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(5) チェギョンは、フタをテーブルに置くと、備え付けられてあった箸を持つと手慣れた手つきで食器にお弁当を分け、シンの前に置いた。 「チェギョン、少しは人妻らしくなったんじゃない?」 「そ・・・そうかな?」 そんなチェギョンの行動を見たヒスンが関心した様に言うとチェギョンは、照れながら答えた。 「お腹空いたから、食べよう。」 照れ隠しの様にチェギョンは、シンの隣の椅子に座ると何時ものチェギョンらしく「頂きます」と言って宮から届けられたお弁当を一人で食べ初めた。 「うん、美味しい。シン君、皆は食べないの?」 「ほら、頬についているぞ!」 チェギョンの頬に口付けし、シンはチェギョンの頬に付いたケチャップを舐めとった瞬間、ダイニングルームにいた女子高生がキャーっと言う歓声が響き渡っていた。 突然頬に口付けをされたチェギョンは、耳まで真っ赤にし手を頬に沿え固まっていた。 「ははっ〜。やっぱアヒルは、アヒルだな。でも、シンもアヒルと一緒になってから変わったよな〜。」 周囲にいたインとギョンが笑い言った。 チェギョンの頬に口付けしたシン本人も耳まで真っ赤にし、チェギョンが取り分けた宮から届いたお弁当を皇太弟らしく優雅に食べ始めた。 いつの間にか窓際にシン。 シンの隣にチェギョン。 チェギョンの隣にガヒョン。 シンの前にイン。 チェギョンの前にファン。 ガヒョンの前にギョンが座り・・・ ガヒョンとギョンの隣にスン姉妹が座り、和やかに食事がはじまった。 「ねぇ、チェギョン。」
「何?」 「マカオは、どうだった?」 突然、スニョンが今だベールに包まれているチェギョンのマカオでの生活を聞きだそうとしていた。 一瞬、シンは隣に座る妻の顔を見た。 「うん。マカオは、西洋と東洋が入り混じった不思議な国。今思えば、もう少しマカオで勉強しても良かったかな?と思う。」 「アヒルが勉強かよ?」 「悪い?私だって勉強くらいするわよ。シン君の隣に居ても可笑しくない女性になる為に・・・醜いアヒルの子から白鳥に生まれ変わるんだから・・・アチャ。」 箸を持ったままファインティングのボーズをとるチェギョンの側から、からかう様に言うギョンにシンは、鋭い視線を向けた。 シンの心境は穏やかじゃなかった。 自分の友人に自分の妻を・・・ この世で最も愛して病まない妻をたとえ、友人とて、自分以外の人間が悪く言う人間は許さないと言う怒りに満ちていた。 シンの思いに反し、当の本人は、笑い流している。 心の中に波たったイライラと言う波を沈める為に、シンは、先程チェギョンがシンの為に入れたお茶を飲んだ。 そんなシンに気づいたインは、隣に座るギョンに“やめろ”と言う様に肘打ちをし止めた。 「でもよ〜っ。マカオに行ってから、ちっとアヒルに白い白鳥の毛が生えて来たよな〜っ。」 ホローするかの様にインが話しに入って来た。 「ああっ!アヒルの左薬指に光る物が原因なのか・・・綺麗になったよな〜。」 とギョンもインに続き話を続けるとチェギョンは、チェーンに掛け首に掛けて来るのを忘れたと言わんばかりに持っていた箸を置き左薬指に嵌められた指輪に触れ指輪を取ろうとした時、“とるな!そのまま嵌めとけ”と言う様にチェギョンの右手にシンの手が重なった。 チェギョンは、シンの顔を見て“分かった”と言う様に頷いた。 それを見ていたファンニヤニヤしながら・・・ 「何だ何だ〜っ!この甘い雰囲気は?」 「あ〜っ!シン。シンもしていたのか?」 シンの左薬指に光るチェギョンのお揃いの指を今更見つけたギョンが指差し言う。 「ギョン、今更気づいたのか?おせーよ。夫婦だから別に良いんじゃねーの?」 インが食事をしながらファンとギョンの話に入って来た。 「そうだよな〜。シンとアヒルは高校生と言え、夫婦なんだよな〜。と言う事で、ガヒョン、俺達も付き合わない?」 「ばっかじゃないの?」 唐突にギョンに言われたガヒョンは、呆れ顔で黙々食事をすすめていた。 |

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ともたんさん、お久しぶりです、こんにちは〜
お仕事大変なのに更新ありがとうございます。
お話読ませていただいて「きゃ〜」と叫んでいました。
シン君がほっぺに「チュッ」って・・・
私がその場に居ても携帯で写メしまくるでしょう〜
いい雰囲気ですね〜、しかし毎日これじゃ食事どころじゃないですよね、二人にあてられて
友達も気の毒に・・・
でもそんな甘い雰囲気を楽しみたい私です〜
2008/10/21(火) 午後 4:40
あんにょんです〜!
相変わらず、チョ〜楽しそう!! チェギョンのほほについたケチャップを口付けてとるとこや、席順も前から決まってたかのようにしっくりして・・・。 楽しすぎる学園生活、引き続き待ってます♪
2008/10/21(火) 午後 4:44
naohahaさんへ
お久ぶりです。
愛しのチェギョンと思いが通じ、自分の気持ちを少しずつ表に出すようになって来たので、少し大胆シン君にしてみました。
そんな光景を目の当たりにした皆さんは、もう、食事所ではありません。
2008/10/22(水) 午後 6:11
miharuruさんへ
こんにちは。
これからお二人には、残り少ない高校生活をエンジョイして頂きます。
席順は、チェギョングループを覗いて御曹司達によって決まっていたと思います。
2008/10/22(水) 午後 6:14
ともたんさん こんにちは。
シンチェの高校生活 エンジョイしていますよね。
ましてチェギョンの頬についたケチャップを舐めてとってあげる
シン君・・にびっくりです。
でもララブラブだから いいんですけど・・。私もその場にいたかったなぁ!ぜったい写メ とっていますよ。待ち受けにしてね・・。
二人と その仲間たちの高校生活 これからも楽しみにしています。
もっとラブラブになっていくシンチェもね!
2008/10/23(木) 午後 0:14
かぐらさんへ
はい。
二人とも高校生活をエンジョイしています。
シン君らしくないのですが、思いが通じたのですから、少しシン君には爆走して頂きたいと思います。
そして、クラスメイトと楽しく話すチェギョンに嫉妬もして貰う予定でいます。
このお話は、宮に関するお題で・・・
2008/10/24(金) 午前 9:12
最近、こちらのブログがお気に入りです。アラフォーおばさんですが
とても、好きです。ほぼ、毎日見ています。寝不足も気にせず、
読んでいます。これからもラブラブシンチェをお願いします。
2008/11/15(土) 午後 10:35 [ かよん ]