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昨日から引き続き香港の話を。
私は、香港にいた時は、投資会社に勤めていました。従業員数は、15人程度のこじんまりした会社でした。従業員の国籍は、日本人7名、香港人OL5名、アメリカ人3名、フィリピン人1名という感じでした。香港人OL以外の人は、皆日本語が話せたのですが、香港人OLは一人を除いて日本語が話せなかったので、英語でコミュニケーションしていました。香港人OLは、全員、英国やカナダなどの大学に留学経験をもっている人でした。香港人は、皆英語のニックネームを持っています。例えば、私の部下は、JessicaとPennyとWendy の3人でした。それで、3人を呼ぶときもその英語の名前で呼び合っていました。3人ともとても明るい性格でしたが、共通しているのは、家事が嫌いなことと、自分自身の投資のことをいつも考えているということでした。
香港にはアマサンといって主にフィリピン人のお手伝いさんが月6万円ぐらいで雇えたので、香港人の女性は、家事や育児から解放されるために、6万円以上稼げるのであれば、家事はアマサンにまかせて働きに出たほうがいいという感じでした。平日に香港の公園へ行くとアマサンが香港人の子供を連れて公園にきているのをよく見かけました。
もう一つ香港人OLから聞いて驚いたのは、香港人同士で未婚者がつきあい始めた場合、女性は男性からVISAのようなクレジットカードをもらうということでした。ちなみに、日本では家族間で2枚目のクレジットカードを奥さんや子供に持たせることができますが、香港では他人でもファミリーカードを持たせることが可能なようでした。そこで私が香港人OLに、「何のために彼からクレジットカードをもらうの?」とききました。すると「彼が浮気した時に、思いっきり買い物をするため。」という答えが返ってきました。なるほど、そういう仕組みかと納得しました。
ただ、香港人OLにも、日本人が忘れてしまった美徳が残っています。それは、親を敬うということです。これも驚いたのですが、既婚、未婚にかかわらず皆親に仕送りしています。日本でも、未婚者で親と同居している人が、家計に数万円入れるということは、ある程度は行われているのかと思っていますが、既婚、未婚、親と同居、別居にかかわらず、かならず親に給料の一部を渡しているというのは、やはり驚きです。また子供からお金をもらった親は、祖父母にお金を渡すという仕組みになっているようでした。とにかく香港では、親が大切にされているという印象を受けました。
さらに明日に続く。
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