私の独り言

第5回Princess Hour準備中〜♪

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14.放課後

「宮に関する20のお題」
14「放課後」

韓国芸術高校の美術室。
絵筆を取り画板の前に座り、一人黙々と卒業制作に取り組んでいた。

「チェギョーン!買って来たよーっ。」
学校前の屋台で買って来たトッポッキーとチヂミを両手に持ちヒスンが
美術室に入って来た。
「チェギョン、卒業制作の進み具合は・・・」
両手に麦茶が入った紙コップを持ちながらチェギョンの絵をガヒョンが除きこんだ。
「もう少しじゃん。」
「うん。」
「でも、チェギョン・・・絵の描き方、変わった?」
「そう?」
「変わったわよ!何て言うのかな?・・・色使いが柔らかくなったって言うか・・・
絵のタッチが優しく見えるような気がする。」
「そうかな?」
「変わった、変わった。」
いつの間にかチェギョンの背後に来てスン姉妹が頷きながらチヂミを食べながら絵を見ていた。

イメージ 1


「変わったと言えば、皇子よねーっ。以前は、私達と一緒にテラスで食事さえも摂らなかったのに
今では、毎日私達とF4と一緒よね。」
ガヒョンがチェギョンの近くに麦茶が入った紙コップを置きながら言った。
「そうそう、当然の様に何時もチェギョンの隣に座るよね」
続けてヒスンがチェギョンに持っていたチヂミを私ながら言った。
「そう?美味しい。」
片手に麦茶が入ったコップとチヂミを持ちチヂミを食べながら言った。
「そうよ!あんたに見せる笑顔は、何時も私達がテレビで見慣れている作られた笑顔じゃないのよね。」
「見た事なかったの?今の笑顔が本当のシン君の姿なのよ!でも、皆が言う程・・・変わっていないわよ。
相変わらず意地悪で、ちっとも女心が分からない、独裁者よ。」


「誰が独裁者だ!何が女心が分からないだぁ!お前だってちっとも男心が分からないじゃないか?」
ネクタイを締めスーツに身を包みズボンのポケットに手を入れたままズカズカと遠慮なく美術室に入って来た。
そんな彼をチェギョン達は、振り返り見た。
「シン君、どうしたの?」
「どうしたは、ないだろ?迎えに来た夫に向かって言う言葉か?」
「迎えにって・・・シン君が来てくれたの?」
「僕以外、誰がお前を迎えに来るんだ?翊衛士が来ると思っていたのか?」
「うん」
手にチヂミと麦茶が入った紙コップを両手に持ち頷いた。
「また、そんなの食べてーっ。」
「そんなのって、シン君は、言うけど・・・私にとってはどんなに豪華なお料理を出されても、これが一番美味しいのよ。」
尚も又、チェギョンは一口チヂミを口に入れ食べているとシンは、チェギョンの手首を握りそれを阻止した。
「何するのよ!」
小さな子供がお気に入りの玩具を親に取り上げられた時の様に不機嫌な表情を一瞬浮かべたが、シンはそのままチェギョンの
手首を持ったままチェギョンが手にするチヂミを口に入れた。
シンがチェギョンが持つチヂミを口にしたのを見た瞬間、美術室の空気が一瞬止まった。
「不味い味じゃないな!」
「ちょ・・・ちょっとシン君。何食べているのよ!気味尚宮が味見した物じゃないと食べられないんじゃないの?」
「食べられるさぁ!お前が食べている物や家族が作った料理は気味尚宮がいなくても食べられるんだ。それより、卒業制作
の進み具合は、どうだ?」
皇室の紋章が入ったハンカチを出しシンは手を拭きながらチェギョンが描いた絵を見た。
「もう少しか・・・お前にしてはまーまーだな。後は明日にして、さっさと片付けて帰るぞ!」
「えーっ!まだトッポッキー食べていない。」
机に置いてあるトッポッキーを箸で一口口に入れた。
それを見たシンは・・・
「そんなの食べていないで、さっさと片付けるんだ!」
とシンは、一喝するとチェギョンは、首を縮めブツブツ小言を言いながら渋々片付けはじめた。

チェギョンが片付けを終えるとシンは、チェギョンの手を掴みもう片方の手でチェギョンの鞄を持つと
真っ直ぐ車まで歩いて行った。

終わり

閉じる コメント(8)

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ともたんさんこんばんは。
みんながリクエストしたお題のお話、書いてくれたんですね。
うれしいです。これからも楽しみにまっています。

2008/8/8(金) 午後 9:17 かぐら

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ともたんさん、こんばんわ。

なんだか『最後の調理実習』を思い出しちゃいました。
実はこのお話しが好きで、先程読み返したばかりだったのですが・・・。
シン君が大胆かつ平然としたところがなんとも言えません♡

わたしも次回作、楽しみにしていますっ。

2008/8/8(金) 午後 11:10 [ pokepo ]

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ともたんさん、こんにちは。
先日は私のブログを訪問くださってありがとうございました。

チェギョンの手からチヂミを食べて内心すっごく嬉しかったはずなのに、王子病で素直じゃないシン君がすごくかわいい♪
と思ってしまう私は病気かもしれない・・・

すごく楽しいお話でした。ありがとうございます。
もっとお題があるんですか?楽しみにしてます!

2008/8/9(土) 午前 1:36 [ - ]

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ともたんさん 早朝出勤(?)しております。
−チェギョンの手首を持ったまま1口・・・−
きゃ〜 そんなシン君がみたかった。

なにげない日常の1コマって、いいですね。

2008/8/9(土) 午前 4:44 [ konpeito ]

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かぐらさんへ

皆さんがリクエストしたお題で勝手に「宮に関する20のお題」を
作ってしまいました。
放課後に関しては、色んなシチュエーションを考えたのですが、
やっぱり学校に居残り卒業制作を完成させるお話にしてしまいました。

2008/8/9(土) 午前 10:17 とも

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pokepoさんへ

チェギョンが帰国してからのシン君は、恋を知ったばかりの健全な18歳の少年ですから・・・
チェギョンに関しては、独占欲が強く少しずつ大胆になって行きます。
二人には、ごく普通の高校生活を楽しんで貰いたいのと離れていた分、イチャイチャして貰いたいと思っています。

2008/8/9(土) 午前 10:20 とも

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duck_beさんへ

いえいえ、こちらこそお気に入りに登録して頂いたのにご挨拶が遅れ申し訳ありませんでした。

シン君は、王子病ですから素直になれない所が、私達にとっては、また良いんですよね。
私が韓国に訪れた時、一口食べて美味しいと感じたのが実はチヂミなんです。

2008/8/9(土) 午前 10:31 とも

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konpeitoさんへ

早朝出勤ご苦労様です。
なにげない日常の一こまを少しずつお話に出来たらいいなーと思っています。
お仕事頑張って下さい。

2008/8/9(土) 午前 10:41 とも


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