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関ヶ原まで放送回数も少なくなってきていることもあり、
かなり駆け足で物語が進んでいってますね。
そのせいか、石田三成が悪く描かれすぎで、ちょっと悲しい(三成ファンとしては・・)
まあ、黒田家からの視点ですからしょうがないとはいえ、
戦は下手、高飛車、戦略も練れず、小賢しいだけ・・・?
いやいや、そんな男が、秀吉の側近でNO.1の地位まで上りつめられたでしょうか?!
物語自体は疑問も多かったけれど、
「天地人」で小栗旬君えんじる石田三成が、やはり個人的には一番好きだし、三成の実像に近く思えます。
そしてやっぱり悲しかったのは、糸姫の離縁。
長政、あまりにもあっさりしすぎじゃないの〜〜?!
もし官兵衛が同じ立場であったなら、いくら家康からの強制的な縁談とはいえ、
光姫を捨てて、家康の養女を正室に迎え入れるなど、きっぱりと断ったことでしょう。糸姫がかわいそうです。
ちなみに、糸の生んだ娘は、井上九郎衛門(高橋一生さん)の嫡男の妻となりました。
しかし、突然、長政が糸を離縁したことに、実家の蜂須賀家は激怒し、
明治になるまで黒田家と蜂須賀家は絶縁していたようです。
史実でも糸姫と長政が、仲睦まじいい夫婦だったから、
猶更、その理不尽な行いに腹がたったのでしょうね。
ドラマの二人が本当にお似合いだっただけに、離縁する史実を知っていたとはいえ、やはりむなしさを感じてしまいました。
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それでは歴史豆知識のコーナーへ。
慶長4年(1599年)、豊臣政権の大黒柱、前田利家が病死した、其の夜・・・
石田三成を「奸臣!」と憎悪する福島正則ら武闘派七武将が、三成征伐のため挙兵。
大軍に囲まれ絶体絶命の三成は、捨て身の作戦をとる。
なんと、女装して屋敷を抜け出し、家康の屋敷へ逃げ込んだのだ。
五大老の筆頭として、家康自身が大名同士の争いを仲裁する立場であることを、逆手に取ったのだ。 あの・・・三成にしては、上出来の策であった。
しかし、家康も狸おやじ。逆襲にでる。 一旦、大老として三成を救助し、決起した七武将の説得を約束するも、 しかし、この騒動を起こした張本人として、 石田三成を佐和山へ蟄居させ、中央政界からの追放に成功したのだ。 三成の失脚に成功した家康の次の標的は五大老のひとり、上杉景勝。
家康による上杉討伐への策略が着々と進んでいった。 事実、伏見城から、大阪城西の丸へ入城し、政務の一切を取り仕切る家康は
謀反の疑いという事実無根のでっちあげで、政敵を次々と政界じから追放しており、 五大老・五奉行制度は、もやは機能しなくなっていたのだ。
そして大阪城に居座り続けることで、佐和山にいる三成を挑発したのだ。
事実三成は、佐和山城で反家康の大名たちと秘かに連絡を取り合い、決起の準備を進めていた。
しかし、それは、ドラマでも描かれていたように、家康のワナであった。
そんな西国での駆け引きを、黒田如水は福岡で注視していた。
黒田長政が家康の養女と娶ったことで、黒田家は家康派だと、公開している。
しかし如水の思惑はまったく別であった。
ドラマで岡田官兵衛がにやりと笑ったうように、
「わしはどちらにも属さない。我が道を行く。天下を狙う。」
つまり、官兵衛(如水)は、黒田家までもを隠れ蓑とし、
家康、三成、その他の諸侯を謀り、そして、計画を実行に移してみせたのだ。
そして次回、「天下動乱」へと続く。
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大河ドラマ「軍師官兵衛」
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