海外ドラマ

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お気に入りドラマの感想や解説などを載せています。ヤング・スーパーマンはシーズン6まで掲載。更新は中断しています。
トレイラーパーク・ボーイズはシーズン7放送中。
注意!:これらは全てネタバレです。日本未放映のシーズンのエピソード掲載のため、内容を知りたくない人にはお勧めできません。
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気合入れすぎかも。今回も3つに分けます。

シーズン6 第7話 Rage(憤怒、暴れ回る、欲望の意味)

夜のオリヴァーのオフィス兼アパートメント。
シルバーのドレスを纏ったロイスとスーツ姿のオリヴァーが書棚のところで激しくキスを交わしている。何度かぶつかって本が数冊バサバサと落ちた。
彼女は待って!と言って彼を長椅子に押し倒し、焦らすように驚かせたいことがあるからちょっと待ってて、と言って隣の部屋へと姿を消した。
彼は彼女の魅力に感心していると、突然車の警報アラームが隣の立体駐車場から聞こえてきた。バルコニーへ行って見下ろすと、二人組の強盗がカップルを襲っている。彼はすぐに秘密の部屋の扉を開け、グリーンアローに変装した。
強盗の目の前に現れたグリーンアローは銃を持っている男をクロスボウで撃ち倒す。もう一人の禿頭の強盗はカップルの車に乗り込んで急いで逃走した。
ビルの上からグリーンアローがゆっくりとアーチェリーをかまえ、逃走中の車を狙って矢を放つ。
矢は右側のウィンドウを突き破って運転席の前に刺さる。ハンドルを切りそこなった車は他に止まっている車に追突して止まった。

螺旋階段から降りてくるロイスは下着に白い男物のシャツを羽織っただけの姿だ。彼を呼ぶが姿がない。かくれんぼをしていると思ったが、どこかへ行ってしまったと気づき、それでも努力をした自分に褒めながら半開きだったシャツのボタンを留めた。

グリーンアローはあとは警察に任せようと逃走した車の中に強盗を残し、ドアを閉めた所へ先ほど仕留めたはずのもう一人の男がなぜか無傷で銃を向けて立っていた。「驚いたか?」
男は容赦なく銃でグリーンアローの右胸を撃ち抜いた。彼は仰向けに倒れ、血が地面に流れ出した。

翌日のケント家。
マーサとクラークがサンクスギビング(感謝祭)の食事のために大量な買い物をして帰ってきた。今年はゲストを呼んだパーティにしたいとマーサが言う。
しかしクラークは先日のラヤの件といい父を亡くしてもいてそんな気分にはなれない。
マーサはきっとみんなが集まれば気分も晴れるわ、と言う。
だがクラークはサンクスギビングは言うなれば父さんの日で、彼がいつもターキー(七面鳥)を切り分ける役目をしていた。いつも彼はクラークが能力を持ち合わせて生まれたことに感謝するように言っていたが、それは間違っているという。彼が普通の人間ならば、父は死ぬことはなかったと思い、今年は祖父のナイフで切り分ける人がいないことを思い落ち込んだ。
二人が黙り込んでしまった時、突然家に入ってきたロイスがいつものように冷蔵庫へ直行しながら、サンクスギビングのゲストリストやどんなリストからでもオリヴァーの名前は外しておいて、といきなり言い出す。冷蔵庫には彼女の欲しいものはなかったようでそのまま閉じた。
そして何があったのか聞かれると、オリヴァーがデートの途中で急にいなくなってしまったと話した。同情するマーサ。
片や億万長者、彼女はしがない爪噛みタブロイド記者・・。
クラークはきっと彼女に合った人が見つかるよ、と励ます。
話題を変えたロイスはクラークにニュース聞いた?と聞く。
いいや、と答える彼に「昨晩グリーンアローが撃たれたの。」
そう言って今朝のデイリー・プラネット紙を彼に手渡し、彼女曰く目撃者が彼が血を流して倒れているのを見つけて通報しに行った。だが戻ってきたら、血だまりだけが残っていたらしい。新聞のタイトルは『グリーンアロー、生きるか死か?』あの鉛筆画のイラストが添えてあった。

ルーサー邸書斎。
暖炉のソファーに座って一人チェスをしていたレックスのところへラナが嬉しそうにパンフレットを持ってやってきた。彼女はちょっと興味をもった慈善事業を見つけたという。『Second-Chance Halfway House』(刑務所からの出所者・精神障害者などの社会復帰のための訓練・更正施設)という名で、レックスが電話で話しているのを聞いたことがあるし、パンフレットも見つけた。とても素晴らしい内容で、各国の全ての都市にあるべきものだと感激しながら話していると、レックスが不満そうな顔でこれは出所したばかりの凶悪な犯罪者達と直接接することだってある、と言うと、そういうことも時々あるかもしれないけど、ほとんどが電話相談の仕事になるだろうと説得する。
彼はなぜそのやる気をユース財団や犠牲者達のために向けないのか聞くと、これが私がやりたいことなのと答える。
レックスはただ君を守りたいんだと言うと、あなたの保護なんていらないわと返すものの、最後に「他のプロジェクトを選んでくれ、残念だが。」と無表情で言われ、怒った彼女は何も言わずパンフレットを持ったまま部屋を出て行った。

オリヴァーのオフィス。
撃たれた傷など微塵もないオリヴァーがベンチプレスに横になってエクササイズをしている所へクラークが現れた。「まったく元気そうじゃないか。」
これをエクササイズと言うんだ、と言って起き上がるオリヴァー。
昨夜撃たれたと新聞で読んだと言うクラークに、撃たれていたら今頃病院か死体置場にいるさ。新聞に書いてあることを信じるべきじゃないと黒いノースリーブを着ながら答える。
しかしこれはデイリープラネットであってインクィジターじゃない。目撃者だっている、と言い張るクラークに、録画はしていると言って彼は手にしているグリーンアローのサングラスに小型カメラが装着してあったことを説明する。
後で奴らのことを探し出すと言うと、グリーンアローのユニフォームがデスクの椅子に置かれたまま、そしてドアにも鍵が掛かっておらず、ロイスが来たかもしれないと、クラークにあまりの杜撰さを指摘される。
するとグラスに水を注ぎながら彼は、頭の中は考えることで一杯だし、君は犯罪が急増しているのにもかかわらず、干草積み上げるのに忙しいんだからなと嫌味を言い始める。さらに声を張り上げ、「君は世の中を変えようといい加減何かしたりしやしないのか?!」
君に侮辱されに来たんじゃないと言い返すクラーク。だが怒り静まらないオリヴァーはべつに招待したわけじゃないぞ、と言い、自分の正体がバレないことだけを心配するような君と違って僕は外に出て人助けをしているんだ!!と叫ぶと勢いで手にしていたグラスが砕け散った。持っていた手から血が流れる。様子がおかしいと思うクラークは心配するが、「もう行けよ!!」と手にタオルを巻きながら怒鳴るオリヴァー。
むっとした顔のままクラークは貨物用エレベーターに向かった。
エレベーターのシャッターが閉められると、オリヴァーはデスクから液体の入った注射器を取り出して自分の腕に打つ。その様子をクラークが透視で見ていた。
そして巻いていたタオルを取ると、彼の手は何事もなかったように傷が消えていた。

タロン2階。ロイスが不恰好な手作りパイをオーブントースターへ入れているところへクラークがやってきた。彼女の部屋はたくさんの花で飾られている。
これらは全てオリヴァーから贈られたものらしい。
クラークは彼女が花くらいで赦したのか聞くと、彼女はそんなことで騙されたりしないし、彼は今赦しを乞っているだけよ、と投げやりに答える。
クラークがもし彼が赦しを乞いにやって来たら部屋には入れないよう注意すると彼女は驚いて顔を上げる。
彼はオリヴァーに会いに彼のアパートメントへ行ったと言うと、彼女は自分の面倒は自分で見れると怒るが、彼がそこで注射器を見つけ、オリヴァーはドラッグを使っていると話す。
彼女はそれなら彼があの夜急に姿を消した説明がつくという。それにサンクスギビングは一年の中で一番辛い日で、亡くした両親を思い出させるらしい。
そんなときこそ自分が必要なんだと思った彼女は、今の彼は危険だと止めるクラークを無視して、彼女にはクラークと違って助けなど必要としないと言って上着を掴んで出て行ってしまった。

とある研究所。たくさんの実験用ネズミが飼育ケースに入れられている前で何かを書き取っている白衣を着た女性のところへオリヴァーが訪ねてくる。
「君は奇跡的な仕事を遂げたよ、ドクター。」
彼女は話があると真剣な表情になる。
もちろん、と言って彼は『RL-65』を使うに相当するほど重症になったとき、それが完璧に効果を発揮し、手を切って使った時も完全に治ったとうれしそうに報告する。
しかし彼女は「ならば、もう使用しないでください。」と言って彼の横をすり抜けて歩き出す。
君は僕の雇用人だと思ったが、と言うオリヴァーの言葉に立ち止まり、彼女は険しい表情で実験用ネズミが不合理な反応を示したと話す。薬の副作用で暴力的な傾向が表れるらしい。
だがオリヴァーは問題なかった、と言うと、彼女がこれによって判断を間違えたことがあったり、怒りを感じたりしたことがないかしつこく問い詰め、薬がいかに危険なのかを訴える。
すると彼はこの薬は無数の命を救うことができる医学的進歩であり、彼自身がモルモットであることを光栄に思っている!と興奮しながら主張する。そして置いてある薬の入った試験管を全部持ち出し、癇癪を抑えることくらいできるさ、と目の下にくまが出来た表情で言って立ち去った。不安な顔のドクター。

ケント家。マーサが上機嫌でパーティの料理の準備をしながらどこかの上院議員と通話をしていた。電話を切ると勝手口のドアをノックする音がする。
ドアを開けに行くと、そこにはライオネルがいた。彼女は調度電話しようと思っていたのよ、とうれしそうに言って迎え入れると、彼は今夜のパーティには行けないと言いに来たと言う。彼の妻が亡くなってから祝い事はしないと彼自身で決めていたのだ。
彼女は皆彼が来るのを楽しみにしているのよ、と言うとライオネルはふっと笑ってきっとクラークはそうは思わないだろうし、彼にとって今年はいろいろとあって複雑な心境だろうと思っている。
マーサはそれを否定し、ライオネルは今や彼女の人生に関わる一人で、とても感謝しているのよ、とやさしく言う。
「それが私にとって何を意味するのかわかっているのかい?」
彼女はまっすぐ彼を見つめ、ライオネルは彼女にゆっくりと寄り、再び同じ言葉を繰り返す。彼女にキスをしそうになるが、彼が突然気づいたように離れる。
そして彼女にこれは別にそういう意味じゃないし、すまなかったと言って出て行ってしまった。閉じた扉の前で少し悲しげに困惑するマーサ。

【中編】につづく

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【前編】のつづき

夜のデイリープラネット。
ジミーが一人でパソコンに向かって何かをプリントアウトしているところへクロエがやってくる。
10通ものテキストメッセージを入れたのに返事をよこさなかったらしい。彼女は先ほどのレックスの件で言い過ぎたことを詫びるが、レックスという人物を知ってもらいたかったと言う。
彼女の言うとおり証拠が必要なのは確かだと認めるが、普段はインタビューなど受けないレックスと会うためにクロエの名前を出してしまった、と言うと彼女の表情が少し曇る。
だがその価値はあったといってパソコンのスクリーンに彼が隠し撮りした図面を見せた。驚くクロエ。
これを象形文字だと判断したジミーは「これはどういうことかわかるかい?レックスはエジプト人と取引をしているんだ!」と推測する。
彼の突飛な推測に唖然としながらも、これが何だか知っているクロエは彼を傷つけないようにこう答える。「・・・あなたの言うとおりだと思うわ!」
彼女は概要をたくさんプリントアウトして大使館に問い合わせる、と言うと、それこそ僕の彼女だ!とにこやかに彼女を褒めた。

デイリープラネットの階段をクラークとラヤの二人が降りてきた。
ベルンは多分軍事施設へ行ったのでは?と推測するクラーク。
そこへクロエがずっと連絡を取ろうしていたのよ!と二人の元へやってきた。
ラヤを紹介するクラーク。
クロエは彼女がファントム・ゾーンを脱出できたことを嬉しく思うと言うが、新たな問題が出てきた、と言って図面のコピーを手渡す。
クラークはすぐにそれはゾッドが地球侵略の時に使用したもので、壊したと思っていたと言う。
レックスのデスクの上にあったものだと説明するクロエ。
ラヤがそのデザインを見たことがあると言い出す。
それはブレイン・インタラクティブ・コンストラクトの一部で、”ブレイニアック”だと呼ぶ。
この”箱”は電力源で、地球上にある何よりも強力なもの。そしてベルンがまさに求めようとするもの。私達2人を殺すのに十分なくらい彼をパワーアップさせてしまうだろうと説明する。

ルーサー邸書斎。レックスがファイルを片手に入ってくると、ピアノの上にガラス皿に載ったデバイスが置かれてあるのに気づく。
暖炉の前のソファーに座っていたラナが自分のではないからと言って返したのだった。
レックスはこんな小さなものに宇宙の秘密が隠されているなんて素晴らしいと言うと、彼女は立ち上がり、それは地球を破壊できるものでもあると反論する。そして軍隊まで関わっていることについて話してくれなかったと不平を言うと、「我々を守るためにより助けになるだろう?常にリスクはつきものだよ。」今でも一緒にやっているだろうと彼女を納得させようとするが、そうだけど、同じ考えではないと彼を見据えながら答える。
そして彼はまた「取り憑かれている」といい、”箱”か彼女かどちらかを選べと聞く。
怒ったラナは答えられないレックスを後にして部屋を早足で出てゆこうとする。扉を開けるとなんとベルンが立っている。「俺の探しているものがここにある!」
彼はまっすぐにデバイスの置いてあるピアノへ向かう。
近寄るな、とレックスが彼の前に立とうとすると、軽く片手で押しのけられ、レックスはガラス製のデスクまで弾き飛ばされた。デスクがガシャンと壊れる。ラナが急いで駆け寄り彼を助け起こした。
ベルンはデバイスの上に手をかざすと、デバイスから強い光が発し、彼の手の中に吸い込まれてゆく。
二人は書斎から逃げ出した。
力を吸い取ったベルンは猛スピードで部屋から出て行った。残ったデバイスは皿の上で塵となった。

夜のスモールヴィル救急病院。
診察室へ入ってきたラナにレックスが単に二度熱傷で心配には及ばないが、念のためにレントゲンを取る必要があると伝え安心させる。
どうやって”あれ”はあの”箱”のことを知ったのか不審に思うラナに同じことを考えていた、と彼が言う。
このことに彼を怪我させてまで彼女が関係しているのかどうか疑っていないか聞くラナ。もちろんないよ、と答えるレックス。
そこへ開いているドアをノックしてクラークが現れた。
何しに来た?というレックスに、屋敷へ行ったら病院へ運ばれたと聞いたと言い、大丈夫か尋ねる。大丈夫だ。二人共ね、と答える。
何があったか聞かれると、「招かれざる客が来てね、以前にもそういったのがいたが・・・」と嫌味に答えるレックス。
とにかく無事でよかったとクラークが言うと、医者がレントゲンを受けるようレックスを呼びに来る。
彼は黙って部屋を出てゆくと、ラナがクラークに近づきここへきた本当の理由を問いただす。彼はラナには関わって欲しくないことだと言うと、もう手遅れよ、とにかく何が起こっているのか話して、と強く出ると、観念したクラークはジーンズの後ろのポケットから折りたたんだ図面のコピーを彼女に見せ、これを見たことがあるか尋ねる。
すると彼女はあると答え、でもそれはもう破壊されて灰になったと告げた。

要塞にクラークとラヤがやってきた。
要塞は今や光を無くした神殿のように変貌していた。
ここは宇宙の全ての知識が備わった場所だと彼女が言う。どうしてこうなったのか尋ねる彼女に謝るクラーク。そして彼はどうやったら元に戻せるのか分からないというと、あなたの父親はそんなに簡単に諦めたりはしなかったわと返す。だが彼は諦めたわけではなく、どうしたらいいのかわからない、やれることは全てやってみたと言い訳する。
彼の父親が望んだトレーニングを受ける以外のことはやったのね!と強く言われ、返す言葉の無いクラーク。
彼らが来た理由はここでなら力を蓄えたベルンと戦える唯一の場所。まだ少しだけ力の残っているクリスタルを使ってベルンを呼び出す信号を発信させると言う。

ケント家。スーツ姿のマーサが会議がキャンセルになって早く帰ってきたと大声でクラークに聞こえるように家に入りながら話す。思うとおりに話し合いが進まなかった不満を言いながらリビングの明かりをつけるとベルンが立っている。驚くマーサ。クラークを呼ぶが彼はいない。
「それはカル=エルのことか?」と言って彼の行き先を聞くベルン。
彼女に向けて光線を撃とうと構えると、急に電子音が鳴り響く。
彼は見上げて場所を特定すると、憎憎しく「カル=エル・・!」と呻き、猛スピードで走り去っていった。怯えるマーサの後ろで扉がパタンと閉まった。

要塞。クリスタルが発する電子音が途切れた。力を使い果たしたようだ。
クラークがこの音を聞いたことがある、と言うと、彼女はクリプトン人には家族ごとにユニークなトーンのビーコンがあると教える。ベルンはこの音に聞き覚えがあるはずだという。
「これがジョー=エルの知識の家か、もっとデカいと思っていたがな。」ベルンが現れた。
関係ないさ、どうせ長居はしないだろう、というクラークにデカい口叩くな、でくのぼう!と返すベルン。「俺は今やスーパーサイズだぜ!ここはエル一族を陥落させる完璧な場所だ。」と構えて光線を発射させる。
メダルを構えて対抗するクラークだが、簡単に弾き飛ばされてしまう。
お前の父親の罪はこの雌豚で償ってもらうぜ、と今度はラヤに向けて光線を撃った。もろに直撃した彼女は逃げようと背を向けるものの、光線は彼女の胸を突き抜けた。倒れるラヤ。
怒るクラークはすぐに落ちたメダルを握り、猛スピードで光線へ再び立ち向かう。どんどん前へ突き進み、ベルンは膝がつく。
やがてメダルはベルンのパワーと彼自身を吸い込み、ベルンが抜け出た青年はそのままドっと倒れた。
ラヤの元へ駆けつけるクラークに、クリスタルは十分なパワーを得た。これで要塞が復旧できると彼女が苦しそうに話す。
まだ行っちゃ駄目だ!というクラーク。ラヤは息苦しそうに「残念だわ、・・あなたの運命を共有することが出来ないなんて、カル=エル・・・」
彼の頬に触れ、彼を見つめながら彼女は息を引き取った。

スモールヴィル救急病院。
ファントムに体を乗っ取られていた青年が病室のベットで目を覚ました。
何があった?ここはどこだ?と聞く青年に窓際に立っていたクラークがカンザスの病院だよ、と答えてベッド脇の椅子に座った。
カンザスだって?と驚く青年。最後に友達とバスケットボールで遊んでいた後から記憶がなく、それから6週間も経っていることにさらに驚く。
どうやってここまで来たのかすらわからない。
クラークは自己紹介をし、倒れていた彼を病院へ連れて来たと説明する。
イカれた話だ、と言う彼に同意するクラークは医者が大丈夫だと言っていたことを伝えて立ち上がる。
礼を言う青年は再びカンザスだって?と言うと、カンザスさ、とクラークは微笑んで答えた。

デイリープラネット。
コーヒーをポットから注いでいたクロエの元へ肩を落としたジミーがやってくる。レックスのエジプト人との陰謀話の記事を編集長に拒否されたと話し始める。証拠はあるのに!と力強く言うが、クロエはあれは証拠とは言えないけど、何かはあったわと言って、残念ねと付け加える。
しかし最悪なのはレックスが電話を入れたおかげで彼が首になったらしい。
でもなんとか取り成してもらって、降格されて地下階で働けるようになったと言う。
地下階を批判しないで、と微笑むクロエ。つられて微笑むが、彼はこれからレポーターではなく残りの人生リサーチするだけになるんだ、と落ち込む。
そんなことにはならないわよ、とクロエが傍へ来て、彼の記事が良かったから、レックスが電話をかけるほどだったわけじゃない、と励ます。
そして彼の肩に腕をまわし、あなたはいつか偉大なカメラマンになれるわ、と言われて自信を取り戻すジミー。

ルーサー邸書斎。
ラナが暖炉の前のソファで銀のマグでコーヒーをすすっているところへレックスがやってくる。
またこの前のように勝手に出かけたりするかと思ったというレックスに今夜はどこにも行かないわ、と静かに答えるラナ。
彼は彼女が嘘をついていたことについて問いただすと、それはお互い様だといい、”箱”が破壊されてよかったと言う。
レックスはあれこそが人類の希望だったんだ、とデバイスにこだわるが、ラナは人類はこれだけ長く生き延びてきた。守るのにレックス・ルーサーは必要じゃない、と淡々と答える。そしてあの中断された選択(デバイスかラナか)について話を振ると、「君は僕が君を選ばなかったと思うのか?」と聞き、
「多分知る善しもないわね。」と答えてそのまま暖炉を睨み付ける表情をした。

ケント農場。
クラークとマーサがラヤと歩いた道を一緒に歩いていた。
マーサがきっとラヤは素晴らしい女性だったのね、と言うと、彼はラヤはこの世界を愛していたが、この場所を守るために死んでしまい世界中を見て周る時間がなかったと悔やむ。
マーサがクリプトンはもう一人のヒーローも私達に与えてくれたのね、と彼女の死を残念に思った。
クラークはラヤと居た時、もう自分は一人じゃないと感じたと言う。マーサやジョナサンが彼を愛してくれているのは知っているが、何か違うように感じてもいた。彼にとってラヤが初めて出会った理解者であると思っている。彼は今まで自分と同じ種族の家族や人々について考えたこともなかった。もう逃げずに自分が何者なのか受け入れる準備が出来たと母に話す。
心配と少し寂しそうに「あなたはジョー=エルのトレーニングを受けに行くのね?」とマーサが尋ねる。
そうしたいが今すぐには出来ない、と答える。
「ファントム・ゾーンから放たれた囚人達を送り返さなくてはいけない。または倒すか・・!」

要塞に光が徐々に戻り始めた。

次週に続く。


***

来週はドラッグの話。再びオリヴァー(グリーンアロー)VSレックス対決!

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シーズン6 第6話 Fallout(落下物、副産物、余波の意味)

6週間前、カリフォルニア州 オークランド・・・。
郊外の空き地でバスケットボールを楽しんだ黒人の青年2人が調度帰ろうとしているところへ、突然空から何かが落ちてきた。
そのうちの一人がそれを見に行くと、周りが燃えているクレーターの中から起き上がった、ボロ布を羽織った幽霊のようなファントムがその青年の体に取り憑いた。
寄って来たもう一人の青年に「カル=エルはどこだ?」と聞く。何のことだか分からないでいると、いきなり強い光線をだしてこの友人の青年の体を焼き払って灰にしてしまった。取り憑かれた青年はニヤリとして、焼け残った靴を跨いで歩き去った。

雨の降る夜のメトロポリス。
ドクター・グロルがアタッシュケースを手に『LEX 掘戮離廛譟璽箸里弔い森塗りの車へ、隣り合わせに停めた自分の車から急いで乗り込んだ。乗っているのはラナ一人だ。
こんな真夜中に呼び出すなんて一体何を企んでいるの?と聞くラナに用心に越したことはない、今や二人とも危険な状態であると答えるグロルは彼女にデバイスの入っているアタッシュケースを渡し、この中のCDに彼の研究と理論全てが収録されていると説明する。そして彼は姿を消すことにすると言う。
それはただ辞めるだけにしては極端過ぎないかと言うラナに、あまりルーサーに関わりすぎると抜け出せなくなると警告し、すでに軍隊を使って実験を進められているところまできていると言う。ラナはレックスからそのことを聞いていない。
グロルは彼は多くを話すことはしないだろう、と言い、彼女も出来るだけ遠くへルーサーから離れた方がいい、彼女を心配しているんだと言い残して車から降りた。
その瞬間を撮影する者がいた。
レインコートを着て望遠カメラで撮影していたのはジミー・オルセンだ。彼は特ダネを掴んだ喜びの表情をする。

翌朝のケント家バーン。
衛星写真で撮られたクレーター現場をプリントアウトしたものを見るクラーク。
そのうちの一枚は場所がカリフォルニア州オークランドだ。
当局は流れ星によって出来たクレーターだと発表している。時間帯もクラークがファントム・ゾーンを脱出した時間と一致しているらしい。
着地したモノはすでに誰かを殺しており、付近にいた青年2人が行方不明になっている。そして当局は現場で人間の灰なるものとバスケットボールを発見したという。
クラークはそれはヒートビジョンによるものだと思うが、彼女はそれを否定して放射線によるものだと言う。その翌日にはクレーターから20マイルのところにある核施設が攻撃された。そこで5人の研究員が灰にされ、放射能物質が吸い尽くされたという。
もしこの”ゾーナー”が放射能を食料としているのなら、この付近の核施設を調べる必要がある、とクラークが言う。
「私を誰だと思ってるの?」
もちろんそう思ってちゃんと調べてきている彼女によると、すでに6箇所ほどが襲われ、最後に襲われたのはメトロポリスのすぐ近くだ。それぞれ多大な被害と死傷者が出ている。それを地図上で見てみると一直線上にスモールヴィルに向かって来ているのがわかる。狙いはクラークだ。
100マイル近辺を調べてわかったら電話するから、と言って出てゆくクロエ。
地図を再び見ていると、バーンの外から物音が聞こえる。
彼は扉の近くへ近づくと、カーディガン姿の女性が中へ入ってきた。「・・ラヤ!」
「こんにちは、カル=エル。」声もなく驚くクラーク。

農場を歩く二人。クラークは心配していたこと、そしてファントム・ゾーンで助けることが出来なかったことを詫びるが、彼女はそれは仕方がなかったし、彼がいなかったら脱出することも出来なかった。それにジョー=エルが言っていた以上にこんなに美しい所も見ることが出来なかったと言う。
どうして彼の居場所を知っていたのか尋ねると、ジョー=エルが彼の為に選んだ家族のいる場所を彼女に教えていたという。
友達や家族はいたけど、秘密を隠しながら生きるのは大変だったと話すクラーク。彼らとは違うといつも思っていた。
「もうあなたは一人じゃないわ。私がいる。」と言うラヤに微笑むクラーク。

デイリープラネット。
クロエの元へやってきたジミーがいきなり激しくキスをする。ちょっと人目を気にするクロエ。
彼は興奮しながら彼女に彼がピューリッツァー賞ものになるだろう激写した写真を見せる。1枚目は『LEX 掘戮離廛譟璽箸世韻写ってるもの。
これはバンパーだけじゃない、とクロエ。
残り2枚はその車へアタッシュケースを持った男性が乗りこむ所、手ぶらで降りた所だ。
彼女にそれで彼らは何をしているの?と聞かれ、それはまだ調査中で、男は誰かと聞かれるとわからないと答える。アタッシュケースの中身も何か違法なもの・・かも?とわからない。
目を丸くしたクロエはそれは推測であって記事にはならないと言う。
彼はこれは新聞一面に飾れる写真だと思ったらしい。彼女のコメントにがっかりするジミー。
クロエは言い訳するように、これには証拠も裏も取らないとならないという。
それにレックスは危険だとも忠告する。
ジミーは嫌味っぽく彼女の意見に感謝すると背を向けて出て行った。
「ジミー・・・」と彼女も悲しそうになる。
振り返ると青年の体を乗っ取ったファントムが立っている。
過去記事を閲覧できる場所を尋ねてきたので教えてやるクロエは彼を新たなインターンと勘違いする。

ファントムは物凄いスピードでマウスを触らずに操りながら、パソコンでクラークの写真を見つける。怨み籠もった声で「カル=エル・・・!」

ルーサー邸書斎。ガラス製デスクの上にはあのデバイスの詳細図面が置かれている。
グロルの研究室から研究結果などが全て片付けられていることを知ったレックスが彼を探せ!と怒鳴りつけているところへ、セキュリティを伴ったジミーが入ってきた。通話を切り、図面を裏返しに置くレックスに会ってくれることを感謝するジミー。
それは彼のガールフレンドが知り合いという理由だけだとレックス。
写真を撮らせてもらえるか尋ねられるが断って椅子を勧める。
早速例の写真を取り出してデスクの上にバンっと置くジミー。そしてこの男との繋がりと、アタッシュケースの中身についてストレートに尋ねる。
写真を手に取り、ため息をつくレックス。調度彼が探していた答えがこの写真に写っていたからだ。
デスクの図面に気づくジミー。そして写真についてのコメントを求めると、レックスが急にふふっと笑い、インターコムのボタンを押した。
「クロエが”ようやく”ボーイフレンドを見つけたことに喜んでいたが、早合点したようだ。」と言うと背後にセキュリティがやってくる。驚くジミーに出て行くよう促す。
急いで見つからないようデスクの下から小型カメラを使って図面を隠し撮りするジミー。
セキュリティに追い立てられる彼に「ジミー、ラナがクロエによろしくと言っておいてくれ。そして君がもしまた同じようなことをしたら、例えガールフレンドが彼女でも容赦しない。」と脅すと、ジミーはつばを飲み込んだ。
ジミーが引っ立てられながら部屋から追い出されると、レックスは再び写真を掴み、デスクの上に叩きつけた。

ベッドルームでベッドの上に座って靴を履こうとしているラナに『LEX 掘戮離織阿ついた鍵をちらつかせるレックス。
ラナはいちいち車を借りるのに許可がいるのかと言うと、レックスは車が問題じゃなくて真夜中にこっそり出かけることが問題だと答える。
アイスクリームが食べたかったから、と嘘を言うラナ。
「モカ・ミントか?君の好きな味だったのは。ではドクター・ゴウルは?」
レックスはこういった類のゲームは好きではないといい、彼女が受け取ったものを今返すよう頼んだ。

ケント家農場。
農道を猛スピードで追いかけっこをしているクラークとラヤ。
バーンに入り、ラヤがジョー=エルについて話し始める。
父はどんな人だったのか尋ねるクラークに、彼は勇敢で、強く、彼女の知る中で一番心の大きい人だと言う。僕が想像したのとは違うとクラーク。
ジョー=エルは私達を救おうと決心した。それから彼はクラークのために船を用意し、送り出すためにブランケットに至るまで慎重に気遣っていたのを思い出すと言う。「今の姿を彼が見る事が出来たら、と思うわ。」
生みの親にとても愛されていたことを知ってうれしそうな表情になるクラークだが、「僕は彼にとって一番の息子じゃなかった」と言って彼女に背を向ける。
あなたの父親も自分に厳しい人だった。クリプトンを守れなかったことを悔やんでいた。彼の唯一の願いは、地球を守るためにクラークを送り出したことだ。
「何から守るために?」と尋ねるクラーク。
それは地球が人類自身で破壊したクリプトンのようにならないようにするためだ。「あなたはそれを知ってなければならないことよ。」それはトレーニングのうちの一つにあった、と言うラヤに彼はまだトレーニングを受けていなかったことを明かす。要塞は今や損傷している。全ての苦痛を引き起こしたジョー=エルが信用できなかったと言うと、
「苦痛は誰にでもあるもの、カル=エル。それから逃げ出すことなんて出来ないのよ!」と強く言うラヤ。「あなたは自分の運命を受け入れなくてはならないの。」
「残念だがその運命を受け入れる時間は短くなったようだ。」
その声が2階のロフトから聞こえてきて二人が見上げると、そこにはあのファントムが立っていた。
「クリプトンの最後の生き残り・・・ずーっと長い間この瞬間を待っていたぜ。」と言いながら階段を降りてくる。彼は青年の姿をしているので、ラヤの知り合いだとなかなか気づかない彼女に教えてやる。ベルンと名乗るとラヤはすぐにファントムの一人だとクラークに告げる。
彼はジョー=エルによって地獄へ送り込まれた復讐をするために来たと言う。そしてクラークに向けて光線を放つと、勢いで彼はバーンの壁を突き破り、ぶつかった外の給水塔と共に地面に倒れた。
だがベルンは弱っているのか、体がふらつく。次にラヤに向かって攻撃しようとするが瞬速のスピードで彼を蹴り上げ、壁を壊して外へと飛ばされた。
ラヤが急いでクラークの元へ行き助け起こした。光線が当たった胸元のシャツが焦げている。ベルンはどこかへ逃げてしまった。

シャツを着替えて2階から降りてくるクラークは彼女が父から聞いて居場所を知っていたのは分かったが、どうやってあのベルンが知ったのか不思議に思う。
ラヤ曰くファントムゾーンではクリプトンが消滅後、ジョー=エルが死に、唯一の息子であるクラークは神話化されていたらしい。ある者はそれを希望にし、ある者は復讐を誓った。
ベルンは恐らくクリプトン人2人と戦うとは思っていなかっただろうし、弱り果てていた。彼は生きるために放射能エネルギーが必要な種族。クリプトンに来る前に自分の星で何百と殺し、ジョー=エルが彼をファントム・ゾーンへ送ったのだった。
ベルンはきっとまたエネルギーを求めて探し回るかもしれない。彼にはパワーを探知することが出来るのだ。
「彼を唯一止められる方法は、あなたの父親のクリスタルよ。」
テーブルの上に置かれているあの『S』の文字の入ったメダルを見つめる二人。

【後編】につづく

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【中編】のつづき

ダンカンの病室。
機械が映し出している脳波(?)を見ながらロイスは私は医者じゃないけどと前置きし、植物状態なのにこんなに波長に揺らぎがあるのはおかしいと言う。クラークはやはり今受けている治療法が効力を起こしているんだと言って、カルテをみると「12−B」と呼ばれる実験名を見つける。これは隕石を使った治療だと気づく。
2日前から投与を受けていることを見つけ、それはちょうど殺害が始まった日時と一致する、とロイスが言う。「殺人犯を見つけたわ!」
だが彼自身は今だに植物状態で椅子に座ったままだ。ロイスはこの激しい波長信号の部分は彼が幽体離脱をしているのを表しているのでは?と突飛な推測をする。インクィジター紙でそんな記事を読んだことがあるらしい。
「これ以外に説明できる?」と聞かれて、いいや、とクラーク。
そして20分前にも投与を受けていることがわかった。機械が警戒音を鳴らし、再び波長が激しくなってきていた。彼女が機械に注意を向けている間に彼は猛スピードで病室を飛び出した。

オリヴァーのオフィス。
今度は隠し部屋に置いてあったあの金属製のケースが開き、中の矢1本が浮き上がり再びオリヴァーに狙いをつけている。
勢いよく飛んで来た矢は、猛スピードで現れたクラークの胸に当たって弾け、電磁シールドが張られた。

ダンカンの病室。
ダンカンは激しく痙攣を起こし、彼の周りの機械が唸るように音を上げるが、やがて彼はだらりと崩れ、心拍停止を示す音だけがむなしく流れた。ロイスは悲しげにその様子を見守った。

白いカバーを被されたダンカンの遺体が運び出される中、クラークが廊下に立っていたロイスの所へ戻ってきた。いつも問題がある時に姿を消すと文句を言うロイスに、彼はレックスとオリヴァーに警告するために電話を探しに行っていたと言い訳する。オリヴァーを心配する彼女に、何かが起きていたようだが、急に止まったらしいと曖昧に話す。
彼女もダンカンが何かの原因で突然ヒューズを飛ばしたことを話す。
まだ記事を書くつもりなのか尋ねるクラーク。
面白味のある話だが、植物状態の患者による幽体離脱で復讐をするなんて話は後味が悪いし、彼女の書きたい内容ではないらしい。
それはオリヴァーが関わっていなければ同じ考えなのか、立ち去ろうとする彼女に尋ねる。
彼女は、誰だって間違いを起こすことがある。そしてオリヴァーからは何も隠すことなく話して欲しいと思っていると答える。
時には愛する人を守るために秘密を隠すこともあるよ、と彼が言う。
ロイスは首を横に振りながら「そんなの・・・まったく馬鹿げてるわ。」と言って歩き去った。
意味を理解出来ない彼女を見送るクラークがふっと笑った。

ルーサー邸書斎。
ダンカンの血に染まったバッジを両手で握りながら、レックスはラナに告白している。
彼は学生時代あまり友達に好かれてはいなかった。それは彼のルックスと、弟ジュリアンについての噂が理由だった。でもダンカンはそれを気にしなかったただ一人の友人だった。「そして僕は彼を裏切った。」
ラナはそれはまだ彼が子供だったし、今はそれを重んじる大人になったと慰めた。
感謝する意味で彼女の膝の上に手を置くレックス。
そこへ右手を紐で吊っている姿のオリヴァーがやってきた。
男同士の会話を察して席を外すラナ。彼女に挨拶してレックスに運の言い奴だ、と言う。
あの出来事について、レックスは助けてもらったことで感謝を述べる。
オリヴァーは君だって僕と同じ事をしただろう?と言うと、しばらく黙り、僕はただ礼を述べるだけだ。それしか言うことはない、と言い、そろそろ仕事に戻った方がいいんじゃないかと促す。
オリヴァーは「ダンカンに起こったこと、君達二人に対して取ったことは僕にとって誇りには思えないことで、後悔している。」と言うと、レックスは前に進み出て、「僕は君のような友達が必要だと思ったことを後悔している。」と冷たく返した。黙って軽くうなずいたオリヴァーはそのまま出て行った。

ルーサーコープ本社ライオネルのオフィス。
ライオネルがデスクでダンカンの波長データを見ていると、レックスがドアの所に立っていた。「なぜ僕に嘘をついた?」
真実を知っていたらお前はどうしていたと思う?毎日彼を訪ねたか?私はお前に前向きになってもらうようチャンスを与えたのだと答えるライオネル。
レックスはこれは僕の為にやったのではなく、彼をモルモットとして利用しただけだと言う。処置のうちの一つがとても強力な力で脳の一部を動かしたことを知っている。
それが本当だとして、それに何の違いがあるというのか?と言う。ダンカンに起きたことはお前に責任があり、それに変わりはないと返した。
「あなたが言ったように、僕が出来るのは前向きでいることだ。僕はダンカンの最後の処置に関するデータが見たい。明日一番に僕のデスクにそれを置いておいてくれ。」そういうとさっさと部屋を出て行った。
彼の態度を微笑むライオネル。

ケント家バーン。クラークが干草の束をまとめていた。
階段に座っているオリヴァーがダンカンの幽体離脱について話している。
恐らくオリヴァーが作り出した電磁波を出す矢によって、彼の電気を帯びた顕現した霊を焼ききったのだろうと推測するクラークに同意する。
クラークは間違いを起こし、その結果に耐えるのは簡単ではない、と言う。
オリヴァーは立ち上がって彼に近づき、僕達が今出来ることは、将来正しい選択をすることを望むことだ、と互いを励ます。うなづくクラーク。
そこへクロエがやってくる。クラークがオリヴァーを紹介すると、ちょっと興奮気味の彼女はロイスがいつも彼のことを話すから、もう彼を知っているように感じるわ、と言う。
オリヴァーはこれからその彼女に会いに行く所だ、と言う。
『暗黒の木曜日』についての記事を楽しみにしている。あの衛星画像が役立てられれば、と付け加え、立ち去った。
彼の紳士な態度にもっと心が躍るクロエは「ワオ」としか言えない。
見かねたクラークは彼女の来た本題に入ろうとする。
クロエはいくつかのクレーターを見つけたと言って拡大写真を見せる。
彼はそれはインドのものか尋ねると、それは小さい穴なんだけど、別のものをオーストラリアでも見つけたの、と言ってもう1枚の写真を見せる。
クレーターに誰かが写っている。
不鮮明だったけど・・・と彼女が言うが、クラークが凝視して見てみる。
「何があるの?」
「・・・ラヤだ。」

次週につづく


***

現在今年の放送分はあと1エピソード残すのみとなり、しばらく再放送期間になっています。
なるべく週1ペースで残りのエピソード(あと3話分)を更新する予定でいます。

すでに来年放送予定の2つのエピソードについて、内容がネタバレされていますが、これについては今年最後のエピソード翻訳の時に。

次のエピソードはラヤが再登場します。クラークの考え方を変えることになる重要なエピソードの一つです。

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【前編】のつづき

飛び起きるレックス。書斎の暖炉の傍のソファーで転寝をしていたようだ。
心配するラナ。悪い夢を見たと言って立ち上がり飲み物をを取りにバーテーブルに向かう。どんな夢だったのか聞くラナ。だが彼は覚えていない!と乱暴に答える。彼女は目の前で人が死んだ後だから、と理解を示す。
レックスはスコッチをストレートでグラスに注ぎ、「多分ついにそうなるべき者が死んだからな。」と言って酒を煽る。
ラナは真剣な顔をしてどうして自分の友達に対してそういう風に言うの?と聞く。
僕の中等科時代の友達は一人だけだった。彼は違う、と彼女を見ずに言う。
私に話してみる?と言うラナに話す気はないが、心配はいらないと振り返って答え、手にしていたスコッチの入った入れ物をテーブルに置こうとするが、そのまま床の絨毯に落としてしまう。
苦々しく微笑むラナ。でも少なくとも割れなかった、と言ってボトルを掴もうとすると、それは突然コロコロと転がっていった。
今の見た?と驚くラナ。心配することはないと恐る恐る彼がボトルに近づき、取り上げる。「ほらね。」
すると明かりがチカチカと点滅し、突然天井のシャンデリアの一つが彼ら目掛けて落ちてきた。レックスが彼女と共に駆け出して床に倒れる。だが彼女は額から出血し、気を失っていた。

スモールヴィル救急病院。レックスが女医と共に観音扉から出てくる。医者は彼に彼女の容態は深刻ではあるが安定していて、CATスキャンはネガティブだった。数日様子を見れば大丈夫だと告げる。
通路の反対側からクラークが早足でやってきて、ラナはどこだ、とレックスに尋ねる。彼女は大丈夫だ、と答えるレックス。彼女と話がしたい、と言うクラークの前に立ち、病室のドアを開けさせない。
彼に訪問させる権利はないと主張するレックス。
「君の言うことを聞いていたらここには来ない!君が彼女と一緒になってから、奇妙な怪我ばかりするようになった!」と反撃するクラーク。
レックスも君と彼女が付き合っていたときは何度彼女が病院行きになったんだ?と言い返す。そのまま病室のドアを開け、額に包帯が巻かれている彼女が眠っている姿を彼に見せ、今度は来る必要はないから花だけ贈ってくれ、と言ってドアを閉めた。
やりとりを見ていたロイスに気づくクラーク。辛いわね、と声をかける。
クラークは誰よりも彼自身がラナを何度も傷つけたことがあるのを自覚していて、だから今彼女はレックスと一緒にいる訳もわかっていた。
ロイスはこれは不可解ではあるけどラナ自身が決めたことだし、自分をあまり責めないよう励ます。
(彼を責めるのは)私の役目なんだから、と言い添える。
彼女がそもそも病院に来たのも記事の取材の為なのだが、彼女の感ではあのシャンデリアが落ちてきたのは事故ではなく、ターゲットもラナではない。それはエクセルシオール卒業生がこの24時間の間に2人続けて”事故”で死んでいるからだ。
そしてレックスが3人目の被害者ということか、とクラーク。
彼女は彼らが学生時代にダンカンと何かあったと考えている。しかしオリヴァーは彼女に何も話してはくれなかったらしい。
クラークは彼女にオリヴァーから距離を置いた方がいいと言う。ラナのように病院行きにならないためにも、と。
ロイスは彼の心配するのも聞かず、素敵なボーイフレンドが殺される前に今すぐ原因を探らないと、と言って歩き去った。

オリヴァーのオフィス。
やってきたクラークにラナの様子を伺う。
多分大丈夫だと答えるクラークはオリヴァーのレックスに対する疑いは間違っていると指摘する。
彼が愛するラナを犠牲にしてまで起こすはずはないからか、と納得するオリヴァー。
クラークはこの攻撃は無差別ではなく、ロイスが考えているように多分学生時代に起きた何かが関係していると指摘する。「ダンカン?」
だがオリバーは否定する。「なぜならレックスと僕が彼を10年前に殺したからだ。」

回想へ戻る。
レックスがダンカンを殴りつけている。
ようやくオリヴァーがやめろ!と言ってレックスを引き剥がした。ダンカンの顔は血まみれだ。
お前ビョーキだぜ、とジェフリーが言う。
オリヴァーもレックスを抑えながらマジでおかしいぞ、と言う。
レックスはダンカンのジャケットから引きちぎっていた校章のバッジを握り締めていた。
ダンカンは呻きながら立ち上がり、黙ってよたよたと歩き去ろうとする。
レックスが差し出す手を振り払って僕から離れろ!と叫ぶ。
そして彼らから離れようと校門の外へ後ずさりしながら、「君はやつらと一緒になりたいんだろ、レックス?!僕みたいな負け犬にはなれないんだよな?よかったな!これで君も奴らの仲間さ!そしてお前らみんな・・・」通りから猛スピードで走ってきた車にバン!と跳ねられた。

オリヴァーのオフィス。
オリヴァーはダンカンは重度の脳挫傷で死んだと話す。
それで他に何かあるのか?と尋ねるクラーク。
ライオネルが彼を救うために最高の医者を探した。親切心でやっているんだと思った。ところがそれはルーサーの名を守るためで、全てを隠し去ってしまったんだ、とオリヴァーは付け加えた。ライオネルは金銭的に余裕の無かったダンカンの家族に口止め料を支払ったという。だがダンカンはその2日後に死んだ。
でもそれは事故じゃないのか?とクラークが言うと、違う、今思えば僕達4人皆でダンカン・アレンマイヤーを殺したようなものだ、そう言って頭を落として座り込むオリヴァー。
クラークは彼の家族について尋ねる。もしかすると彼の家族の誰かが復讐を考えているかもしれない。
オリヴァーもそう思ったが、ダンカンの母が彼が唯一探し出せた身内で、その彼女も一ヶ月前に亡くなっていると答えた。
ライオネルが一番ダンカンの家族と親しかったが彼と話す機会はなかったと言う。

ルーサーコープ本社、ライオネルのオフィスを訪ねるクラーク。
ライオネルは調度見ていた洞窟にあったクリプトン文字を写した写真と自動筆記したノートをすぐに閉じた。彼は少し動揺を隠しながら上ずった声でランチに誘うがクラークは断わり、ダンカンの名を言う。
ライオネルは暗い表情になり、その名を教えたオリヴァーのことをあまり賢い行為ではない、という。
クラークはダンカンを知る誰かが彼の復讐をしようとしている。母親以外に他に身寄りがいないのかと聞く。あまり何も話そうとしないライオネル。
クラークはすでに2人死んでいる。これにレックスも加えたいのか?と強く出た。「お願いだから話して欲しい。」
そう言われて少し詰まるライオネル。
ダンカンに起こったことは悲劇的で、この10年間なんとか助けようとした。
彼はまだ生きてはいるが、長い間植物状態であるという。
なぜ皆にはダンカンが死んだと思わせたのかとクラークが尋ねる。
答えるのに詰まるが、「クラーク、私はレックスに彼の間違いによって駄目な人間にはしたくなかった。だから彼の母親には黙っていてもらうことにした。」
そのかわり彼はこの脳障害を克服する方法を探し出す研究プログラムに資金を提供することにして、現在世界で一番の研究者が百以上もの方法を試しているという。
もしその中の治療の一つが効いているとしたら?とクラーク。驚く顔をするライオネル。

夜間のある医療センターのようなところ。誰もいない通路からカートを引いた看護婦が鉄の扉の鍵を開けて入る。
カートの上に置いてある蛍光緑色の液体の入った注射器を取り、額などにケーブルが繋げられて植物状態で座っている男性患者の点滴に流し込む。
「治療の時間ですよ、ダンカンさん。」
成人の姿になったダンカンの目に緑色の液体がうっすらと写る。

紙切れを持ったクラークがこの医療センター内の通路の角を曲がった所で、後方を歩いていたロイスが声をかけてきた。
ここで何をしているのか尋ねられたロイスはダンカンの母の素行を辿っているのだと言う。彼女は死んでると言うと「そんなの知ってるわよ、探偵さん。私は彼女の通話記録を調べたの。」
ダンカンの母はこの場所に毎日電話をかけていたらしい。
彼女は息子の容態を聞いていたんだ、とクラーク。
・・??ダンカンは死んだと思ったけど?と言うロイスに皆そう思わされただけだと答える。
この部屋にいるはずだ、と紙切れを見せると、よくやったわと言って奪い取るロイスは先をこさせまいと早歩きになる。
ロイス、と探していた部屋の前で立ち止まっているクラークがここだよといいたげに首をかしげる。
急いで戻ってきたロイスは、これは私のネタなのよ、誰とも記事をシェアしないわ!、と言って先にドアノブを掴んだ。だが鍵が掛かっている。
ここにいて。鍵を取ってくるから、と彼の肩を叩いて元来た道をスタスタと歩き出すロイス。だがクラークはパワーでドアノブをねじ開けた。
彼女を呼び、つっかかっていただけだ、と言うと、レディー・ファーストよ、と言うロイスに呆れ顔で無視してさっさと中へ入るクラーク。彼女も周りを気にしながら扉の中に飛び込んでドアを閉めた。

オリヴァーのオフィス。貨物用エレベーターでレックスがやってきた。
オリヴァーのラナを気遣う言い方に不審がるレックス。
「心配するとも!特に彼女のような良い子が君みたいなのと一緒にいるのなら。」
怒りを胸にレックスは、君がメトロポリスへ来てから僕は誘拐されたり、愛する人が病院に行くことになったりと僕の人生を危うくしているんだ!と訴える。
僕のせいだというのか?運が悪かっただけだろう、と返すオリヴァー。
まだ戻れるのなら、スター・シティへ帰ったらどうだ?と言って背を向けるレックス。
オリヴァーは「その表情、前にも見たことがある、そうだ、君が唯一の親友をもう少しで殺すほど殴りつけた時だ。」
怒ったレックスは振り向き、睨み付けながらオリヴァーの頬を殴った。
一発目はタダだが、次はそうは済まないぞ!と言って再び殴りかかってきたレックスの腕を掴んで放り投げた。ガラスのコーヒーテーブルにぶつかって壊れる。「可哀想な奴だ。責任はお前にあるのにいつもみんなのせいにする。」
それは原因がある時だけだ!と言って再び突進してくるレックスだが、オリヴァーは避けて彼の懐に一発殴りつけ、反対側に放り投げる。
「お前はダンカンに起きたことの責任をまったく取ろうとしない!僕はあれから罪の意識をずっと感じていた。お前のほうがよっぽど薄汚い!!」
そう言われてまた飛びかかろうとするレックスだが、オフィスの窓ガラスが急にガタガタ震え始めたのに気づく二人。
揺れは激しくなり、限界に近くなった時オリヴァーがレックスを押して床へ伏せる。ガラスは彼らに向かって粉々に飛び散った。
レックスは床に倒れたショックで気を失っていた。
すると自然にオフィスの隠し部屋の扉が開き始める。
中に陳列されているグリーンアローの武器のガラス棚もガタガタと揺れ始め、一本の矢が宙に浮く。
狙いをオリヴァーに定め、一気に彼の右肩を貫き、威力で壁に矢で突き刺さる。痛みに呻くオリヴァー。

【後編】につづく

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