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昨日(10/4) 観劇して、超・感激
@梅田芸術劇場
上川隆也さん主演 『真田十勇士』
尚之助さんが去って1ヶ月、半沢直樹が終わって2週間・・・
この日を指折り数えて待っていた甲斐がありました
やっぱり、舞台の上川さんは、もうもうもう 別格です
当日券売り場に長い列・・・・これは、評判が良い証拠なんです。
リピーターと口コミを反映しているからです!
そして観客席は満席で熱気むんむん。
9割がた、ほぼ女性〜〜
里見孝太郎さんを筆頭に、中堅イケメン俳優から、若手イケメン俳優さん達が出演しているせいか、
お年寄りから若い女性まで幅広い観客層。
そんな多層な観客が、カーテンコールでほぼ全員立ち上がって、大きな拍手を送り続けたことが、
この舞台の成功を物語っていました。
2部構成で、3時間の大作でしたが、
まったく時間感じさせない見事な演出。俳優陣の熱演。
そして、さすがは 中島かずき氏の脚本です。やっぱ、凄いよ〜!
一筋縄ではいかないひねりの効いた伏線に、どんでん返しと冒険活劇にはらはらし、
そして、人の弱さを描き、人の強さをも描く・・・
2部なんて、ほぼ泣いてましたから。
周りからも、ず、ず〜〜 と鼻をすする声とハンカチで涙をぬぐう姿が多数。
もちろんアタクシもその一人です。
個人的には、新感線テイストの台詞や
【髑髏城の七人】と【SHIROH】っぽい場面もあり、大満足。
上川さんと中島脚本の相性の良さが、
この舞台でも充分に発揮されてました。
演出の宮田慶子さんは、中島かずき氏の世界観を、
見事に舞台に描ききってくれてました!!!
そしてキャストが完璧でした。
(上川さんの真田幸村については、ネタバレもあるので、最後に書きます)
徳川家康を演じた 里見浩太朗さん。
舞台だけでなく、TVのドラマで観た、徳川家康の中でも、ピカイチ!圧巻の存在感でした。
また立ち回りも上手い。時代劇で鍛えた人は、所作が違います。
そして、驚いたのが ヒロイン役の 倉科カナさん!
むっちゃ、演技が上手くてびっくりしました。こんなに上手い女優だったのか〜って。
大阪城の飯屋の看板娘で実は伊賀のくのいち という難しい役どころなのですが、
おきゃんな娘と、冷血冷静なくのいちを見事に演じ分けていました。
台詞回しも発声も良く、将来が楽しみな女優さんです
そして若手イケメン俳優の中でも、特に存在感があったのが、
猿飛佐助役の 柳下大さんと
豊臣秀頼役の 相馬圭祐さん。
柳下大君・・・・たしか、「イケメンパラダイス」に出演してた男の子だったはず。
運動神経抜群で、忍者そのものでした。
複雑な環境に育ったちゃらい忍者なんだけど、情に厚く一途で真面目な青年を
爽やかに演じていました。
身体能力の高さゆえ、映画や舞台にひっぱりだこになるだろう逸材。
秀頼を演じた相馬圭祐さんも、上手かった。
戦乱の世を終わらせるため、滅びゆく我運命を潔く受入れ、
その代償に 豊臣の血(佐助)を守ることを淀君(賀来千賀子さん)に説得し、幸村に命ずるシーンは、涙、涙。
この若さでありながら、背中で演技してましたから!
そして、
葛山 信吾さんと、松田賢二さんら
中堅俳優陣も、しっかりと若手と殿(真田幸村)との間をまとめあげて、
「真田十勇士」の結束の強さ、チームワークの良さが、この舞台の大きな見所になっていました。
おそらく、十勇士メンバーで相当稽古したんでしょうね。
十人で敵と戦うシーンが多数あり、間合いや動きを互いにチェックしないと、
あんな流れるような軍団殺陣は絶対に出来ないと思います。
このチームで、再演して欲しい〜
願いを込めて、列挙しちゃいます
真田幸村 : 上川隆也
真田大助 : 渡辺秀
猿飛佐助 : 柳下 大
霧隠才蔵 : 葛山信吾
由利鎌之助 : 松田賢二 (えみりちゃんの夫)
根津甚八 : 粟根まこと (新感線 / 大好きな俳優さんです)
望月六郎 : 植本潤 (SHIRHOで共演)
三好青海入道 : 小林正寛
三好伊佐入道 : 佐藤銀平
穴山小助 : 玉置玲央
筧十蔵 : 三津屋亮 (一輪車の達人)
それでは、【ネタバレ注意!】
上川隆也さんの真田幸村について、語っちゃいます
3時間半の公演中の間
何度 「上川さん、まぢ かっこいい」 呟いたことか・・!
ええ、カッコイイんです。圧倒的にカッコイイんです
(ビジュアルパンフレットの写真を、こっそりUPしちゃいます ↓)
鼻血でるわ〜
上川・幸村は、超絶かっこいいんだけど、完璧じゃあない。弱い部分を持ち合わせている。
中島かずきさんは、上川さんには、あえて弱い部分を演じてもらっているように思います。
以前の作品でも、コンプレックスを持ち、卑怯な手段を講じたり、復讐心に燃えて善悪の区別がつかなくなったり、
中島作じゃないけど、いのいえ演出で、身も心も醜悪な「三世次」なんて役も演じてました。
前半は、野望と野心をぎらつかせた、無名の武将。
しかし、後半、いきなりきました。
大阪冬の陣で真田丸にて徳川の大軍を食い止めた武功で、
無名だった真田幸村の名前は広く世に知られるようになり、
当然ながら、家康は自分の陣に加えるべく、誘いの手を伸ばしてきました。
(「真田太平記」でも、兄・信幸を通じて説得に当たってましたね。名場面でした)
幸村は単身で家康に面会し、家康の本音を聞きだそうとします。
家康はそんな幸村を「男」として認め、大阪攻めで何をしようとしているのか、腹のなかを全てさらけ出します。
それは、乱世を終わらせ平和な世を築くため、自分が死んだ後も徳川が何百年も続く世をつくることだと。
そのためには禍の火種となる豊臣家は根絶やしにする必要があり、
極悪非道といわれようが、それが家康最期の仕事だと。
そしてそれ以上の策があるなら、この首を切れ、丸腰で幸村に迫るのでした。
幸村は、家康のゆるぎなき自信に圧倒され、押しつぶされ、己の小ささを自覚し、打ちひしがれるのです。
「負けた、俺は負けた・・」と、部下たる十勇士の前で何度も弱気を吐く幸村。
後半が始まったばかりだというのに、大阪夏の陣も未だだというのに・・・
上川さんの魅力は、これなんです!
完璧にかっこいい男が、これ以上はないという位に、落ち込んだり悔やんだり泣いたりする。
そして、そのマイナスの感情をラストに向けて、プラスへ変えていくのです。
後半、ギアがTOPに入った上川さんの爆発力は凄い。
劇場を飲み込み、びんびんと響きわたる声。明朗で一句一句噛み締めるように繰り出される台詞。
そして、熱を帯び体全体で繰り出される演技の大波。
すべての観客を舞台の一点に集中させるオーラ。
劇場が、息を呑むように静まり返り、全ての観客の「気」が上川さんの姿に釘付けとなる、
そんな一瞬を、感じることができるのは、上川隆也が主役の新感線の舞台だけでしたが、
今回、同じような、ビリビリするシーンが何度もありました。
上川幸村、のってます!!!
佐助の出生を知り、幸村は自分のなすべきことを知り、
そして、家康だけでなく観客をも欺く、壮大なし掛けが始まります。
その狂言回しとして大活躍するのが、
粟根まことさん演じる、根津甚八。
粟根さん、さすが安定してます。見事に騙されました。
粟根さんは、上川さん主演の新感線作品ですべて共演されているのですが、
今回、パンフレットを読んで、ちょっと感激。
「上川さんが真田幸村で十勇士をやるなら、まだ空いている枠はありませんか?」と
中島さんに直訴して、このカンパニーに入ったとのこと。
普段は、理系クール(阪大工学部)の粟根さんが、こういうアツイ発言されるのって稀なきがします。
上川さんとの信頼関係に感激しました。
演技者としてリスペクトしあう関係なんでしょうね。
これこそが、「真田十勇士」の本質ではありませんか。
さらに、パンフでは、【SHIROH】で共演した植本潤さんと、大阪の幸村関連史跡(三光神社や安居神社)を
廻っておられ、【SHIROH】信者のワタクシはこれもまた嬉しい限り。
(さらに、ネタバレ)
そして大阪夏の陣。
内堀まで埋められた大阪城は丸裸。豊臣側に勝要素はありません
それでも徳川陣へ勇猛果敢に切り込む真田十勇士達。
一騎当千の働きをしながらも、圧倒的な兵力を前に次々討死していきます。
そして幸村もまた・・・徳川本陣に肉薄し、家康との一騎打ちを仕掛けるも、一歩及ばず、
中島みゆきの「月はそこにいる」の旋律に舞うように、獅子奮迅の殺陣の末に、
力尽きるのでした。
この長時間にわたる大殺陣の間・・・・
十勇士達も、幸村も・・・台詞もなく、ただただ全力をかけて敵に立ち向かっていくのでした。
その無言さゆえに、余計に命の炎が燃え立つようで、涙がとまりませんでした。
すばらしい、演出です。
なぜなら、幸村も、十勇士達も、そして、家康と服部半蔵だけが、
佐助とハナが船にのり、日の本の国から遠い国を目指して旅立ったことを、知っているから。
この戦の結末は、真田と豊臣が「負けて勝った」と知っているから。
後はこの戦場で、大河に刺さった一本の杭として「義」の有り様を生き様を魅せるのみ。
だから、満足して戦いに臨むことができたのです。
戦は終わり、家康という大河は徳川幕府という本流となり、何百年と続く国を作り上げます。
しかし、250年後、大河を飲み込む大海原から出現した「黒船」により、瓦解していくのでした。
ペリー艦隊のなかに「サスケハナ」と言う名の黒船があったという史実が明かされ、
中島かずきさんの大仕掛けは完結し、真田幸村と十勇士達の物語も幕を下ろしたのです。
宮田慶子さんの演出した舞台は始めてでしたが、
女性らしい緻密に計算された展開が、中島さんの仕掛けを際立たせ、
実に完成度の高い舞台となっていました。
そして、できることなら、「ゲキXシネ」での上映を熱烈希望します!
この感激を多くの人に伝えて欲しいなあああ。
上川隆也さんの代表作がまた一つ増えました
おまけ。
【真田十勇士】グッズ : 十勇士トートバッグ。 カッコイイでしょ!
早速、使ってま〜す。
PS
中島かずき氏の脚本が、本当にお見事だったので、
いのうえひでのり氏の演出でも観てみたいな・・・なんて。
あ、そういえば、私、中島かずき氏のtwitterをフォローしているのですが、
中島さん、「八重の桜
「これほど感情輸入できる大河は久しぶりだ。」と大絶賛されてます。
内容読むと、多分、覚馬さんに男惚れしているようです
もしかしたら、西島さんや長谷川さんの新感線登場も、まじでありかもしれない、
上川隆也さんとの競演なら涙目だわー!
と妄想を膨らませております。
上川隆也主演「真田十勇士」☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
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2013年10月05日
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