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朝食を済ませるとホテル正面玄関に横付けされた車に二人が乗り込むと車は、帰国の為、マカオ国際空港へと向かった。
マカオの空港には、帰国する二人の姿を捉えようと沢山の報道陣が待ち構えていた。
二人が車から降りると一斉にフラッシュが光、フラッシュの光が二人を包んだ。
シンは、チェギョンを守る様に肩に腕を回し歩いた。
その光景が、詰め寄せた報道陣や一目、皇太弟夫婦を見ようと集まった民衆の目には、昨日の感動的な再会と同様、映画のワンシーンの様に誰もが溜息が漏れる程、美しく、二人にあったこれまでの騒動、不仲説や離婚騒動を一瞬に吹き飛ばしてしまった。
その模様が韓国全土に中継放送され、二人が空港に入る姿をテレビで見ていた太皇太后は、嬉しそうにニコニコしながら見ていたのは、言うまでもない。
二人は、空港職員の誘導によりそのまま真っ直ぐ、既に滑走路に待機している皇室専用機に乗り込んだ。
シンは、チェギョンを窓際の席に座らせるとシンもチェギョンの隣に座るのが当たり前の顔をして座った。
そんなチェギョンは、不思議な顔をしてシンを見た。
「何だ、その顔は・・・僕がお前の隣に座るのがそんなに嫌なのか?」
チェギョンの意外な反応に少し不満を抱いたシンは、不服そう声で言うとチェギョンは、大きく首を振った。
「うんん。嫌じゃないよ・・・私達は夫婦で私の隣に夫であるシン君が座るのは、当然で何の不思議な事でもないんだけど・・・それに済州の帰り・・・シン君、私の隣に座らず・・・離れて隣の椅子に座ったから。」
「あーっ!あの時か・・・あの時は、仕方がないだろ・・・お前だってそうだろう・・・今とあの時とは、俺達の関係は違う。そうだろう!」
「うん。」
「今とあの時と変わっていない俺達の関係は、夫婦で・・・あの時と違うのは、今の俺達はただ書類上の夫婦ではなく、お互いの気持ちが通じた夫婦になったどけの違いだろ?」
「そうだけど・・・」
「お前の隣に座っていい男は、僕だけで・・・僕の隣に座っていい女性は、お前だけなんだ」
「シン君。」
チェギョンは、シンの肩に頭を寄せるとシンはチェギョンの肩に腕を回した。
「チェギョン・・・もう、二度と僕の側から離さない。離れる事も許さない。」
「うぁ〜出たーっ!独裁者」
「独裁者?誰が?」
「シン君よ!」
「僕の何処が独裁者なんだ?こうして海外に居る妻を迎えに来る夫が何処にいる?」
チェギョンの肩を抱く腕の力を入れ自分の方へ抱き寄せた。
その時・・・
コン内官の咳払いが聞こえた為、シンはコン内官を見た。
シンは、チェギョンの肩に回した腕を離し咳払いをすると椅子に深く座り直した。
「殿下、妃宮媽媽。間もなくご出発の時刻ですので、シートベルトをお閉め下さい」
コン内官は、二人がシートベルトの着用するのを確認すると一礼し下がった。
二人を乗せた皇室専用機はゆっくり動きだした。
ピンポーン♪ ピンポーン♪
機内で、シートベルトの着用チャイムが鳴り響いていた。
機体はゆっくり、滑走路へと向かいゆっくりマカオから一路、祖国韓国へ向かい走り出していた。
チェギョンはボンヤリと外を眺めている自分の手に暖かな温もりを感じた。
その温りは、エアコンで冷え切った体を一瞬にして暖めてくれる様な温もりだった。
チェギョンは、その手の持ち主を見て微笑んだ。
「帰ったら、何がしたい?」
「何がしたいって・・・うん〜っ!まずは・・・韓国の空気をお腹一杯吸いたいなぁ」
「空気がお腹一杯に吸いたい?お前は、本当に変わったやつだなーっ!その他は?何か食べたい物とか欲しい物とかないのか?」
「食べたい物は、あるわよ・・・あるけど・・・宮廷では食べれないでしょ。」
「タッポッキや焼肉をサンチュで包んで食べたいんだろ?」
「うん。何で分かるのよ?」
「分かるさ・・・学校帰り友達と一緒に屋台前で何度も食べていただろ?」
「何で、そこまで分かるの?」
「分かるも何も・・・お前の保護者は、僕だからなぁ」
二人が話しているうちに二人を乗せた飛行機は、いつの間にかマカオを飛び立ち、一路韓国へ向かった。
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ともたんさん、こんにちは〜〜
続き楽しみに待ってました、韓国へ帰ることになったんですね。
チェギョンのこの言葉
>「うんん。嫌じゃないよ・・・私達は夫婦で私の隣に夫であるシン君が座るのは、当然で何の不思議な事でもないんだけど・・・それに済州の帰り・・・シン君、私の隣に座らず・・・離れて隣の椅子に座ったから。」
は、チェジュであったシンくんの誕生日のことかなあ?
その当時と今ではシン君の言うとおりに大分状況が変わってきましたものね。
シン君、ほんとにチェギョンがいとおしくてしょうがないというのが感じられます。
まだ続きがあるんですよね?楽しみに待っています。
2008/6/17(火) 午後 5:34
こんばんは。
シン君、チェギョンのこと何でも分かるのね♪
こんなに大切にされてうらやましいです。
2008/6/17(火) 午後 9:36
ともたんさん、おはようございます。
チェギョン、ついに韓国に戻れるんですね。よかった。
シン君、相変わらず独占欲強いですね。チェギョンがうらやましいです。
韓国でどんな2人の生活が始まるか、楽しみにしてます。
2008/6/18(水) 午前 9:07 [ まなと ]
おはようございます。
やっと帰国ですね。
飛行機の中でも仲の良い2人です^^
東宮に帰ったらもっと甘〜い2人に会えますか?
ラブラブな2人が好きなんです。
あまあまの2人お願いします (*^_^*)
2008/6/18(水) 午前 9:32 [ . ]
makoさんへ
やっと帰ってこれました。
>「うんん。嫌じゃないよ・・・私達は夫婦で私の隣に夫であるシン君が座るのは、当然で何の不思議な事でもないんだけど・・・それに済州の帰り・・・シン君、私の隣に座らず・・・離れて隣の椅子に座ったから。」
の台詞は、仰る通りシン君の誕生日の事を言っています。
あの時の二人と今の二人は、状況が違う為、今のシン君は、チェギョンの側にいたくて仕方がありません。
2008/6/18(水) 午後 5:42
HARUKOさんへ
シン君は何でもチェギョンの事は知っています。実は原作で、シン君がチェギョンの事を話すシーンがあるので、それを使わせて頂きました。
2008/6/18(水) 午後 5:43
まなと720さんへ
やっとチェギョンは、韓国へ帰ってこれました。
お互いの気持ちが通じた今、シン君の独占欲は、学校でも炸裂します。楽しみにしていて下さい。
2008/6/18(水) 午後 5:46
nachiさんへ
はい。
やっと帰国です。
機内でのお話は、また別お話で・・・
そして東宮は、一気にピンク色に染まります。
また、高校生らしい、校内でのエピソードも楽しみにしていて下さい、
2008/6/18(水) 午後 5:49