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さて、早期退職制度の設計を作ることになった。
こんな事は、半日も有れば出来る。
で、設計指示をしてきた課長に質問した。
私 「予算はいくらですか?」
課長「・・・」
私 「例えば、退職金の割増金が1.000万円だとしたら10人の応募があった場合、1億円必要です。100人だと10億円
です。なので予算はいくらなんですか?」
課長「それは、決まっていない・・・」
私 「決まっていないって・・・早期退職制度を作るんですよね。当然こういう制度なら、取締役会など重役会で
決まった事ですよね。なら、予算が有るはずですが・・・」
課長「・・・」
私 「予算がないと、設計はできませんが・・・新卒採用にしても中途採用にしても何かをする場合には予算が
あるじゃあないですか?」
どうやら、課長が勝手に思いついて、設計するように私に命令をしてきたようだ。
と言うことでこの仕事はなくなった?
いくらの予算が必要なのか?それを試算させたかったのか?
それなら、そう言うだろう。
良くわからん。
分かった事はこの課長さんの能力だけです。
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人事の仕事
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とうとう弊社でも早期退職制度が出来る。弊社は債務超過ではない。赤字でもない。売上、利益は下がってはいるが、会社がどうこうなるような事はない。
にも関わらず制度が出来る。 さて、この制度。 詳細設計は私が原案を作る事になった。 募集定員。募集期間。退職日。対象年齢や社歴。割増退職金。再就職支援制度。子会社転籍制度など。 断る立場にない私。 私が応募したくなるような制度を設計するしかない。 しかし、こんな制度を作る事が会社への貢献になるのか? まーやるしかないが。 |
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9月12日(木)以来の会社。
今日から10月と言うこともあり、伊勢丹で買い求めた濃紺のスーツに袖を通して早めに出勤。 課長に長期休暇をお礼を伝える。 分かってはいたが「はい。」と反応。 周りも同じ。向かいの席の勤続30年の女性だけが、「何処へ行ったのか?」など質問してくれた。 少し溜まった仕事を片付けるが3時ぐらいになると、もうやることが無い。 4時から打ち合わせを1件こなすと、もう仕事がない。 仕方なく、休暇中に行われた会議資料に目を通す。 明日、やるべき事を整理して7時に退社。 |
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その昔。とある高校の先生から聞いた話しである。『メダカが泳がない川に鯉は泳がない』という話しである。
簡単にまとめると以下のようになる。 学校には色んな生徒が集まる。才能や能力に差があるのは仕方の無いことである。学校としては、スポーツや勉強でトップクラスの生徒を育てたい。 で、どーするか。才能や能力に応じて、生徒を分けて指導する方法は成果が上がらないらしい。 やるべき事は、才能や能力に乏しい生徒に対して熱心に指導する事で、その生徒がイキイキとする。 どよーんした生徒が居なくなると、学校全体が明るくなり、才能や能力のある生徒は自然と育つという話しであった。 なるほど!甲子園を見ていてベンチに入る事が出来なかった選手は皆イキイキしていた。だから、グランドにいる選手は育つのだ。 政府の経済政策。これは間違ったやり方に思える。例えばエコカー減税や家電のエコポイント。恩恵を受ける事が出来るのは、車を買える金持ちと自動車会社だけである。車を買い換える余裕などない私にとっては、税金は払うが恩恵を受ける事が出来ない。つまり政府のしたことは、メダカからエサを搾取して、鯉の餌にしたに過ぎない。一時的に鯉は元気になるが長続きしない事は明らかである。 実際、エコカー減税やエコポイント政策が成功したとは、誰も考えて居ないだろう。 さて、弊社も政府と同じ事をやろうとしている。一般社員の給与をダウンさせ、福利厚生をスリム化させ、それを財源にして、管理職の処遇を向上させようとしている。 上手く行くわけがない。 一般社員が仕事を楽しんでいない会社が成長することなどあり得ない。 人事部には40人近く社員が居るが、誰も異論を唱えない。バカなのか?バカな振りなのか?定かではない。 私は会社が好きである。 正しい事をやっている。 だから、苦しい現状では有るが会社に貢献したい。 信頼できる本部長や取締役に自分の意見が言えない。信頼できる人が居ないからである。かつては、信頼できる人が居たがポストに就いた途端に変わる。 メダカがイキイキと泳げる環境を作ろう!そう唱える人たちは日本にいるのだろうか。 |
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電車に乗って東京競馬場に行く。
この場合目的は馬券を買う事であり、東京競馬場に行く事や電車に乗る事が目的になる事はない。 つまり、馬券さえ買えれば場所はドコでも構わないし、電車で行こうが自転車で行こうが交通手段も何でも構わない。 費用や天気。気分で変えても構わない。 実際、自転車で行く事やタクシーで行く事も有る。 さて、電車に乗って東京競馬場に行く。 馬券を買うという目的をないがしろにして、電車に乗る事や競馬場に行く事を目的にしようとする者が多い。 例えば、事故などで電車が動いていないとする。電車に乗る事が目的になっているので、タクシーや自転車で行くという発想がない。ネット等で馬券を買う発想がない。 競馬ならそれでも構わないが、仕事でその様な事がしばしば起こる。 コストを下げる事が目的である。 残業の実態を調べたり、会議の実態を調べるのは、コストを下げる為の手段に過ぎない。にもかかわらず、残業の実態を調べる方法や会議の実態を調べる方法についてアレコレとヒアリングをして、資料を集め、会議が行われる。 会議中ずっと黙っていたが、我慢出来ずに質問した。『来年度何%?或いは幾ら?コストを下げようとしてるの?』 誰も答えてくれない。 『コストをどれぐらい下げるのか分からないまま、その方法について検討して意味が有るのでしょうか?』 そのまま会議室を出て席に戻った。 1時間後、課長から明日面談するように言われ、明後日は部長との面談となった。 コミュニケーションに問題が有ると言われ、今の仕事だが、もしかして今日の事を言われるのか? そうだとしたら、弊社は終わってる。 |





