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(6)
家族からやっと開放され東宮殿に戻って来た二人。
シンの手を離し一人パビリオンの中に入ると天井を見上げ、体をクルクルと回転させながら辺りを見渡
していた。
「やっと帰って来れた。」
「そうだなぁ!お帰り・・・チェギョン」
いつの間にかチェギョンの背後に立っていたシンが、そっとチェギョンを抱きしめた。
「うん。ただいま、シン君」
「もう二度とこの手を離さない・・・僕の側から離れないでくれ。」
「うん、そうする。シン君が嫌だって言っても、もう離れないんだから・・・これから宜しくね!」
体を反転させシンの首にチェギョンは抱き付くとシンは、それを受け止めるかの様にチェギョンの背中
に腕を回し強く抱きしめた。
「チェギョン。こちらこそ・・・」
暫くの間二人は、パビリオンで固く、互いの存在を確かめるかの様に抱き合っていた。
少しして、二人は離れた。
「シン君、私、着替えて来る」と言ってチェギョンは、かつてチェギョンの部屋だった場所に足を進めようとした時、シンは、チェギョンの名前を呼び呼び止めた。
「何?」
不思議そうな表情を浮かべ言うチェギョンにシンは、僕達の部屋は一つに統合されたなどと言いにくかったが、チェギョンに伝えない訳には、行かない為、重たい口を開いた。
「お前の部屋は、そっちじゃない。」
「えっ!」
何言っているの?と言う表情でチェギョンは、シンを見ていた。
「お前の部屋は、こっちだ!」
シンは、左手の親指を立てシンの部屋を指した。
「こっちって・・・シン君の部屋じゃない。」
「僕達が東宮を出ている間、僕が知らない間に東宮の改装工事が行われ、僕とお前の寝室が一つに統合されたんだ!」
「えっ!嘘でしょーっ」
「本当だ!」
シンは、チェギョンの腕を掴み東宮内を案内する様に歩いた。
室内は殆ど変わっていなかった。
変わったと言えば、かってチェギョンが使っていた部屋が家族寛げるリビングと何かちょっとした物が作れるキッチンが付けられ子供部屋もあった。
二人の衣装と執務室と言う名ばかりの勉強部屋は、シンが使っていた空間の場所にあった。
シンは、チェギョンを連れ部屋に入った。
「今日からシン君と一緒・・・」
ボソっと呟いた。
「嫌かっ?」
「嫌って言う訳じゃないけど・・・何か・・・恥ずかしい。」
「恥ずかしがる事は、ないんじゃないか?僕達は、夫婦だし・・・今までだって何度も同じ部屋で・・・一つの布団で寝たじゃないか?」
「そうだけど・・」
「何が嫌なんだ・・・」
「嫌じゃないけど・・・夢だと思っていた事が急激に現実になって・・・」
「僕達は、夫婦なんだ!夫婦が同じ部屋に過ごすのに・・・何の躊躇いがあるんだ?ゆっくりで良い、恋人から夫婦になっていこう。」
「うん。」
シンは、チェギョンを抱きしめた。
二人は、お互いの側が自分の居場所だと改めて再確認したのでした。
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が、頑張れー☆超頑張れー☆
全力で物陰から応援しています。
また、コメント書き込みにきま〜す♪♪
2008/7/15(火) 午後 6:31 [ ★ことみ★ ]
ゆっくり夫婦になっていこうってシン君優しい!
愛ですね。
2人の新しい生活、楽しみにしてます。
2008/7/15(火) 午後 7:33 [ - ]
ともたんさん、こんばんは〜〜
また連載開始ですね、お待ちしてました。
無理せず更新してくださいね。
シンくん、ようやくチェギョンを自分の元につれてくること出来ましたね。
シン君がとてもチェギョンを愛しているということが伝わりました。
これからどんな生活がまっているのでしょう、楽しみです。
2008/7/15(火) 午後 8:50
ことみさんへ
はい。
シン君頑張っています。
皆さんで、物陰に隠れながら応援しましょう。
2008/7/24(木) 午前 11:03
duck_beさんへ
チェギョンの帰国早々からシン君飛ばしています。
でも、シン君は優しいですから、ちゃんとチェギョンの足並みに揃えてくれると思います。
2008/7/24(木) 午前 11:04
makoさんへ
お待たせしてしまい、申し訳ありません。
やっと、続編の連載を再開する事ができました。
シン君ややっとチェギョンを自分の側に連れ帰る事ができました。
これから、この二人には、少しラブラブ高校生活を楽しんで貰いたいと思っています。
2008/7/24(木) 午前 11:08
ともたんさんこんにちは。
いよいよ、更新を再開してくださるの?うれしい〜。
まってました。ラブラブな高校生活のお話楽しみにしています。
無理をしないでくださいね。また、おじゃましま〜す。
2008/7/24(木) 午後 1:16
かぐらさんへ
コメントの返信が遅くなり申し訳ありません。
今日から、お二人の高校生活のお話をはじまりました。
楽しみにしていてください。
2008/7/29(火) 午後 3:54