|
(2)
一週間ぶりに再会した二人は、片時も離れず宿泊先のホテルの裏口から入った。
報道陣から逃れる様に・・・
ホテルに足早に入るとシンは、人払いを命じるとチェギョンを壁に押し付けると強引に唇を奪い強く抱
き締めた。
「やっと・・・お前を連れて一緒に帰れる。もう・・・二度とお前と離れない。」
「シン君。私もやっと・・・シン君と一緒に韓国へ帰れる・・・もう、私を一人置いていかないで・・・」
「置いて帰るもんか!お前がここに居たいと言ったって・・・僕は、お前を連れて帰る。さぁ、記者会
見の時間だ!返答に困ったら、全て僕にふるんだぞ!」
「うん。」
チェギョンは、微笑み頷いた。
公式記者会見会場
二人が部屋に入ると一斉にカメラのシャッターを切るカシャと言う音と共にフラッシュが光った。
二人は、用意してある椅子に座るとコン内官の指示によって記者会見がはじまった。
この度は、一連の事件や数々の騒動で国民の皆様に多大なご迷惑とご心配をお掛けしてしまい誠に申し訳ありませんでした。
国民の皆様のお陰で皇太弟として妃宮を迎えに来る事が出来た事を心から感謝致します。
――― 公式インタビューで妃宮媽媽が殿下と離婚したいと仰っていましたが、やはり離婚の原因は義誠君と何か関係があったのでしょうか? ―――
義誠君とは何も関係ありません。慣れぬ宮廷生活に疲れ・・・自分でどうして良いのか分からず・・・考えもせず離婚と言う言葉を発してしまい、殿下を初め国民の皆様に多大なるご迷惑とご心配をお掛けしてしまい、申し訳ありませんでした。私は、殿下と出会い・・・初めて人を愛する意味を知りました。私は、殿下を愛しています。
と言うとシンは、目を大きく見開きチェギョンの手を握るとチェギョンは、シンの顔を見て微笑んだ。
――― 妃宮媽媽の左薬指に嵌められている指輪は・・・ ―――
この指輪ですか?
チェギョンは、記者の前に左手を挙げ見せた。
殿下から頂いた指輪で・・・殿下とお揃いなんです。
と嬉しそうに話すチェギョン。
――― 殿下の左薬指に嵌められている指輪ですか? ―――
はい。
シンも又チェギョン同様、左手を挙げ記者に見せた。
この指輪は、聖祖皇帝が太皇太后様に愛の証として贈られた指輪を私達夫婦が心から愛するようになった時に、私が受け継ぎ・・・太皇太后様に贈られた様に私も、愛の証として妃宮の左薬指に私が嵌めました。
――― もしかして、ご夫婦の指に嵌められている指輪は、このマカオの地で再出発を誓った教会で、お互いの指に嵌められのですか? ―――
はい。
――― 今回の一連の騒動と事件で妃宮媽媽が責任をとると言う形でこのマカオに地に来る事になり、お互い離れてみてどんな感じでしたか? ―――
妃宮と離れ、一番感じた事。
それは、私にとってどれだけ妃宮が大切な存在だったかと言う事に気づかされ、妃宮がいない東宮殿は、火が消えた様に暗く静かで・・・私にとって妃宮は、太陽でした。そして、妃宮には本当の家族の意味を教えられました。
――― 妃宮媽媽は? ―――
私も殿下と同じで、私は殿下にいかにどれだけ守られていたかと言う事に気づかされました。そして・・・このマカオの地に来てからも殿下の温もり・・・声が恋しくて・・・毎日泣いて暮していました。殿下は、私にとってかけがえのない大切な存在。殿下に釣り合う女性になろうと私は、このマカオの地で勉学に励みました。私は、これから殿下を支え・・・私に出来る事を少しずつやって行きたいと思います。
――― 最後に、一時期、妃宮媽媽のご懐妊の噂がありました、噂があった時のご夫婦のお気持ちと帰国されたら、一番に何をなされたいですか?―――
妃宮の懐妊の噂が流れた時、私も驚きと同時に国民の皆様のご期待に沿える事が出来ず、申し訳ありません。子供は、授かり物ですから・・・何時かは皆さんに良い知らせが出来るかと思います。妃宮と帰国したら・・・妃宮特性ラーメンが食べたいので、妃宮に作って貰いたいと思っています。私の為に作ってくれますねぇ!
「シン君・・・」小声で呟くと皇太弟妃らしく優雅に微笑んだ。
――― 妃宮媽媽は? ―――
私も殿下同様驚いたと同時に、この腕に何時か殿下と私の子が抱ける日を想像しました。殿下と帰国しましたら、殿下とゆっくり過ごしたいと思っています。
チェギョンの帰国に伴う公式会見が終わった。
|
チェギョンもシンの愛に支えられて立派な受け答えでしたね。2人とも自分の思っている事を素直に言えるようになって、私も嬉しいです。
2008/6/12(木) 午後 5:12 [ gina ]
ともたんさん、こんばんは。記者会見の模様読んでいて本編の映像が脳裡に甦ってきました。あの時にくらべたらチェギョン大人になりました。シンくんも立派にチェギョンを支えていますよね。続きが楽しみです。空港からホテルまでの間の車の中、私興味津々です
2008/6/12(木) 午後 9:23
ginaさんへ
チェギョンとシン君は、一連の騒動と事件でお互いがどれだけ大切な存在なのかを確認し、チェギョンでのマカオの生活は、二人を大人へと成長させる期間だったと思います。
そして、やっと二人はお互い素直になれました。
2008/6/13(金) 午後 6:01
makoさんへ
一連の騒動と放火事件で二人は、互いの想いを確認できた他に二人を大人へと成長させた騒動だったと思います。
二人が離れていた時間で二人は色んな事が見え考える事が出来た期間だったと思います。
2008/6/13(金) 午後 6:07