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簡略ながらも皇太弟冊封の儀式が終わるとチェギョンはそのまま、マカオ政府の高官を交えての晩餐に
緊張しながらも何とかこなす事が出来、部屋に戻ると一気に疲れが出てしまい、チェギョンは着替えを
済ませそのまま眠ってしまった。
「おはようございます。媽媽」
チェ尚宮の声で目を覚ました。
チェギョンは、眠い目をこすり起き上がると時計を見た。
部屋の時計は、既に7時を回っていた。
チェギョンは急ぎ身支度を整え何時もの様にリビングで一人朝食を摂っていた。
宮廷から数人の女官と護衛が送られてからチェ尚宮は、今までの様にチェギョンと共に食事をしなく
なった。
チェギョンは食事をしながらチェ尚宮から今日の日程を聞いていた。
「オンニ!」
「はい。媽媽」
「記者会見が終わった後って・・・何もないんだよねぇ!」
「はい。媽媽」
「ねぇ!オンニ。明日、帰る時に家族にエッグタルトをお土産に持って帰りたいから、エッグタルト
の予約をしに、シン君と一緒に出掛けたいなーっと思っているんだけど・・・ダメかな?」
「殿下の許可があれば構わないかと・・・」
「そう・・・シン君が良いって言えば、出掛けても良いのよね。シン君が来たら聞いてみる。」
「はい、媽媽」
食事を済ませチェギョンは、チェ尚宮と共にマカオ市内のホテルに入った。
そのホテルは。一週間前、シンとお祖母様が宿泊したホテル。
皇室は皇太弟夫婦が宿泊する最上階のスイートルームとその下の階を貸切、厳重警戒がしかれてあった。
午後になりチェギョンは、マカオ国際空港へ向った。
空港の玄関前には、多くの報道陣が集まっていた。
チェギョンが車から降りると一斉にカメラのフラッシュが光った。
チェギョンは、報道陣に向かい頭を下げた。
その姿は、数週間前まで報道陣の前でオドオドし何処か頼りなく皇族としての品格と権威がないと言わ
れていた皇太子妃の姿ではなく、そこには、皇族として大きく成長した皇太弟妃、チェギョンの姿に皇
太弟夫婦の再会をカメラに収め様と集まった民衆と報道陣を驚かせた。
チェギョンは、チェ尚宮の付き添いによって用意された空港内のラウンジに入った。
ラウンジの窓からは、滑走路が見え飛び立つ飛行機がチェギョンの目に映った。
「媽媽」
チェ尚宮の呼び声に気づきチェギョンは、振り向いた。
「媽媽、間もなく殿下をお乗せした飛行機がご到着されます。」
「分かったわ。」
深呼吸するとチェギョンは振り向いた。
「オンニ、行きましょ!」
「はい、媽媽」
チェギョンは、チェ尚宮と共に空港職員の後を付いて行った。
空港職員の案内で滑走路に下りると既にシンを乗せた飛行機が着陸し止まっていた。
シンが乗る飛行機は、皇室専用機。
シンを乗せた飛行機のタラップ近くにチェギョンを乗せた黒い車が横付けされていた。
チェギョンの心臓は、高鳴っていた。
一週間前、このマカオの地で再会したはずなのに・・・
初めて恋を知った少女の様に・・・
チェギョンが車から降りると同時にシンが乗る飛行機のドアが開けられた。
数人の護衛が先に下りて来ると、少ししてシンが飛行機から出て来た。
飛行機に付けられたタラップの階段を降り始めた。
チェギョンの目は、涙で曇りタラップから降りてくるシンの姿が滲んではっきり見えない。
タラップからシンが降りると同時にチェギョンはシンに向かい走りしがみ付く様に抱き付いていた。
そんなチェギョンをシンは、しっかり受け止めていた。
気が付くと二人は、カメラのフラッシュの光の嵐に包まれていた。
「チェギョン!どうした。一週間前に会ったばかりじゃなか?」
「一週間前に会ったばかりだけど・・・シン君に会いたかったの!」
「チェギョン。僕も会いたかった。」
シンは、涙で濡れたチェギョンの頬を親指で拭うとチェギョンの背中に手を添え車に乗り込んだ。
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「ある翊衛士の独り言」のお話とリンクする部分がありますので、こちらのお話を先に公開します。
その後に「ある翊衛士の独り言」の続きおw更新します。
2008/6/11(水) 午後 4:05
ともたんさん、こんにちは
今仕事を終えて帰って来てともたんさんの所が更新されているのを見て飛んできました。
うれし〜、シンチェの続きだ〜!このお話の後、続くんですね。
疲れている体にまさにシンチェは癒しです。
でもともたんさんはいくつものお話が頭のなかで浮かぶんですね。
すごいな〜、私は浮かんでもまとまりがつかなくて・・・
そこで終わってしまいます。
2008/6/11(水) 午後 5:16
ともたんさん、こんばんは!
また、新しいお話ですね!
ここでも、ラブラブのシンチェが見れそうで
うれしいです。
ラブラブシンチェ大好きです。
楽しみにしてます。
2008/6/11(水) 午後 8:21
ともたんさん、こんばんは〜〜
「ある翊衛士の独り言」とリンクするんですね。
また楽しみが増えました。
やっぱり甘いシンチェ大好きです。
これからの展開に期待してます。
2008/6/11(水) 午後 8:30
ともたんさん、こんばんは。
また、始まるんですね。うれしいです。
二人にたくさん幸せが訪れますように。
2008/6/11(水) 午後 9:46 [ まなと ]
嬉しいです♪♪
シン君チェギョンと一緒に楽しい時間を楽しみにしています。
2008/6/11(水) 午後 9:59 [ カンちゃん ]
ともたんさん、こんばんわ。
新しいお話ですね。
ラブラブなシンチェならいつでもOKです!
楽しみです☆
2008/6/12(木) 午前 1:23 [ . ]
またまた、新しい話ですね。 ちょっと、大人なチェギョンて感じ?これからのストーリーが楽しみです。
2008/6/12(木) 午後 1:30 [ gina ]
naohahaさんへ
いくつもお話が浮かんで来るわけじゃないんです。
ストックとしてある程度、持っていまして、中には題名が決まっていないお話や書きかけのお話があり、進行が止まり行き詰った時に、気分転換に新しいお話を手がけてしまいます。
チェ尚宮のつぶやきも女官について調べる事があり、止まっている状態です。
2008/6/12(木) 午後 1:54
fumiさんへ
このお話は、新しいお話ではありません。
続編の中の1話なんです。
続編は、シン君が皇帝になるまでのお話をと考えています。
ラブラブシンチェはまだまだ続きます。
2008/6/12(木) 午後 1:58
makoさんへ
そうなんです。
「ある翊衛士の独り言」にリンクする部分があり、翊衛士から見たお二人のお話になっているので、このお話の続きを更新する前に、続編を先に更新しないとダメかなと思い、こちらの方を先に更新していて下さい。
2008/6/12(木) 午後 2:02
まなと720さんへ
お待たせしました。
続編のお話を久しぶりに更新しました。
「ある翊衛士の独り言」と一緒に読んで頂ければ幸いです。
暫くは、ラブラブシンチェが続きます。
2008/6/12(木) 午後 2:04
カンちゃんさんへ
暫くは幸せ一杯のシンチェが続きますので、楽しみにしていて下さい。また、私のお話の設定では、チェギョンはマカオに1ヶ月もいない設定になっていて、少しお二人には、高校生の恋人らしい学校生活を送って頂きたいと思っています。
2008/6/12(木) 午後 2:08
nachiさんへ
新しいお話と勘違いさせてしまい、申し訳ありません。
実は、このお話は、続編の続きになっていまして、かなり長編になる予定でいます。
シン君が皇帝になるまでのお話をここでは描きたいと思っています。
2008/6/12(木) 午後 2:11
ginaさんへ
すいません。
新しいお話だと勘違いさせてしまい、申し訳ありません。
このお話は、続編の続きとなっています。
ここでは、すこし大人になったチェギョンを表現できたらいいなーと思っています。
2008/6/12(木) 午後 2:16
こんばんは。はじめまして。
初めておじゃまして、一気にここまで読みました。
けなげなチェギョンがかわいいですね〜。これから先も楽しみです。
ところで、ファン公開の方の記事はどうしたら拝見できるのですか?
ラブラブシンチェにあいたいのですが・・。
よろしければ、教えてください。
2008/9/10(水) 午前 1:44