ゆーくんはどこ?

皆様ありがとうごさいました。アメブロへ引越しますので、また、お会いしましょう! 我人に媚びず、富貴を望まず。(黒田官兵衛)

大河ドラマ「平清盛」

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今年の大河ドラマも残すところあと5回。

いよいよ清盛の最期の時が近づきつつあります。

前回登場した愛妾「仏御前」に仏法説話のようなありきたりの結末になるのじゃないか・・・
不安をを覚えたのは、私の不覚でありました。

今回、その「仏」を射殺させようとした独裁者、清盛!
暗闇に落ち込み幼児返りのようになって、気が狂ったのか、それともアルツハイマーなのか・・・!

そして、人の死の場面になると、なぜか登場する西行法師。
彼がこのドラマで果たす役割、その意図するところも、今回分かったような気がします。


権力亡者となった老人の末期を、ここまであからさまに描いていいのか!NHK!

ほんまにすごすぎて、暫く呆然としてしまった。

どんな最期を描こうとするのか、

「遊びをせむとや生まれけん」童子が唄うこの歌が今も頭のなかに流れています。


それでは年表を。

治承4年(1180) 清盛 63歳
2月20日  大輪田泊の修造認可
2月21日  高倉帝攘夷し、院政開始
      安徳、受禅。
3月19日  高倉上皇を福島・厳島へ迎える
4月7日   以仁王令旨
5月15日  以仁王の乱発覚
5月26日  以仁王の乱を鎮圧
6月2日   福原遷都
7月から、飢饉の兆候
8月17日  源頼朝、伊豆で挙兵
9月5日   頼朝の追討宣旨下る
9月19日  富士川合戦
11月23日  還都
12月23日  南都追討し、南都焼失


治承5年(1181) 清盛 64歳
正月8日  畿内惣官職を設置し、宗盛を補任
正月14日 高倉上皇死去。後白河法皇の院政再開
2月7日  丹波総下司職を設置し、平盛俊を補任。
閏2月4日 九条河原口の平盛国の邸で清盛死去

とうとう、年表にも清盛の没年月日を書くこととなりました。


それでは感想へ。


以仁王が諸国の源氏に宛てた平家打倒の令旨が、伊豆の源頼朝の元にも届きました。

『吾妻鏡』によれば、源行家が訪ねてきたのは、4月27日で、
その令旨を頼朝は、義父・北条時政とともに読んでいます。

頼朝は圧倒的な平家の武力を思い出し戸惑います。

しかし今回の挙兵には、三位頼政も加わっていると聞き、気持ちが変ります。
冷静沈着な頼政殿が挙兵するほど平家打倒の気運は高まっているのだと。

頼朝は、政子や時政の後押しも受け、ついに戦支度を始めます。

その頃清盛は『福原遷都』計画に夢中になっていました。
愛妾「仏御前」を側から離さず、かつて愛妾であった祇王と祇女は、哀れ捨てられてしまったのです。

そんな清盛の破廉恥爺ぶりに、兎丸の息子・小兎丸は疑問を抱くようになるのです。
「入道様が目指す国は、おとうの目指した国と同じなのか・・?」

小兎丸は勿論架空の人物だけれど、何か重要な役どころがあるのかもしれませんね。
先週辺りから顔だすようになってます。


以仁王の邸で挙兵計画を進める源頼政の元に、清盛から呼び出しがかかります。
清盛は知盛の見舞いのため上洛していたのです。

もしや陰謀が露見したのか?と不安を胸に秘めて冷静に対応する頼政に
清盛は、『福原遷都構想』を打ち明け、「武士の世を作る」という源義朝との約束を果たす為に
協力して欲しいと伝えるのでした。
『福原遷都』という仰天計画に頼政も度肝をぬかれた様子。
清盛の治世に更なる不安を感じたのかもしれません。


その後、清盛は病に倒れた知盛を見舞います。
彼は「清盛最愛の息子」と呼ばれています。

【平知盛 〜平家・花の公達】 ↓ 
http://blogs.yahoo.co.jp/tomyu1999/64410108.html

ちなみに知盛が病に倒れたのは史実です

治承4年(1180)5月8日夜から重態に陥ったものの、
「万死に一生、頗る物狂い」と、奇跡的に助かったとあります。

清盛は5月10日に、福原から上洛し、翌日慌しく帰っています。
知盛重態の知らせにあわてて見舞いに駆けつけ、峠を超えたので安堵して福原へ帰ったのです。

重盛に続いて知盛まで失いたくなかったのでしょうね。
父の息子への愛情がよく分かるエピソードです



その知盛が「病床にあると外の喧騒がよく分かる。近ごろ馬が駆け回る音がよく聞こえる」
と告げます。その一言が発端となって、「以仁王の陰謀」は露見します。

清盛は不遇な王の謀反など取るにたらぬと高をくくっていましたが、
三位頼政が一族郎党を引き連れて以仁王に加担したことを知り、激怒します。

「あの頼政が?もののふの頼政ですら、わしの考えについてこれないというのか!」

自分が目を掛けて信頼してきた頼政の謀反。独裁者は自分が独裁者であることに、往々にして
気づかないものです。そして裏切ったものへの容赦ない攻撃。

頼政は宇治川で善戦するも、平家の圧倒的な武力の前にやがて敗走。
宇治平等院で頼政父子は自害、以仁王も討ち死にし、以仁王の乱はあっけなく鎮圧されてしまいました。

頼政は平治の乱で義朝を見限り平家政権で三位まで出世した老獪な男。
そんな自分でも清盛という男が最期まで計りきれなかったと、敗因を認めます。

しかし、以仁王の令旨は、源氏の魂をよみがえらせる導火線となりました。
伊豆で頼政父子と以仁王の最期を聴く頼朝の心の中に、「武士」の魂が芽生え始めていました。

矢を射る頼朝を演じる、岡田君の・・・鬼気迫る表情!
岡田将大君って、今回の頼朝役で、絶対に一皮向けたいい役者になったと思います!

どちらかといえば草食系の王子さまキャラが、一人前の武将へと成長してました。

視聴率が悪くても、登場する俳優さんたちの、迫力ある演技合戦。
視聴率に踊らされない、真の役者魂を魅せてくれています。


さて、京では、乱を短時間で鎮圧し上機嫌の清盛が、
「福原遷都決行」を一門に伝えます。

突然の話に驚く一門。
彼らにとっても京はふるさと、福原は見知らぬ土地なのです。

しかも今回の乱で京の政治に嫌気がさした清盛は、内裏も出来上がらぬうちに遷都を強行すると
宣言、それに逆らうものは、平家の敵、頼政や以仁王と同じ処罰にすると言い出しました。

頼盛は「清盛の兄上が目指そうとしたのは、横へ広がる国ではなかったのですか?」と痛烈に批判します。清盛は自分の野望を理解できないものは、この国にいらぬ、と言い返します。

そして6月2日、天皇、法皇、上皇らの福原遷都は強行されたのです。

史実によれば、6月3日、福原に到着した一行は、内裏が未完成のため
頼盛の家が内裏にあてられ、高倉上皇は清盛の家、後白河法皇は教盛の家、摂政は安楽寺別当安能の家に
それぞれ留まったといいます。

高倉上皇は「なぜ遷都など必要なのか?」と清盛を暗に批判します。
すると清盛は「上皇さまはすべて私にお任せくださればそれでいい」とそっけなく答え、
高倉上皇は、治天の君どころか、清盛のお飾り人形でしかない自分の現実に悔しさを滲ませます。

高倉上皇演じる美少年・千葉雄大君も期待の新人ですね・・・!


伊豆の頼朝の元にも、清盛が強行した福原遷都の悪評判が聞こえてきました。
清盛がクーデターで巻き上げた諸国の知行地では小競り合いが広がり
地方武士の不満も募るばかりです

「平家だけがいい目にあうような、そんな国をつくりたいのか?」

源氏重代の「髯切」を手にした頼朝。
同じ武士である源氏の嫡流としての自覚が頼朝に湧き上がってきました。

福原の都に西行が訪ねてきました。
藤木直人さん演じる西行・・・!正直、プライスレスの藤木さんよりも美しい坊主姿(^^

清盛の盟友として、西行は福原遷都の悪評判についてやんわりと清盛に伝えます。
高倉上皇が病に倒れられたのも、慣れない土地での生活とストレスが原因ではないか?と。

途端に気分を害した清盛は、愛妾・仏御前を呼び寄せ、
かつての愛人であった祇王と祇女を、仏の前で踊らせる座興を行いました。

女心をもて遊ぶ残酷な余興に、西行は
「かつて義朝、清盛、私と三人で夢を語り合ったことがあり、清盛はおもしろき世を作りたいといった。
それがこの世なのか?」と問い詰めます。

さらに追い討ちをかけるように、頼盛が、高倉上皇の病芳しくないこと、高倉上皇は、死後摂政・基通に政治を託したいと願っており、都を京へ戻したいという声も高まっていることを告げました。


逆上した清盛は「この世はすべて自分の思うがままに動かす。逆らうものは死罪だ!」と
狂ったようにわめきます。

その恐ろしい形相に逃げ出そうとした仏御前に「殺せ」と命令する清盛。

矢に囲まれた仏の姿は、亡き母を彷彿とさせ
そして母を殺した張本人である白河法皇は、自分の今の姿にそっくり。

それこそ、もののけの血。


「助けてほしい・・・まわりは暗闇で何も見えぬ。欲しても欲しても光が見えない。」
孤独な独裁者は心まで暗闇に取り込まれて
幼児のような声をあげ、狂気なのか、それともぼけてきたのか、言動が怪しくなってきました。


そこへ忠清が火急の知らせを伝えにきました。

「伊豆で源頼朝、挙兵」

清盛は亡き父・忠盛から譲られた宗剣を握り締め、すくっと立ち上がります。
その顔は、武士に戻っていました。

頼朝挙兵の知らせが、清盛を暗闇から救い出したのです。

二人の父。
権力と愛欲にとりつかれた白河法皇のもののけの姿から、
平氏の棟梁・忠盛に叩き込まれた、武士の魂。

清盛は武将として、盟友・義朝の息子達と対峙します。

しかし清盛は、すでに老いていたのでした・・・


清盛演じる松山ケンイチ君の・・・
もののけに取り付かれた姿に、彼のプライドを見ました。

視聴率云々を越えて、俳優さんたちが皆、魂の演技を見せてくれるのは、
やはり松山ケンイチくんの人しれない努力と気持ちに、応えているからなんでしょう。

最終回まで目が離せない!しっかり目に焼き付けます。

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いよいよクライマックスですねえ。
松山ケンイチさんの演技も見もので、よいですね!
ただ、残念なことに主人公としての魅力には欠けるなあ。面白いけども。

源頼政の構想は、後白河院を擁立して、南都や北嶺などの寺社勢力と連携、都の平家を攻めさせるものだったのだと思います。
頼政は失敗しましたが、清盛は寺社の脅威を改めて思い知ったのだと思います。強引な遷都は、寺社から物理的に距離をとることのほかに、物質流通を支配して経済力をもっていた寺社そのものを、都から切り離して経済力を削ぐ狙いがあったのではないかと。

実は、惑乱した清盛、という印象は、僕のイメージにないんですよね…

2012/12/3(月) 午後 10:02 佐々木斉久

コメントありがとうございます。リプが遅くなり申し訳ありません。
源頼政の蒔いた種がなければ頼朝の挙兵もなかったでしょうね。個人的に源頼政を買っているのはそれも理由です。
清盛が法皇と寺社勢力の結託を恐れたあまり、南都焼失という失態をまねたことは、強引な遷都同様、清盛の判断力の低下を現しているように思います。どんなに合理的であっても、裸の王様になってしまうとダメですね。

2012/12/20(木) 午後 10:54 ゆーくんままま


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