中小企業診断士 読書日誌

2009年9月に資格登録し、中小企業診断士的な活動をしていきたいと思っています。

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12人の研究者による論文集
いかにも学者調の文章で、読むのに苦労しました。もうすこしわかりやすく書いて
もらうとありがたいのですが、
内容が多岐にわたるので、気になった章だけを記録します。

第2章 商業研究と「まちづくり」 宮崎卓郎佐賀大学準教授
※この方は、商業研究がまちづくりを対象とすることについて、かなり懐疑的です。
商業論は商業が効率的であることを前提として理論を組み立てているのであり、
非効率な商人がいたとしても、競争で淘汰され、競争に勝つ商人は効率的である
と考えられてきた。
都市における商店街の必要性を明らかにすることが、商業研究と「まちづくり」
をつなぐ接点となる。商店街は「街の顔」と言われるが、都市の特徴を反映した
商店街はさほど多くないだろうし、そもそも都市の特徴とは何かは明確でない。
都市が様々な人間の集まるところであり、人々をひきつける施設として商店街が
あったとは言えるだろう。商店街は街並みを形成し、街並みが様々な人々を吸引
するのだ。しかし、街並みは商店街にしか形成できないかどうかは疑問
高齢化社会の交通弱者への対応策として商店街の必要性を説く論もあるが、商店
街にしかできないということはない
都市における商店街の必要性が明らかにされているとは言い難い。商業研究の理
論の延長線上に直接に商店街の必然性を見出すことは難しい
商店街はもともと地域間分業の中にあった。その分業関係の地理的な変化の結果
として、商店街の衰退があり、まちづくりが要請されている。ただ、商業集積間
の分業関係を規定する論理と、衰退していく商業集積を抱える自治体の論理は無
関係だ。
商業集積間の変化が重要で、個々のまちづくりについて発言するのではなく、ま
ちづくりが必要とされているという現象を分析することが商業研究の課題なので
はないか。「商店街保護」は商業研究からは導き出せないように思える。

第3章 まちづくりと商店街活性化問題 出家健治 熊本学園大学教授
いまでは、「商店街がつぶれても消費者は困らない」とまでいわれるような状況
に商店街は追い込まれている。
困るのは、クルマをもたない消費者や高齢者と商店主だけだといわれている。
商店街が消費者の日常の買い物行動の中心になっていない、有り体にいえば、
店街は、消費者のニーズに的確に対応していない
こういう事実を無視して、零細小売業を毛細血管と見立て、毛細血管としての商
店街としてその役割を強調する主張がみられるが、この見解の欠陥は、存在意義
のみを強調し、その存在意義が社会的役割を果たしていないという現実、事実を
みようとしないところにある。
商店数の減少が避けられないという状況を踏まえた上で、商店街から離れていっ
た消費者をいかに取り戻すかが、商店街の活性化を考える上で重要
消費者ではなく生活者としての地域住民のニーズにいかに対応するかということ
でなければならない。

この方のエントリーを参考にしましょう!
http://blogs.yahoo.co.jp/kawai4414/58046360.html

【54冊目。職場の図書室の本、2008年発行。】

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