TOMIXの70系電車が発売されて、だいたい一か月が過ぎました。
この製品化に合わせて、サハ87を用意したらどう?という提案を受け、かなり前から資料や材料を仕入れていまして、肝心のTOMIXの新潟色が発売されるのを待っていたわけです。
しかしながら、いざ製作の段になると、結構手ごわい。
そんな苦労話は長くなるので、さっそく画像で紹介です。

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試作完成段階です。
まだ車側灯がついてませんし、ホロも塗ってません。
本品はアクラスのキットを使いました。
塗装はもちろんTOMIXの新潟色に寄せてます。

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まあ編成に入れたら色の違いは判らないかなー程度の近似色です。
この色を作るのは結構苦労しました。
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屋根の色も合わせてます。これも違和感ないと思います。(屋根だからまあ勘弁してください。)
ベンチレーターの色もTOMIXに合わせました。
今回のTOMIXは色が全体的に濃いですね。

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幌がアクラスのままの状態ですけど、これはエンドウのパーツに取り替えます。
Hゴムの表現が細いですね。

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窓は一枚ずつマスキングして黄色5号(調色したもの)を吹きますが、そのままでは透き通るんで、一回下地を吹いてからの黄色です。
これが一両20枚あるってところに、モティベーションがドカッと下がりました。

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ついでに愚痴ると、座席もすべて一つずつ塗って接着です。
これじゃ大量生産できません。

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このアクラスの屋根板は、けっこう歪んでて、最初は呆れたのですけど、ボディとの合わせがいい感じに食い込みまして、接着剤なしでもグッとはまり込みます。
そして外そうとすれば外れる。
すなわち屋根からでも車内の工作がある程度やれちゃうのがメリット。
あの歪んだ屋根に頭にきて、簡易金型まで作って、アクリル板で屋根板を作ろうとしましたけど、これはこれでいいでしょう。金型が無駄になりそうだけど、それはまた別の工作に転用・・・できるかな。

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カプラーはもちろんTOMIX製。他社のでもいいのでしょうけど、ここは合わせましょう。
下回りとボディを四隅のビスで留める工夫もしてあります。(先穴が見えます?)
ですので、特に屋根だけを外して作業をするなんてことが発生しない限り、床下はビスを緩めたら外せます。
床下器具が大ピンチでして、台車とともに日光モデルさんの床下セットがよかったのですけど、現状では入手が困難です。ですので、エコーモデルさんの床下機器も使います。
むしろエコーさんの方が主体。
特に水タンクが入手困難なので、あとのほうのロットではエコーさんの似たタンクになります。

さて、肝心のお値段ですけど。
当初はこいつを量産しようと思っていたのですけど、座席、窓枠の塗装なんかが大変。
同時大量生産なんてまず無理。
あと、アクラスのキットのそのままでは上下の合わせが弱すぎるために、特別にプラ製のアングルを接着したりしてます。
インレタも懲りたいけどせいぜいナンバーどまりですかね。
とにかく、一度にたくさん作れないというのがよーくわかりました。
そして材料費がぶっちゃけ12700円/一両もかかってます。
ボディ、台車、床下一式、カプラー、ベンチレーターなど、原価がかさみましたので。
そして塗装が屋根、ベンチ、ボディ2色、下回り、座席で合計6色。
んでもって組立工賃。

うう、これじゃ動力のないただのサハなのにとんでもない金額になります。

工作派の人はすでにもう僕と同じやり方でこのサハの工作を進めていらっしゃると思いますが、かなーりお金と手間が掛かっちゃいますことがご理解いただけると思います。

というわけで、限定12両の初期生産で27K/両(税抜き・送料は2両以上なら当方持ち)です。K=1000円ね。
これでも工賃と塗装代で15K切ってますから、すみません、鼻血もでません。
アクラスさんの塗装済みキットのようにお得にできません。
なんせ一人きりでシコシコとエアブラシしてますんで。

予約が満タンになり次第、一週間かけて一気につくります。たぶんまるまる延べ一週間はかかるでしょう。
生産予定数12両が埋まり次第、第二期のご予約になりますが、材料の関係で仕様が変更になる可能性がありますのと、第二期生産予定工期は未定となります。
どうぞご希望の方は下記のホームページのお問い合わせのページからメールをくださいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。



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TOMIX クモニ83が再生産されましたので、スカ色にしてみました。

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色はでんしゃくらぶさんのスカ色に寄せてますけど、近似色止まりですかね。

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こんな感じです。難しかったです。

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TOMIXのモハ70と並べても近似色。
まあこれなら許してもらえそうです。たぶん。
ほんと、青は寄せるのが難しいです。

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中央線に走らせる0番台なんでパンタを替えておきました。

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現在交換用のパンタがちょっと品切れしているみたいですが、ネットで手に入れました。
インレタはくろまやさんです。
2パンタ化も検討されましたけど、屋根をつるつるにして、二つとも配管からやり直さないと、バランスが悪くなってしまいます。
ちょっと今回はフツーに塗り替えまでで完了。

続いてもうこのクモニシリーズは次回作を仕込んでます。
6月中には完成するでしょう。

さて、明日はやっと試作が完成したサハ87新潟色の発表です。


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GWをほとんど仕事で過ごしたため、人並みに休暇が欲しくて、一週間ほど北海道に行ってきました。
もちろん”取材”の面もあるのですが、ほとんど食べ歩きでした。
今回のブログはあんまり鉄分入ってません。

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ベタな画像ばかりですみません。
旅慣れた方なら、この画像の場所がすぐにわかると思います。
畑は芽が出る前だったり、八重桜が満開だったり、芝桜がとんでもない猛暑であっという間に終わってたり。
でも総じて好天に恵まれて幸せでした。(僕の旅はほとんど晴天。超晴れ男なのです)

で、肝心の鉄道写真は・・・・

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駅撮りかよ!


はい、動いてるのはこの一枚だけ。

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へ、下手くそすぎる・・・・

ま、動いてないのは得意なんですけどね。

それは誰でもそうですけどね。

しかしまあ、いいモノが見れました。

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名寄のキマロキ編成です。
保存状態も良くて感激でした。
あ、模型にはしませんのであしからず。

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どーんと喰いまくってきましたよ。
僕は尿酸値とか問題ないので新鮮な魚介やら珍味やら食べまくってきました。
おかげで体重計に乗るのが怖いです。いやまぢで。


僕が仕事をがっつりするということは、どこにも出ずに部屋の中でずーっと模型を工作しているということです。
すなわち引きこもりのプロです。プロであるためにほとんど引きこもらないとダメなのです。
でも根っから旅好きな人間ですので、すぐに限界が来てしまいます。
元々外回りの営業マンだったし。
ですので、気の入れ替えというかなんというか、こういう旅の時間は僕にとっては必要不可欠なんです。

といっても、鉄道も好きなので、久しぶりに見たキハ40北海道色を見ると、無性に作りたくなったり(TOMIXやマイクロ買えよ)、宿屋の主人の青春時代の急行利尻編成を再現してみたくなったり(それももう発売されているって)、またTOMIX製品から急行利尻・サロベツを作ったろかい!とか思ったりするんです!
(あんなに面倒だからもう作らないって言ったくせに)

とにかく製作意欲にも刺激になるんです!(必死の言い訳)

てなわけで本当は模型工作屋という仕事よりも風来坊か孤高の旅人、さもなくば吟遊詩人という職種があればそれにジョブチェンジしたいのが本音なんですけど、世の中そこまで甘くない。
家に帰ったらシコシコ模型を作るのも好きなので、いい人生やってます。
大変いいリフレッシュになりました。
これからも頑張りますんでよろしくお願いします!

あ、今週中にはサハ87新潟色の試作品が完成し、ホームページのほうで価格発表しますね。



オマケのつぶやき:

だいたい、木枯し紋次郎(古い!)とかスナフキンとか吟遊詩人・ガライなんてのはどうやって食べていたんでしょうね。車寅次郎でも香具師での収入はつらく、いつも財布には500札一枚しか入ってませんでしたね。それでも僕はああゆう人生にあこがれ、子供の頃に「僕は仙人になって、雑草を食べて生きていきたい」と言ったらオヤジにシコタマ怒られました。
考えてみればスナフキンもいつも旅してフラフラしているか、池のふちにテントを張って魚釣りで食べ、若いムーミンに説教ばっか垂れている住所不定無職の怪しい男。(ズイヨーのころのスナフキンね)
でも好きなんですよね、彼。w


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トレジャータウンのキットの組み立てのご依頼がありまして、しばらく納期をいただいていたのですが、ようやく完成しました。
ちょっと簡単ですけど製作記をしたためます。

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エッチングキットは久しぶりです。
東京に来て初かな。
ダイヤモンドカッターで丁寧に材料を切り出します。
側板の窓につく板を内側に折り曲げ、窓ガラスパーツ(KATOの製品から流用だとか)の厚みに合わせるようになってます。

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ハンダで箱に組み上げます。
妻壁と屋根板の間に隙間ができることは、ネットでリサーチ済み。
箱がいびつにならないように、屋根材のたわみを調整していきますが、空いてしまうものは仕方ないですね。
パテで処理するしかありません。

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黒い瞬間接着剤系のパテを流し込み整形。

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画像が前後しましたが、このキットの一番の難関となったのは、側板と屋根の間に出来る隙間埋めです。
この車両の特徴でもありまして、これをパテで埋めて、平にする方針です。

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さっきも出てきた黒いやつで盛り上げるように埋めます。


ですが、これが失敗の元でした。

ここまで数日もかからなかった工作が、この黒い接着パテを選んだことで数か月の悪戦苦闘を強いられることになったのです。

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埋めて削って、スが出来てるのをまた埋めて。
それをやっていると、上にパテを載せるたびに、今までの下層のパテまで溶けて、スが広がるのです。
さっきの妻壁の隙間なんて一発で埋めれても、この屋根と側板の隙間は埋めれません。

それどころか、今までのパテが溶けて客ドアの上から漏れ出す始末!

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この画像は隙間や空隙がないかをグレーで着色して確認し、やすりを当てなおしたところです。

もう、何回手直ししたか分からないくらいです。

それでもボディが真鍮だったので、やすりに耐えれたのですけど、プラボディだったら完全にアウト。
というか、プラボディだったらこんな数回ものやり直しなんてしなくてもよかったでしょう。

正解は小手先の細いハンダごてを使って、この隙間をある程度はハンダで埋めておき、浅くなった隙間を瞬間接着剤か、エポキシパテで埋めて成型する、という方法でしょう。
とにかく綺麗な面として仕上がるのに2,3か月、何度もやり直ししました。
(こんなに日数がかかったのは、途中でくじけたからというのが真実)

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やっとメタルの塗装に入り、粒子の密度からクレオスのシルバーを使って、あとはクリアで色合いを調整しようとしましたが、これもまた難儀でした。
クレオスのシルバーは粒子はKATOの製品(画像の上の車両)とそろっていても、明るく(白く)仕上がります。
これに黒を薄く溶かしたクリアを何度も吹き付けても、深みがでないのです。
ドアはガイアのダークステンレスシルバーでばっちり。
でもボディが気に入りません。
では一旦色を落としてやりなおせば?となると、屋根と側板の隙間を最終的にプラパテで埋めたため、色を落とせばパテまで落ちる、という問題に激突。
仕方なく、もう一度ダークステンレスシルバーを全体に塗り、ドアをマスキングして、悩むこと1か月。
ダークステンレスシルバーでは粒子が粗くてボディには向かないです。ですから、これに黒クリアを重ねても全く検討違いなのです。
最後にクレオスのガンクロームを使ってみたら、何とかKATOと質感も色目も合いました。

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左がKATO。右が本作。

このメタリック系の塗装は、吹いてクリアコート、吹いてクリアコート、の繰り返しです。
クリアコートしないと、マスキングの際に塗装が剥がれてしまう恐れがあるからです。
もちろん乾燥に24時間をかけます。
したがって、たった一両なのにまったく作業が進まない。
挙句に帯がインレタ仕様なので、もう神経ピリピリの作業。
インレタが無事に添付できたら、クリアコートを三回もかけて、入念にカバーします。

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上が本作、下がKATO。
これなら編成に組み込んでも違和感はないでしょう。
僕の仕事はここまでですが、これからお客様は窓ガラスを現物合わせて削りながらはめ込んだり、下回りとの合体をしなくてはいけません。
エッチングキットの難しさはこの艤装にありますし、やっている最中にボディに傷が入りそうですね。
ですので分厚いコートをしたわけですが・・・・大丈夫かな。

というわけで電車の事は良くわからない僕ですが、お役に立てれば幸いです。
長いことお待たせいたしました。






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先日ブログにも処分価格としてUPしましたHO KATOキハ58盛岡タイプですが、嫁入前に2両から4両へ増備されました。
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キハ58M、キハ28のところに、キロとキハ58Tが加わりました。
これでさらにフリー感がUP!

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ありえんキロ28です。
似合いますねー、このカラーリング。
想像はしていても、実際に塗って完成するとキロの大窓が白いボディに大変良く合うのです。

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もう間違いなく4両の中にグリーン車が入っていたら、優等急行間違いなし!
ってか、優等急行って何よ。遜色急行への当てつけ?
っつーか、優等っていうなら特別にまで上げてしまえば・・・あ、特急になっちゃった。
さすがにキハ58系を特急まで上げると、フリーランスファンからもお叱りを受けそうですね。

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僕はキハ58系・40系の様々なカラーの中でも、この盛岡色が一番好きです。
この赤い帯の位置と言い、幅と言い、きゅっと全体を引き締めて精悍さを出し、みちのくの緑や雪景色にマッチしていると思うのです。
八戸から久慈に向かう間の海の青さとも合いますし、白いボディが排気で汚れてくると、おでこあたりのスス汚れが逞しさをも伝えます。
以前、僕のホームぺージの表紙をずっと飾っていたのも、この盛岡色を一番塗ったからでして、一時は塗りすぎて飽きたのですが、改めてしみじみとこのカラーのセンスの良さを感じます。

この四両もお客様の元で疾走してくれることと思います。

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グリーン繋がり、ってことではないですが、サロ165のスカ色も完成です。
これは先日発売されたTOMIXの70系の色に合わせたわけではなく、でんしゃくらぶの115系スカ色に合わせて調色しました。
とはいえ、クリームはばっちりなのですが、青はまだちょっと寄せが足りません。青がやや濃いのです。
この青の塗料に白を混ぜるのは本当に勇気が要りまして、この色も元になる塗料の瓶1個に対し、白を1/2滴です。
それでもかき混ぜると見た目にめちゃくちゃ変色してしまう。
でも吹き付けると大して変わっていないという。
これは経験から申しますが、青の顔料と白の顔料というのは、その成分が本当に仲が悪いのでしょう。
白を入れすぎるともう元に戻らなくなるんです。
いつも本当にビビりますね。
今回の調色はこの辺で切り上げます。
(でんしゃくらぶのスカ色はTOMIXのそれよりもやや赤が入っているんですよね)

この色でクモニ83も塗っておりまして、インレタとパンタの入荷待ちとなってます。
もちろんTOMIXのスカ色のほうでもクモニはに塗っております。
お休みまでにクモユニを作る元気があるかな?
そしていつかはクモニ83−800もやりたいですね。
その時は黙ってボナさんのキットを組むでしょう。
それでは。


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