私の独り言

第5回Princess Hour準備中〜♪

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放課後デート(2)

放課後デート(2)


今日ほど、清掃、ショートホームルームの時間が長く感じた事がない。
そんな話、もう良いから早く終わってくれよ!
心の中で大声をあげる。
今日に限って、担任の話が長い。
やっとショートホームルームが終わり、皆、帰り支度をする。

「やっぱ、持つべき物は、友だよなーっ!シン、Thank you!奥方様に礼を言っといてくれ!
じゃーなーっ。」
俺は、シンの肩をポンと手を沿え、手早く鞄に教科書類を投げ入れ帰り支度を済ませ、教室を出た。

「えーっ!」
美術科のクラスに近づくとアヒルの馬鹿でかい声が廊下まで響き渡り聞こえて来た。
何、そんなに驚いた声を上げているんだ!
シンの耳に入ったら、皇太弟妃の品位と品格がないと以前のシンだったら間違いなく言っていたが、
今のシンは、アヒルに骨抜きにされている状態だから、以前の様に味気ない言葉で言わないだろう。
美術科の教室を覗いて見ると白鳥とアヒルが、なにやらヒソヒソと話している。
一体、何を話しているんだ?
気になる。
後で、それとなくシンに報告してアヒルに聞いて貰おう。

「ごめん。待たせた。」
俺に気付いた白鳥がアヒルに今夜電話すると言い残し、教科書が入った鞄を持ち、ぶっきら棒に
良いながら、俺の前に立った。

「行こうか!」
「うん」
ハニカミながら俺は、白鳥に声を掛けると白鳥も心なしか照れているのか、遠慮がちに頷いた。
俺は、白鳥の歩幅に合わせながらゆっくり歩き学校を出た。
校門付近には、シンとアヒルの姿を一目見ようと集まったて来た皇室ファンで溢れ返っている。
この人だかりをすり抜け、変装し学校近くにある屋台で買い食いしていたアヒルは、凄い。
良くばれなかったと関心する。
校門を出るまで俺は、白鳥と言葉を交わす事無くここまで来た。

「相変わらず、凄い人だよな。」
「うん・・・そうだね。」
痺れを切らし、俺から口を開いたが・・・会話が続かない。

「しかし、この人混みの中を変装し、学校近くの屋台まで食べに出かける・・・チェギョンも凄い
度胸だよな。」
「うん。」
「それも、バレないって言う所がもっと凄いと思わないか?」
「そうだね。でも、あの後・・・チェギョン、勝手な行動をとってって・・・皇子に相当怒られた
そうよ。」
「だろうな。」
「ねぇ!」
「何?」
「あんがい、あんた・・・ちゃんと授業、受けてたんだ。今日は、ありがとう。助かったわ。」
「あーっ!白鳥なら、何時でも歓迎だ。」
「私・・・白鳥じゃないわ。」
「えっ!」
「私の名前・・・白鳥じゃない・・・」
「ごめん。ガヒョンって・・・呼んで良いのか?」
突然話が噛み合わなくなったと思ったら、白鳥は、突然立ち止まり俯き言う。
俺に白鳥じゃなく、名前で呼んで欲しいと・・・・
信じられず俺は、白鳥に聞いてみた。
すると白鳥は、何も言わずコクリと頷いた。
「じゃーっ!俺の事も名前で呼んでよ。呼んでくれないかな?ガヒョン。」
白鳥より一歩先に出て振り返り白鳥の顔を見ながら言う。
「そのうちね。」
ぶっきら棒に答える白鳥だが、何時しかきっと近いうちに白鳥は、俺の名前を呼んでくれる事を
確信した。


学校を出て数分後、カフェに着いた。
宮を思わせる建て住まい。
美術館とカフェが一緒になっているカフェ。
韓国伝統茶も楽しめ、小遣い制の俺には値段もリーズナブル。
白鳥と来るのは、今日で2度目。
だが、今日のカフェは、何時もと違う。
店先で一人一人店先で客がボディーチェックを受けている。
それにカフェ周辺には、耳にイヤホンを着け黒いスーツを着た人達が囲んでいる。
一目で俺は、宮の翊衛士だと分かった。
それと、翊衛士の数からしてシンとアヒルでは、ないと言う事も・・・

運が良いのか、悪いのか・・・カフェの中を覗くと俺は、シンの姉で女王陛下と目が合ってしまった。
俺は、目が合った反動で頭をペコリと下げ女王陛下に挨拶をした。

「チャン・ギョン様、イ・ガヒョン様。こちらに間もなく皇太弟ご夫婦もこちらにご到着されます。
女王陛下が、もし差し支えがなければ、お茶をご一緒に如何ですか?との事ですが・・・」
カフェの奥から女王陛下付の尚宮が俺と白鳥の前に来て言う。
俺と白鳥は、顔を見合わせた頷いた。
女王陛下のお誘いじゃ、断れないでしょ。
俺と白鳥は、皇太弟ご夫婦の友人と言う事で、順番待ち、ボディーチェックなしでカフェの中に入った。

「珍しい組み合わせじゃない?」
女王陛下は、俺と白鳥を見て意味ありげな含み笑いで言う。
女王陛下もシン同様?
いや、シン以上に洞察力がありあなどれない。
シンとアヒルが来るまで俺と白鳥は、女王陛下の面白いおもちゃとなった。

その後、俺は家に帰り、早速ガヒョンにメールを打った。

   To.ガヒョン
   Sub あらためて・・・

  せっかくのカフェが台無しになってごめんよ!
  今度は、カフェじゃなくて、一緒に遊園地
  や買い物に行かない?
  今日の埋め合わせをするからさーっ!
  ダメかな?
        FROM ギョン

俺は、ガヒョンの携帯にメールを送った。
暫くして・・・

   To.ギョン
   Sub:気にしてないから

  今日は、仕方がないよ!
  気にしてないから。
  また、後日改めて、今日のお礼をさせて。
  それと・・・
  遊園地だけど・・・ダブルデートなら
  行ってもいいかな?

       FROM ガギョン

と言うメールが俺の携帯に帰って来た。
今日のカフェデートは、女王陛下の突然のご訪問で台無しになったけど・・・
また、白鳥との約束を取り交わす事が出来た。
少しずつ、白鳥との距離を縮めていこう。
俺の恋愛、一歩前進。



           ―― END ――

閉じる コメント(4)

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ともたんさん、こんにちは〜
ギョンとガヒョンの高校生らしいデート素敵ですね〜
なんか一歩ずつ一歩ずつという感じがリアルで・・・
ガヒョンもまんざらでもないけど照れがあるのかな?

でもあんまりダブルデートばかりだとちょっとギョンが可哀想かな?
それでなくてもシン君とチェギョンがくっついてきそうな気がする(笑)

2009/5/21(木) 午後 5:49 naohaha

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naohahaさんへ

ギョンとガヒョンには、チェギョンとシン君には、出来なかった高校生らしいデートを楽しんでもらえたらなーと思い書きました。
ガヒョンもまんざらでもないのですが、今は、恋がはじまったばかりで、照れているんでしょうね。

2009/5/22(金) 午前 9:46 とも

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きーかのさんへ

少しずつギョンとガヒョンは、距離を縮めはじめています。
間もなく、二人は、シン君とチェギョンに負けない恋人同士に
なると思います。
ギョンとガヒョンの結婚式のお話を書けたらいいなーと思っています。

2009/5/22(金) 午前 9:48 とも

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キャー、ギョンおめでとうo(≧∇≦o) ガンヒョン一筋だもんね

2012/11/16(金) 午後 10:01 [ わいわい ]


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