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高校生活(7) 車列を組、宮の家族が学校に到着した。 学校に皇族が勢揃いした事で、学校の周りは報道陣と勢揃いした皇族を一目見ようと国民が集まっていた。 皇族の方々が学校に勢揃いした事は、前代未聞の事で・・・初めての事だった。 上皇夫婦を先頭に女王陛下と太皇太后様が車から降りて来た。 学校の正面玄関には、出迎えに皇太弟夫婦と学校長を初め教育委員会長等といった面々が揃い皇族の方々を出迎えた。 その後、学校長を初め教育委員長とシンとチェギョンの担任。 そして、くじ引きで当たりを引き当てたメディア一社が宮家と共に同行した。 シンとチェギョンは、先頭に立ち宮の家族を案内した。 初めてシンとチェギョンが通うヘミョン、太皇太后、ヒョンが物珍しそうに校内を見て回っていた。 宮家が勢揃いした事で、生徒の作品を見に来ていた家族や生徒達は、宮家が持つ独特の雰囲気とオーラに圧倒されつつも携帯を片手に通り過ぎる宮家の人々を携帯カメラに収めていた。 勿論、チェギョンの友人で自称皇室マニア、スン姉妹も宮家の後を追った。 最初は、チェギョンの作品が展示してある美術室。 一目皇太弟妃の作品を見てみようと学校に訪れた生徒の家族がチェギョンの作品の前に群がり、携帯片手に記念撮影している家族もいた。 宮家が美術室に来た事で、美術室で他の鑑賞していた家族も学校側の配慮で一旦退出させた。 美術室に先回りしていたスン姉妹と既に美術室でガヒョンが描いた絵の前でガヒョンを交えシンの友人達である御曹司3人組みもいた。 「お前達、そこで何してる。一旦美術室から出なさい」 「構いません。皇太弟夫婦の友人達で私達も存じております。」 シンのクラスの担任が御曹司3人組みに退出する様言うが、女王の一声によって止められた。 「お久ぶりです。女王陛下。」 御曹司3人組とスン姉妹とガヒョンが挨拶をする。 「お久ぶりです。また、皆さんで宮に遊びにいらっして下さい。」 「はい。」 「その時は、私も女王としてではなく、太弟夫婦の姉としてお仲間に入れて下さる?」 「はい。喜んで。」 「時には、年寄りの私も・・・そなた達の仲間に入れてくれぬか?」 ヘミョンと御曹司3人組みとスン姉妹とガヒョンと話して居ると太皇太后が話に混ざり周囲を和ませる一面もあった。 宮家の人々がチェギョンの作品の前に来た。 チェギョンが描いたシンの絵を見た宮の家族は、息を呑むように釘入る様に見ていた。 「サランヘヨ。しゃれた題名を付けたじゃない?」 権威ある女王の顔ではなく、巣のヘミョンの顔が一瞬表れた瞬間、ミン妃の顔が“これ、ヘミョン”と言う様に目で注意すると、ヘミョンは、しまったと言う顔を出したが、その事で、周囲の緊張の糸がぷっりと切れ、周囲から微笑ましい笑い声が出た。 そして、絵を釘入る様に見るもう一人の皇族。 それは、シンの父で前皇帝で上皇のヒョン。 今まで自分の息子がこんな優しそうな表情で笑っていた事を知らずに皇帝と皇太子として生きてきた事に間違いはなかったとしても・・・皇帝と皇太子としての関係じゃなく、ごく普通の親子として、もっと接してやれなかった自分が情けなく、素の息子の仕草や表情を見る事無く生きて来た自分を恥じた。 それに気づかせてくれたのは、宮に嫁いで来てくれたチェギョンだと言う事も・・・ 聖祖皇帝がチェギョンをシンの嫁に選んでくれた事を感謝していた。 「妃宮。」 「はい。上皇陛下」 「展示してある、太弟の絵。私にくれぬか?」 「上皇陛下」 突然の上皇陛下の言葉に周囲は驚いた。 「はい。私の手元に殿下の絵が手元に戻りましたら、私が描いた絵でよければ、上皇陛下に差し上げます。」 「誠か?」 「はい。ご静養しておられる温陽の御用邸にお飾り下さい。」 「ありがとう妃宮。」 「上皇陛下ばかり、ずるいではないか?妃宮」 シンの肖像画を見ながら礼を言う上皇に太皇太后も駄々をこねる。 「分かりました。太皇太后様には、卒業制作にどちらの絵を出すか迷った家族全員を描い絵を宮に帰りましたら差し上げます。」 「妃宮。」 少しの間、美術室でチェギョンが描いた絵等を観覧した後、今度は、シンの卒業制作が展示されてある写真室に来た。 写真室には映画科の生徒が撮影した写真、人物から風景写真が展示されてあった。 カメラが趣味のヒョンとヘミョンは、真剣な眼差しで映画科の生徒が撮影した写真を眺めながら、こう言う撮り方もあるんだーと関心しながら興味深げに見ていた。 シンが撮影した写真の前に一同の足が止まった。 シンが卒業制作で提出した写真。 それは、『太陽』と題し、チェギョンの笑顔が写真に収められていた。 「太陽だなんて」
巨大パネルに貼られた写真。 夏の離宮での浜辺でシンと遊んだ写真。 初めて見たシンの卒業制作を見たチェギョンは、写真の前に立ち尽くし両手で口元を覆った。 そんなチェギョンの隣に立つシンがチェギョンの肩に腕を回した。 「お前の笑顔は、僕にとって太陽なんだ。」 「シン君。」 報道陣や周囲に聞こえない様、耳元でシンは囁いた。 |

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ともたんさん、こんにちは。卒業制作の発表会に皇室一家が参加されるのですね。凄い事ですね。チェギョンの描いた油絵のシン君、それを上皇陛下が欲しいと。笑顔のシン君の絵を見て感慨無量だったのですね。その後太皇太后様も欲しいと。次にシン君の写真それはチェギョンの笑顔の写真でした。太陽だなんてというけど、チェギョン貴女は皇室の皆に光を与えたのよ。冷たかったシン君の心も、上皇陛下とミン妃夫妻の心にも暖かい光を充てたのだから。シン君がお前は僕にとって太陽だなんて。もう熱い。凄くいいお話ですね。感動しています。
2009/2/9(月) 午後 5:26
この写真の笑顔素敵ですよね(*^_^*)
お話もとっても素敵でした★ポチ★
2009/2/9(月) 午後 6:32 [ - ]
ともたんさん…こんばんは。。。
卒業制作発表会に皇室からの参加…
シンチェにとっても、思い出の…忘れられない日ですね。。
チェギョンが描いた絵、よほど上手く書かれてたんでしょう。。
きっと、心動かされたんでしょうね。。
シン君のチェギョンの写真「太陽」ピッタリの写真ですね。。
素敵な…スト〜リ〜でした。。。
2009/2/9(月) 午後 7:49 [ michirin ]
アンニョンです(^_^)/~~
それを微笑ましくみる家族
優しい時間が流れていきますね
シンチェ それぞれがお互いを どれだけ想っているかわかりますね
2009/2/9(月) 午後 8:04
ともたんさん、こんばんは!
シン君の卒業制作のチェギョンの写真もすご〜くよいですね。
二人共、自分達にしかみせない笑顔の絵と写真だなんて!
チェギョンはシン君にとって『太陽』でしょうが、宮家にとっても家族のぬくもりを取り戻してくれた『太陽』ですよね。
2009/2/9(月) 午後 9:41 [ ake*ono*ich* ]
ともたんさん こんばんは。
チェギョンの絵もシン君の写真もそばでみてみたいです。
皇族ご一家勢ぞろいで二人の卒業制作の作品を見にくるなんて
すごいことですよね。おばあ様(太皇太后様)がチェギョンの絵を
欲しいとすねるところは かわいらしくてますます大好きに
なりました。
とても 良いお話しを読ませていただき ありがとうございました。
2009/2/9(月) 午後 10:33
待っていましたよ〜
シン君の笑顔チェギョンの笑顔 皇室一家にとって無くてはならない宝物ですね
我が子の本当の笑顔に気がついた父 親子の前に皇帝と皇太子を重視した事が悔やまれたのでしょうか?
シンチェの日々に皆癒され心暖かくなるのでしょう
私もほっこりさせて頂きました。
2009/2/9(月) 午後 11:07 [ mam*cya*12 ]
ともたんさんおはようございます。
チェギョンの絵もシン君の写真も笑顔が最高!愛する人に向ける笑顔はどんな宝石よりも輝いてますね。
上皇もやっとこの事の大切さに気がついたのですね。チェギョンが宮の家族にもたらした「家族の絆と愛」という宝物をこれからどう守っていくか楽しみです。
それにつけても大皇后陛下は可愛いお方です。
春の太陽のようなシン君とチェギョンのお話ほっこり気分にさせていただきました。ありがとうございました。
2009/2/10(火) 午前 10:56 [ tosho ]
tie*816さんへ
皇室一家も変わりつつあります。
これからは、可能な限り家族行事には参加し、開かれた皇室を目指していくと思います。
チェギョンは、宮家にとって太陽です。硬く冷たく凍ったシン君の心を溶かし、宮家の人々の心を溶かした太陽の女神がチェギョンです。
2009/2/10(火) 午後 2:24
ななsan さんへ
チェギョンの笑顔は、素敵ですよね。
まさしく宮の太陽の女神です。
2009/2/10(火) 午後 2:25
michirinさんへ
シンチェにとって忘れられない思い出の一日になった事は間違いないです。
チェギョンが描いたシン君の絵は、シン君の父上の心に何か届くものがあったと思います。
そして、シン君の作品も想いと共に作品となったと思います。
2009/2/10(火) 午後 2:43
miharuruさんへ
お互いの想いがどれたけ深い事が分かる作品だと思います。
翌日の新聞・ワイドショーは、この絵と写真の話題で一杯だと
思います。
2009/2/10(火) 午後 2:45
ake*ono*ich*さんへ
チェギョンの笑顔は、宮家の凍った心を溶かしたので、宮にとっても
シン君にとっても太陽だと思います。
お互い素の姿を作品として公開した事で翌日のメディアは一斉に二人の事を取り上げると思います。
2009/2/10(火) 午後 2:48
かぐらさんへ
お祖母様なら絶対に何か欲しいと言うに違いないと思い、書いてしまいました。
二人の卒業制作を見るために宮家が勢揃いし、周囲は警戒か警備で大変だと思いますが、二人にとって忘れられない思い出になったと思います。
2009/2/10(火) 午後 2:50
mam*cya*12さんへ
二人の笑顔は、宮家にとって大切な笑顔です。
今まで、シン君とヒョン殿下は、父と子である前に皇帝と皇太子と言う立場だった為、立場を考えると親子として過ごす時間が少なく、今まで、シン君がこんな優しい笑顔で笑う事すら知らなかった自分をヒョン殿下は反省しています。
2009/2/10(火) 午後 2:54
toshoさんへ
そうですね。
自分が愛する笑顔は、どんな光り輝く宝石より美しく輝いているものです。
やっとヒョン殿下は、家族の大切さに気づいて来たと思います。
チェギョンは、宮家が忘れていた本来の家族の暖かさと絆を教える為に聖祖皇帝はチェギョンをシン君のお嫁さんへと選んだと思います。
2009/2/10(火) 午後 2:59