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花が好きだ。
子どものころ、ピアノを習っていた。
先生がとても厳しい人で、通うのがとても嫌だった。
帰りに母が八百屋さんで花を買ってくれることだけが楽しみで(当時、花は八百屋で買うものだったのだ)、何とか通うことが出来た。
我が家の庭は、母という担い手を失い、さらに私の腰痛&うつ病のせいでほったらかしになり、まるで廃屋かのように荒れ果てていた。
それが、この春ごろから、雑草を切る(抜くのではなく、ハサミで切る)ことが出来るようになり、少しずつ再生しつつある。
加えて、野や人家の庭先の花を見ることがモチベーションになって出来るようになった日々の散歩とが、私の精神を、また驚いたことに腰痛から私の身体を、少なからず回復させている。
一番好きだった「小説を読む」ということが出来なくなり、私は途方に暮れていた。
この病の耐え難い日々を、何によって和らげてよいのか分からなかった。
でも、人生で「物語」に出会うよりも先に出会い、愛していた「花」というものが、今、また私の心に一筋の救いを与えてくれている。
花というのは不思議なものだ。
亡き母が植えた花が、あるいはやはり亡き叔母や今は連絡を取り合っていない友人が株分けしてくれた花が、季節になると、今も咲く。
伸びた雑草を切るようになってからは、もうなくなってしまったと思っていた花がある日突然丈を伸ばし、咲いたりもする。
母の愛していたミヤコワスレが、今年の春、咲いた。
ヤブランも咲いたよ、ママ。
次から次へと目まぐるしく生えてくる雑草も、鬱陶しいが、実は愛おしく思う。
その世界はいつもいつも驚きに満ちている。
時々、これはなんだろうと思って、切らずに伸ばしてみたりする。
この夏、ヤブミョウガが花を咲かせた。
世界は美しい、また少しそう思えるようになった。
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風ちゃん、素晴らしい感性を持っていて‥素敵じゃない😉前から、風ちゃんのブログには興味がありました❗共感できるというか‥小説がお好きだから、文章が読みやすいし‥障害を持っているお子さんやそのお兄ちゃんがまた、私の心を感動させてくれてるんです🤗実は、私も障害を持った娘がいるんですけどね😃風ちゃんのブログに、励まされてるんです😄癒されてるんです😊これからも、体を大切にブログ‥書いてくださいね😃
[ てんこ ]
2017/9/28(木) 午後 7:55