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(2)
学校へ登校する皇太弟夫婦を乗せた皇室専用車は、東宮殿を出発した。
車に乗り込んだチェギョンは、鼻歌交じりで持っていたカバンの中から包みを出し何やら手の平に出してた。
そんなチェギョンを横目でシンは見ていた。
「シン君、携帯電話を貸して?」
唐突的に隣に座るシンに右手を差し出した。
「何で、お前に貸さなきゃいけないんだ?」
「あーっ!もしかして、シン君の携帯に妻の私に、知られては、まずい物でも入っているの?」
「入っている訳ないだろ?」
「じゃーっ、少し位貸してくれたって良いじゃない?」
「何故、お前に僕の携帯電話を貸さなくちゃいけないんだ?と聞いているんだ」
不機嫌そうに言うシンにチェギョンは小さな溜息を一つついた。
「何も、シン君の携帯を開けて見たりしないわよ!だから、何も聞かないで私に携帯電話を貸して?ねぇ、シン君、お願い。」
上目使いで、尚も又シンを見るチェギョンにまいり、一つ大きく息を吐いた。
チェギョンが物を強請る時の上目使いでみる表情にシンは、弱かったく、ズボンのポケットから携帯電話を出しチェギョンの手の平にのせた。
「ありがとう」
嬉しそうにシンの携帯電話を受け取るとチェギョンは、シンの携帯を膝の上に一旦置くと左手の平にのせていた陶器で出来た青い玉が三つ付いているストラップをシンの携帯につけた。
「はい。シン君」
チェギョンはシンに携帯電話を返すとシンは、チェギョンから携帯電話を受け取った。
チェギョンから携帯電話を受け取ると携帯を持ち先程、チェギョンがつけた携帯ストラップを眺めた。
「マカオで私が買った携帯ストラップ。私とお揃いなんだよ!」
カバンから携帯電話を取り出し、色違いで同じストラップが付いてある自分の携帯電話をシンの携帯の隣に嬉しそうに並べた。
「何時買ったんだ?」
「これ?私がマカオに来てすぐ。私とシン君を繋ぐ証が欲しくて・・・買った。」
「お前と僕を繋ぐ物?」
「そう」
「それなら、あるじゃないかーっ。お前の左薬指と僕の左薬指に聖なる誓いの指輪が・・・」
「今はでしょ。本当は、このストラップは、マカオに居る時・・・手紙と一緒にシン君の所に送ろうと思っていたんだけど・・・送れず・・・今になっちゃった。」
「そうか・・・」
シンは、そのまま携帯電話をポケットに入れた。
二人を乗せた皇室専用車が近づくと帰国したばかりの皇太弟夫婦を撮ろうと大勢の報道陣が押しかけていた。
二人を乗せた車は、ゆっくり校門に入り玄関に横付けされた。
足早にシンは、チェギョンの肩に手を回し玄関へ入っていった。
「ビックリしたーっ」
玄関に入るとチェギョンは胸に手を沿え大きく息を吐いた。
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更新お疲れ様で〜す♪
いいな〜。お揃いのストラップ。
でも、チェギョンがどんな想いでそれを買ったのかと思うと切ないですね。
悲しい思いをした分、これから幸せになってほしいです!
2008/8/14(木) 午前 1:56
ともたんさん、こんばんは。またシンくんと一緒に仲良く登校ですね。これからの残り少ない高校生活どうなるのかな?シンくんと一緒のケイタイストラップいいなあ
2008/8/14(木) 午後 8:33
こんにちは。
私もシン君とお揃いのストラップ欲しいです!
チェギョンもシン君もこれから高校生活ラブラブで過ごして欲しいです。続き楽しみにしています。
2008/8/18(月) 午後 6:49 [ - ]
チョコさんへ
コメントのお返事が遅くなり申し訳ありません。
チェギョンがマカオでお揃いのストラップを買った時の気持ちを考えると切ないですよね。
この変のお話を今、考えているので楽しみにしていて下さい。
2008/8/21(木) 午後 6:06
makoさんへ
コメントの返信が遅くなり申し訳ありません。
お揃いのストラップ欲しいですよね。
これから二人には少し、高校生らしい生活を送って貰いたいと思っているので、これからどんどんラブラブになって行きます。
2008/8/21(木) 午後 6:08
duck_beさんへ
コメントの返信が遅く申し訳ありません。
皆、シン君とお揃いのストラップ欲しいですよね。チェギョンがマカオでお揃いのストラップを買うお話を今、考えているので、もう少し待っていて下さい。
2008/8/21(木) 午後 6:10