私の独り言

第5回Princess Hour準備中〜♪

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紙切れ

昨夜、お話を更新したと思っていたら、私の手違いで非公開になっていました。
すいません。

ガヒョンのお話です。

『紙切れ』


「ねぇ、貸してくれない?」
「えっ・・・何を?」
「教科書よ!忘れて来たのよ・・・国語の教科書。」
「ちょ・・・ちょっと待ってて。」
私は、チェギョンと共にあいつが居る映画科の教室まで来た。
相変わらずあいつは、私の姿が目に入ると皇子よりも早く”白鳥”と言って教室から出て来た。
チェギョンは、教室から出て来た皇子と夫婦の会話を楽しんでいる。
私はと言うと、昨夜考え事をして、私らしくなく忘れ物をした。
国語の教科書を鞄に入れ忘れた。
次の授業の準備の為、教科書とノートを机の上に出そうと机の中から国語の教科書を取り出そうとした時、教科書忘れに気づいた。
教科書を忘れたと言うと、チェギョンがあっさり”ギョン君に借りに行こう”何て言う。
”ガヒョン、私の教科書使って!私、シン君から借りてくるから”何て事も言ってくれた。
私の気持ちを唯一、知っている私の親友でこの国の皇太弟妃であるチェギョン。
『自分の気持ちに素直になってみたら?』
数日前、誰も居ない放課後の教室でチェギョンに言われた言葉。
あれから私は考えた。
あいつの事を・・・
まだ、好きなのかも分からない。
気になる存在なのは確かだ。
私は、チェギョンに引っ張られるままあいつと皇子が居る教室の前まで来た。
勇気を振り絞り、私は一歩を踏み出して見た。

「はい。お昼休みに返してくれれば良いから。俺ら午後一が国語の授業だから!でも、嬉しいなーっ・・・白鳥に頼って貰えて。」
「ありがとう。助かったわ、チェギョン行こう。」
笑みを浮かべ私の目の前に教科書を両手で差し出すあいつ。
私は、両手であいつから教科書を受け取り、礼を言うと、照れ隠しの為、今だ私の隣で夫婦の会話を楽しむチェギョンの腕を引っ張り、映画科の教室を立ち去った。
未来の皇帝から未来の皇后の手を強引に引っ張り、教室に連れ帰る女子高生は、後も先も私しかいないだろう。
周囲が見れば、何て恐ろしい罪な事をしているんだろうと思うに違いない。
未来の皇后と言え、私の親友だから出来る事。
でも、きっと私が未来の皇帝の前から未来の皇后を強引に連れ帰った事で、未来の皇帝は、面白くないだろう。
でも、今の私には、そんな余裕なんてない。
それ位、大目に見てよね!
未来の皇帝陛下
言っとくけど・・・未来の皇帝陛下も一応、私の友達なんだから。

午前最後の授業、国語の授業がはじまった。
私の目に前の席に座るチェギョン。
何やらさっきからノートに一生懸命書いている。
チェギョンの事だからきっとノートにイラストでも書いているのだと思う。

「教科書、298ページを開いて」
先生の指示によって私は、あいつから借りた教科書を開いた。
結構綺麗に使っているんじゃない?
それに、案外、授業もちゃんと受けているみたい。
教科書には、青や赤ペン・蛍光ペンを使い丁寧に定規を使い引かれてある。
あいつの意外な一面を見た様な気がする。
無神経なやつだと思っていたけど、意外と几帳面なんだと言う事が分かった。
国語でも漢詩の授業は、退屈。
私はペラペラとあいつから借りた教科書をめくった。

「シン・チェギョン、教科書の黄真伊の漢詩を読み意味を述べなさい。」
「はい。」
突然チェギョンが先生に指された。
チェギョンは、慌てて席を立ち教科書を持つ。
運が悪かったわね、チェギョン。
先生の話を聞いていなかったチェギョン、きっと答えられないと思っていた。
だが、ビックリ!
先生の話を全然聞いていないのに、意図も簡単に答えてしまった。
マカオから帰ってからのチェギョンは、別人。

誰にも気づかれず、私はノートを切り、シャーペンを持ち、あいつにこう手紙を書いていた。

 
 TO チャン・ギョンへ

  今日は、助かったわ。
  ありがとう。
  あんたに、お礼をしなきゃね。
  また、あのカフェに行きたいなぁ!
  今度は、私にご馳走させて。
  
               From ガヒョン

  P.S これ、私の携帯番号とメルアドをあんたに教えとく。
     言っておくけど、あんたの事、友達だと思っているから
     教えるだけだからね。

手紙を書き終えた頃、退屈な国語の授業が終わった。
私は、ノートの切れ端を教科書に挟み閉じた。
あいつ、この紙切れに書いた手紙の存在に何時、気づくだろう。
気づいたら、あいつの事だ・・・直ぐにでも私の携帯に電話がかかってくるだろう。
私は、人を好きになる勇気をこの国の皇太弟妃、シン・チェギョンがら教えて貰った。
あいつに正面からぶっかってみようと思った。

私からあんたに、恋愛に向けて第一歩を踏み出してみたわ。
次は、あなたは、どうくるの?
私とあなたの恋愛ゲームをはじめるわよ!

                             ―― END ――

閉じる コメント(3)

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ともたんさん、こんばんは。
あの真面目なガンヒョンが教科書の忘れ物です。
そこで仕方なくシン君の教室に。
ギョンから国語の教科書をかりました。
丁寧にしょうしているようで、ギョンの意外な面を発見したようです。お礼に紙切れに携帯番号とメールアドレスを書いて、教科書を返したようです。
後は連絡を待つのみです。一歩前進かなぁ。

2009/4/7(火) 午後 9:29 tie*816

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tie*816さんへ

あのしっかりガヒョンが教科書忘れです。
恋は、盲目といいますから・・・
ギョンの教科書を見て、意外な一面が見れて、ガヒョンは少し
ギョンを見直したかもしてません。

2009/4/11(土) 午前 10:04 とも

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嬉しいミンナが幸せになる話を読むと、ニタニタしてしまって、電車の中では不気味な私でーす

2012/11/16(金) 午後 9:30 [ わいわい ]


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