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お気に入りドラマの感想や解説などを載せています。ヤング・スーパーマンはシーズン6まで掲載。更新は中断しています。
トレイラーパーク・ボーイズはシーズン7放送中。
注意!:これらは全てネタバレです。日本未放映のシーズンのエピソード掲載のため、内容を知りたくない人にはお勧めできません。
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シーズン6 第3話 Wither(しぼむ、枯らす、衰えさせるの意味)

夜。車内デートのメッカである草原に何台ものいちゃついているカップルが乗っている車がエンジンをかけたまま停まっている。その中の一台にはクロエとジミーがいた。
ジミーがここらで何か奇妙なことが起こるというネタを入れ、それを記事に出来るかもしれないというので二人して偵察にきたわけだが、その二人がただラジオのニュースを聞いているだけ。
私達の方が変だ、とクロエが言う。
同意するジミーはクロエの肩に何気なく手をかけようとすると、「誘ってるの?」と彼女に言われて慌てて手を引っ込める。
二人の関係についてはこれからゆっくり考えていこうと互いが納得した所でクロエからいきなりジミーにキスをする。
二人がそのまま激しくキスをしている最中、別の車のカップルが森の中へと入っていった。
ところが森から女性の悲鳴が聞こえてきて驚くクロエとジミー。
正義感溢れるクロエは懐中電灯を持って森へ入っていこうとする。ジミーは文句をいいながらも彼女の後をついてゆく。
すると服が地面に落ちているのをみつけ、そのまま進んでいくとまた別の服が。
手に取って見つめると血がぽたりと上から落ちてきた。二人が見上げると、木の枝の間に串刺しにされた下着姿の女性の死体を発見する。

ケント家の朝。マーサが『暗黒の木曜日基金』と題したルーサー邸での仮装パーティの招待状を見つめながらワイヤレス電話を置いたところへクラークがやってくる。
マーサはちょうど出席する返事をしたところだと言う。クラークも誘うが、レックスらと会いたくないのか断る。
彼女にレックスとラナについてどう思うか尋ねられると、テーブルの上のデイリープラネット紙の芸能欄一面にラナとレックスの写真が掲載されている記事『レックスの次のガールフレンド』を取り上げ、彼らについてはもう別人のようだと感じていると答えた。
マーサはラナが別の人と付き合おうとしているように、ラナや父、ジョー=エルを失ったクラークも立ち止まらず前に進もうとしていると言う。

ルーサー邸書斎。たくさんの衣装を下げたラックの傍に立つ女性の前でレックスがドクター・グロルなる人物に携帯であのゾッドが使っていたデバイスの解析を急がせるよう催促をしていたところへラナがやってきた。
通話を止めたレックスは彼女に衣装担当の女性モニカを紹介し、チャリティパーティに着る衣装の手伝いをしてもらうよう言うが、ラナは自分で用意すると丁寧に断った。
彼女はそのことより何より話したかったのは新聞に掲載された記事についてだった。レックスはモニカに二人だけにしてくれるよう言うと、彼女は部屋を出て行った。
レックスはラナに彼が13歳の時全寮制の学校にやってきたリポーター達によって母の死を知らされたことを話す。彼はそれらリポーター達に囲まれて育ってきた。
ラナは今だにレックスのことが信用できないでいる。新聞の記事のようにたくさんの女性関係があったレックスと寝た途端捨てられるのではないかと恐れているのだ。
レックスはいつまでもプラトニックな関係を続けたくないし、彼女には考える時間と場所を与えてきた。
彼女はいつも人を信用しすぎたことで、傷ついてきたとを言い訳するが、逆にクラークを信用しすぎたんだと言われてしまう。

タロン2階。クラークがクロエを訪ねてやってきた。メトロポリス大の寮が閉鎖されているため彼女はロイスの所で同居していた。
彼女は昨晩起きた殺人事件について彼に話し始める。相手の男性が疑わしいと思うクラークだが、普通の人がたった5分で起こせる殺人とは思えないとクロエが言う。
その男性が隕石フリークである可能性もあるが、現在その男は行方不明だ。
そもそもそこで何をしていたんだ?と問うクラーク。
するとラフな格好のジミーがやってきてクラークに挨拶する。思わずクロエを見つめるクラーク。笑って誤魔化すクロエ。

ケント家のキッチンテーブルの上でパソコンを使ってメトロポリス・インクィジターからの仕事を請けるかどうかを問うメールに返事を打つロイス。
そこへ扉を叩く音に気づいて戸を開けに行く。パソコンのスクリーンには返事を返送と写し出している。
扉を開けると私服姿のオリヴァーが立っていた。マーサ宛のクィーン・インダストリーズからの手紙を受け取ったロイス。彼がいつまでも立っているので、デリバリーの人と勘違いした彼女は彼がチップを期待しているのかと思ってお金をポケットから取り出して手渡し、とっととドアから追い出した。
誰かが来たかと思い2階からマーサが降りてくる。
デリバリーにチップを渡して帰したといいながらクィーン・インダストリーズからの手紙を手渡すと、マーサは慌ててドアに駆け寄って外を見た。
億万長者のCEOがわざわざ彼女の資金援助について話すために立ち寄ってくれたのに、あっさりと追い返してしまった、とロイスに告げる。
「私は彼に会った事はないけど、これで二度と会うことはないでしょうね。」と怒った声で言うとさっときびすを返して彼女の前から立ち去る。
「あれがオリヴァー・クィーンだったのね・・。」

森の中にパトカーが停まった。殺人現場にはあちこちにテーピングされている。そこにクロエとクラークが来ていた。死体発見現場の場所を彼女から聞くと猛スピードで向かうクラーク。
現場を歩くクラークの背後から「ここは立ち入り禁止よ。」という声に振り返ると公園管理のグロリアと名乗るレンジャーの制服を着た女性がいた。
クラークが何か見つけたのか尋ねる。ここは広いから・・と言って彼を良く見つめると、私達以前に会った事あったかしら?と聞く。
「覚えていると思うよ。」と微笑んで答えるクラーク。この辺りは探してみたか尋ねると、彼女は何度か探してみたと答える。しかしもう一度探しても損ではないと思った彼は透視してみると、近くの地面の上に水平に寝ている男性の骨格が見えた。
急いで駆けつけ、隠すように重ねられていた枝を払いのける。そこへクロエもやってきた。
枝の下に隠れて蔓に包まれた男性の目がかっと開く。
「まだ生きてる!!」
急いでその蔓を取り除こうとしたが、彼の手が棘によって傷ついた。
「なんてこと・・・出血してるわ。」
切れるはずのないクラークの手から出血し、瞬時で治る。

スモールヴィル救急病院。
クラークとクロエ、ジミーの3人が収容された男性の病室へやってくる。(警備は??)
急いでカルテを見るクロエ。そしてクラークが彼女を呼んで、男の胸に不気味に枝が張っていて、丸いものがいくつかあるレントゲンの写真を見ていると突然ジミーがフラッシュを使ってそのレントゲンの写真を撮り始めた。憤慨するクロエ。
新聞でこのことを人々に知らせなくちゃ、と言うジミーにこれがまだなんであるのかわからないというクロエに同調してクラークもこれは一面に飾るにはふさわしくないと言う。
ジミーはもしこれが僕の彼女に起こったらと思うとどうにかなりそうだと言うと、「僕の彼女?」とクロエが突っ込む。君の事だよと言いたげに気弱く微笑むジミーだが、クラークに今はこんなこと話している場合じゃないだろと言われて同意する。
居場所がないと感じたジミーは彼女にやることがあるから、あとで”二人きりで”話そうと言って部屋を出て行った。

部屋を出た二人。クロエはクラークの手のことを気にするが、もう治ったと答えるクラーク。
でもあの蔓がどうしてクラークに傷つけることができたのか不思議に思う彼女は、蔓のサンプルを大学の植物学の教授に送ったと言う。
しかしクラークは力が弱まることがなかったから、隕石が原因ではないと話す。
レックスを疑わしく思うクラークはまずレックスの屋敷にあるグリーンハウスから調べてみると言う。
彼は以前クリプトンの宇宙船を手にしていたことがあるし、なによりゾッドに取り付かれていたからだ。もう少しで地球を破滅に追い込むところだったのもある。
だが彼を疑うのはどうかと思うクロエ。

ルーサー邸グリーンハウス。
クラークが中へ入ると中にはたくさんの美しい花々でいっぱいだった。
ふと、さやについていた種を見る。「種か・・・。」
そこへ「君は常に審美眼を持ち合わせてる。」とレックスが立っていた。
クラークはこの近くで変な蔓が人々を襲っていると言うと、レックスはすぐに自分を疑ってかかっていると気づく。
レックスはいつも自分は悪者ではないし、ラナのおかげでもっと正しい人間に変えてくれると言うと、クラークはラナは君とは上手くいきはしないと言いはる。
だが「君とは違って、僕は彼女の望むことならなんでもいとわないからな。」
と答えるレックスに君は変わったと思っているだろうが、ラナはいづれ君の本性に気づくだろうと言いかえす。
もう十分だと思ったレックスは彼に出てゆくよう言うと、クラークはそのまま黙って立ち去った。

タロン。クロエが戻ってくると、階下でラナが彼女の帰りを待っていた。
逃げ出すときに寮のモノを持ってきていたのと言いながらも、持って来たのは使い古しの消しゴムやらラナが2週間延滞している図書館のカードだった。彼女はクロエと話をしたかったのだった。2階へ案内するクロエ。
ボトルウォーターを受け取ったラナはクラークの亡霊に今だ捕らわれているとレックスに言われたと話し始める。このままレックスと一緒になったら、自分のアイデンティティを失うんじゃないかと、それに悪い予感がすると言う。
他人を信用する前にまず正しい選択のできない自分自身を信用出来ないでいるのだった。
クロエは「レックスがあなたにとっていいかどうかわからないけど、いつまでも他人の幸せを黙って見ているべきじゃないわ、自分も飛び込まなくちゃ。」
ラナは彼女の言葉を飲み込んだ。

殺害現場の森。
ジミーが写真を撮りながら森の中へと進んでゆく。物音がしてふと振り返るとあのレンジャーのグロリアが真後ろに立っていた。慌てて彼はここに来たのは写真を撮ってガールフレンドに見直してもらうためなんだと言い訳する。
そして人を襲ったあの奇妙な蔓を見なかったか尋ねると、彼女が近寄って彼の頬に触れながら見つけるのを手伝ってあげるわと言う。
何を思ったかジミーは自分にはガールフレンドがいるから・・と言い訳すると、私はあなたのガールフレンドにはなりたくないわ、と言って彼を地面へ突き飛ばして彼の胸元に手を押さえつけ、「私はあなたを包み込みたいの。」
すると彼の傍の地面から蔓が生え彼の体に巻きつき始めた。
悲鳴を上げようと口を開くと同時に蔓が彼の口の中に一気に入り込んだ。

【後編】につづく

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【前編】のつづき

ルーサー邸。ラナが一人で書斎のピアノをぽろんぽろんと弾いているところへクラークがやってきた。
ここで何をしているのか尋ねると、彼女はここに住んでいると答える。
クラークは彼女にレックスが何者かに拉致されたと伝え、彼が狙われるような相手を知っているか尋ねるが、彼女は逆になぜ今更レックスのことをかまうのか、そしてどうやってレックスがあのようなモンスターになってしまったことを誰よりも先に知っていたのか聞く。
クラークはレックスに傷ついて欲しくないし、そのことを知っていればここには来ないと答えると、ラナはそのままドアへ行き、扉を開けて出て行くよう促す。「だったら(探しに)行って。」
クラークが出てゆき扉を閉めると、彼女は携帯を掴んでポンティウスへ電話をかけた。しかし応答したのは録音された留守電のメッセージだった。彼女はメッセージを残さずそのまま通話を切った。
まだドアの外に居たクラークは超聴力でロバート・ポンティウスの名を聞き、猛スピードで走り去った。
デスクの上を引っ掻き回して小箱を開けたラナは中に何かのコントローラーを見つける。ボタンを押すと、本棚が動き出し、スクリーンが降りて来た。そこに映し出されたのはラナのベッドルームで、彼女が着替えている時の映像だった。
スクリーンを切り替えると、書斎であの時のレックスとポンティウスの会話が再生される。

倉庫。男はルーサーコープが人間改造の研究していることを主張し、それでレックスがあのようなパワーを得たと思っている。しかしレックスは地球外から来た者からパワーを得たことを話すが、どうやら信じられなかったらしい。
再び銃を突きつけ、今度はガールフレンド(ラナのこと)を狙うようなことを言うと、レックスがルーサーコープ本社の33階のラボに血清があること、それらを取り出すためのコード番号を教える。男はワーグナーと呼ぶ黙っている男に取りに行かせた。

大きな時計が天辺にあるメトロポリスのビル。納品用エレベーターで時計の裏側にあるフロアへやってきたライオネル。一見研究所のようで、モダンなオフィスのデスクに置いてある写真立てを掴み、『クィーン・インダストリーズ』という名のクルーザーの前で3人の親子が映し出されているのを見て微笑む。
すると背後から若い金髪の男がライオネルの名を呼び現れた。ライオネルに会社買収の秘訣について嫌味っぽく尋ねる。
ライオネルは40年モノのウィスキーを持参し、なぜこのオリヴァー・クィーンがメトロポリスに進出してきたのか問う。どうやら彼とレックスは悪友で同じ学校へ通っていたらしい。
そしてライオネルはあの暗黒の木曜日の衛星の事件にクィーン・インダストリーズが関わっているのを突き止め、彼がレックスを拉致したのではないかと疑っている。もしそうならと踏んだ彼は青年実業家のオリヴァーに釘を刺しに来たようだ。

デイリープラネット。クラークはまるで熱があるかのようで、心配するクロエは彼に椅子を勧める。
そして彼はラナが電話した先であるロバート・ポンティウスのことを話すと、クロエがすぐにオフィスの住所をはじき出した。じゃあ行きましょう、と彼女が言うと、これは危険かもしれないと彼女に制するが、再びくしゃみが出て急いで両手で覆うものの周りのものを吹き飛ばしてしまった。
クロエはこっちのほうのが危険だと言うとクラークは黙って彼女と行くことにした。

『1024番地 ヘイワース通り』と書かれているフェンスの前に車を止めたラナは携帯でクロエに住所を告げるメッセージを残した。すると「レックスを探しているのか?」とあの制服の男が現れ、窓から銃を彼女に突きつけた。

ポンティウスのオフィスにやってきた二人。クロエはすぐにデスクのノートパソコンに向かうが、ハッキングに数時間かかりそうだと言うと、クラークが透視能力で壁の向こう側に何かあるのを突き止める。
鉄製の壁を引き破ろうとするが、思ったように力が出せない。
クロエは思いついたように「くしゃみは?」
そんなにタイミングよく出ないよ、と言うので、だったら息を吹いてみたら?と言う。とにかくやってみなくちゃわからないじゃないと言うクロエに従って思いっきり息を吸い込み吹き出した。
すると物凄い力で鉄の壁がぼこんと倒れ、勢いで向こう側の部屋の天井の電灯がずるりと落ちぶら下がった。
「今日は良い能力を授かったじゃない。」ニコリとするクロエ。向こうの部屋へ行くと、クラークが『1024番地 ヘイワース通り』の表示がついているフェンスの写真を見つけた。クロエにデイリープラネットで待つよう言うと猛スピードで走り去った。

レックスが拘束されているところにラナが連れて来られた。血清を注射器に移した男はそれをラナに使ってみると言い出す。彼女を庇うレックスは自分が身代わりになると言うと、男はレックスの腕に刺そうと近寄った。
するとレックスは彼に頭突きを食らわせ、チャンスを逃さなかったラナが男の顔面に膝蹴りを食らわし、落ちた銃を彼女が拾い上げると、すぐにレックスが拘束されている鍵を外した。「下がって!」と二人組に銃を向けるラナ。
最後の鍵を外そうと一旦下を向いたラナに向かって男が彼女をフェンスに押し付け銃を取り上げた。「糞アマめ!」と銃口を彼女の首に向ける。
背後から自由になったレックスが忍び寄り、血清を男に刺した。
嘔吐し、うめき声を上げて男は銃を乱射すると、当たったところから火が上がり、瞬く間に燃え広がった。もう一人の男は逃げ出した。
建物が崩れ始め、二人は閉じ込められる。

猛スピードで倉庫へやってきたクラーク。

ラナとレックスはデスクを動かしたりして脱出を試みるがどうやら出られないことに気づく。
諦めたレックスはラナの頬に触れ、「これは全て僕のせいだ。すまない。」と言うと、突然突風が吹き込み、一瞬のうちに火が消えてしまった。
一体何が起きたのかわからない二人は大きく目を開いて顔を見合わせる。
背後にはクラークが隠れていた。

曇り空のケント家バーン。
クラークとクロエは湖へピクニックに行く準備をしている。万が一湖の水が冷たくて泳げなかった時の為にクロエは五角形の赤いカイトを持ってきていた。(クラークの能力で飛ばすため)
そこへロイスが新しい仕事を得たことを伝えにやってくる。メトロポリス・インクィジター紙の一面記事を飾ったのだ。
『世界的警告か宇宙人来襲か?』の見出し記事だ。
宇宙人がからむのはどうかと思うけどと言うクロエだが、ロイスは編集長などの協力も得てこうなったと言う。例えどんな記事でも彼女は記者としての第一歩を踏み出せたことにとても興奮していた。
クロエは彼女にこれから湖へ行くけど?と誘うが、チラリと窓の外の曇り空を見てこれから雨が降りそうだし、雨が降ってる中で泳ぎたくはないわ、と言って階段を降りていってしまった。
曇り空を見たクラークとクロエは顔を見合わせ、クラークが深く息を吸い込むと、いくよ、と言わんばかりにクロエを見つめ、彼女がうなづくと一気に上空の雲を吹き飛ばしてしまった。すると晴れ空が広がった。
「やったわ!」クロエがクラークの肩に手を置き二人は微笑んだ。
バーンを出たロイスがまぶしい太陽の光に目を細めた。

ルーサー邸書斎。再びデスクからコントローラーを取り出したラナは彼女の部屋で着替えていた時の映像を見直す。
そこへレックスがやってくるとこのことを追求した。しかしレックスはあくまでこれはセキュリティーのためで、けして覗きの為ではないと言う。1時間以内にラナの寝室からカメラを外すが、残りはそのままにするらしい。そして今の彼にはこれが必要なことだと告げた。

夜。暗闇の中のオリヴァー・クィーンのオフィスにあの逃げ出したほうの男ワーグナーがやってきた。
別の部屋の扉を開けた途端、彼の真横の壁に緑色の矢が刺さった。
オリヴァーはライオネルの恐喝をあまり歓迎しなかったようで、この男を信用出来ずにいた。
ワーグナーは彼自身も仲間に殺されかけたと言い訳し、レックスについてあのパワーはすでに消え去っていたと報告した。そしてさらに付け加える。
「あの倉庫に別の者がいたようです。何かのパワーを持った者のようでした。」
見つけ出せ、と命令すると男は黙ってうなづき、立ち去った。
オリヴァーは「ボルネオ(マレー諸島)はどうかな。」と言って弓を引き、矢を月に向けて撃ち放った。矢はそのまま空へ撃ち上がり、そしてデイリープラネット社のシンボルである天上の球体のマレー諸島の部分に突き刺さった。
次週に続く。


***

とうとうグリーン・アローことオリヴァーの登場です。今シーズンは複数の三角関係が展開するらしく、クラーク=クロエ=ジミー、クラーク=ラナ=レックス、そしてクラーク=ロイス=オリヴァーという風になるとのこと。

一つ疑問に思ったのは一応恋人同士?のラナとレックスは同じ寝室ではないんですね。

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シーズン6 第2話 Sneeze(くしゃみ、相当なものの意味)

ケント家の朝。マーサがローブ姿でテレビのニュースをコーヒーを飲みながら見ていた。
ニュースはあのゾッドの起こした被害を「暗黒の木曜日」と名づけていた。メトロポリスは少しずつ立ち直り始めていた。
そこへ人助けのために一晩中働いていたクラークが猛スピードで家に帰ってきた。顔が赤く具合が悪そうだ。今までそんなことなかったのに、と心配するマーサだが、クラークはそのままバーンへ修理しに行ってしまう。彼はゾッドが現れたのは自分のせいだと思っていた。
階段を組み立てるために素手で板に釘を打ち込むクラーク。だが思ったよりも力が出ない。顔は汗をかき、風邪をひいているかのようだ。突然くしゃみが出て、バーンの真横の扉が勢いで吹き飛んでしまった。

なぜかスモールヴィルの農道でジョギングしているロイス。走っている横の農地にクラークが吹き飛ばしてしまった扉が空から落ちてきて地面にぐさりと刺さった。「何よこれ?」

ベンツの銀塗りコンバーチバルが走っている。乗っているのはレックスとラナだ。レックスは黒いSUVにつけられていると感じていた。しかし途中で曲がってしまう。レックスの具合を心配するラナだが、彼は大丈夫だと言う。

家に戻ったクラークは熱を測ってみるが平熱であった。そこへロイスが勢いよく入ってくる。
そのまま冷蔵庫からボトル・ウォーターを勝手に取り出して飲み、さっき見た出来事を話すとマーサとクラークは思わず顔を見合わせる。多分飛行機から落ちたんだよ、と言うクラーク。
クラークが鼻風邪をひいていると気づくロイスは彼にはちみつとカイエンペッパーが効くと言ってキッチンの窓際にあるスパイスを探す。ふと窓の外の扉の部分が無いバーンに気がついてしまう。
昨晩書類を持ってきたときにはあったのに、という彼女に「ああ本当だ、無い!」と知らなかったふりをするクラーク。
あの空から降って来た扉がここの扉だと分かった彼女はなぜこんな摩訶不思議なことが?と思うが、彼は「どうしてだろう?」といった素振りで返した。

ルーサー邸。レックスが書斎へ入ると、ポンティウスと呼ばれた男がいた。
何のために払ってる?今日もまた誰かにつけられた、と言うと、ポンティウスはそれはエッジシティ・ナンバーで黒のレンジローバー、その車がヘイワース通りにある今は潰れた工場へ向かったのを突き止めたと答える。
わかっているのならなぜまだここにいるのか言われると男は今行く所だと言って部屋を出て行った。
入れ替わりにやってきたラナにあの男は私立探偵だと告げる。
レックスはここ数日ずっと誰かにつけられていることを彼女に打ち明けた。そして今や警察も自分のセキュリティも信用が出来なくなっていた。
私は信用できるわ、とラナが彼の傍による。レックスは万が一何かあったら、と言ってメトロポリスで一番というロバート・ポンティウスの名刺を彼女に渡した。彼の身に何かあったら警察ではなくこの男に電話しろと言う。

デイリー・プラネット。『レックス・ルーサー、街の建て直しに数百万ドルを寄付』の記事を読んで首を横に振るクロエの所へクラークがやってきた。
「これは罪悪感からのお金ね。」と言ってクラークに見せる。クラークはそれよりもビッグニュースを彼女に伝えたかったのだ。
「くしゃみ、なんだよ。」
「それで?」
それが普通じゃないんだ、と説明をしようとするクラークの鼻がむずむずすると、ティッシュを渡そうとするクロエだが、くしゃみが出てオフィスの書類が吹き飛び、立っていた女性のミニスカートがめくりあがるほどの突風が起こってしまった。
びっくりするクロエ。彼を「歩く空気砲」と呼び、慌てていつもの秘密の会話の場所であるコピールームへ連れて行こうとする。
彼は今朝ロイスに起きたことを話し、もう少しで彼女に当たる所だったが、この一件で彼女が大騒ぎしかねないと言うとクロエがそれはどうにかする、と言いとにかく風邪を何とかした方がいい、でないとハリケーン・クラークとなって辺りに災害が起きかねないと言う。
するとまたくしゃみが出そうな状態になるのを見て慌てて近くの書類に覆いかぶさるクロエ。
「冗談だよ。」と言って去っていくクラーク。

ルーサーコープ本社。レックスがライオネルのオフィスに入るなり、父が尾行させていると疑ってかかる。しかしライオネルはもし彼が尾行させるのなら、まず見つからないようにやるだろうと言う。
そうされるようなことをしてないというのなら、この数日のことを思い出してみるよう言うが、レックスはゾッドであった時の記憶がすっかり無いらしい。
力になろうという父のやり方を承知しているレックスはそれを断り部屋を出てゆく。ライオネルは「自分一人では解決など出来ない、レックス!」と怒鳴った。

下へ降りるためにエレベーターに乗り込んだレックス。降りている途中でいきなりエレベーターが止まり、ガスが流れ込んできた。銃を取り出すレックスだがそのまま気を失って倒れた。すると天井から防護マスクをつけた武装した男が降りてきた。

ケント家。薬の入った熱湯が入っている洗面器に顔を近づけ湯気に当たっているクラーク。マーサは風邪によいとされるものを買ってきた。とにかく休むことだという。
そこへライオネルがやってきて、レックスが何者かに拉致されたと言う。
ゾッドであった時にペンタゴンへ出入りしていたこともあって政府関係が背後にあるのではないかと思ったが、そうではないらしい。
もう自分はレックスとは関係が無いとクラークが言うが、ゾッドが絡んでいるかもしれないし、レックスは記憶がないと言っていてもそれが本当なのかどうかわからない。それに拉致した者にレックスがクラークの正体を教える可能性もあると忠告する。

レックスが目を覚めると、体は治療台の上に拘束され、器具が頭と首元につけられていた。
ここはどこだと尋ねると横に立っていた制服を着た男がある倉庫の研究所だと答えた。周りはフェンスで囲まれている。逃げようとすれば取り付けてある器具から電気を流すことになると脅す。
男はあの暗黒の木曜日にペンタゴンで起きたことを知っていた。弾丸をも跳ね返したパワーをレックスが見せたことを追求し、彼の秘密を暴き出そうとしている。
もう一人同じ制服を着た男が背後でこのやり取りを慎重な表情で見つめていた。男は銃をレックスに突きつけた。

スモールヴィルの農道にロイスとクロエが乗った車が停まった。ロイスが「ほら、嘘じゃないでしょ?」と言ってケント家のバーンの扉が地面に突き刺さっているのをクロエに見せる。
しかし真相を知っているクロエはこれはたまたま起きたトルネードによって吹き飛ばされただけのことで、世界的な摩訶不思議というほどじゃないと言う。しかしロイスは天気は晴れていたし、あくまでこれは尋常じゃないと言い通す。
いつもはこういうことが起こると真っ先に大騒ぎするはずのクロエなのにデイリー・プラネットに勤めたらこうも変わってしまうのかと思うロイス。

レックスが拉致されている倉庫。あの二人組はどうやら意見の違いがあるらしい。ある人物の為に働いているという黙っていたほうの男が銃まで突きつける男に自制を求めるが、聞く耳を持たない。
すると男はレックス!と呼びかけ、もう一度レックスがパワーを持つことを証明したいと言う。
レックスは本当に覚えていないんだと叫ぶが男は発砲。レックスの右腕を撃ちぬいた。呻くレックス。
撃たれた箇所から出血する。男はニヤニヤしながら首を横に振った。

デイリープラネット。ロイスがクロエに『荒れた天気がフリークヴィルを襲う』という題でニュース記事をタイプしてきたのを見せに来ていた。
かなりの長文に感心しつつも、あくまで否定的な意見を述べるクロエに嫉妬しているんだと言い、デイリープラネットは諦めて別の新聞社に持ち込むと言って、彼女ははりきって出て行った。
がんばってね、と声をかけるクロエ。

【後編】につづく

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【前編】のつづき

デイリープラネット。ジミーがここで働いていることをクロエに話している時、突然建物が揺れ始める。そして耳鳴りのような音がし、建物が倒壊し始めた。書棚やテレビが倒れてきて、クロエはジミーを助けるために彼を突き飛ばし二人は床に抱き合うように倒れた。

ゲートウェイのある所まであの二人組はクラークを引っ立てて歩き、ナイフをかざして開けろと命令する。ラヤは彼は開け方を知らないが私は知っていると言い、男からナイフを受け取るとクラークの手のひらをナイフで切った。彼の血だけがゲートを開けられる。
裏切られたと思ったクラークだが、ラヤはそのナイフで男の首元を切りつけた。女はラヤに襲い掛かる。ラヤはクラークにゲートウェイへ行くよう怒鳴った。クラークは急いでシンボルのある台へ行くと血のついた手を乗せる。砂丘の上に何人かの犯罪者達が現れ、クラークの傍へ寄ってこようとしていた。
背後でナイフを刺されたラヤの悲鳴が聞こえてきた。彼は振り返るが、ゲートが作動し、周りのものを巻き込みながら吸い上げられていった。
隕石のように地球へ落ちてきたクラークは急いでスモールヴィルへと向かった。

地震によってレッドバーンにいたライオネルとマーサ達が崩れる天井につぶされかかっていた。そこへ間一髪クラークがやってきて彼らを救い出す。「彼(ゾッド)はどこに?!」

書斎では逃げようとしていたラナをゾッドが軽く掴みあげ、壁に押し付けられ絞め殺されそうだった。
「彼女を放せ!」
声に振り向いたレックス/ゾッドが彼女の首を掴む手を離し、ラナはその場に崩れ落ちて気を失った。驚愕するゾッド。
クラークはヒートビジョンでマシンの上で回転しているデバイスを破壊した。すると地球上にいる衛星からの攻撃が止まった。地震が収まる。
怒ったゾッドは突進し、クラークと共にステンドガラスを破って外へ物凄い勢いで飛び出していった。
ずっと彼方の森の中まで飛ばされた彼らは地面を大きく滑って止まる。彼らの超スピード、超越したパワーの戦いが始まった。
「どうやってファントムゾーンを抜け出したか知らないが、あそこにいれば安全だったものの・・」そう言いながら殴りつけるレックス/ゾッド。勢いで岩も砕ける。
再び放り投げられたクラークは森から飛ばされ草原へ滑り込んだ。猛スピードで彼の前に追いつき立ちはだかるゾッドに地球をクリプトンのようにはさせない、という。
「父親ですら倒せなかったのだから、息子も同様。それほど地球人を助けたいのなら、ひざまついて俺に従うと誓え!」と言う。
ひざまつき、ゾッドの右手を掴むクラーク。満足そうな顔をするゾッドだが、徐々に苦しみ始める。
掴んだ手から光が生じ、ひざまついているクラークは上目使いで彼を見つめた。
ゾッドの手の中にはラヤが持っていたあのメダルがあった。メダルはレックスの中からゾッドを追い出してしまった。レックスはそのまま気絶した。
メダルを拾い上げたクラークは固くそれを手の中に握り締めた。

スモールヴィル救急病院。怪我人で混みあっている通路をクラークが歩み、ロイスのいる個室へ訪ねてきた。ロイスは飛行機が不時着したことは覚えていないのだという。酸欠になって倒れた後、氷の神殿を見たことを話す。それは多分天国なのだと思ったらしい。無事に戻ってよかった、とクラークは彼女の手を堅く握った。少し怪訝な表情をするロイスに気づいて慌てて手を離すクラーク。

レックスも救急病院にいた。手当ての済んだラナを見つけ走り寄る。恐ろしいものでも見るような目つきになるラナに、何があったのか尋ねるレックス。「覚えてないの?」
レックスはラナと一緒に居た草原までのことは覚えているが、それ以降は何があったのかわからない。
彼も病院で目が覚めたのだという。そして彼女の右手を気遣う。
彼女は彼が正気じゃなかったとわかっているものの、もう少しで彼を殺す所だったと言うと、レックスは自分も同じことをしただろうと言い、全てを元通りにしたいんだと本心を彼女に打ち明けた。

デイリープラネット。人々が戻ってきたオフィスにクラークがクロエを訪ねた。無事を確かめ合った二人は抱き合った。そして彼が去る前のことを持ち出し(キスのこと)、あれは何でもなかったという風に互いが認めたところへジミーがやってきた。彼を紹介するクロエ。「実際は・・ジェームズ、オルセンだ。」とクラークの手前格好つける。
「あら、いつから?」
「いつから、って・・今から・・(笑)」
二人が仲よさそうにしていることになんとなく気づくクラーク。
クラークを食事に誘おうとするクロエだが、ジミーを気遣ったクラークは断った。ジミーが去り際に「じゃ、またな、CK!」
クラークは二人を見送った。

夜になって家に帰ってきたクラーク。マーサは散らかったレッドバーンで一人片づけをしていた。彼にロイスとクロエの様子を尋ね、無事と聞いて喜んだ。
そして彼女はクラークにライオネルはジョー=エルとのコネクションが消えてしまったことを話す。クラークもジョー=エルと話そうとしたが、返事はもう無かったという。要塞は死に、全てが変わってしまった。皆去ってしまった。父も、それにレックスとは話せないし、ラナともどうしたらいいのかわからない。
マーサは彼に彼女も同じ年頃の時がそうだったが、心に従って正しいことをすれば良い、と言う。

メトロポリスのオフィスで紙にペンでクリプトンの文字を書き綴っているライオネルは「POWER」という文字を見つける。

書斎に居るレックスはクラークが破壊したデバイスを手に取り見つめていた。

アルゼンチン、パラグアイにあるイグアスの滝。モンスターが凄い勢いで滝を駆け上がっていった・・。 次週につづく。


***


また新シーズンが始まりました。あれだけ凄いクリフハンガーだったのに、割りとあっさりクラークが生還。そしてあっさりクロエはジミーへ乗り換え?
クラークがロイスの手を握り締めてしまう辺り、そろそろクラーク=ロイス路線へと行きそうな予感です。

本シーズンでは過去のエピソードに登場したジャスティス・リーグのメンバー、そして新たにグリーン・アローが総出演するエピソードも含まれていています。徐々に映画版スーパーマンの舞台に近づくように思えます。それからジミー登場!確かクロエの初めての相手がジミーと言う名の男性だというので、もしや・・・?

改めてクラークの周りにいる女性達はタフな人達ばかりのように思えます。ラナは右手を貫かれようが色気攻勢でゾッドを殺そうとしていたし。

今シーズンからアップした日から1,2週間はファン限定公開にします。ファン登録していただいた方に優遇させていただくためです。
毎回お願いしていますが、誤訳がありましたら遠慮なくご連絡ください。なるべく早めにアップするよう努力しているので、間違いもあるかもしれません。

今シーズンもよろしくお願いいたします。

*10月中旬から3週間は里帰りの為、更新が大幅に遅れます。

【追記】
チップ→デバイスに変更しました。

イメージ 1

シーズン6 第1話 Zod

ゾッドによってファントムゾーンに閉じ込められたクラーク。そこは一面砂漠のようだった。
誰かいないのか叫んでみるが返事は無い。しかし彼の周りをすばやく飛び回るもの、ファントムがいくつも現れ、突然クラークの体を鋭い爪で切りつけ始めた。
この場所では力を出せないクラークは反撃すら出来ず、襲われ放題だった。しかしそこへ手から不思議な光を放つメダルを持つ、布を纏った女が現れた。
ファントム達は恐れをなして逃げていった。礼を言うクラークだが、彼女は彼を蹴り付け、気を失わせた。
「ファントム・ゾーンへようこそ。」

その頃メトロポリスでは暴徒達に捕らわれたライオネルとクロエだが、レックスの居場所を知らせに来たライオネルのSPの助けもあってなんとか逃れた二人はレックス/ゾッドのいるルーサーコープ本社の屋上へと急いだ。
この騒ぎで火と煙が上がり、暴動が起きているのを屋上から見たラナはレックス/ゾッドにその力があればこの混乱を収められると頼むが、彼は自分はゾッドでレックスは死んだと告げる。しかしライオネル達が到着すると同時にラナを抱きかかえ、空高く飛んでいってしまった。

オフィスへ戻ったライオネルは、ゾッドを倒すためにクラークがジョー=エルから授かった剣を取りにスモールヴィルへ行こうとする。
クロエにそれは自分の息子を殺すことだと言われて躊躇しながらも、彼は決心する。
クロエはデイリープラネットで引き続きクリプトン文字の解析をするために残ると言う。ライオネルはクロエに銃を預けた。ライオネルはジョー=エルとのオラクルは消えてしまったと打ち明ける。

幌が被っただけの住居地のような所で目を覚ましたクラークはあの布を纏った女に再び蹴られ、どこから来たのか問いただされる。
クラークはクリプトンで生まれ地球で育った、というと彼女はすぐに彼がカル=エルであるとわかる。
彼女は彼の父ジョー=エルを知っていると言い、先ほど使ったSの文字をしたメダルを彼に見せた。

ラナが連れて来られたのは倉庫だった。なんとそこにはあの黒い宇宙船が置かれていた。ラナはまだレックスがファインによって操られていると思っている。
ラナを生かしておくのは彼女を人間の歴史の終焉を見る目撃者にするためだといい、レックス/ゾッドが手を置くだけで宇宙船を起動させ、クリプトンの文字がついた手の大きさほどのデバイスを取り出すと、途端に強い光と共に宇宙船が消滅した。
逃げようとするラナだが、ゾッドは彼女を逃がそうとはしなかった。

不時着して機体が半壊しているルーサーコープのジェットの床に倒れていた傷だらけのマーサが起き上がった。
機体の周りは吹雪いている。急いでロイスを捜すと彼女は穴の開いた機体の外へ体が出ている形で倒れていた。頭から出血していて意識は朦朧としている。
マーサは大丈夫よ!と励まし、操縦席へ行って無線で連絡を取ろうとすると、雪に覆われていない部分のフロントガラスからあの<孤独の要塞>が目に入った。

ボードにロイスを乗せて要塞の中へ引いて行くマーサ。ジョー=エルがマーサに話しかけてきた。
彼女達をここまで連れてきたのは彼ではなくミルトン・ファインの仕業で、クラークは彼に与えた剣でゾッドの入れ物なる者を殺さずファインを刺してしまったことでゾッドを解放させ、そのゾットによってクラークは永遠に消え去ってしまったと伝えた。ジョー=エル自身に彼を取り戻せる力は無い。全てはクラーク自身の運命次第だ。
しかしマーサに世界を救いたいのなら剣を使ってゾッドが乗っ取った体の主であるレックス・ルーサーを殺さなくてはならないと言う。
苦しんでいるロイスを横目に決心したマーサはスモールヴィルへ送り返すようジョー=エルに言うと彼は彼女に感謝を述べ、光と共に彼女達を送り返した。

ラヤと名乗る女は傷ついたクラークの手当てをしている。このファントム・ゾーンは犯罪者達を閉じ込める牢獄のようなものでジョー=エルが作り出したと話す。
しかし彼女はここに捕らわれているだけで、犯罪者ではないと言う。彼女はジョー=エルのアシスタントをしていたが、最後まで彼に付き添えなかったらしい。あのメダルはジョー=エルから貰った、彼女を守るものだという。
クラークはゾッドと戦うために地球へ戻る方法を彼女に聞くが、ゾッドは軍人であり殺される、と言うもののクラークに愛する人を守るためなら命をかけると言われ彼を案内することにする。

誰もいなくなったデイリープラネットの地下のオフィス。デスクの下に隠れながらクリプトン文字の解読を試みているクロエ。
物音がして銃を手にしたクロエがゆっくりと立ち上がると、思わず壁のガラスに向けて一発撃ってしまう。すると「まままま待って!僕はここで働いているんだ!」といって両手を軽く挙げて男が出てきた。互いが見つめあう。どうやら知り合いのようだ。そしてゆっくり微笑んだ。「・・・ジミー・オルセン!」

レックスの書斎へラナを引っ立てて連れてきたレックス/ゾッド。彼がここに用があったのはファインが流したウィルスの元になったノートパソコンだった。
そこに彼が持ってきたデバイスを立てて回転が始まるとウィルスを消し去った。これはクリプトンで作り出されたウィルスだという。
そして彼は探しているものがある、といい、今だにゾッドの存在を認めないラナが画面を覗き込むと映し出されたのはペンタゴンだった。これを利用して地球上に彼の帝国を作り出すのだという。
ラナを殺さないもう一つ理由は彼の後継者を産むためでもあった。
後ろ手にこっそりと鉄の棒をつかみ出したラナはゾッドに向かって振りかざした。
しかしあっさりと彼女から棒を取り上げると彼女の右の手の平目掛けてブスリと刺し、壁に釘付けにした。悲鳴を挙げるラナ。
ペンタゴンから戻ったらまた議論しよう、と言いレックス/ゾッドは部屋を後にした。
彼女は呻きながら左手で力を振り絞って棒を抜き出し、倒れるが、再び起き上がった。

アラブ風に布を身にまとったラヤとクラークはゲートのある所へと向かっていた。なぜゲートを知っているなら彼女自身で出ることをしなかったのか聞くが、ゲートはジョー=エルの家族だけしか開けられない仕組みになっているのだという。
ジョー=エルの妻は彼と最後を共にしたため、彼女だけがここへクリプトンから逃れて、出られない状態だったという。
ところがそこへ2人組が襲い掛かってきた。あの黒い宇宙船で地球にやってきた男女二人だ。
捕まったクラークにナイフの刃が向けられる。しかしラヤは待て!と言い、彼だけがゲートを開けられる、私達全員を出してもらえると二人に言った。

レッドバーンで落ちていた剣を見つけたマーサ。そこへライオネルが走ってやってきた。レックスのことをすでに承知のライオネルは無事だったマーサを見て抱き合った。
そこへクラークを捜しにラナもやってくる。彼女はクラークとクロエが話していたレックスを殺さなくてはならないという話を最初は信じなかった、と言うと、マーサは手にしている剣でそれが出来ることを話す。
すると落ち着き払ったラナはあなたでは彼に近寄ることもできないけど、私ならそれが出来ると言う。これ以上たくさんの人達を死なせたくないと言う彼女を信用したマーサは剣を彼女に手渡した。

レックス/ゾッドが書斎へジェラルミンのケースを持って戻ってきた。鉄の棒が血で汚れた床に落ちているのを一瞥し、別のノートパソコン型のマシンを取り出してデスクに置いた。
すると背後からラナがやってくる。自力で棒を抜いたのに逃げ出さなかったのはなぜか問うが、彼女は逃げても仕方が無いし、生き残るためには諦めた方がいいと判断したと言う。
進んで後継者を産むことに同意するラナ。
彼女を信じたゾッドは彼女を引き寄せて激しくキスをする。ラナの目から涙がつたる。そしてカウチの間に隠しておいた剣を取り出して突き立てる。
だがゾッドに見通され剣を取り上げられると片手で突き飛ばされてしまう。血を流して倒れたラナは彼を見上げると、立ち上がったゾッドは手で剣を二つに折ってしまった。
世界を終わらせることを止めるなんて出来ない、と冷たく言い放つと、マシンのあるデスクへ戻り、胸元から取り出したデバイスを置いて再び回して起動させる。デバイスはペンタゴンのシステムに入り込み、衛星とアクセスし始めた。地球の周りを巡る衛星は地球に向けてレーザーを発射させた!

後編につづく

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