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初恋の相手は、大御台所として大奥を統率するご身分。 しかも、すでに夫を亡くし落飾して「天障院」と名も改まっておりました。 そして尚五郎さん自身も、小松家の息女おちかさんと結婚して婿養子となり自身の名前も 「小松帯刀精錬」へと改めておりました。 6年という月日の間に、二人にはそれぞれ歩んだ日々があり、 大きな歴史のうねりの渦中で皮肉なことに、敵対する当事者として、相対することになりました。 島津久光は、朝廷の勅使 大原重徳を護衛するという名目で江戸へ上洛し、 外様の、しかも国父という権限のない身分でありながら 幕府、そして将軍家へ勅状を提出する行為は、幕府側からみれば、言語道断の態度でありました。 しかもその内容が、将軍家茂の地位をないがしろにする、無礼な要求。 幕府との話し合いは平行線を辿り、業を煮やした島津久光は大久保に非常手段を取れと命令します。 脅迫に近い態度で無理やり勅状に同意させたやり方に納得のいかない小松さん。 大久保が暗躍したのは事実とされています。 「小松さんと私の考えは、すこおし違っておるようですな。」 大久保と小松のこの微妙なずれは、とてもよい演出でした。 実際、小松は、大久保がこの後急速に推し進める倒幕運動には100%賛同していなかったと言われております。 坂本龍馬との厚い友情が生まれたのも、どりらかといえばリベラルな二人の思考ベクトルが似ていたからと言えるでしょう。 憂鬱な気分のまま、松平春嶽の屋敷にて勝燐太郎(海舟)とであった小松帯刀は、 「人を動かすのは武力ではなく、心です」という勝の言葉に深く感銘されます。 そのころ、薩摩の強引なやり方に不安を感じた天障院は、島津久光と極秘裏に会見します。 そして、手段を選ばず野望をのみむき出しにする久光の姑息な手段に真っ向から反意を述べます。 しかも、久光の側に懐かしい友、尚五郎さんのの顔を見つけ、余計に薩摩に裏切らた気持ちとなります 落ち込む天障院に対して和宮は 「故郷を忘れることなどできません。天障院さんも同じでしょう?」と励ますのでした。 身分も官位も違えど、徳川将軍家へ輿入れした嫁という立場は同じ。 和宮の言葉を受け、天障院は尚五郎さんと直接合うことを決意します それは、裏切られた故郷・薩摩を、もう一度愛するための手段であったといえます。 大奥で久しぶりに囲碁を指す二人。 (史実では絶対に、ありえないことですけど・・・ま、ドラマ的には良かったです) 近況を語りお互い本音を語り合い、互いに歩む道は違えど、変わらぬ友情を確かめ合う二人。 「私は大奥にて徳川を守る覚悟ゆえ、薩摩をどうか守って欲しい」と 天障院は小松帯刀へ頭を下げるのでした。 私ときたらもう・・・この辺りで涙腺がゆるみ・・・ 宮崎あおいさんと瑛太さんの、万感の想いがあふれるそのすばらしい演技に感激しておりました。 さて今回のドラマは、小松帯刀さんがいよいよ幕末の大舞台へ登場した回でもありました。 心で人を動かす。 まさに小松帯刀の政治信条にあてはまります。 倒幕運動の大きな転機となった慶應2年正月18日の「薩長同盟」も藩の利害をこえた「心」が 人を、そして歴史を動かした結果といえるでしょう。 その立役者はもちろん坂本龍馬です。 しかしこの秘密の会合が行われたのは京都御所近くの小松の屋敷であったことは案外知られていません。 小松帯刀という薩摩藩の家老が、当時敵対していた桂たち長州の面々にも信頼されていたことの証であります。 薩長同盟のキイとなる小松帯刀と坂本龍馬の友情が、いつから始まったのかは不明です。 ただ、龍馬がまだ神戸の幕府海軍操練所の見習いであったころ、というのは分かっていますので、 二人の出会いに、勝海舟の仲介があったというのが定説です。 ほんま、勝安房守、あっちこっちで、人と人の出会いを演出してますね! しかも討幕運動の機動力となる出会いばかりです。 勝海舟は、幕臣でありながら品行方正じゃない「不良おやじ」なのが魅力なんです。 だからなんでしょうね、北大路欣也さんの安房守は、年取りすぎだし貫禄ありすぎだし。 正直、まだしっくりきていません(涙 個人的には「新選組!」の野田英樹さん演じる勝さんが、とにかくイメージぴったり。 ちょっと軽薄で大法螺吹きでの毒舌家で。 福沢諭吉なんか、不良な勝海舟をけちょんけちょんにけなしてまして、その内容なんてミニコント(笑) また時間あれば、勝さんの面白話についても記事にしたいです。 それでは、恒例?の「勝手に補足のコーナー」です! 今回は「篤姫と尚五郎さん、史実では本当はどんな仲だったの〜?」というシーゲルさんのご質問に、 私なりにお答えしようと思います。 篤姫(於一)と小松帯刀(肝付尚五郎さん)は、同じ天保6年生まれ。 坂本龍馬も同年なんですよ! 西郷や大久保と違い、尚五郎は上級武士の身分。鶴丸城への登城も許される家のご子息でした。 一方、於一は島津分家の姫様。家格は、篤姫のほうが上でした。 ただ狭い城下ですので、何かのお祝い事などで、顔を合わせたことはあったかもしません。 ですから、小説やドラマの題材で「幼馴染」的に使われても、まあ許せる範囲ではあります。 ただし、結論から言えば、二人の関係を示す書状などは見つかっていないので、
天障院と小松帯刀の友情と恋の物語はドラマだけの設定と言えるでしょう。 では今後二人の再会の可能性はありえるのでしょうか? ドラマの展開を史実の隙間から大胆予想してみますと・・・ 小松帯刀は、28歳にして薩摩藩家老となり、京都、江戸において 幕府や朝廷との政治駆け引きにその手腕を発揮します。 家老格となれば、当然、江戸表への参勤も可能となります。 しかし、いかんせん、大奥は男性の出入りが厳しく詮議された禁断の場所。 となれば、江戸城無血開城の後、天障院が大奥を引き払ったあとなら、 二人が再会を果たしても、問題ではありません。 ただし、実はその当時、小松帯刀には別の女性の存在もあり・・・ (もてたんですよ。彼は〜〜〜! ネタバレなのでここらへんで) そして個人的には、やっぱり夫である家定公を天障院は終生忘れずにいたと思いたいですね。 写真は、芋焼酎「小松帯刀」吹上焼酎。
辛党の皆様、ドラマみるときの晩酌にいかがでしょうか。 |

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芋焼酎「小松帯刀」を飲んでみたい。
今回の興味のあった場面は小松と大久保の会話でした。大久保が「時に鬼になる」という言葉が印象的でした。事実、その後の倒幕運動には大久保の鬼の活躍があります。大久保と小松の違いは育ちの違いでしょう。坊ちゃんは鬼にはなれない。革命は鬼が行うもの。もう一人の鬼である岩倉具視がそろそろ出番ですね。(猶興)
2008/9/21(日) 午後 1:01
篤姫と小松帯刀さんの再会。やっぱり史実とは違うのですね・・・
篤姫は家定さんとの愛の形見といえる囲碁を持ち出していたので、私はやっぱり篤姫は家定さんをずっと愛しているんだなと思いました。
今後の再会は、ドラマですから必ずあるでしょうね。
でも尚五郎さんに別の女性の影?それって不倫??おちかさんどうなるの??凄く気になりました。
2008/9/21(日) 午後 1:52
瑛太さんの縁起、なかなか素晴らしいのですが、お耳が気になってつい笑ってしまうのは私だけ?
時代劇だとよけい目立ちますよね、、、(-_-;)
(モモミアンピーの飼い主)
2008/9/21(日) 午後 6:34
尚五郎さんとの再会、感動的でした。
昔の男友達と二人っきりで囲碁うってたら、大奥では瞬く間に噂になったでしょうね。やっぱりフィクションでしたか。
最近ブームに乗っかって、原作を読んでいるのですが、原作には尚五郎さん、まったく出てこないのでまずびっくりでした。
2008/9/21(日) 午後 11:20
薩摩でであったころは、自分に自信がなかった尚五郎さんが、一人の責任ある男に・・・囲碁勝負の結果に象徴されていましたね。「自分に自信がなかったが、これからは自分の信念に従い行動する」演じる瑛太さんも貫禄でてきました。ただし私も篤姫は夫を愛し続けた女性であってほしいですね。
2008/9/22(月) 午前 9:24 [ NextStage ]
こんなに明治維新に貢献したにも関わらず、その知名度は意外と低いですよね。薩摩といえば西郷&大久保っとなってしまうのが心外です(涙)でも芋焼酎に名前が使われてるんだな・・・っとうれしい気がします。芋焼酎ファンとしてはぜひ一度購入してみたいです。
2008/9/22(月) 午後 2:12
尚五郎さんと篤姫の再会シーンは感動でした。
尚五郎さんの別の女性は確かにネタばれですねΣ(; ̄□ ̄A アセアセ でも、おちかさんと尚五郎さんは仲が良かったみたいですし。父や兄にも側室がいましたからね。当時の武家の女性は当たり前の様に思っていたカモしれませんね。。。
2008/9/26(金) 午前 8:01
滝山と一献のシーンもありましたが、篤姫は相当いける口だったようですね。さすが薩摩おごじょ!
ところで、寺田屋が当時の建物じゃないことが分かったそうですね。なんか、ちょっとショックでした。
2008/9/26(金) 午前 9:25
篤姫と尚五郎との再会シーン、事実にはなかったことかもしれませんが、ドラマとしては、なかなか見ごたえのあるシーンでしたね。
この頃、特に尚五郎役の瑛太くんの演技に見入ってしまいます。
複雑な心の中の思いを、実に的確に表現していますね。
これからの成り行きが楽しみです。
2008/9/27(土) 午後 9:35 [ afuro_tomato ]
質問へのご返答ありがとうございました☆
パソコンが壊れて…コメント遅くなりました。
>天障院と小松帯刀の友情と恋の物語はドラマだけの設定と言えるでしょう。
そーですか…ですよねぇ〜(笑)
篤姫と小松帯刀、坂本龍馬は同年なんですか〜!
嬉しい情報です〜☆ありがとうございました☆
でも…篤姫と小松さんは、同年だし…言われるように…
顔見知りだっただろうし…幼なじみでの演出はイイ演出ですよね〜☆
>心で人を動かす。まさに小松帯刀の政治信条にあてはまります。
そうですよねぇ〜小松帯刀さんらしいですよねぇ〜☆
当方的には、瑛太さん演じる「小松帯刀さん」は、
イメージぴったりで好感度120%なんですよ〜☆
2008/10/7(火) 午後 3:16