私の独り言

第5回Princess Hour準備中〜♪

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ある翊衛士の独り言(登校偏)4

信号が赤から青に変わった。
俺の腕が鳴る。
ハンドルを握る手が自然と強くなった。
打ち合わせ時の経路とは、異なる。
次の交差点付近に監察が依頼したパトカーが数台待機しているのが確認とれた。
先導車が交差点に行くと待機していたパトカーが先導車となり経路が変更になった。
そして、俺が運転する車の周りには、白バイがバイクで追いかけるパパラッチの間に入り込むと同時に
違反車両の取り締まりもはじまった。
俺達、皇室専用車を運転出来るものは、交通違反で切符を切られた時点で、違反の種類によっては、
懲戒免職もあれば、最長3年、皇室専用車を運転が出来なくなる。
スピード・一時停止・信号無視等と言った違反をしても3ヶ月間皇室専用車が運転出来なくなると言う
厳罰が待っている。
俺は、あんた達みたいな無謀な運転なんかできねーよ。
俺は、誇りを持ってこの仕事に従事し、やっとの思い出、皇室専用車の運転が出来る資格までとったんだ。
俺達がこうして、緊迫していると言うのに・・・
パパラッチの餌食である、我が主は、後部座席で無邪気な笑顔で語り合っている。
今日ばかりは、普通の高校生。

『こちら○▲号車、校門付近に多くの報道陣を確認。引き続き注意して走行願います。』
『了解』
校門前の人だかりは何時もの事だが・・・
報道陣は、やはり・・・皇太弟妃帰国後、初めてご夫婦揃っての登校と言う事で凄い人数だ。
詰め寄せたインタビューにお答えするかしないかは、ご夫婦次第だ。

俺が運転する車は、ゆっくり学校に近づいた。
近づくに連れて無数のカメラフラッシュが光出した。
何時もの事だが、我々翊衛士にとって凶器になるんだよな。
今度、皇族の方々をお撮りするのは、いいが、皇族方々が車にお乗りになられて居る時は、
車の運転に差し支えがあるから、安全上で車に皇族の方々がお乗りになられた時は、フラッシュ撮影禁止にして
頂く要望書を出そう。

俺が運転する車は、ゆっくり校門に入った。
すでに先に到着していた翊衛士がガードに入っていた。
報道陣は、校門に張られたロープに身を乗り出す様にカメラを回す者。
シャッターを押す者もいた。
「大丈夫だぁ。お前は、僕が守る。だから大丈夫だ」
学校に近づくに連れ、多くの報道陣を見られた妃殿下は、急に口数が減り、徐々に不安そうな表情に変わっていった。
そんな妃宮媽媽の様子に気づかれた殿下は、そっと妃宮媽媽を抱き寄せ仰られた。
この光景は、残念な事に皇族の方々がお乗りになられる車の窓は、全て特殊加工されたガラスの為、車の中から外の景色は
良く見えるが、外からは、窓を開けない限り車内の様子は、見えない。
玄関に車を横付けした。
バックミラーで再び二人を見ると、既に底には、先程まで覗かせていた、無邪気な高校生の顔ではなく、大人顔負けの
皇太弟と言う仮面を被られた殿下と殿下の隣には、若干不安そうな表情を読み取れるが、しっかり皇太弟妃殿下になら
れていた。
俺は、そんな妃宮媽媽を見て、驚いた。
たった数週間で妃宮媽媽は、お変わりになられた。
そして殿下も・・・
愛は、人をこれほどまで変えるものかと・・・
翊衛士が後部座席のドアを開けると・・・

「ご夫婦揃っての久しぶりの登校は、どうですか?」
「昨夜は、ゆっくりお休みになられましたか?」
「妃宮媽媽、祖国はどうですか?」
等と身を乗り出し、マイクを片手に皇太弟夫婦に質問を投げかけていた。
そんな問い掛けに皇太弟ご夫婦は、笑みを浮かべ、仲良く校舎の中に消えて行った。

皇太弟ご夫婦が校舎の中に消えて行くと俺達は、校舎内一角に設けられている詰所に行った。
俺達、翊衛士は皇族の方々が滞在先にいらっしゃる時は、何時でも掛け付けられる様に
近隣かこうしてどう敷地内に詰所を設け待機している。
待機している間は、勿論、警備もする。

「あ〜っ!何事もなく良かったな。」
「はい」
俺とパク先輩は、マイクのスイッチを切り耳からイヤホンを取ってから話した。

閉じる コメント(8)

アンニョンです〜!

久しぶりのハクト君 きっちりとした仕事ぶりに、さすが選ばれて任務についているだけのことはあるなと、妙に感心し、こうやってシンチェの高校生活の様子が見られ、宮の内部事情がのぞける楽しさ・・・このシリーズ大好きです♪

2008/11/25(火) 午後 3:10 miharuru

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miharuruさんへ

久しぶりにハクト君シリーズのお話更新です。
しっかり仕事していますよーっ。宮の内部事情は私が勝手に作っています。
これから、ハクト君のカッコいい場面&失敗話など盛り込んで行きたいと思います。

2008/11/25(火) 午後 3:25 とも

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ともたんさんこんにちは。なかなかコメントを残せずごめんなさい。ほぼ毎日お邪魔しているのにすもません。
結構好きなハクト君に会えて嬉しいです。誰も知らない公用車でのシンチェと二人をバックミラーで見ながら聞こえない、見えない振りを振りをしなきゃいけないハクト君とパク先輩のつぶやきとぼやきが楽しいです。でも、どんなときでも安全と責任を持って任務を遂行する頼もしい護衛官なんですね。
次回も楽しみにしています。

2008/11/25(火) 午後 4:21 [ tosho ]

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ともたんさん、更新ありがとうございます。
ハクト君は立派にお仕事をしてるんですね、
きちんと交通法規を守って・・・
つい先日信号無視という違反で白バイのお世話になった身には
ちょっと「穴があったら入りたい」です

これからはハクト君を見習って黄色だと思って侵入しませんよ〜(笑)
それにしてもハクト君は警備もするんですね〜
緊張が続くわけです、ご苦労様です

2008/11/25(火) 午後 5:39 naohaha

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tomotan さん、こんばんは!

ある翊衛士の独り言の更新、有難うございます。
翊衛士の仕事、ホント興味深いです。カメラのフラッシュが運転の邪魔だとは・・・。皇族を守るって幾重にも安全に行動しなければいけないのですね。
ハクト君から見たシンチェのこもれ話も、どんどんお聞かせ下さい!!

2008/11/26(水) 午前 1:04 [ ake*ono*ich* ]

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toshoさんへ

久しぶりにハクト君シリーズの更新です。
楽しんで頂けたでしょうか?
バックミラー越しに後部座席に座るシンチェをハラハラドキドキしながら見ているハクト君です。
今度は、どんなシンチェを見れるんでしょうね。

2008/11/28(金) 午後 2:31 とも

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naohahaさんへ

翊衛士の独り言、久しぶりの更新です。
実は私は、車の免許を取ってから一度も白バイやパトカーのお世話に
なった事がありません。
免許証のラインがだけが金ピカです。
ハクト君は、運転だけじゃなく護衛もします。

2008/11/28(金) 午後 2:34 とも

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ake*ono*ich* さんへ

久しぶりに翊衛士の独り言の更新です。
車を運転していると、夜、信号待ちをしていると、対向車の車のライトがまぶしく、前方が見え難いと思います。
フラッシュの光も目に入れば眩しく、運転に危険を及ぼすと思います。
これからハクト君は、どんなシンチェを目の当たりにするんでしょう。
お楽しみに・・・

2008/11/28(金) 午後 2:42 とも


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