の生活を送る時よとラナが説得を続ける。
「あなたの運命は世界を救うことではなく、私達が一生共にいることなのよ。」そう言って彼の頬にキスをして微笑んだ。
そこへドクターと雑役夫達がやってくる。ドクターは恐れることなどない、全く痛みはないのだからという。
ラナはドクターに頭を下げ、微笑んだ。

治療台に横になるクラーク。
ドクターがコンピューターのキーを押してクラークの頭の横にあるドリルが回転を始めた。
ラナはガラス越しからその様子を嬉しそうに見ている。
ドクターは瞬きする間に終わるよ、と言う。
クラークは斜めになっている治療台に拘束されていて、さらに二人の雑役夫にも押さえ込まれた。
ドクターがエンターキーを押すとドリルがクラークの頭に向かって迫ってきた。ガラス越しのラナを見るクラーク。彼女が悪魔のような笑みで見つめている。そこへくぐもった犬の鳴き声がまた彼の頭に響いた。「・・シェルビー?」
彼はまだ自分がバーンにいると確信し始める。
自分が誰だかわかるぞ!と叫び、雑役夫達を押しのけて、傍にあった麻酔銃を片方の雑役夫に撃ち、立ち上がってもう一人の男の頭を治療台に叩き付けた。
そしてドクターに向かっていく。ドクターは掴まれながらもラナのことを考えろ!最後には一緒になれるのだぞと説得するが、クラークはドクターを治療台に押し付け、そして首を絞め始めた。
僕の中から出てゆけ!と叫ぶ。
ドクターの目が黒く大きくなり、ファントムが正体を現した。
ファントムはバーンの床に横になっていたクラークの頭から飛び出してゆく。
傍に立っていたあの黒人の男が握っていた赤い玉でファントムを吸い込んでいった。
シェルビーが2階から咆え続けている。気が付いたクラークは男に気づき慌てて立ち上がった。
「君か・・!」
男は微笑み「おかえり、カル=エル。」と言った。そして彼の目が赤く光る。
彼はシアトルの港で助けてくれた男だった。
そこへ「クラーク?」と彼を呼ぶクロエの声がする。
男は猛スピードでバーンから飛び出し、空へ飛んでいってしまった。
大丈夫だった?とクロエが走ってやってくる。クラークは生きていた彼女に思いあまって抱きついた。
一瞬驚く彼女だが、彼の背中を軽く擦った。安心するクラーク。
シェルビーも階段から降りてきて、クラークは犬に命の恩人だと言って感謝した。

夜のケント家。
暖炉の前にクラークが座っている。クロエが飲み物を載せた盆を持ってきた。
彼は彼女に本当に彼が倒れていたのはほんの数秒だけだったのかと尋ねる。
彼女が車から降りた時にクラークが落ちる音が聞こえたので急いでバーンの中へやってきたが、彼はすでに立っていたと答える。
彼は随分長い間のように感じたと言う。
ファントムはラナをえさにして取り込もうとしたけど、クラーク・ケントの鉄の意志には対抗出来なかったというわけねと彼女がいうと、クラークは違う、もう少しで全てを、そして愛するもの達を諦めることになりそうだった、ラナのために、と言う。
クロエはラナが結婚するので彼女のことは諦めたと思っていたけどと言うと、そうしたけど、真実は、僕はまだ彼女を愛しているって事なんだと答える。
それを聞き少し寂しそうな表情になるクロエ。そしてクリプトナイトだけがあなたの弱点ではないのね、と言う。
話を変えて、彼女はその世界ではどんなだったのか尋ねる。デイリープラネットの編集長とかピューリッツア賞受賞者?
クラークは彼女に気を使ってそんなところだよと答えた。「重要な部分は、君だけが僕を信じていてくれた。君なしではどうしたらいいのかわからないよ。」そういって微笑む。
バリー・マニロウの音楽が流れたりして?と茶化すクロエ。
真面目な話さ、とクラーク。「君が思っている以上にだよ。」
二人はうれしそうに微笑んだ。

翌日のタロン。
店内に入るクラーク。周りを見回し、全てが元のままであるのに安心する。
カウンターにラナがテイクアウトで飲み物を受け取っているのを見つけた。
彼女は出口に向かおうとしてクラークと目が合い、何か考え事でもしてるの?と聞かれ、そう見える?と彼女に尋ねる。
彼女は彼が考え事をしているほどわかりやすいと答える。
彼はふっと笑って彼女の妊娠の調子はどうか尋ねた。全て順調だと答え、彼の目を見てると何かあったように感じると言う。
彼は昨晩彼女の夢を見たと話し始める。悪夢じゃないといいけどと言って彼女が少し照れるように笑う。
違うよと言って、10歳の彼女にクインズ・マーケットのガチャガチャで当てたプラスティックの指輪をあげたんだと話す。
素敵ね、それでその意味は?と彼女が尋ねると婚約指輪だよと答える。
それでどうなったの?とさらに彼女が尋ねると、目が覚めたと少し悲しげに答えた。
そこへ彼女を呼ぶ声がして二人が振り返るとレックスが入り口のところに立っている。君のハーブティのせいで遅れているのではないと思うべきだったよと言って彼女に歩み寄ってキスをした。そしてクラークに挨拶をする。
君が歩けるのを見れて良かったとクラークが言うと、 もっともらしいように聞こえるけどとレックスが言い、彼の礼儀に感謝した。
そしてラナに行く準備が出来たか尋ねる。ウェディング・プランナーを待たせたくはないんだと言う。
彼女はもうさよならは済んだわと言い、二人は出口へ向かった。
落胆したような表情のクラークが彼らを見送る。彼女は出口のところで後ろ髪引かれるかのように振り返った。

次週につづく


***

ということでマーシャン・マンハンターが再登場です。
彼のことをちょっと紹介すると、火星人の生き残りで、能力やパワーはほぼスーパーマンと同様ですが、他に透明になれたり、変身能力、テレパシーが使えたりとちょっと上手です。
しかしスーパーマンがクリプトナイトというように彼にも弱点があります。それは火。
火によってスーパーマンと同じく弱り、力が使えなくなります。
雑役夫がライターをちらつかせるシーンはそこにあるわけなのですが。ライターの火程度で怖がるのはちょっと・・と思ってしまいました。

クラークは改めてラナへの思いが断ち切れていないとわかりましたが、次週のエピソードではその感情が大爆発してしまいます。
再びレッド・クリプトナイトが登場です。ロイス&クラークの暴走シーンがあります。

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【前編】のつづき

メトロポリスのルーサーコープ本社。
ライオネルのオフィスのデスクにレックスがいる。
扉を開けてクラークが入ってきて「驚いたか?」と言った。
レックスは父からクラークが出たことをすでに聞いていて、彼がその面を見せにくるほど厚かましいとは少しも思わなかったよと言う。
クラークは僕からパワーを奪ったかもしれないが、僕は恐れない。僕の人生を破滅させはしないと強く出る。
苦笑するレックスはそれは逆じゃないのかと言い、5年前のローブ橋での出来事を忘れたと言うのか?と酒を煽りながら尋ねる。
クラークは彼を救ったと思っているが、レックスは急に真顔になり、「お前は本当に僕を救ったと思っているのか?じゃあ思い出させてやろう」と言って彼は座っていた車椅子を動かし、クラークの前まで進み出た。彼の膝から先の両足が無くなっている。
クラークは驚き、何も言えずにいる。
僕は一生車椅子の上で過ごさなくてはならないんだ、お前のせいで、と冷たく言う。
そして事故の原因はクラークにあるといい、あの時レックスの運転するポルシェに何か起きたと思いこんだクラークはスーパーパワーで止めようと車の前に飛び出した。ハンドルを切ったレックスの車はひっくり返ってガードレールにぶつかった。だがライオネルのおかげでクラークはレックスの望む刑務所ではなく精神医療施設へ送られることとなった。マーサに彼の親切心を印象付けるために。
これはトリックだ!と叫ぶクラーク。
すると目を見開いて見てみろ、このイカレ野郎!これがお前にはトリックのように見えるのか!と体を震わせて叫び返すレックス。そして泣きそうになるのをこらえ、ひとつだけ心残りなのはお前を轢かなかったことだと言い添えた。

タロンへ足を踏み入れるクラーク。だが真っ暗で、空き家状態だった。不思議に思いながら歩き回る。そこへ彼を追ってラナがやってきた。「クロエに会いに行くと思ったわ。」
コーヒーショップがどうなったのか尋ねる。彼女はここは劇場が潰れた後ずっと空き家であったと答える。
なかなか信じられないクラークはレックスが話した、彼が事故の原因であるのは本当か彼女に確かめる。それは昔のことよ、と言って彼に近寄りそれよりも一緒に農場へ戻りましょうと言う。一緒に乗り越えられるわと彼に微笑む。
だが彼はもう二人は一緒じゃないと答えると、彼女は幼稚園の時から一緒だったじゃないと言いながらさらに近寄り、バッグからおもちゃの指輪を取り出して、彼らが10歳の時クラークが彼女に結婚指輪だといってくれたものだと彼に手渡す。それを貰った時、初めてキスをされてそれ以来彼の虜になったと話す。だが彼は覚えていないと答え、悲しそうな表情をするラナに指輪を返した。一体何が起きてるのかわからないが、クロエなら僕のことを知っていると言って2階のアパートメントへ向かった。

扉を開けると、部屋一面に新聞の切り抜きが貼られている。クロエはクラークが戻ってきたことに感謝し、今すぐ逃げ出さなくてはと言う。レックスと彼の手下達が全て持ち去り、彼女を消そうとしているらしい。
クラークはレックスは車椅子に乗ってるんだよと言うが、彼女はルーサーは信用できず、彼のパワーが戻るまで隠れなくてはならないと言う。
だがクラークはだんだん何が現実なのかわからなくなっている。
「いい?私達は狂ってはいないのよ!私達だけが真実を知っている!だから彼らは私達を精神病院へ入れるのよ!」
逃げ出す準備を急いでしているクロエは引き出しから銃を見つけ、それも手提げ袋へ入れた。
そこへラナがやってくる。「言おうと思っていたんだけど・・」
ラナはクロエも彼と共に同じ精神病院へ入れられていたと話す。
クロエは彼らが彼女を黙らせるために入れたと説明する。
ラナがクロエの家族も同じ精神病を病んでいることを言い添えるが、クロエはラナは彼を混乱させようとしているとクラークに説得する。
一緒に行きましょうとラナが彼に微笑む。不気味に犬の咆える声が聞こえる。
もうクラークはどちらを信用したらいいのかわからない。
クロエは彼の表情を読み取り、彼がラナに抵抗出来ないと知るべきだったと言って踵を返し、彼女がここにいるってことは、彼らはもうそう遠くないところまで来ているわ、と言ってうんざりして一人で出て行った。
クラークはすぐに後を追い、彼女にここにいてどうするべきか考えようと言うが、彼らが私を殺そうとしているのはわかっている。行かなくては!と彼女が声を荒げて出口へと向かうが、レックスの部下達二人が彼女の行く先を塞いだ。クラークに落ち着きなさい、と部下の一人が言うが、クロエがバッグから銃を取り出そうとするのに気づいた部下達は銃を抜き、彼女を撃った。
彼女はふらつきながら振り返り、彼は彼女を支え、ゆっくりと床に横にする。
彼女は腹部を撃たれ、出血している。そして私達は狂ってはいないわ、と言ってゆっくりと息を引き取った。

フェアビュー精神病院。
拘束着をつけられたクラークがドクター・ハドソンの前に座り、クロエの死を信じられないでいた。
ドクターは残念だと言って彼が友達をどれだけ思っているのかわかると理解を示す。
僕をどうするつもりなんだとクラークが聞く。
ドクターは彼に幸せで、健康的な生活をおくってもらいたい、治療の後にはそうなるだろうと言う。
彼は治療を受けない、自分が何者なのかわかっていると声を上げる。
それはどうかなとドクターが言い、戸惑いの表情をするクラークに説明を始める。
彼の名前はクラーク・ケントであってカル=エルではない。ジョー=エルは彼の父親ではない。そういってドクターが置いてあった安物のハンドジェルソープ『Jorel』を彼に見せる。
すると女性の院内アナウンスで「ドクター・ミルトン・ファイン、至急3階までいらしてください」と流れる。
感情的な痛みから身を守るために心が、安心を感じるために身の回りにあるものを少しずつ取り入れて自分だけの世界を作り上げてしまった。クラークにはパワーなどない。自分自身でパワーがあると思い込むことにしたとドクターが語る。
辺りを見回すクラーク。本棚の上に立ててある本のタイトルが『孤独の要塞〜刑務所回想録』、置いてある雑誌のタイトルが『ファントム・ゾーン』、壁のボードについている患者のポラロイド写真にはビクター・ストーンとアーサー・カリーの名がついている。さらに今月の優良雇用者のポスターには先ほど彼が殴ってしまった清掃員"オリヴァー・クイーン"の写真があった。
追い討ちをかけるように部屋に入ってきた黒人の看護婦のネームプレートには「ラヤ」とあり、建物収容数331という表示には3と1の間に黒ずんだ汚れがあって33.1とも見える。
ドクターがデスクの上に置いてあった隕石の欠片を掴みあげると、それを見たクラークは椅子から飛び上がり、部屋の端まで後ずさりした。
ドクターはそれを持ったまま彼に近寄り、これは君を傷つけたりはせんよと落ち着かせる。「これは君の言うクリプトナイトではない。ただの石だよ。」
何もかも崩れ去ったクラークはクロエは本当に死んだの?とドクターに尋ねる。ドクターはすまなそうな顔になって残念だが、と言い治療の準備をしに行くよと言って部屋を出て行った。ショックでその場に座り込むクラーク。

病室のベッドに気力をなくしたクラークが横になっている。
諦めちゃいけない、カル=エル。抵抗しなくては。何もかも現実ではないと声をかける者がいる。
ほおっておいてくれと言うクラーク。
彼の病室の斜め横の病室の格子窓から彼に声をかけているのはあの黒人の患者だった。バーンでクラークはファントム・ゾーンからの脱獄者に襲われたと話す。
ファントム・ゾーンは存在しないと言い返すクラーク。
存在はする。もし君が人間なら簡単に襲われているだろう、レックス・ルーサーのように。君はそれより強いはずだ、君はクリプトン人だと小声で説得する。
クラークは起き上がってベッドに座り、君も自分と同じ精神病患者だといって話を信じようとはしない。
もし諦めて治療を受けてしまうと、クラークの体と力を乗っ取られ、ファントム・ゾーンに居る他の囚人達と共に人類を奴隷にしようとするだろうと男が警告する。
ドアに寄って来たクラークがそれが本当ならなぜここにいると尋ねると、彼もクラークの精神に入り込んで手助けしようとしていると打ち明ける。
そしてクラークが意識を取り戻すための方法はただ一つ、ドクター・ハドソンを殺さなくてはならないと言う。
人は殺せないというクラークだが、奴は人間ではない、ファントムだ!と言う。自分自身を信じるんだと男が言うとそこへ雑役夫二人がやってきて扉を開けて男を引っ張り出した。男はクラークのいる扉に駆け寄り、自分を信じろ!人類の将来はこれ次第なんだ!と叫ぶ。
雑役夫の一人がライターをつけ、男にちらつかせる。男は火を怖がっている。
火が怖いか?火星は熱い惑星じゃなかったかな?と言ってからかう。もう一人の雑役夫が男の顔を殴りつけ、連れて行けと言いつけた。
気を失った男は引っ張られていった。
そしてクラークのいる扉に歩み寄り、「時間だ、ミスター・ケント。」と言った。

【後編】につづく

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シーズン6 第12話 Labyrinth(迷宮、迷路、混迷した事情の意味)

夜半のケント家バーン。
クラークはトラクターの車軸を直し終わったところだった。
シェルビーが彼の傍についていて、もうじき君の友達のクロエがくるよと話す。
明かりを消して行こうとすると、シェルビーがいきなり吼え始める。すると屋根裏に向かって階段を登って行ってしまう。どうしたんだ?といって後を追いかけるクラーク。僕に見えないものが見えるのかい?と言うとシェルビーが頭を下げて唸る。振り返ると何かがクラークに襲い掛かり、彼は階段の手すりを突き破って下に落ちた。

横になったクラークが目覚めると、3人の男が彼を覗き込み、そのうちの一人が彼をスーパーフリークと呼んでからかう。博士風の年寄りの男がその二人に止めるよう言うと、クラークは立ち上がり、自分の周りには白い患者着を着た男達が椅子に座って彼を見ていて、場所もバーンではなく精神病棟のようだ。
彼自身も白い患者着を着ている。
どうなっているんだ?と彼が言うと、彼が彼の犬と一緒にバーンいたら物音がしたと話していて、そうしたら急に倒れたと年寄りの男が言う。
どうやってここに?と問いかけるが、患者の一人がまたクリプト・フリークに狙われたってか?とからかって大笑いする。別の患者がそいつらはファントム・ゾーンから来たんだろう、カル=エル?と尋ねてくる。なぜその名前を知ってるんだ?!とクラークが問うと、お前が黙ろうとしないからだよ!偉大なるジョー=エルの息子!と吐き捨てる。
年寄りの男が皆を落ち着かせ、クラークに近寄ろうとする。クラークはさがれ!と怒鳴る。そして年寄りの男に何者なのか尋ねる。
すると彼はドクター・ハドソンだと名乗った。クラークの背後に静かに二人の大男の雑役夫がやってくる。彼は誰も傷つけたくないと声を上げる。
そしたらスーパースピードで逃げ出すか?と患者がさらにからかって笑う。
クラークは雑役夫の一人にチョップを繰り出すが、あっさりと腕を捕まれ、二人に両方から押さえ込まれてしまった。黙ってみているドクターになぜ僕にこんなことをするのか、何が望みなんだ、何が起きてるんだ?と叫び、雑役夫達によって部屋から連れ出されていってしまった。

突き当たりの格子窓のあるドアの病室に入れられたクラークが格子を掴んでドアを揺さぶりながらここから出すよう叫んでいる。しかし扉の前の患者達はそれを無視していた。
ドアに雑役夫が現れ、ドアから離れろ、と言う。鍵を開けて扉が開くとクラークが立ち向かっていくものの、またあっさりと雑役夫に押し飛ばされてしまう。ドクターが中に入ってきた。
どうやってここに連れてきたんだ?とクラークが問う。
考えてみればわかるだろうとドクターが答える。雑役夫が部屋から出て行った。誰かがバーンにいた僕に襲い掛かってきたんだ!と声を上げ、・・ここは33.1なのか?と尋ねて閉まっているドアに向かう。
クラークはこれはレックスによる陰謀だと考え始める。
ドクターは彼の言動にがっかりしたような表情になる。そしてクラークの考えているレックスはクラークの妄想しているファンタジーワールドの中の一つであり、クラークは精神を病んでいると説明する。
ドクターが気が狂っていると思わせようとしていると言うと、ドクターはクラークが何年も渡って妄想型総合失調症にかかっていたと話し始める。
スモールヴィルを襲った隕石によって彼の生みの親を失ってから、ケント家の養子として迎えられた。しかしトラウマによってファンタジーワールドを作り上げるようになってしまった。それは彼が別の惑星からやってきて、特別な力を持ち、それで世界を救うということだ。
だがクラークは信じず、マインドゲームをしたいのなら、もう少し上手くやることだと言う。
ドクターはこれはゲームではない、といい、クラークは病気で、それも悪化している。だが新しい治療によってそれを完治することができると言う。
クラークは治療を受け入れないとレックスに言うんだな、と言うと、レックスは君のネメシス(敵)ではないし、33.1は存在などしなかった。5年半の間君はこのフェアビュー精神病院の患者だったとドクターが言った。
扉に向かいながら、ドクターはクラークのスーパーパワーや宇宙から来た事、秘密の正体などは全て妄想だと付け加え、クラークが黙って睨み付けているのを尻目に部屋を出て行った。

レクリエーション・ルームに戻ってきたクラーク。薬の時間だとアナウンスが流れる。
クラークは格子のついた窓へ行き、引っ張ってみるがびくともしない。
雑役夫が患者達を薬のための列に並ばせている。クラークにも並ぶよう命令した。
彼は落ち込み、黙って列に並ぶ。すると背後の男が「君は狂ってなどいない、カル=エル」と小声で話かけてくる。ゆっくりと振り返るクラーク。黒人の患者が、他の惑星から来たことを信じていると言う。
どうしてそう思うんだ?と無関心にまた正面を向くと、彼も同じで、火星からやって来た。そして誰も信用しちゃならないと言った途端、黒人の患者は雑役夫二人に注射を打たれて黙らされてしまった。
文句を言おうとするクラークだが、雑役夫の一人が脅しつけ、ぐったりとした黒人の患者を引きずってレクリエーション・ルームから運び出していった。
部屋向こうで清掃人が掃除道具を運び、鍵を開けて奥の部屋へ入っていくのを見たクラークはその隙に後を追い、部屋に入り込むと清掃人にパンチを見舞った。

奪った清掃人の作業着と帽子を着用して、病院からクラークが逃げ出した。

バーンの階段を駆け上り、母親を呼ぶクラーク。だが代わりにそこにいたのはラナだった。屋根裏は女性ものの荷物が運び込まれていて、デコレーションも様変わりしている。
彼女は椅子から立ち上がり、帰ってきたのね、信じられない!と言って彼に駆け寄り抱きしめた。一瞬うれしい表情になるクラークだが、彼女から離れてここで何をしているのか尋ねる。
今はここが私の家なの、と彼女は答え、彼の父親が亡くなった後、ネルと彼女で彼の母親からここを買ったのだと言う。
全てが変わったわけじゃないわ、といって彼の望遠鏡に触れ、以前彼がこれで彼女を見ていることで身近に感じていることを話してくれた。今は彼女がこれをもつことで彼と共にいると感じさせてくれるのという。
全てが奇妙に感じるクラークだが、彼女は彼が長い間いなかったことで混乱しているのを理解し、そんなことはもう重要ではない。高校最初の年に彼がけして二人は別々にはならないと約束してくれたけど、それは本当だったと言うと、君はホイットニーと付き合っていたじゃないかとクラークが言う。
彼女は困惑な表情になってフットボール選手の?と聞き、彼女がこれまでに愛したのはクラークただ一人だと訴える。そして彼女は以前ドクターから治療の後で軽い記憶喪失にかかったというのを聞いているという。
どんな治療だって?とクラークが尋ね、受けていないと言うと、ラナは困惑して、でも退院したんでしょう?と聞くと、彼は退院したんじゃない、逃げ出したんだ!レックスによって放り込まれたんだと答える。
ラナはレックスがやったのではないと言うと、クラークはいくら婚約したからといって奴をかばうのは止めろ!と怒り出す。彼女はレックスを知らないと言い、病院に電話をかけようとする。
彼は彼女が嘘をついていて、レックスによってここに送り込まれたと思い、彼の母はどこにいるのかと声を荒げて聞く。
彼女は泣きそうになりながらルーサー邸にいると思うわと答えると、彼は急いで走り出した。

ルーサー邸の書斎の観音扉を大きく開いてクラークがやってきた。「母さん無事だったんだね!」
デスクの前に立っていたマーサが振り返ると、病院の人達皆があなたのことを心配していたのよと言う。そして彼が消えた後でドクター・ハドソンからライオネルに電話があったと話す。
クラークはライオネルがレックスに秘密を話してしまったと思い込む。
マーサは彼を落ち着かせようとするが、クラークは彼らが精神病院に送り込み、力を奪ったと言う。そしてライオネルから一緒に逃げ出そうというと、マーサがそれを拒み、彼女はライオネルと結婚したと明かす。彼女はクラークの反応が怖くて話せなかったという。ライオネルは立派で、親切な人で、彼のおかげでより良い治療を受けさせてあげられるようになったと言い、ドクターの治療を受けて元に戻ってと彼に訴えた。
クラークが一緒に行こうと彼女の手を取って引っ張った時、彼女のハンドバッグが落ちて中身が飛び出した。彼はその中の処方薬の入れ物を掴み上げ、母さんにも薬漬けにしているのか、というと、彼女はそれはアレルギーの薬よと言って、デスクの上にあった電話のボタンを押す。
すると屋敷内にアラームが響き渡った。
彼女の行為に驚くものの、それでも拒む彼女を無理やり連れ出そうとすると、警備員二人が走りこんできてクラークを彼女から引き離そうとする。
彼は一人をデスクにぶつけるように押し倒し、後ろから彼を押し倒そうとする別の男にデスクの上にあった花瓶で頭を殴りつけた。花瓶が割れて粉々になる。クラークは怯えるマーサを見るが、一人が起き上がりそうなのに気づき、彼女を置いて逃げ出した。警備員は短銃を取り出し後を追いかけた。

雪が薄く被った敷地内を走るクラークと追いかける警備員。
警備員が止まれ!と叫んで空に向けて一発発砲する。クラークは立ち止まった。もう逃げるところはない、大人しく両手を後ろに回せ、と銃を突きつけた。
そこへ猛スピードで青い小型車が横滑りして彼らの前に止まった。その隙を狙ってクラークが警備員を殴り倒した。
車の助手席のドアが開く。さらに2人の警備員達が追いかけてくるのを見た彼は、すぐに車に乗り込んだ。
クロエが悪戯に彼に微笑み、車は猛スピードで走り去った。

タロンの裏通りで車を止めるクロエ。クラークはどうやって見つけたのか尋ねる。彼女は今朝彼が逃げ出したときからずっと"GPSモード"だったのよと言う。
彼は彼女と一緒にはいられない、彼女をこれ以上巻き込みたくないのだと言うと、彼女はすでに関わっていると話し始める、彼女の人生はルーサーによってめちゃくちゃにされ、今は目立たないようにしている。今や二人とも追われる立場にあり、彼のパワーを取り戻すまで、"助手"の彼女を見放さないでと言った。彼は彼女に会えて喜んだ。彼は本当に狂っているのかと思い始めていたところだったと言う。
「喜んでクラーク、一面にこのことが報じられたら親子ともども刑務所行きになるわ。」
車のバックドアから物を取り出して閉じ、裏口に向かう彼女にレックスに会いに行かなくてはならないと言う。
逃げ出してきたのにまた悪の巣へ飛び込もうって言うの?レックスは前よりもさらに危険な存在なのよ!と彼女が訴える。パワーがなくては傷つくことになる。だが彼の決心は固いようだ。
観念したクロエは「あなたのスーパースピードがガス欠なら、私のヤリス(トヨタのヴィッツ・海外仕様)を使って。気をつけるのよ。」
クラークは黙ってうなづいた。

【中編】につづく

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