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中津市議会議員 やまかげ智一ニュース
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★小中学校のフッ化物(フッ素)うがい推進について 

■平成21年3月4日実施

こんにちは翔政会の山影智一でございます。
平成21年、世界経済同時後退期まっただなかの来年度予算案が審議される一般質問を迎えました。
昨年からの雇用不安、経営不安、生活不安は、私たちの生活や経済活動を大きく見直す時期に来ているように感じます。
 特に、身近な問題として、私たちが働くということについて、昨年末から年始における派遣社員の大幅な人員削減は、個々人の働くことの意義、職業の選択の考え方、権利にともなう義務、そして人生観について大きな意識変革を促されえいるように感じます。
 グローバルスタンダードに進められた市場原理は、一時期一部の者に富をもたらしましたが、その実は長くは続くことはありませんでした。実体経済の本質がむき出しになった状態の中、世界は制度設計ばかりに明け暮れて、人間の幸せとは、働くことの喜びとは、という本来の人が生きて求めるべき社会を見失ってしまったように思います。
 人類は成功と失敗の繰り返しの中で、社会を発展させてきました。
今訪れている難局に臆することなく、勇気と情熱を持って切り抜けることが、いま我々に求められているのではないでしょうか。
 21年の最初の一般質問を行うにあたって、公共の福祉の向上と、この局面に果敢に取り組んでいくことを決意し、質問に移りたいと思います。
 執行部の皆様には、前向きで積極的なご答弁をお願い申し上げます。

【小中学校のフッ化物洗口推進について】
 まずはじめに「小中学校におけるフッ化物洗口の推進について」です。
 今年はわが郷土の偉人であり、日本の歯科界に輝かしい歴史を残した、近代歯科の先駆者で歯科医師免許第1号、小幡英之助先生が1909年4月26日に永眠されて100年の記念すべき年となります。
そのような記念すべき年に、公衆歯科衛生について中津市議会の場で議論をさせていただくことに心から光栄に存じます。小幡英之助先生の偉業とご遺徳を顕彰申し上げますとともに、中津市の口腔衛生において、中津市教育委員会の輝かしい第一歩を期待したいと思います。

○健康日本21における口腔衛生と健康な生活について
 申しあげるまでもなく、健康な歯を長く維持することは、私たちの心と体の健康増進にとって重要なことです。長く自分の歯を維持し、いつまでも、自分の歯で食べ物を噛み、明るく健康に暮らすということは、国民一人ひとりの切なる願いであります。
 運動・視聴覚機能に優れている人は、歯の喪失が少なく、生活の質および活動能力が高く、健康寿命が長いことがたくさんの研究で明らかになっています。
 政府においては「健康日本21」を策定し、「一次予防」、生活習慣を改善して健康を増進し、生活習慣病を予防すことに重点を置いた対策を強力に推進され、壮年期死亡の減少及び健康で自立して暮らすことができる期間、いわゆる「健康寿命」の延伸等を図られているところです。その中で、歯の健康も取り上げられています。
歯の喪失の防止について、歯は食べ物の咀嚼のほか、食事や会話を楽しむ等による、生活の質の確保の基礎となるものであり、う蝕及び歯周病は、歯の喪失に繋がるためその予防が重要であると定義されています。

○大分県の虫歯罹患の現状について
 現在日本は、先進諸国の中でも虫歯の多い国となっており、虫歯大国というレッテルを貼られています。
 日本の2002年、12歳児の一人平均虫歯本数は2.4本に対し、WHO(世界保健機構)が2025年までに1本以下の目標を達成している国は、虫歯予防先進国として、オランダ、オーストラリア、スイス、イギリス、スウェーデン、デンマークなどとなっている現状です。
 日本の虫歯が多いい理由には、虫歯ができてから治療をすればよいという予防意識の欠落と、もう一つは歯磨き、ブラッシング中心の予防で、世界的に安全性が確立し、グローバルスタンダードとなっているフッ化物の活用が進んでいないことが起因しているといわれています。
 そのような中で、わが大分県の現状を見ますと、直近の資料として、平成19年における12歳児一人平均の虫歯数は、全国平均が1.6本に対して、大分県は2.8本で全国ワースト2位になっています。
ちなみに一番少ない新潟県においては、「健康日本21」の2010年の目標である1本をすでに下回っている状況です。

○フッ化物洗口の意義について
 新潟県の虫歯予防の取り組みにおいては、1970年度からフッ化物の活用を図り、幼稚園や小中学校において「フッ化物洗口」いわゆる「フッ素うがい」を推進してきた効果が大きいとしています。その効果は、歴然としており、1980年度の5.03本から年々減少していきました。
 ちなみに、フッ化物洗口の実施率を見ますと、新潟県においては2006年度では34.4%、小学校に限ると65%が実施しており、約8万人以上が実施しています。
大分県においては、2008年現在、私立の保育園、幼稚園のみの35施設、1308人で、小中学校では実施されていないという現状であります。
全国でも小中学校でまったくフッ化物洗口が実施されていない県は、神奈川、石川、三重、兵庫、鳥取の6県になっています。
中津市においては、現在幼児期のフッ素塗布をしていただいているところで、私立の双葉が丘幼稚園では、4年ほど前からフッ化物洗口が実施されているところです。
それでは、ここで「フッ化物洗口」、フッ素うがいについて申し上げたいと思います。
 まず、フッ化物であるフッ素について申し上げると、食品、水、土壌といった自然界に広く存在する自然の栄養、ミネナルです。
 自然界では、地球を構成している約90種類の元素のうち12番目に多いものとされています。
 虫歯予防に効果があるというフッ素、フッ化物の、世界での利用状況を申し上げると、データは少し古いのですが、
.侫嘆淑配合歯磨剤 90カ国、15億人
▲侫嘆淑歯面塗布 77カ国 3000万人
フッ化物洗口 72カ国 1億人
た綟賛絅侫嘆淑濃度適正化 61カ国 4億人
タ塩フッ化物濃度適正化 36カ国 9700万人
Ε侫嘆淑錠剤 64カ国
となっており、90カ国15億人が利用していることになり、世界人口の4人に1人が利用していることになります。
このようにフッ素・フッ化物の摂取と安全性・効果については、WHO、世界保健機構をはじめ、世界の150以上の保健関連団体がその利用を推奨しており、日本においても、日本歯科医学会、日本口腔衛生学会、日本歯科医師会、厚生労働省などが、虫歯予防のためにフッ化物応用の安全性を保障しています。
それではなぜここで、小中学校における「フッ化物洗口」の推進について申し上げるかというと、先ほどから縷々申し上げたことを踏まえ申し上げます。
 フッ素・フッ化物の活用についての効果は、フッ素の働きにより3つあります。
 一つは、再石灰化の促進。
 一つは、歯の質の強化
 そしてもう一つは、虫歯菌に直接働きかけ、歯を溶かす酸を抑える、というものです。
 平成15年1月14日付けの厚生労働省、医務局長・健康局長が都道府県知事あてに通知した「フッ化物洗口ガイドライン」について申し上げます。
 フッ化物応用における虫歯予防の有効性と安全性は、すでに国内外の多くの研究により示されている。
 1970年代からフッ化物洗口を実施している学校施設の児童生徒の虫歯予防に顕著な効果の実績が示されている。
 「健康日本21」における「8020」運動の達成の可能性を飛躍的に高め、国民の口腔保健の向上に大きく寄与し、広く周知する必要がある、として上で、フッ化物洗口法は、とくに、4歳児から14歳児までの期間に実施することが、虫歯予防対策として最も大きな効果をもたらすと示されました。
その理由は、永久歯に生えかわるこの時期に、フッ化物洗口をすると虫歯予防効果が50%あるといわれているからです。
 フッ化物洗口の実施方法の中では、高い虫歯予防効果や安全性、さらに高い費用便益率等、すぐれた公衆衛生的特性を示している。特に、地域単位で保育所・幼稚園、小・中学校で集団応用された場合は、公衆衛生特性の高い方法であり、集団応用の利点としては、保健活動支援プログラムの一環として行うことで長期実施が確保される、としています。
 また、その他にはインフォームド・コンセント実施についてのことや、フッ化物洗口の安全性については、急性中毒、慢性中毒、アレルギーなどなど、通常使用における事故は、これまでの疫学上、つまり、疾病、事故、健康状態について、地域・職域などの多数集団を対象として、その原因や発生条件を統計的に調査した結果、否定されて心配ないとしています。

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