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シンが運転する車は別荘に向かって走り出した。
今日は、休日と言う事もあり国道は思った以上に混雑していて。
助手席に座るチェギョンはカバンから水の入ったペットボトルを取り出し飲むと、運転席に座り助手席に座るチェギョンに手を差し出した。
「シン君、飲むの?」
「ああっ」
「待って、シン君の分もあるから」
「お前が飲んでいるのでいいよ。第一、僕が口にするものは、気味尚宮が食した物しか口に出来ない事位、お前も知っているだろ?」
「それ位、言われなくても知ってます。私が持って来た飲み物やお菓子は、チェ尚宮お姉さんが準備してくれた物だからシン君も食べられるし、飲めるよ。」
「わざわざ、新しい物を空ける事ないだろ?」
チェギョンは、手に持つペットボトルをシンに渡した。
シンは、チェギョンから受け取ったペットボトルに入る水を口に含み飲むとペットボトルをチェギョンに返した。
シンから受け取ったペットボトルをドリンクフォルダーに置くと今度は、鞄の中からキャンディーを出し口の中に入れた。
「シン君も食べる?」
「ああっ。」
チェギョンは、袋からキャンディーを取り出し運転するシンの口に入れた。
「どう?美味しい?」
うん、うん、とシンは運転しながら頷いた。
シンが運転する車両の前後には、翊衛士が運転する車に挟まれている。
赤信号で車が停車した。
ふっと助手席に座るチェギョンが窓を見た。
たまたま赤信号で停車した隣の車を見ると、運転席でハンドルを握るドライバーと目が合った。
皇太弟夫婦だと気づいたらしく、目を大きく見開き驚いた表情でチェギョンを見ていた。
チェギョンは、飛びっきりのプリンセススマイルを振り撒き手を振ると隣の車の男性ドライバーと隣に座る奥さんらしき人は、万遍な笑みを浮かべ手を振り返していた。
シンが運転する車は、渋滞を抜け別荘地へ向け走り出した。
一つ長いトンネルを抜けると不思議に一面銀世界がシンとチェギョンの目に広がった。
宮を出て一時間半。
シンが運転する車は、別荘地の玄関前に横付けすると、別荘地を管理している内官と宮から派遣された女官数名と東宮付きの女官チョンも来ていた。
「殿下、妃殿下お待ちしておりました。」
車から降りると別荘地を管理している内官と女官が出てきて、二人を出迎えた。
「あれ?女官のお姉さん。」
「媽媽。別荘地にご滞在されている間、殿下と媽媽にご不便をお掛けしない様に陛下のご指示で派遣されました。」
「そう、お姉さん、水臭いじゃない。私達と一緒に別荘地に行くなら行くって言ってくれれば良かったじゃない。」
「申し訳ありません。」
チェギョンが真っ先にチョン女官の姿を見つけ、近寄り言うとチョン女官は、申し訳なさそうに話した。
チョン女官は、シンが持つ荷物を受け取り部屋に運んだ。
部屋割りは、前回と同じだった。
今回、別荘地での滞在は、二泊三日。
シンにとって修学旅行は、勿論、臨海学校等と言った宿泊を伴った学校行事などに参加した事がないシンにとって、皇室所有の別荘地とは言え、3日間イン・ギョン・ファンと過ごすのは、今回が初めてだった。
少しして、ギョンやイン達が到着した。
昼食は、別荘で皆で摂る手はずになっていたが、昼食の時間まで、後1時間ある。
それぞれ、荷物整理の為、部屋に入った。
部屋に入ると既に宮から持って来た洋服は既にクローゼットに並べられていた。
バスルームには、タオルの他にバスローブや何時も使ってシャンプーやボディーソープも揃えられていた。
水道のコックを捻れば、大きな浴槽に温泉水が出る様になっている。
そして、お風呂場に備えられているリモコンのボタンを押すと、ブラインドが上がり大きな窓が出て来て、浴槽に浸かりながら外の四季折々の景色が楽しめる様になっている。
また、再びリモコンを押すと窓が開き、露天風呂としても楽しめる作りになっていた。
チェギョンは、お風呂場に備えてあるリモコンで窓を開けた。
窓が左右に引き込まれる様に開いて行くと外の冷たい空気が一気に入って来た。
チェギョンは、慌てて閉めようとリモコンを押すが閉まらず、益々ドアが開いてくる。
「何で、閉まんないのーっ」
「何やっているんだ!」
「閉まんないの」
一人風呂場で騒いでいるとシンがお風呂場に入って来るとチェギョンからリモコンを取り上げ操作するとチェギョンが開けた窓は、静かに閉まっていった。
「まったくーっ。お前は、何やってんだ。」
「ごめんなさい」
シュンとなりチェギョンは、シンに謝った。
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ともたんさん、こんにちは。
しばらく読み逃げ状態でした。すみません。
この別荘いいな。私も行きたいくらい。温泉もでるなんて!
チェギョンはいじくり回して壊すところですね。相変わらずメカ系に弱い。
みんな集まって楽しい時間をすごしてください。
何か事件が起こることを期待してますが。
2009/2/20(金) 午後 1:34
ともたんさん、こんばんは〜、いつもお話楽しませていただいてます。
私、気がつくのが遅くってともたんさんのブログの星2つのお祝いをいうのをすっかり忘れていました。すみません、
☆2つってすごいですよね〜おめどとうございます。
ともたんさんのお話がワクワクしてるからお客様も多いんでしょうね〜
今回のお話も別荘地で何があるんでしょう?
前に来た時は散々な終わりだったので今回はいい思い出を作ってほしいです。
続きを楽しみにしていますね
2009/2/20(金) 午後 6:30
ともたんさん…こんばんは。。。
これから…2泊3日の旅行はどんな事になるんでしょうね??
楽しみです。。
絶対…何か起こるような予感が…^^;
期待してる???私(笑)????
ラブラブシンチェもみれそうですね(^_-)
2009/2/20(金) 午後 6:37 [ michirin ]
ともたんさん、こんばんは。今回はシン君運転で助手席はチェギョンですね。二人とも楽しそうですね。いつものメンバーで過ごす別荘での3日間です。どんな出来事が起こるのでしょうか。即チェギョンのお風呂場での失敗です(^^)。前来たときの思いでは悲惨でしたから。シン君楽しい思い出を期待しています。
2009/2/20(金) 午後 9:07
アンニョンです〜!
シンチェはもちろんですが、仲間と一緒に過ごす貴重な時間。
どんな楽しい時間が待ってるか楽しみです!!
2009/2/21(土) 午前 0:35
fu-tanさんへ
いえいえ、気にしないで下さい。
ドラマでスン姉妹・ガヒョン達が浴槽にすわり足欲をしていたので、
勝手に温泉別荘地にしてしまいました。
そして、チェギョンは、いじくりまわし結局閉まらなくなってしまい、シン君に助けて貰いました。
2009/2/23(月) 午後 4:42
naohahaさんへ
二泊三日の旅行は、ある人が登場します。
登場する事によって・・・もう一つの恋がはじまるかも知れません。
さて、今回は楽しい別荘旅行になる事を祈っていて下さい。
2009/2/23(月) 午後 4:45
michirinさんへ
確かにこの別荘は二人にとって曰く付きなので、必ず何か起こります。
そして、あらたなもう一つの恋がはじまるかも知れません。
お楽しみに。
2009/2/23(月) 午後 4:47
tie*816さんへ
前回は最悪な別荘でしたが、今回は楽しい別荘一色になってくれると
良いですね。
でも、ある人が登場します。
あえて言うとこれから登場する人物は、私が宮で1・2位を争う位の最も嫌いな人物です。
2009/2/23(月) 午後 4:57
miharuruさんへ
仲間と過ごす貴重な時間です。
さて、今回は、この別荘地で何が起こるでしょうか?
楽しみにしていて下さい。
2009/2/23(月) 午後 4:59